速報!
こんなの欲しい?
自転車用のスタンドです。
鉄製でシッカリしています。700C用と650A/B用があるようです。
見た目も機能も良いのですが、重いので運ぶのが大変なんですよね。。。
入荷しました!
ここのところ、親方・はるみさんの津軽~江差ツーリングの記事や、先日のタンデムラリーなど、ツーリングの記事が多かったですが、ちゃんとアイズバイシクルでお仕事もしています。雨降りで走りに行けない!そんな日は、アイズバイシクルにも遊びに来てくださいね!
今日はたくさん入荷がありました。
まずはグランボアのタイヤ シプレ700 700x30C。
そしてアルミバーエンドも入荷しています。実は隠れた人気商品で、アイズバイシクルの工房でつくるランドナーにもこのバーエンドを使うことがほとんどです。大きな一枚革から作る、継ぎ目のないグランボアのレザーバーテープセットにもこのアルミバーエンドが付属しています。セットで使うとこんな感じです。
そして日東さんからはグランボアのフランス型ランドナーバー。アップ幅17mmの大きな上がりをもつハンドルです。
このハンドルは上向きのゆったりとした姿勢で自転車に乗ることができます。ランドナーバーという名前のとおり、長めの距離をゆっくりのんびり走りたいという方におすすすめのハンドルです。特にグランボアのハンドルのこだわりは独特のしなり感です。ハンドルが適度に「しなる」事によって、タイヤだけでなく、ハンドルでも路面からの振動を吸収する事ができ、長距離でも疲れにくい自転車となるのです。
そして、ハンドルメーカーでありながらこんなものも作ってくれる日東さん!先日ご案内をしたグランボアのクロモリステムのためモノなのです。ちなみにクロモリステムは、90mmはすでに売り切れてしまったのですが、他のサイズはまだすこし在庫がございます。次回の入荷のめどはまだ立っておりませんので、ご入用の方はぜひお早目に!
津軽から江差へ~番外編
今回のツーリングレポートでお客様から感想のほかにいろいろとご質問もいただいたのでちょっと旅のコツ的なものをまとめてみます。
【旅の装備】
5泊6日の荷物をフロントバッグとパニアバッグだけで運ぶとなると結構慎重に持っていくものを選ぶ必要があります。きっと、人それぞれ違うところではありますが、今回の私の荷物の中身を少しご紹介しますと。。。
~フロントバッグ~ 試作品(グランボアフロントバッグ中サイズ相当)
工具一式、応急処置用医薬品、チューブ2本、ウィンドブレーカー長袖、極薄ウィンドブレーカーベストタイプ、タオル、日焼止めクリーム、リップクリーム、予備のサコッシュ、お財布、携帯電話、アイパッドミニ、補給食など。
~パニアバッグ~ ER用試作品(グランボアセパレートトパニアより少し小さめ)
雨具上下、3回分着替え、寝巻き兼寒い時用のアンダーウエア上下、化粧品、常備薬など。
ウェア類は半袖、薄手の長袖、長袖とし、なるべく薄くて軽い、速乾性のあるもの、寒いときには重ね着である程度対応できるものを選びました。そして、それらは下着や靴下などもまとめて、1日分づつジップロックに入れて圧縮。基礎化粧品はボトルではなく、試供品で溜まっていた物を日数分持っていきました。あと、インスタントのドリップコーヒーのパックや自分の好みのティーバッグなども少し。お湯を沸かす道具が無くても、お宿で自分の好きなものがあるとホッとします。それに、辺鄙なお宿ほど湧き水を使っていたりするので、コンビニで買ったドリップコーヒーが驚くほど美味しく入ったりするのです。
持ち運ぶときはこのようになります。
ちなみに親方の装備はこれだけ。
まとめるとこの形。
で、行きは私のパニアバッグと親方のパニアバッグとパニアキャリアは最初のお宿に宅配便で送っておきました。
1日目はフロンドバッグと輪行袋のみでツーリング開始。身軽が一番。
バッグや装備品には宅配便を使うことはありますが、自転車本体を輪行袋に入れた状態で宅配することはお薦めしません。宅配便を利用する場合は箱でシッカリと梱包してお送りください。そうしないと傷や破損など、トラブルが付き物なのです。
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【飛行機輪行】
今回は2人ともERモデルでしたので、親方はロード320で簡単輪行。私はカッチリ纏まるほうが好みなので昔から使っているホィール用ポケットの無いEMUで出かけました。
電車での輪行は慣れている方はたくさんおられますが、いざ、飛行機で輪行となると躊躇される方もいらっしゃいます。ですが、旅のプランに飛行機も加える事ができればグッとその幅は広がります。
EMUでの輪行姿。
今回の航空会社は全日空、直行便でしたので輪行方法は列車時とほとんど同じ方法で行いました。少し多めに保護したのは泥除けの先端ぐらいでしょうか。ただし、写真ではフロントのエンド金具が嵌められていませんが、前後のエンド金具は必須です。
飛行機輪行で気を付けている点は次の通り。
1. 預け荷物のチェックの際は必ず係員さんに目視でチェックしてもらいます。エックス線のボックスに無理やり通そうとする係りの方もおられますので、その場合は「壊れる恐れがある」と伝えて、ファスナーを開けて中を見てもらいます。
2. 15センチ以上の細長い金属は機内持ち込みできません。必ずアーレンキーなど工具類は輪行袋などの預け荷物の中に入れて預けるようにします。うっかり持込荷物に紛れていると手荷物チェックの時に止められてしまい、最悪の場合それらの工具をその場で捨てていかなくてはなりません。
3. タイヤの圧は低めにして置かないと気圧の変化でパンクしてしまう恐れがあります。
4. 実際にカウンターで預けるときには必ず天地を変えないよう伝え、天地無用もしくは壊れ物のシールも貼ってもらいます。
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【宿情報】
今回利用したお宿は、石場旅館さん以外は親方がネットで探し出したたもの。結果的にどれも個性的ですが、また行きたい所ばかりとなりました。おススメです!
