アイズの独り言

2017.03.15

ブルベレポート BRM128枚方300km渦潮

こんにちは、スタッフのチョコです。

1月28日に開催されたブルベ、BRM128枚方300㎞に参加、完走しました。

 

今回のコース↓

枚方大橋-茨木‐川西‐宝塚-有馬温泉-明石~フェリー乗船~淡路島一周~フェリー乗船~明石-往路とほぼ同じコース-枚方

 

ブルベ中、2度フェリーに乗船する必要があるので、船の時間を考えながら走る必要があります。
ちなみに、淡路島へ行くのは学生時代にツーリングして以来約4年ぶり。4年前は友人と京都から明石まで自走、2日目に淡路島一周をして輪行で帰りました。琵琶湖と比べて、淡路島は距離が短いのにキツい印象です。さて、今回のブルベはどうなることやら…

 

 

2時半に起床し、朝ごはんを済ませて自走で枚方大橋へ向かいます。自宅から枚方大橋までは約30㎞。道中偶然出会ったブルベ参加者の方に道案内をしてもらって、スタート地点まで面白いルートで向かうことが出来ました。

受付で自分のブルベカードを貰い、ブリーフィングに参加します。
ブリーフィングでは、フェリーに積み込める自転車の台数には制限があり、もしもあぶれた場合には次の便を待つ必要があること。船の時間次第でPC2でタイムアウトの可能性が高いことが、ポイントでした。船に乗り遅れてタイムアウトは避けたいところです。

 

 

車検を済ませて5時スタート。

スタートまで約30分じっとしていたので、身体が冷え切っています。

枚方から宝塚まで市街地を通るので信号ストップが多く、他の参加者と共に進んでいきます。
宝塚歌劇団で有名な歌劇場前を通過したのは午前6時半。歌劇場のゲート前には毛布にくるまった人が数人。気温0度近い早朝から並んでいる人がいるんですね…脱帽!

 

 

 

宝塚を抜けると、有馬街道の登坂が始まります。ここまで一緒に走っていた人達と別れ、一人淡々と登っていきます。なかなか勾配がきつく、テンポ良くというよりは、ギリギリとペダルを踏んで標高を上げていきます。有馬温泉手前で一旦下り、再び登り返すのですが、路面が凍りかけていてコーナーでタイヤが滑る感覚があり冷や汗。日陰や橋の上は、慎重に下るようにしました。
まだ人の少ない有馬温泉を通り過ぎ、明石の港まで下り基調。途中、PC(チェックポイント)のコンビニでおにぎりとあんぱんを購入、フロントバッグに放り込んで少しでも早い便に乗るために先を急ぎます。ですが、明石の市街地が近くなると、信号が増えなかなか前へ進めません。GPSに表示される数字がなかなか減らない…

 

 

 

フェリー乗り場に到着したのは8時45分。9時発フェリーの出航が近いので急いで乗船券を買います。明石と淡路島の岩屋港を結ぶジェノバラインは、自転車料金220円で輪行することなく自転車を運んでくれます。

 

 

行きの船では、自転車は壁にもたれさせてロープで固定でした。よほど波が高くない限り、自転車の心配をする必要はなさそうです。

フェリーだけでなく、淡路島を走っている間、潮風を浴び続けるので帰宅後の洗車は必須ですね!

 

 

そして、明石海峡大橋をくぐります。
乗船時間は15分ほどですが、暖かい船内でゆっくり休めました。最初のチェックポイントで買ったおにぎりはここで食べます。

 

 

岩屋港に到着!

