アイズの独り言

2018.05.05

5月の朝サイ

日本のベストシーズン、ゴールデンウィーク。幸いお天気も持ち直し、みなさまとても楽しい休暇をお過ごしのことと思います。
ゴールデンウィーク後半のアイズバイシクルは毎日オープンしています。親方も毎日お店に出ておりますので、マニアックなご相談事などもゆっくりお話していただけます。サイクリングのついでに遊びに来ていただくのも大歓迎!通常営業しておりますのでぜひお立ち寄りくださいね。

そして、ゴールデンウィーク明けには3か月ぶりに朝サイクリングに出かけます。市内からそう遠くないのに、こんなところがあるなんて!とびっくりするはず。コースの一部にダート(未舗装路)区間がありますので、舗装路だけのサイクリングに少し物足りなさを感じてきている方にもおすすめです。もちろん常連様もお待ちしております!

【5月の朝サイ】


開催日時:5月13日(日) 9時~12時
集合:アイズバイシクル 9時
※雨天中止。中止の際は前日にこのブログでご案内します。
ご参加の方は必ず前日までにお申し込みをお願いいたします。

◆ご注意
コースの一部にダートを含む、ランドナーらしいコースです。装備等に不安がある場合は遠慮なく事前にご相談ください。また、グランボアのランドナーに興味のある方は、試乗車の貸出もしています。数とサイズに限りがありますのでご希望の場合は事前にご予約ください。

なっぱ (2021年退職)


先月21日に開催されたブルベ、BRM421近江八幡400㎞に参加しました。

こちらが走行ログなのですが全部で216km… 参加したのは400kmブルベのはずなのに…

コースは近江八幡駅近くをスタートして琵琶湖大橋を渡り鯖街道で小浜へ。舞鶴、宮津を通って城崎温泉まで行き、出石、福知山、亀岡、京都市内を抜け、最後に山中越えをして近江八幡へゴールします。上記の走行ログと下のルートをあわせて今回のコースになります。

唯一標高500mに達しているのが鯖街道の花折トンネル。細かいアップダウンは多いですが、400kmで獲得標高は4000mに満たないことから比較的易しいコースだと思います。

まず、結果から申し上げると今回の400kmは完走できませんでした。走ったのはログのとおり、近江八幡から豊岡までの216km。当日の天気は快晴、山岳コースでもなければ、補給困難箇所もないコースなのに完走出来ませんでした。ブルベから少し時間もたったので落ち着いて当時の状況を振り返ろうと思います。

 

スタート地点は近江八幡駅近くの公園で、最寄駅から近江八幡駅までは輪行で向かいます。フロントシングル仕様のtypeERでの輪行も慣れたもので、最近は分解、組み立てどちらも10分ほどで完了します。特にブルベのスタート地点に向かう時や、時間に追われている時に前後ガードを外してロードバイクと同様に素早く輪行できる構造に助けられています。

 

天気は朝から快晴。昼間の最高気温は30度近くまで上がる予報で、昼間と夜間の気温差に対応することが完走のポイントになると考えました。幅広い気温に対応できるよう半袖ジャージ、ビブショーツ、薄手のメリノウールインナーをベースにして重ね着で対応する作戦です。

スタート地点の公園で主催者からブルベカードを受け取り、ブリーフィング、車検をこなして8:00スタート。今回のブルベはコース上にシークレット(出走者には事前に知らされない抜き打ちチェックポイント)が設定されています。シークレットでのチェックが受けられないと仮にゴールまで400㎞走り切っても認定がもらえないので気が抜けません。

 

スタートしてまずは琵琶湖大橋のほうへ向かいます。風向きも味方してあっという間に琵琶湖大橋を渡り、花折トンネルに向かって標高を上げていきます。

 

登りでは頑張りすぎないように意識するのですが、前に人がいると無意識のうちに脚に力が入ってしまいます。本コースの最高標高地点は花折トンネル。鯖街道は何度も通った道なので余裕をもってクリアできました。花折トンネルから朽木までは下り基調なのでエネルギーの消耗を抑えつつ距離を稼ぎます。朽木には鯖寿司の店舗が複数あるので、お昼前でしたが鯖寿司を楽しんだ参加者もいたようです。

