アイズの独り言>

2018.05.05

5月の朝サイ

日本のベストシーズン、ゴールデンウィーク。幸いお天気も持ち直し、みなさまとても楽しい休暇をお過ごしのことと思います。
ゴールデンウィーク後半のアイズバイシクルは毎日オープンしています。親方も毎日お店に出ておりますので、マニアックなご相談事などもゆっくりお話していただけます。サイクリングのついでに遊びに来ていただくのも大歓迎!通常営業しておりますのでぜひお立ち寄りくださいね。

そして、ゴールデンウィーク明けには3か月ぶりに朝サイクリングに出かけます。市内からそう遠くないのに、こんなところがあるなんて!とびっくりするはず。コースの一部にダート(未舗装路)区間がありますので、舗装路だけのサイクリングに少し物足りなさを感じてきている方にもおすすめです。もちろん常連様もお待ちしております!

【5月の朝サイ】


開催日時:5月13日(日) 9時~12時
集合:アイズバイシクル 9時
※雨天中止。中止の際は前日にこのブログでご案内します。
ご参加の方は必ず前日までにお申し込みをお願いいたします。

◆ご注意
コースの一部にダートを含む、ランドナーらしいコースです。装備等に不安がある場合は遠慮なく事前にご相談ください。また、グランボアのランドナーに興味のある方は、試乗車の貸出もしています。数とサイズに限りがありますのでご希望の場合は事前にご予約ください。

なっぱ

2018.03.20

イデアル復活!

フランスのヴィンテージ自転車が好きな方なら必ず憧れるブランドのサドルがあります。

 

IDEALE (イデアル)

 

1990年代後半まではかろうじて製品が流通していたようですが、最後の製品は全盛期の製品とはまったく違う品質のものへと変わってしまい、そのうちにその名を聞かなくなってしまっていました。それが、なんと、フランス人の手によって復活を果たしたというのです!

 

かつての良い製品や良いブランドが無くなってしまったという悪いニュースばかり耳にしてきた私たちにとって、それはとても嬉しいニュースでした。それも、当時の職人に何年も掛けて手ほどきを受け、完全ハンドメイドでの復刻というではありませんか! これは是非、製造現場を見てみたい。昨年のコンクールのときにすでに面識は出来ていたので、メールで打診すると快く受け入れてくれ、「それなら、取って置きの作業を見てもらえるように準備しておくよ。」とのこと。いやー。嬉しいな。

 

***

新しいイデアルの工房はフランスの南西部の町、トゥールーズにあり、フレッドとカティアのご夫婦2人で営まれています。フレッドは現在45歳、以前はパリでインターネット関連のお仕事をされていたそうですが、ある日思い立ち、職人の道へ。

「なぜサドルだったんですか?」と聞くと、少し笑って、「サドルは未だ誰もやってないと思ったんだよ。それにもっと簡単だと思ったんだ。」と照れくさそう。確かに、思い立ってから今年で丁度7年、技術の習得だけでなく、失われた工具や道具、型なども一から用意する必要がありました。工程を一通り見せてもらいましたが、よくぞ途中で諦めたりせずここまで成し遂げてくれたものです。

 

 

革の選別。

イデアルのサドルに使用される革はいずれもフル グレインレザー (Full grain leather)で、オーク樹皮から作られた天然のタンニンの溶液に12ヶ月間漬けてなめしています。 イデアルが必要とする革の強度と美しさを得るためには1881年から続くこの伝統的な鞣しの技術が重要なのだとか。また、サドルの硬さには乗り手の体重75キロを境に2種類用意されていますが、その識別は革の厚さではなく、質によるものとのこと。一枚の革の切り抜く場所によってその質は異なり、その識別こそ一つの技術なのです。ですので、カットの仕方は現場では見せていただきましたが、撮影はNG。

 

 

 

 

カットされた革にはこの段階で識別番号が振られ、製品管理のための台帳に登録されます。そして、丸1日水に浸されたのち、型を使って基本の形に成形され、再び丸一日かけて乾燥させます。手前にあるのがその段階のサドル。
フレッドは私たちに分かりやすいようにいくつかの段階の半加工品を準備しておいてくれました。

 

 

 

 

成形したサドルを更に整えていきます。

さまざまな器械や道具を駆使してあの形が出来上がるのがお解りいただけるでしょうか。

 

 

 

