ルートフォレスティエール発売!
今日から新しいグランボアタイヤの販売を開始します。
先日のブログでもご紹介したグランボア ルートフォレスティエールです。
未舗装路も安心して走れる新しいケージングを採用しています。
Route Forestiereは直訳すると「林道」。
その名の通り、ランドナーで林道を楽しむために作ったタフなタイヤになります。
ルートフォレスティエールは既存のグランボアタイヤのバリエーションモデルになります。
タイヤのモデル名を表すラベルがタイヤの右に、ルートフォレスティエールの緑色のラベルがタイヤの左にあります。
ルートフォレスティエールのケージングはエキストラレジェがベースになっています。
超軽量でしなやかなエキストラレジェのケージングに、パナレーサーグラベルキングなどで採用されているアンチフラットケージングを全面に追加しています。追加されたケージングの関係で、サイドウォールの色は従来よりも濃い茶褐色です。
追加された耐パンク層により未舗装路で懸念されるパンクやサイドカットに強く、乗り心地と重量はグランボアのスタンダードモデルと同等です。
ルートフォレスティエールはグランボアがオリジナルタイヤで何よりも大切にしてきた乗り心地はそのままに、未舗装路も安心して走れる耐久性を兼ね備えたケージングになっています。
ルートフォレスティエールは2019年のジャパンバイクテクニークの時には試作品が出来上がっていました。製品版とほぼ同等のケージングを使用した650×38BタイヤをグランボアJBT2019に装着して長野県の山岳地帯をトラブル無く走り切りました。
新しいケージングのタイヤはスタッフ間での評判も良く、もっと早く発売できればよかったのですが製造上の問題などが有り時間ばかりが過ぎていきました。
650×42Bエートル ルートフォレスティエールを履いたJBT2022
昨年のジャパンバイクテクニークでは650×42Bエートル ルートフォレスティエール試作版をグランボアJBT2022に装着して2019年よりも未舗装路が増えたテストコースを余裕を持って完走。改めてその耐久性と走行性能を実証しました。
ルートフォレスティエールのテストはジャパンバイクテクニークだけではありません。
親方と専務はそれぞれの自転車に試作品を取り付けてプライベートでのサイクリングや、年に2回のロングツーリングで使用してきました。
私前野は試作タイヤを履いた自転車に乗ってブルべや未舗装林道を走り、ハードな使用条件での性能を確認してきました。屋外に置く時間が長い通勤車にも試作品を装着していますがエキストラレジェ、スタンダードモデルに比べてサイドウォールの紫外線による劣化の進行が緩やかです。
今回発売するのは、エアボリュームが豊富でライン状のトレッドパターンが特徴的なエートル650×42Bと、スタンダードな太さでオールマイティなトレッドパターンを持つリエール650×36Bの2種類です。
新しいルートフォレスティエールは約1か月間、エキストラレジェと同じ特別価格で販売します。
この機会にぜひお試しください。
グランボア エートル ルートフォレスティエール 650×42B
グランボア リエール ルートフォレスティエール 650×36B
※ルートフォレスティエール特別価格はアイズバイシクル店頭グランボアタイヤ10%引き等の割引対象外となります。
そして大変心苦しいのですが、今まで価格を据え置いてきたグランボアタイヤ全モデルも値上げを予定しております。新価格での販売は同じく約1か月後の6月頃からを予定しておりますのでご理解の程お願い致します。
エキストラレジェのように、グランボアタイヤの全モデルでルートフォレスティエールを展開する予定は今のところありません。
あくまでも、タフなケージングの良さが活かせる太いタイヤにラインナップを絞った展開の予定です。
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【イベントの予定】
ゴールデンウィークからイベント盛りだくさんです。各地のフリーマーケットに出店します。
ルートフォレスティエールの販売も行います。是非実物を確認してください!
- 4月29日(土) 京王閣フリーマーケット
- 5月14日(日) 岐阜羽島サイクルフリーマーケット
- 5月21日(日) シクロジャンブル
新モデル -Route Forestiere-
台湾出張で少し間が空いてしまいました。
「春の島旅、与論島編」も書こうと思っていいるのですが、なかなか時間が取れずにいます。。。
でも、その前にお知らせを一つ。
一部の方々には3月末に発売開始とお伝えしていたグランボアの新しいタイヤですが、少々生産が遅れています。先日も工場までお邪魔してメーカーであるパナレーサーさんと最終の話を進めてきました。楽しみにされている方には大変申し訳ありませんが、もう少しだけお待ちいただけますようお願いいたします。
で、名前が正式に決まりました。
Route Forestiere – ルートフォレスティエール
日本語にすると「林道」。
直球ストレートな名前なのでイメージしやすいとフランスの友人からも好評です。
2019年のコンクールマシンで試作をしてからほぼ4年。グランベルキングで採用されているアンチフラットケージングをグランボアのエキストラレジェに組み入れた、パナレーサーさんのラインナップにもまだない組み合わせのモデルです。コロナやいろいろな事情でプロジェクトが進まない間、私もこの試作タイヤを実質2年以上使用してきまたしたが、一度もパンクせず、今も使い続けられているってかなりすごいタイヤだなと感じています。大した距離を走るわけではありませんが、ブログで紹介している北海道や鹿児島ツーリング、今回の島旅でもずっと使っています。
最初の生産は36Bと42Bのみですが、順調にいけば4月29日の京王閣のフリーマーケットでデヴューできるかと思っています。
是非、楽しみにお待ちいただければと思います。
32Aルナール等入荷しました
こんにちは、前野です。
今日は最近入荷した商品の紹介です。
国産ツーリング車を愛用の皆様お待たせいたしました、年末ごろから品切れ状態が続いていた650×32Aルナールが入荷しました。
650B、700Cのグランボアタイヤと同じ素材を使用した軽やかで快適な乗り心地の細身な650Aタイヤです。
650Aと言えば、久しぶりにサンエクシードの650Aリムも入荷しています。
ダブルウォール構造でシルバー仕上げの650Aリムです。500gを越えるアラヤSP30に比べて約470gと軽量かつ32Hも選べるので650Aで走りの質を求める方にもおすすめです。
ホイール組みも承ります。お気軽にご相談ください。
そしてフランスからは5ビスクランクに取り付けが出来るフロントシングル専用チェーンリングが再入荷しています。
TAシクロツーリストのナローワイド版、TA PRO 5vis ONE 38T です。サンエクシードやTA、ストロングライトなどのクランクにお使いいただけます。
もう少しで温かい季節がやってきます。
今のうちに自転車を整備して春はサイクリングに専念したいですね。
いつもと違う?