 

朽木を過ぎると水坂峠を越えて小浜へ下ります。ここも普段走るときはトンネルを使って通り過ぎてしまうところなのですが、旧道のゆったりとした雰囲気が良かったです。

 

鯖街道熊野宿や瓜破の滝など寄り道したくなる場所がちらほら。特にこの日は暑かったので、瓜破の滝へ行って水で冷やされた葛饅頭を食べたら最高でしょう。しかし今日はなるべく早く城崎温泉に到着して温泉に入り、後半戦に備えるというプランがあったので寄り道は我慢。寄り道のことを考えているうちにPC1に到着。昼どきだったのでサンドイッチを食べておにぎり1個をフロントバッグに入れ出発しました。

小浜から舞鶴までは国道27号線と広域農道を通ります。広域農道は細かいアップダウンが続き、日陰が少ないので体力を消耗しました。ダブルボトルで水分補給の面では不足していないはずなのですが、身体が暑さになれていない為か両足の太股に痙攣の兆候を感じ始めました。脚に負荷をかけすぎないように気を使いながら舞鶴市街に到着。シークレットは舞鶴市街地手前のバイパス高架下にありました。自転車進入禁止のバイパスなので道路標識を見落とさなければ間違いなくシークレットでサインをもらうことが出来るのですが、うっかり通過してしまわないよう気をつけたいところです。舞鶴港では自衛隊の船舶と赤レンガ倉庫を横目にペダルを回します。

 

舞鶴市外を抜けた後、再びアップダウンをこなすのですが懸念していた太股に異変が。ほとんど前触れなく太股の内側にある筋肉が痙攣し激痛に襲われました。ブルベ中に脹脛を攣ったことはあったのですが、太股の筋肉は初めてだったので痛みで脚が止まりました。一旦自転車から降りてストレッチ。とはいっても伸ばそうとしても痛みが襲ってくるので休ませるしかありません。短い登りの間に数回痛みに襲われ自転車を降りました。今までブルベ中に脚を攣るのは走り込みが足りていないか大量に発汗した時。しかも今回は攣ったことがない太股だったので一番の原因は走りこみが不足して弱っていたのでしょう。この日は気温が高かったので塩分が不足したことも一つの要因だと思いますが、結局身体が整っていなければ長距離は走れません。
足は痛みますがペダルを踏まなければ進むことが出来ないので完走する術を考えます。ここまで停車時間込みの平均速度が23kmhを超えていて、制限時間まで余裕があります。日差しが強い時間帯は無理をして今のペースを維持するよりも、力を抜いて体力の消耗を抑え、夜間走行に備えるほうが得策だと考え時間のことは気にせずペースを落とすことにしました。

下の写真は天橋立を抜けた後に止まったPC3で撮影したものですが、ヘルメットのあご紐に塩が… 冬場のブルベでも発汗が多いと起きることがありますが、この日は相当な量の汗をかいていました。脚の攣りと食欲不振の原因は基礎体力の不足と、ミネラル不足、強い日差しなど複合的な要因から起きたのだと思います。

 

天橋立の入り口近くで記念撮影。ここでは多くの参加者が脚をとめて束の間の観光気分です。脚を頻繁に攣って気持ちの面でも余裕が失われていたのですが、近くにいた参加者の方と会話をしてリラックスできました。

 

レンタサイクルや観光客が多いので急いで走らず、のんびりと木陰の中を抜けていきます。天橋立を抜ける頃が暑さのピークでした。天橋立通過後、チェックポイントに設定されたスーパーで休憩。ここではアイスを食べてゼリー飲料を走行中の補給食として購入しました。今振り返ればこのあたりから食欲も無くなっていたのだと思います。

 

PC3城崎温泉に到着する頃には日差しも弱まって少し肌寒くなってきました。17:30頃、城崎温泉のチェックポイントに到着。チェックポイントのコンビニに入って補給食を選ぶのですが何を見ても食欲がわきません。次のチェックポイントまで距離があるので早めの夕飯を摂りたいところでしたが、温泉街を歩く浴衣姿の人達を羨ましく思いながらも、これからの夜間走行について考えます。