そして、形が決まったらあの刻印が押されます。

サイドにはお馴染みのイデアル90のマーク。そして座面にはルブールのサイン。

このルブールのサインはルブール考案の技術で革の「慣らし」が施されている証です。通常、革のサドルを自分の体に馴染ませるにはしばらく乗り込む必要があり、その間固いサドルの上では痛い思いをする事が多いのですが、この工程を入れることでそのつらい期間が短縮されるのです。確かにこの工程の前後の革の状態を比べさせていただきましたがまるで違うのです。この工程をどう日本語で説明するべきか難しいところで、ここでは「慣らし」としましたが、英語でBreak-inと表現されることを考えるともっと強い言葉でもいいような気がします。「革の腰を砕く」それぐらい言っても良いのかも。

その工程がこの刻印を入れた後専用のグリス(サドルにも付属しています)を使って行われるそうですが、実際は見せてもらえませんでした。現在、この技術を習得しているのはフレッドとその師匠のみ。門外不出、一子相伝の技術つてところでしょうか。

 

 

 

 

さてベースですが、これもフレッドとカティアによって鉄板から手作りされていました。

鉄は硬いのでカシメるのも時間がかかり大変。それでもしっかり丈夫にしなくては。ここで定期的に製作して鍍金屋さんで鍍金してもらうそうです。

 

 

 

 

革とベースをリベットで止めていきます。

イデアルのバックプレートの装着。出来上がりつつあるサドルが愛おしそうなフレッド。

 

ベースを工具を使って入れ込んで形は出来上がり。

 

 

まだ揃っていない道具があり、今のところ、月産20個だそう。これを聞いてちょっとビックリしました。。。既にお手元にある方は本当にラッキーですね。ショッピングサイトでも在庫を上げるとすぐ売れてしまい、なかなか在庫を維持する事が難しいのです。。。ご希望の方はどうぞ根気良くお待ちくださいませ。来週、また少し入荷する予定です。

 

アイズでは既に親方と私とチョコがテストを兼ねて使用していますが、3人とも乗りはじめから痛みも違和感も無く既になじんでいたかのような乗り心地を味わっています。特にチョコは昨年のコンクール後から真っ先にサンプル品をブルベなどで長距離使用をしていますがとても気に入っているようです。

ただ、チョコの場合、体重は70キロなので最初はソフトタイプから乗り始めたのですが、雨のブルベ600キロですぐに革の馴染が出始めました。その後ハードタイプも乗り比べしてもらったところ、彼のような使い方だと体重は軽くてもハードタイプのほうが良いようです。ですので選ぶ基準としては。。

  • ソフトタイプ 体重75キロ以下で雨天での使用は稀な方。
  • ハードタイプ 体重75キロ以上、もしくはブルベやロングツーリングなどで雨天での使用もあり得る方。

ぜひ、悩まれている方は参考にしてください。

 

 

 

*****

「そうそう、サドルから異音がするときはここにオイルを少し塗っておくと良いんだ。ただし、両面だよ。」と。

これはシッカリ教わってきました。ですので、サドルから異音が絶えない方は是非ご相談ください。

 

Merci beaucoup, Fred et Katia!

つちやはるみ

雪ではありませんでしたが、寒い朝、それに市内は霧雨が降ったりしていましたが、京都の方だけでなく大阪や和歌山、姫路などから8人もの方にご参加いただきました。ありがとうございました!

 

 

和歌山からご夫婦でご参加くださいましたNさんと、山口ベニーの新車でご参加いただいたKさん。Kさんはいつもと雰囲気がまったく違っててビックリしました。アイズのブログをご愛読いただいている方にはお馴染みの方なのですが、お分かりになりますか?

 

いつもはサンダルで自転車に乗ることの多いBLKさんなんですよ!

髭とハンチングと襟の立ったコートがとても素敵。それに靴も! たまにはこんなKさんとサイクリングするのも良いですね~。

 

 

走る姿も今回のお散歩ツーリングにピッタリ。文句なしの本日のベストドレッサー賞でした。

 

 

 

*****

今回のコースはお散歩コースといいつつも序盤にグィッと傾斜のある上り坂があり、下りは結構尖った石や木の根っこが落ち葉の下で障害物を作っているダートの下り坂があり、竹林があり、田畑や池があり、高級住宅地がありと、変化に富んだユニークなコース。

 

冬の嵯峨野路から住宅地を抜け御室へ。

 

「あ! ER輪行のビデオの撮影場所だ!」と気付いてくださったのはOさん。そうなんですよ。ここでチョコや店長が輪行するシーンをなっちゃんが撮影してくれました。アイズはここからもうすぐ近くなんです。

最後はロケ地巡りまで出来ました。(^^)

 

 

