Restoration
グランボアでは
ルネエルス、アレックスサンジェを中心としたフランスのヴィンテージ、
チネリ、ビアンキ、コルナゴ、デローザ、マラストーニなどのヴィンテージ自転車のレストアを得意としています。
「仕様の特定」「時代考証」「復元」「修復」
長年培った知識と技術、そしてネットワークでかつての名車を蘇らせます。
ルネエルス
奈良県N様のシクロランドナー仕様の700Cランドナー
最初はユーレサクセスとマハッククリテリウム仕様に改造されてしまったフレームからでした。
チェンレスト+5速フリーホイールを6速シクロでカバーするVブラケットの再現
プレーキアーチはカンチ台座は復元してオリジナルをマウントしました。
チェンホイール・BBそしてケーブル式のフロントメカも完全復元しています。
ダイナモ起倒レバーも削り出しています。
ルネエルス
東京都S様のサンプレ仕様のルネ・エルス
フランス行きの直前に捜して来てとリクエストのあったサンプレ仕様のエルスです。
偶然の出会いがあり日本に持ち帰りました。
リクエストいただいたお客様のご希望に沿ってレストア
チェンステー・シートステーは1/2メッキに仕上げてサンプレJuyExport61に
再研磨されたピカピカのエルスのオリジナルリング
ヘッドラグとクラウンの美しさを演出するメッキ出し
キャリアも再メッキと同時にJOSランプ用の枝とバッテリーダボを追加しました。
それぞれレプリカのソケットとバンドを製作しています。
シートラグとシートステー蓋もメッキです。
失われていたダイナモ起倒レバーも再生しています。
75年製のエルスも好みに応じて60年代のスペックに模様替えです。
アレックス・サンジェ
千葉県K様のサンジェ
自らのオーダーで作られたサンジェです。10余年楽しんで乗られていましたが
ニベックスのリアメカの思いが募ってモデェファイを実行されました。
シフトレバーも大きく変わり
フロントメカもサンジェのロッドになりました。
ブレーキまでもサンジェのカンチです。
コルナゴ
大阪府T様のコルナゴスーパー
1973年のイタリア車の黄金時代のカタログモデルの再現です。
丁寧に肉抜きされたチェンリング
ブレーキレバーにも刻まれたクローバーと5色の菱形
クローバーの抜きのラグとクラウン
シートビラにも5色のラインとイタリアントリコロールの菱形の刻印
+
2次元のカタログから抜き出てきた一台です。
グローリア
京都府A様のグロリア・カンビオコルサ
一台の事故車の入手から始まりました。
70年以上前に事故に遭ったまま放置されていたと思われる一台のGloria
オリジナルスペックと思われるその一台から多くのデータを採取することができました。
曲がったフレームはメッキと塗装の傷んでいた別のグロリアのフレームをフルレストアしました。
ラグとフロントフォークはクロームメッキ仕上げ、メインパイプはニッケルメッキ仕上げです。
シートパイプのニッケルメッキのヘアライン仕上げです。
シートチューブのデカールも精密に再現しています。
パーツの再メッキはもちろんのこと
リムのデカールも再現します。
Gloria社はミラノ大手メーカーで、エルネストコルナゴ氏の最初の修行先でした。