 

地蔵湯前の橋から夕暮れ時の温泉街を眺めます。余裕があれば温泉に入るつもりで来たのですが、この時は走り続けられるか否かで頭の中は一杯でした。30分ほどコンビニに滞在した後、城崎温泉を出発して円山川沿いに走り、豊岡方面へ南下していきます。

結局、豊岡の市街地に最接近した場所でDNFすることを決めてコースを離脱しました。この時は脚の不調と食欲不振でどうしても走り続けるイメージが湧かなかったのです。豊岡駅から輪行して3時間半ほどで京都に到着。帰宅したのは23:00頃、予定よりずいぶん速い帰宅になってしまいました…

今年は1月に300km、3月に200kmを完走していて400kmのピンバッジもここに並べたかったのですが夢叶わず。長距離を安定して走るには習慣的に自転車に乗り、体を慣らしておく必要があると痛感しました。今年4月の総走行距離はBRM421近江八幡400出走前で昨年の半分ほど。これではどんなにいい自転車に乗っていても満足のいく走りは出来ないでしょう…
今回のDNFは事前の走り込みが足りていなかったのと、暑さに耐えるための体力が不足していたのが原因だと思うので精進していく所存です。

 

さて、次のブルベは6月2日のBRM602和歌山600kmを予定しています。和歌山市発着で紀伊半島を一周するコースです。大きな登りは序盤の高見山のみでその後はひたすら海岸線のアップダウンを走ることになります。なかなか手ごわいコースですが、今月は時間の許す限り自転車に乗って準備していきたいと思います。5月はどこを走っても新緑が綺麗で風を切って走るのが気持ち良いですね。今回のブルベはDNFという結果でしたが、自転車に乗って走るのは本当に楽しいと思うのです。来月は完走の報告が出来るように頑張ります!

まえの


2018.05.02

Coppa日和

アイズバイシクルのゴールデンウィークの幕開けは、毎年恒例の棒式変速機優勝杯、通称コッパデカンビオバケッタでした。ご参加いただいた皆様ありがとうございました!


今年のレース参加者は13名+1組(1組とは、はるみさん+なっぱのリレー)の15人。5年前に5個作った特製トロフィー、今年の分がラスト1個です。最後のトロフィーをかけて、熱い一日が始まります・・・!

レースはまず予選があり、1周1キロのコースを3周回ってタイムを競います。1キロのコースにはダート、登り坂があり、加えて変速ポイントが2回設定されています。変速ポイントを変速せずに通過してしまうとペナルティでタイムが加算されてしまうルールになっています。そして、上位3名によるマスドスタートでの決勝戦でチャンピオンが決まります。過去のレースから分析すると、決勝へ進むには6分台で走りきることが不可欠です。

第一走者は福井からお越しのIさま。コッパの実力者はスムーズにレース予選を走りきります。

続いて昨年初めてコッパに出場したMさま。なんと今年はご自身のマシンで参戦!

Aさま。「サイクリングをする気持ちで走りますから」とスタートなさいました。変速ミスなく3週を走りきられます。

第一回目のレースから参戦してくださっているYさま。第一回目から今年で12年目だとか。

昨年チャンピオンとなったMさんのご主人、そしてコーチ(!?)であるSさまにとってはとても珍しいことに、変速のあとチェンが外れてしまうハプニング!

大阪からお越しのSさま。安定した変速です。

昨年チャンピオンMさん。変速するときも失速せず、このままのスピードを保てるところが強さの秘訣です。

決勝進出常連のKさま。

親方。もちろんミスなくクリアです。

そして今年初参戦となったHさま。カンビオコルサはこの日が初めてとのことでしたが、すべてのポイントで変速されていました!