さぁ、来月はいよいよラリーグランボア。

いつものコース(持越-京見峠)をいつものように皆様と楽しみたいと思っています。

もちろん、年に一度開店するカフェドグランボアではなっぱ店長が皆様に美味しいコーヒーをサービスしますよ。

どなた様もご参加お待ちしています。

 

 

 

 

 

 

 

つちやはるみ

今日は美山から。

 

外はキュッと冷えていますが、日差しはあるので縁側にいるとポカポカと暖かいのです。北陸の大雪、かなり大変そうですね。美山は今回思っていたほどは降らなかったのですが、大雪の大変さはお察しいたします。あれだけの大雪だと降っている最中も大変ですが、降った後も大変です。いつも通りの生活にも戻るのにしばらくかかりますね。。。

 

ですが、暦上ではすでに立春を過ぎ、来月はもう3月、自転車の季節がまた廻ってきます。今年もラリーグランボアは3月の第2日曜日に開催の予定です。いつものコースをいつものように廻って楽しんでいただければと思っています。既にご遠方からの参加表明もいただいたりして、アイズの中ではいよいよ春間近な感じなんですよ。

 

そして、そのラリーグランボアよりも1週間早く開催されるのがラリーアレックスサンジェ。3月の第1週なんてパリはまだまだ寒く、天気も悪いことが多いのですが、毎年100-200人以上が参加する歴史ある春のシーズンインを告げるイベントです。しかも、今年はなんと80回目を記念する年だそう。

*

「サンジェラリー、80回目だって。」

「親方も60回目のお誕生日だね。」

「目出たいねぇ。」

*

というわけで親方と専務はラリーサンジェに参加すべく今月の末からフランス出張へと出かけてまいる予定です。過去にもエルネストが健在のころ2度ほど参加したことはあるので今回で3度目です。スタッフたちからの還暦祝いも「留守番」とのことで後押ししてもらいました。久しぶりに早春のフランスを駆け足で巡ってこようと思っています。

サンジェのオーダーやご入用のものがあれば承ります。出発は26日ですので、それまでにご連絡くださいませ。

 

 

***

2001年、初めてのラリーサンジェは小雨の中でした。

 

2007年は良い天気。

エルネストと並走してサイクリングした良い思い出です。当時のブログはこちら

さてさて、今年はどうなるのかな。

つちやはるみ

2018.02.03

2月も朝サイ!

毎月第二日曜日は朝サイ。2月はのんびりポタリングコースになる予定です。ランドナーのビギナーさんはもちろんのこと、スポーツ自転車そのものが初めての方にもちょうど良いコースですので、ご興味のある方はぜひ遊びに来てください。いつもどおり、ご参加の方は前日までに必ずお申し込みくださいね。

【2月の朝サイ「のんびり京都ポタリング」】

集合日時:2月11日(日)アイズバイシクル 9時集合
※雨天中止。中止の際は前日にこのブログでご案内します。
◆参加ご希望の方は必ずお申し込みください。

田園風景や竹林の道を自転車でゆっくりポタリング。
速く走るだけ、距離を走るだけが自転車遊びのすべてではありません。心地が良いなぁと感じることができたならそれでOK!初めての方、大歓迎です!ふだんロードバイクにお乗りの方も、この日はぜひランドナーのスピードで見えるものを楽しんでいただけたら嬉しいです。
グランボアのランドナーに興味のある方は、試乗車の貸出もしています。数に限りがありますのでご希望の場合は事前にご予約ください。

最近、冬物ウェアやレイヤリング(重ね着)、レーサースタイル以外のサイクリングウェアについてのご質問を寄せていただくことが増えました。気温や天気やコースを予想しながらどれくらい汗をかきそうなのかを考えて、着ていると気分が上がるようなウェアを選ぶことができると良いのだと思います。お正月に初詣に行ったときは、こんなかんじでした。
親方はキャスケットにグランボアスタッフジャケット、はるみさんはニット帽にルイゾンボベ ヴィゴレッリ51

店長はCCPフリースナイロンジャケットを着ていました。
ヴィゴレッリもCCPさんのジャケットも、前側は防風、後ろ側は透湿というように前後で生地を切り替えてあるのがポイント。冬のちょっとしたサイクリングにはこういうウェアがぴったりです。ちなみにCCPさんのこのジャケットは、当店在庫残すところLサイズが1着のみとなりました。早い者勝ちです!

朝サイなど多くの人が集まる機会にぜひウェアについても情報交換してみると良いですね。
それでは2月の朝サイ、楽しみにお待ちしています!

なっぱ

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