大きな台風と共に早くも梅雨入りとなったようですが、皆様、お変わりなくお過ごしでしょうか?
アイズバイシクルは相変わらず元気に忙しくお仕事していますよ。特に店長とアトリエ長は保育園に通いだした子供たちが早速熱を出したりで新米パパとしても大忙しです。
さて、まず、新規取扱品のお知らせ
一隆大高商会の帆布製フロントバッグ。
商品詳細は是非リンクをご覧くださいませ。
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そして、最新の納車のご紹介。
ラグレス親方フレームに前後のカスタムキャリア、シュミッツのライティングシステム、カンチブレーキNCミランをセットしたキャンピング車。イージー輪行フォークを採用し、キャリアもサイド枠はもちろん少し大きめのリアキャリアも簡単に取り外しができるよう細工を凝らしました。エレガントながら実用性もしっかり兼ね備えた、大人の旅自転車となっています。
詳細は是非ギャラリーページでご覧くださいね~。
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そして、現在の美山のアトリエではUさんのフレーム製作に取り掛かっています。
この日は前三角(ヘッドチューブとトップチューブとダウンチューブ、そしてシートチューブとボトムブラケットで構成されるフレームの前側)が出来上がったところで、後ろのチェーンステーとシートステーの準備をしています。
切って、削って、磨いて、くっつける。
このあとまだ曲げて、凹ませて、カットして、削って、整えて、ようやく後三角として前フレームにくっつけることができます。
雑な表現でスミマセン。
要するに、フレーム一本作るのにそれはそれはたくさんの行程があるのです、って事をお伝えしたい。フレームの形になった後も、ステーの間のプリッヂを付けたり、ブレーキやらライトやらワイヤーリードやらの台座を付けたり、穴開けたり、盛ったり、洗ったり、ブラスターかけたり、研磨したり、足したり、引いたり、まだまだかかる。
フレームができてからはアトリエ長がキャリア製作にかかり、前野店長がフレームの最終仕上げを行います。
それからの工程をすべて終えて、ようやく塗装に出せるのです。
(メッキがある場合は更に研磨作業の行程が増えます。)
Uさん、もう少しです。楽しみにお待ちくださいネ。
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6月は13日と23日が平日にあたり、アイズバイシクルはお休みをいただく予定です。
イベントは今月は無いかな。
良い季節ですので是非サイクリングの途中でもお立ち寄りください。
新しいバッグはもちろん、自転車もいろいろ入れ替わってますよ。
今年のアラヤのツーリストが入荷しました!
この時代に価格は去年と同じです。
すべてのサイズ、すべてのお色が今なら在庫ございます。
春の連休は終わってしまいましたが、まだまだ気持ちのいい季節が続きます。
是非、ご検討ください。
あと、ヴィンテージもいろいろ入荷してますよ。サイズが合えばお買い得なTOEIのスポルティーフや、久しぶりにアレックスサンジェも店頭に並びました!
皆さまと自転車たちに良い出会いがありますように。
あっという間にゴールデンウィークもあと2日!
今年はお天気も良いし、通勤途中で見かけるサイクリストたちも多い気がします。自転車乗るには最高の季節ですよね。
5月は何してても楽しいです。もちろん、親方はフレーム製作をしながらですけど、出勤前に1-2時間だけ夏野菜の準備。気晴らしの畑仕事が楽しそうです。
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さて、先週末は京王閣のフリーマーケットでした。
10時から14時までが出店時間のところ、お客様との約束があって12時で店じまいさせていただいたのですが、何人もの懐かしい方々にお会いできて嬉しい時間でした。たった2時間でしたが、新発売の「ルートフォレスティエール」36Bは持参した10本すべて完売!
「あ、これがブログに出てたやつですね。」と何人もの方に言っていただけてとても嬉しい気持ちになりました。ありがとうございました。
お店を覗いてくださってるのはLINDENさん。
?? 帽子に何やらくっついてますね。
営業活動もばっちりです!
往路の車窓から。
春らしいさわやかな富士山を見ることができました。
いつも、お世話くださる皆様、今回もありがとうございました。
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さて、次はいろいろお仕事紹介。
こちらはフリマのついでに配達してきたゼファー。
1980年製とのことですが、塗装はデカールも含めてすべてタッチアップで仕上げています。
ギャラリーにアップしていますので詳細はそちらをご覧ください。
こちらは先日納車した2台です。
どちらも個性的で素敵です。
これらも順次ギャラリーに近日アップ予定。
親方フレームはそろそろ60番台へ突入です。只今の納期は、少し停滞気味のバックオーダーがさばけましたので半年ほどかな。ご検討中の方は是非お気軽にご相談ください。
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あと、5月もイベントが二つあります。
ん? 三つだ!