予選の結果、決勝進出は昨年チャンピオンのMさん、そして昨年に引き続きアイズスタッフのチョコ君、そしてなんと2回目の参戦Mさん!
そして今年は4~6位のレースも見たい!とお声がかかり、急きょ決勝戦の前に4~6位決定戦も行われることに。出場者はアイズ店長(6’25)、スタッフたくみ君(6’27)、そして第一走者のIさま(6’28)。ほとんどタイムに差がない中で、どのようなレースが繰り広げられるのでしょうか。

スタート!・・・の前に準備運動をして士気を高めています。

このあと、2週目で変速ミスで失点してしまったIさま。アイズ店長のうしろにタッフたくみ君が離れずについていきます。どちらも引きません。



結果、最終コーナーのラインどりを制した店長が4位。タイムに差がない場合はコース上のどこを走るかが勝敗の分かれ道となるようです。

そして、いよいよ決勝戦。

決勝戦ではレースを面白くするためにそれぞれの力量合わせて絶妙なハンデキャップが与えられます。ですので、今回はマスドスタートといいつつ時間差スタートとなりました。まずは昨年のチャンピオン、Mさん(♀)が最初にスタート。その後20秒遅れで今回ご自身のマシンで参戦されたMさん(♂)、その5秒遅れでチョコ君がスタートします。

 

選手たちの雄姿を抑えるべく見どころとなる変速ポイントに人が集まっています。ファイナル1週目、変速ポイント通過の順番は時間差スタートの順番通り。決勝戦の行方はいかに・・・!?


▼ファイナル3週目

ということで、2018年の勝者はチョコ君!おめでとう!

ファイナルレース直後の大会本部。みなさんとても良い顔なさっておられます。

 

この時期、新緑と初夏の日差しのなかで遊ぶのは本当に気持ちが良いですね。次のレースはどんな駆け引きが繰り広げられるのでしょうか。なんだか今年は以前に比べて変速ミスをされる方がとても少ないように感じました。年1回の大会ですが、毎年同じ結果が出ないところが面白いですね。また次のレースが楽しみです!

なっぱ (2021年退職)


サイクルグランボアの通信販売をご愛用いただいている皆様へ。
 
 
5月より、運送会社さんの送料の料金体系変更に伴い(日本郵便・ヤマト運輸ともに)、通販(オンラインストア・メール・FAX・お電話)でのご注文にかかる送料の料金体系を変更する事となりました。と、言いますのも残念ながら日本郵便さんのゆうパックの料金が大幅な値上げとなってしまったのです。さらに、今まで安価な送料でブレーキパーツなどの小物を発送することのできていたクロネコメール便での商品の発送ができなくなり、小物の発送も一律ネコポスを利用しなければならなくなってしまいました。
 
 
こういった事情で、やむなく送料を見直しすることとなったのですが、どうせなら単純な値上げではなく、よりお買い物をお楽しみいただけるようにするためにと考え、今までの通販ではわかりにくかったサイズ・地域別送料を全国一律料金とすることにいたしました。
具体的には、今まではご注文を頂いた後にお買い上げいただいた商品サイズとお送り先によって異なる送料を当店より個々にご案内していましたが、これからは地域や商品による区別をせず、日本全国一律の送料といたします。送料が一律になることで、お客様ご自身でもご注文の総額が分かりやすくなり、また、中には以前よりお得にお買い物していただける場合もあるかと思われます。もちろん、通販スタート以来ずっと続けているグランボアタイヤの送料無料サービスはそのままです。旅先で急きょタイヤが必要になった!というときにもぜひ頼ってくださいね。
 
ただし、お買上げ合計金額10,000円以上で送料無料とさせて頂いてましたが、こちらを20,000円以上と変更させて頂きます。急なお話ですので、ゴールデンウィーク明けの5月7日ご注文分から料金体系を移行いたします。どうぞご理解下さいますようお願い致します。
 
 

***
 
 
~~~5月7日より、通販の送料が以下のように変わります~~~

 
■ 送料について
・送料は日本全国一律500円です(ゆうパックで発送できるサイズまで)。
・ショッピングサイト掲載中の商品20,000円以上(税別)のご注文またはグランボアタイヤ1本以上のお買い上げで国内送料無料となります。
 
 
【ご注意】
・完成車、ショッピングサイトに掲載のない商品、大型商品(発送サイズが170cmを超える場合)の送料は例外です。別途送料をご連絡します。
・ホィール組など工賃の発生するオーダーの場合、工賃は商品代金に含まれません。
 
 
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なっぱ (2021年退職)


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