明石から岩屋までたった15分の船旅ですが、船で上陸するとずいぶん遠くへ来た気がします。

 

さぁ、ここから淡路島を時計回りに一周します。岩屋からPC2までは追い風基調、快走です。

 

 

 


淡路島では、写真のようなサイクルラックがコンビニ、カフェ、道の駅など多くの場所で設置されていました。

この日は昼間の気温が高く、平坦を走っていると汗ばんできます。ここで冬用のグローブを外し、素手で走りました。

 

淡路島北部は写真のような平坦な道が多く、風向きさえよければ非常に走りやすいです。交通量も多くありません。海沿いの道はところどころ舗装が荒いですが、650×36Bタイヤのおかげで苦になりません。

 

ところが、

淡路島南部は一転、それまでの平坦基調が嘘のような登りが出現します。具体的には、立川水仙郷付近のアップダウンが勾配が急、脚に堪えます…
アワイチの道中なら楽しめそうな登りですが、今日は300kmブルベ。なるべく脚を使いたくないので、歩くようなスピードで登っていきます。

 

それに、

淡路島ではサイクリスト向けに、上り坂の残り距離と平均勾配を主要な坂ごとに看板で教えてくれます。看板で教えてくれてもしんどいのは変わりません…

 

これも淡路島南部で通った坂です。距離はかなり短いのですが、急勾配。無理せず、軽いギアに入れてゆっくり登っていきます。最低ギア比1が活きました。

 

 

そんな感じで坂をやり過ごしていくとPC3、鳴門海峡大橋にある道の駅渦潮に到着です。


渦潮は……

残念、見えませんでした!
道の駅ではレシート取得のために、淡路島ミルクキャラメルを買いました。家に帰ってから食べましたが、美味しかったですよ!

次のPCは淡路島島内ではなく、船で明石に戻った先にあります。PC3道の駅渦潮を出発後は、休み無しで岩屋港まで戻るつもりでした。淡路島西部は多少の起伏と平坦基調。風向きも悪くなかったので淡々と北上します。
ところが、

順調に岩屋港まで走って、16時発のフェリーに乗れたらよかったのですが問題発生。PC2でグローブを外して100km近く素手で走ってきたのですが、PC3以降気温は下がり気味。そんな中グローブ着用を渋っていたので指先の感覚がなくなってきてしまったのです。

 

 

疲労も感じていたので急遽コンビニにピットイン。

船の中で食べるおにぎりとその場でチャージするプリンを買いました。プリンを食べ、グローブもはめて再出発。力はみなぎり指先も感覚が戻って、目指すは16時発明石行きフェリー!

 

 

 

 

ん~… 残念!

岩屋港到着直前に、16時発明石行きのフェリーは出発してしまいました。
次の便は16時40分。ここで大きくタイムロスが生まれました。普通のツーリングだったら港の周りを散策するのですが、この時はそんな余裕も無く、フェリーターミナルの暖かい室内で椅子に座って休んでいました。

 

明石行きのフェリーは、行きで乗った船よりも大型で、自転車用のラックが備付けられていました。このタイプの船はバイクも載せることが出来るようです。

 

明石から枚方までは、行きとほぼ同じ道を走ります。有馬街道は交通量が多く、何度か信号渋滞に巻き込まれて大変でした。焦っても仕方が無いので安全第一で走ります。特に宝塚から茨木までの国道は、信号と交通量の多さにくたびれました。

 

 

そして、

予想していたよりも少し遅い、21時50分、枚方にゴールしました!

累計タイムは16時間50分、16時発のフェリーに乗れていたら、15時間台もいけたかもしれません。そんなことを言い出したらきりが無いですが…

 

ひとまず、2017年最初のブルベを完走できてよかったです。

 

【反省点】

この時期は寒さ対策が非常に重要だと思います。手袋を外したまま冷風の中、100kmを走ったのは失敗でした。寒暖差に備えて、薄手のグローブも持っていくべきでした。フロントバッグにはまだまだ余裕があったのに…!

 

 

【次】
2月、3月はブルベの予定無し、4月中旬以降のブルベに参加していくつもりです。出走するのは近畿地区のブルベが中心になると思いますが、秋に徳島で行われる1000kmか、自分で出走日時を自由に選べるパーマネントブルベ、SR600日本アルプスに挑戦したいです。

まえの

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