1日目 石場旅館
ご主人はサイクリストで近隣の林道などにも精通しておられます。また、英語だけでなく、フランス語も堪能で海外の方にもおすすめです。 1泊5,000円程度。朝食800円。夕食は私たちが泊まった時は人手不足とかで提供されていませんでした。でも、近くに繁華街などもあって不自由はありません。それに、登録有形文化財にこのお値段で泊まれるなんて!
2日目 竜泊温泉青岩荘 営業:4月中旬~11月上旬 竜泊ライン通行止めの冬季間閉鎖
1泊2食8,000円から。地元の日本海の魚介に拘ったお料理を出してくださる。調理に利用されている湧き水は食事だけでなく、コンビニで買った一杯分のドリップコーヒーですら美味しくしてしまう魔法のお水。是非、もう一度訪れたいお宿。
3日目 知内温泉ユートピア和楽園 北海道内最古の温泉
1泊2食5,000円台から。お宿としてはごく普通ですが、お風呂場の雰囲気や泉質は他を圧倒している。料金も良心的で家族的なおもてなしも好印象でした。
4日目 民宿宮寿司/上ノ国原歌
1泊2食10,000円弱(税別)。今流行りの民泊といってもよいほどの規模の民宿。夕飯にお寿司かアワビ飯か選べたのですが、私たちはお寿司屋さんを意識しすぎて「お寿司」を選択。今思えばそこは「アワビ飯」だったんだろうな。。。ウニ入り卵焼きや朝ごはんに出されたガゴメ昆布とイクラと和えたものなども大変おいしかったです。お食事も良かったですが、何よりその景色が最高に心に残りました。
5日目 函館グランドホテル
1泊朝食のみ5,000円弱(税別) 函館駅からおよそ2キロ、駅からは少し離れた場所にあるせいか、設備やサービスのわりにお安く泊まれるお宿。朝食はバイキング式ですが、新鮮なお刺身だけでなくウニやイクラなども惜しみなく並べられており、朝から海鮮丼が食べ放題。無料のドリップコーヒーや朝の新聞、レンタサイクルもたくさん用意されていました。
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【試作のERパニア枠付フロントキャリアってどんな感じ?】
こんなかんじです。
試作なのであえて不明瞭な画像でお許しください。でも、大体お分かりいただけると思います。
フロントキャリアはグランボアのバッグサポーターとヴェロドレーヴェさんのEB金具を使うことを前提に背もたれ部分は省かれています。ER輪行に邪魔にならない小ぶりなデザイン、脱着可能なパニア枠はフォークに沿って美しく曲線を描いています。シンプルで機能的で美しい。親方が出発直前で起こしたデザインですのでまだ変更の可能性があります。形が決まるまでしばらくはグランボアの工房内で製作しますのである程度のご要望に応じて変更も可能ですよ。
背もたれのないフロントキャリアがあれほど使いやすいとは。。。お薦めです!
この季節
今年もこの季節がやってきました!
5/29(日)開催の春のシクロジャンブルに、今回もアイズバイシクルは出店します!毎度おなじみアイズの均一コーナーの準備もしています。ぜひお楽しみに!
【シクロジャンブル】
5/29(日) 10:00~13:00
大阪府営服部緑地公園 「民家集落南広場」
※雨天中止です。
ちなみに、当日はアイズバイシクルも朝10時から通常営業!親方と専務がアイズバイシクルでお待ちしています。シクロジャンブルへいらっしゃる方も、お時間ございましたらぜひ帰りにお立ち寄りくださいね!
新商品のレールやブレーキケーブルに加え、定番商品でありながらいつもすぐ在庫切れになってしまうグランボアのクロモリステムも少量ですが入荷しています。次回入荷時期が未定ですので、ご入用の方はお早目に!
そして、今年もすてきな絵便りが届きました。
自転車で旅をされてはその様子をお知らせしてくださる画家の橋本さま。
右下に描かれた絵は湖西線添いなのかな、比良の山沿いを走っているところに琵琶湖から水鳥がやってきて・・・とぼんやり想像を膨らましています。
そして今回の絵葉書でずっと気になっていたことが判明しました。
バンブーヘルメット!
いつも印象的なのが、雨降りのなかこの傘のような帽子をかぶってポンチョを着て走る姿が描かれていることです。記憶に残るのは、描かれている雨の中を走る人物(橋本さまご自身ですね。)がなんだかとても嬉しそうだからかもしれません。
いつも本当に素敵です。橋本さま、どうもありがとうございます。
もうひとつ、この季節が来たなぁと思うこと。
アイズバイシクルに出入りをしているサイクリングクラブの大学生たち。毎年この季節になると新入生たちが自分の手で自転車を組みにきます。その第一号が完成しました。
大学2回生からクラブに入部したという彼。とてもすがすがしい顔をして帰っていきました。これからどんな冒険をするのかな!