冬の寒さが身に染みる毎日、でも明日は節分ですね。
季節の分かれ目、冬から春へとまた季節が進みます。
親方はすでに春の旅の計画を始めてますよ。
さて、今日はいつもと少し違う商品のご紹介。
フランスのベルトゥサイクルで作ってもらっているグランボアのフロントバッグとサドルですが、スペックが少し異なって入荷してきました。
・グランボア フロントバッグ スペック違い
両サイドのポケットがスリットタイプではなく、3センチほどのマチと蓋の付いたモデルです。
大サイズと中サイズのみですが、価格は通常モデルの価格から1割引きで税込36,630円とさせていただきます。
・ベルトゥサイクル サドル アスパン 穴あきモデル
お取り寄せ品ですが、色間違いで入荷したモデルです。
価格は税込み38,500円のところ、こちらも1割引きで34,650円です。
いずれも一点限り、「これが欲しかった!」という方は是非お早めにどうぞ。
ご希望の方はメールでお問い合わせくださいネ!
そうそう、明日は2月3日。
3の付く平日ですので、アイズバイシクルはお休みです。
入荷のお知らせ+α
新しい年を迎えて、早くも2週間が過ぎました。
いよいよハンドメイドバイシクルショーは今週末です!
親方はじめ、スタッフ皆フル回転で作業を進めていますよ。
ちなみに今年の展示車は3台の予定。それと、販売用の部品をいくつか。
昨年のJBTに続き、親方ステンレスフレームのコンテンポラリーモデルとクロモリフレームのSDGsモデル。もう一台はアトリエ長がフレーム製作を担った、前野店長の新しいブルべモデルです。いずれも同時進行でまだ一台も完成していないというドキドキ状態。
あと5日ですよ~。
こちらは去年のハンドメイドでの様子です。まだ見てないという方は是非。
2023ハンドメイドバイシクル展 概要
開催日:
2023年1月21日(土)10:00~16:50
2023年1月22日(日)9:30〜16:30
会場:科学技術館 催物場(1~5号館)
(東京都千代田区北の丸公園2-1/東京メトロ 竹橋駅・九段下駅下車徒歩7分)
入場料 :無料
主催:(一財)日本自転車普及協会 自転車文化センター
後援:自転車活用推進議員連盟/自転車活用推進本部
■2023ハンドメイドバイシクル展 出展社情報
自転車文化センターホームページ
ご来場お待ちしています!
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さて、次は最新入荷のお知らせ。
ここのところの部品の値上がりや欠品で思うように自転車の補修や組み立てが進まない方も多いのではないでしょうか?
特に変速機やクランク、ステムなど、日東製品やサンエクシード製品の欠品はグランボアでも頭を抱える大問題でした。代わるものがないですからね。。そんな中、昨日、日東さんからアルミステムが届いたんです!! なんと、おととしの夏に注文したものですよ!
もう、スタッフ皆で「やったー。良かった。」と大喜び。一般販売用は多分すぐ無くなってしまうかもしれませんが、完成車用にいくつか確保ができたので一安心です。
それから日東さんに作っていただいているものとしては「フランス型ランドナーバー」なんかも入荷しています。ただ、今回の入荷分は未研磨の状態で納品してもらいました。そのほうがずっと早く納品してもらえるとのことでしたから。ですので、研磨は一本一本アイズバイシクルの工房で行っています。組みあがった時に見える真ん中部分のみ磨いている特別モデルです。
メカニック曰く、磨きも曲がりもいつもより理想に近くって良い感じ、ですって。
そして、ずっと欠品しているクロモリステムは、今は工房内で製作できるようにジグやら工具やらをそろえて量産体制を整えていて、先日、ようやくメッキまでの全工程の試作がうまくいったところです。ハンドメイドの後には少しづつ再販も可能になるかなと思っています。
サンエクシード製品につきましてはたくさんご要望をいただいてはいますが、なかなかいいお知らせができずにいます。特にクランクはグランボアでも熱望しているところではありますが、まだその兆しは見えません。。。そこで親方が探し出したクランクセットはストロングライトの現行品のトリプルチェーンホィール。詳細はオンラインストアのページをご覧くださいね。
あとは、マイクロシフトのシルバーの変速機なども、親方が台湾まで出向き、メーカーと交渉の末、なんとか確保することができました。
こういったパーツは今後もっと入手が難しくなりそうですよ。。。
そして、年末に刷ったばかりのカタログは、昨年末のセールに間に合わせるべく2023年のプレリリース版として用意したもので、すでに無くなってしまいました。。次はいよいよ2023年春号です。ハンドメイドバイシクルショー以降しばらくは店頭・通販などで配布できると思います。
イラストは出水のツーリングで見た真鶴です。
なかなかお茶目に描けて気に入っています。