【岐阜羽島サイクルフリーマーケット】
第2回目のイベントで屋外会場でフリマと試乗会が一緒に楽しめるイベントです。グランボアも試乗車持っていきますね~。
・2023年5月14日(日)AM10:00~16:00
・場所 BLOCK47 (屋外)
【ランデヴーアレックスサンジェ】
フランスの老舗、アレックスサンジェのオーナーズミーティング。5年ぶりに泊りがけでの開催です。サンジェのオーナー様はもちろん、サンジェにご興味をお持ちの方もお気軽にご参加いただけます。詳細をご希望の方は事務局 (isb@cyclesgrandbois.com)までご連絡ください。
・5月20日(土)~5月21日(日)
【服部緑地シクロジャンブル】
ランデヴーと被るのですが、前野店長が一人で新製品やらデッドストック品やら見繕って出店する予定です。ですので、アイズバイシクルはこの日は午後から営業予定です。
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そして、最後におまけの情報。
サイクルモード公式YouTubeに親方出演しています。
まずは第一弾。
なんか、4本撮りしていったそうなのでこれからもアップされるかもです。
3月1日 沖永良部島和泊港~与論島
午前中は沖永良部島の北東側を散策してから、島を横切るように和泊港へ向かい、沖縄行きの船に乗り込みました。
・和泊港12時発
・与論島13時40分着
宿は港のほぼ対岸に位置する百合が浜前のドミトリー式のゲストハウスです。そこまでは概ね8キロ。この時間だとまずはチェックインを済ませ、それからまた出かけることも可能です。
今回の宿は夕食付ではありません。というか、島のほとんどの宿は朝食も昼食も希望すれば提供してくれますが、夕食は島の中心にあたる茶花地区まで出かける必要があります。幸い、滞在期間中は終日天気が良く、日が暮れてから宿まで8キロほどを自転車で帰ったとしても不便はありませんでしたが、雨だとタクシーを使う必要が出てきます。お風呂に入ってからまた外出するのは面倒な気もしましたが、おそらく旅館業だけが潤わないように、地域おこしの一つなのかな。
【与論港】
2月末から3月なんて、私たちが住む京都の北ではまだ霜が降りたり、雪が舞ったりする頃ですが、ここらはすでに初夏を思わせる日差しです。薄手の長袖か、半そでで大丈夫。
港から走り出して、空港脇の道にほんの少しだけ未舗装路がありました。
【与論城跡】
民俗資料館を兼ねているサザンクロスセンターと隣接しています。
島の一番高いところですので、360度のパノラマで美しい海と町が見渡せます。
城跡の広場にあるこの大きなガジュマルの木は一休みするのにちょうど良い場所でした。3日間の滞在中、結果としてこの城跡には何度も立ち寄ることとなり、カフェではありませんが、「ガジュマルカフェ」と呼んで自動販売機の缶コーヒーで一服していました。というのも、定休日だった施設に再訪したのはもちろん、島を彼方此方巡る際にもこの城跡の脇の道をよく使ったからです。海岸線長23キロの島でしたが、100キロ以上も走り、島を4周以上もしたことになります。この話を島の方にするとみんなとても驚かれました。
【猫の岩】
どうですか?
猫がお魚を食べているように見えますか?
