タンデム学会2019秋
京都でタンデムが解禁になったのをきっかけに始まった「タンデム学会」も今回で8回目となりました。年に2回開催しているので会が進むのも早いです。今回は昨年雨で中止となった琵琶湖北部のマキノ町からメタセコイヤ並木を抜け、静かな湖岸を往復する50キロほどの平坦コース。13台のタンデムとソロが10台。暑いくらいの陽気に恵まれてとても楽しい一日となりました。
紅葉は盛りと言っても良いくらい。
実はこのメタセコイアの並木は知る人ぞ知る観光地になっていて、紅葉や新緑のシーズン中は歩く人や車、観光バスなどで大変混雑しています。その点、自転車なら人や車が入らない脇道を走れるので今回のような紅葉のピークでもその景観を楽しむことができます。きれいでしたねぇ。
並木を離れて知内川沿いのサイクリングロードを行きます。ここは見通しも良いし、車が入れないようになっているので特に走りやすい。
いつものベテランペア。この日はK子さんのお誕生日だったとのこと。おめでとうございます。良いお誕生日になりましたか?
今年初参加のHさんペア。千葉から参加してくださいました。
いつものY先生はウェアを新調してMさんと。今回、参加車両の一台がメカトラブルでDNFとなってしまったのですが、メンズペアの足を活かして私たちの代わりに車まで走ってサポートしてくださいました。頼りになります。ありがとうございました。
この日の最高地点、マキノ追坂峠からの下りは唯一交通量の多いところです。下りでスピードも上がるしカーブもある上に大型トラックも横を通る場合があります。琵琶湖への下りはとても気持ちが良いのですが、要注意ポイントです。
ランチタイム。
湖畔でのお弁当が大正解でした。でも、景色を眺めているのか、自転車を眺めているのか。。。ま、どっちでもいいか!
こちらは、「こんなイベントあるよ。」とお伝えしたら来日のスケジュールをずらして参加してくださったTimさんとそのお友達のTsuyoshiさん。Tsuyoshiさんは比叡平でビルダーをされていてNHABSにも出展経験があるそうですよ。
ようこそ!ちょっとした自転車版社会見学でしたね。
本当にお天気も良く、釣り人もたくさんおられました。
楽しい!と声が聞こえてきそう。
菅浦の須賀神社前。ここで折り返して帰路につきます。
画像で参加タンデム紹介!
なんと、Sさんはタンデムを輪行して参加してくださいました。
Kさんはご自身でレストアされたエルスのデモンターブルで初参加です。
ほら、こんな風に分割できるんですよ。しかも、1950年代の自転車なのですからすごいですよね。
終盤にコースの途中にあるKさんのお勧めで立ち寄ったピーナッツせんべいのお店。
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おまけ。
お猿に気を取られて力の入れ具合を間違ったのか、チェーンをぶち切ってしまいました。もちろん、繋ぎなおして完走しましたけど、みんなに追い付くのに最後の最後に力いっぱい漕ぎましたよ。。。親方の足が攣る直前で追いついて良かった!
