ギャラリー

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1974年製のルネエルスです。
オールメッキのフレームは少し錆が出ている状態でしたが、ロゴもきれいに残っていて凹みなどもありません。ですのでメッキのやり直しなどはせず、綺麗にして組み上げるレストアを施しました。一旦バラバラにしてフレームの芯出しをし、メッキ部分は油脂汚れを洗浄してから専用の研磨剤を使って磨きだしてあります。取り外した各部品も鉄パーツのオリジナルでのメッキは敢えて再メッキせず、それぞ洗浄してから軽く磨いてから組み立てています。アルミ製のリムやハンドルは当然バフ研磨で磨きますが違和感の出ないように磨き過ぎに注意します。ブレーキシューやリフレクター、トーストラップ、ポンプなど欠品している部品もいくつも見受けられましたが、新車当時のパーツもグランボアのストックヤードもしくはネットワークを駆使して捜し出し、オリジナルにより忠実なレストアを実現しています。またエルスの場合キャリアの留ボルトのような小さなものまで一般の工業用のものではなく専用のオリジナル品が使用されているため、欠品があればワンオフで製作することも行います。
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