実はこれはたまたま面白いなぁと思って写真に収めていたものを宿のご主人に見せたら「猫の岩」だと教えてもらったものです。あえて場所は明かしませんよ。行かれる方は是非探してみてください。
(実はどこだかよく覚えていない。)
【与論シーサイドガーデン】
作家の森瑤子さんの別荘のお庭がカフェとして開放されています。
今となっては奄美群島国立公園に指定されているエリアなので貴重な施設です。お茶をしなくてもお庭に入るだけで500円必要です。
眼下に砂浜が無く、海の色がひときわきれいなエリアでした。
【百合が浜ビーチ】
小さな島ですが、ビーチはなんと60もあるそうで、それぞれにこんな素敵なゲートがあります。特にこの百合が浜ビーチのゲートを抜けたところには地元のおばあたちが営む手作り品の露店があり面白いです。今回の宿はちょうどこのビーチの真ん前にあり、マリンスポーツの受付もこの近所でできます。
最終日の午前中にグラスボートに乗りました。海の色がまた違いますね。
朝散歩
砂浜は生命力あふれるシマアザミが浜を這う小さなウミガメのようです。
雲の切れ間から朝日。
毎朝この場所でサンシンの練習をしているという方に出会いました。
この写真の一番左の端のあたりから歩いてきた私たちをずっと見ていたらしく「まさかここまで歩いてくるとは思わなかった」と話が弾みました。で、なんと、一曲披露してくださったんです。とても良い思い出になりました。エレキサンシンというそうですよ。
もう一人の方はこの岩場に毎朝少しづつ砂を運んでいるという方です。
確かに朝日を眺めながらサンシンを弾くには絶好の舞台ですね。
【島の特産品】
サトウキビは正に収穫の真っ最中でした。
多くは刈り取り機を使って収穫していましたが、中には手で刈り取っておられる方もおられました。
手で刈っておられた方に話を聞くと、刈り取り機を使うと1日につき7,000円から10,000円も費用がかかるから自分で刈っているそうな。更に聞くと、1キロ20円でしか買ってもらえんのに機械なんか入れられない。どうしても刈りにくい場所はやってもらうけど、あとは自分でぼちぼち健康の為じゃ思うてやってる、とのこと。
写真の一束が100キロくらい、ということは2,000円。。。すでに1週間ほどかかっているそうです。
ちょっと高いな、と思っていた奄美のお砂糖を帰りに迷わず買いました。
そして、大事に使おう。
島内の製糖所。
ふんわり甘い香りがしました。収穫されたサトウキビはすべてここに運ばれるようです。
【ハミゴーパンタ展望所】
島の南側は崖になっていて、道は適度なアップダウンがあり、自転車で走るにはとても気持ちに良い道です。展望所からは沖縄本島が良く見えました。
その近くには沖縄返還40周年の記念に沖縄の国頭村から贈られたヤンバルクイナの像があります。
与論島の民俗博物館でも、沖縄の博物館でも、更には旅の合間に読み聞いていた「宝島」の中にも、かつては分断されていたこの地域の苦労や残酷さに多く触れられていました。今、こうやって自由に船旅を楽しめる平和な時代を喜ぶ半面、地球のどこかで同じような悲劇が今もなお続いていることを考えてしまう。
きれいな海の他にもいろいろ見るべきもの、知るべきことがある旅でした。
因みに、私たちの自転車のタイヤは今度発売予定の「ルート・フォレスティエール」です。
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ここからは鳥のお話。
リュウキュウメジロ
普通のメジロに比べてお腹の羽が白いのが特徴のようです。
ジョウビタキ
こんなスマートなジョウビタキは初めて見ました。
家の近くでもよく見られる鳥なのですが、冬鳥でもっと真ん丸なんですよ。↓
チラチラ舞っているのは雪。冬の羽毛で真ん丸です。
そして、ムナグロ。
空き地に数羽で群れていました。
初めて見る鳥は大抵グーグルレンズなんかで調べるとすぐわかるのですが、これは調べてもはっきりわからず、結局、沖縄の博物館で判明したのでした。
台湾出張で少し間が空いてしまいました。
「春の島旅、与論島編」も書こうと思っていいるのですが、なかなか時間が取れずにいます。。。
でも、その前にお知らせを一つ。
一部の方々には3月末に発売開始とお伝えしていたグランボアの新しいタイヤですが、少々生産が遅れています。先日も工場までお邪魔してメーカーであるパナレーサーさんと最終の話を進めてきました。楽しみにされている方には大変申し訳ありませんが、もう少しだけお待ちいただけますようお願いいたします。
で、名前が正式に決まりました。
Route Forestiere – ルートフォレスティエール
日本語にすると「林道」。
直球ストレートな名前なのでイメージしやすいとフランスの友人からも好評です。
2019年のコンクールマシンで試作をしてからほぼ4年。グランベルキングで採用されているアンチフラットケージングをグランボアのエキストラレジェに組み入れた、パナレーサーさんのラインナップにもまだない組み合わせのモデルです。コロナやいろいろな事情でプロジェクトが進まない間、私もこの試作タイヤを実質2年以上使用してきまたしたが、一度もパンクせず、今も使い続けられているってかなりすごいタイヤだなと感じています。大した距離を走るわけではありませんが、ブログで紹介している北海道や鹿児島ツーリング、今回の島旅でもずっと使っています。
最初の生産は36Bと42Bのみですが、順調にいけば4月29日の京王閣のフリーマーケットでデヴューできるかと思っています。
是非、楽しみにお待ちいただければと思います。