あと、こちらはお猿に気を取られて転びかけた人。↓
うっきっき。
楽しかったね。
16台のタンデム
例年よりずっと暖かい1月2月を過ごして、今年の桜はきっと早めに咲くだろう、そう予想していました。なのに、3月に入ってなかなか気温が上がらない。。。ああ、またしても桜の時期を逃してしまいました。今年の春のタンデム学会は関西の桜の開花宣言があった直後の3月31日に京都は亀岡盆地を走ってまいりました。
親方からの簡単なコース説明。
今回の集合地は河川敷の大きな駐車場でした。建設中の亀岡スタジアムの為の駐車場でしょうが、まだ使用率は低く、それぞれが気兼ねなく準備をすることができました。タンデムが16台も集まると集合場所もよく考えないといけません。
今回のコース。
最初の休憩場所は南郷公園。
ここは地元では桜で有名な場所で、この日は桜まつりが開催されていました。ですが、あいにく桜はようやく咲き始めたばかりの状態。プランニングの時にすでにここの桜祭りとバッティングすることが分かっていたので混雑を心配していましたが、良かったのか悪かったのかタンデムは全く邪魔にされることはなくゆっくり歓談できました。
そして、次のお花見スポットへ向かいます。
ですが、ここもまだ桜はつぼみの状態。それに下見の時にはたくさんの水鳥が羽を休めていた池にはもうほとんどその姿はありません。あらら、、鳥も桜も無いなんて。。。ま、でも男たちは自転車を飽かず眺めているんですけどね。
お天気も少し日は指すものの、時々パラパラと冷たい雨が降ったりしています。さあて、次の場所へと移動しますか。
タンデム走行可といっても車のドライバーの認知度はまだまだです。ですのでなるべくトラブルを避けるべく車通りの少ないコースをプランするようにしています。これははなかなか大変なんですよ。こういったイベントのプランニングは必ず親方自ら行います。
大阪から初参加のSさん親子。この日はバイクフライデーの小径タンデムが3台も集まりました。
毎回参加してくださるYさん親子。
関東からはるばるご参加くださったメンズペア。2人の愛車は昨年手に入れたばかりのサンジェ。
メンズコンビの愛車とは思えない、かわいらしい工夫が随所に施されています。
大阪で金属加工業をされているKさんはいつもの自作タンデムで今回は奥様とペア。息子さんは大きくなったのでソロでご参加くださいました。
先を行く息子さんを追いかけます。
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昼食は大堰川の畔の公園でそれぞれお弁当を広げます。
それにしてもタンデムでのイベントには女性や子供さんの参加者がいつもより多いのが良いところです。自転車をコントロールするキャプテンにベテランライダーがいれば、後ろに乗るパートナーは日頃自転車に乗り慣れていない方でも遅れることなく楽しめます。逆に前後とも力のあるライダーが乗ればソロでは実現できないスピードが出せます。お互いの力を分けたり、足したり、誰が乗っても楽しめる、オモシロイ乗り物なんですね。
男性ペア、同僚ペア、夫婦、親子、友人。いろんなペアの形があります。
Yさん、良い笑顔。こちらも嬉しくなります。
皆さま、お疲れさま。また、桜が咲いたころ、走ってみてね。
ありがとうございました。
雨にも負けず、ご参加ありがとうございました!
これまで、あまり「雨」の記憶が無いラリーグランボアでしたが、今年は1週間前から天気予報は雨マーク。。。どうしようかとギリギリまで開催を悩んでいましたが、まぁ、午前中は降っても小雨程度かな、と親方と話して開催することにしました。だって、過去に参加したフランスのサンンジェラリーは3回のうち2回は雨でしたから。それに、雨が降ればそこで引き返せばいいし、雨宿りしても良い。何より、雨が嫌な方はキャンセルされるだろう、と。。
ところが、嬉々として参加された方は27名。多くは地元京都の方でしたが、大阪や愛知、遠くは福島からお越しいただいた方もいらっしゃいました。
スタート時、受付時間の間は雨は降りませんでしたが。。。
第一陣が峠に到着したころにはポツポツ降り出しました。
でも、さすがのベテラン揃い。マイカップだけでなく、ちゃんと雨具の用意も完璧でした。それにしてもポンチョっていいですよね。これくらいの小雨にはピッタリです。色とりどりのポンチョ姿はまるでテルテル坊主のよう。グランボアでも作りたくなりました。
こちらは少し遅れてスタートされた最終組。お父さんと一緒にロードバイクで参加されたYちゃんはなんとこの日が初めてのスポーツ車デビューだったそうです。さすがに最後の激坂は押したそうですが、この雨の中良く頑張りました。赤い雨具のOサンも雨にもかかわらずとても楽しそうでこちらも嬉しくなりました。ありがとうございました。
そして、ゴール後の店内ではお茶やお菓子をつまみながらのおしゃべりは尽きません。
今年の参加賞。
パンフレットと年間通していつでも5パーセント引きのアミカルカード、そして最新のグランボア製品「チェーンステー用の保護シール」です。プレゼンターは産休間近のなっちゃんに努めてもらいました。妊婦独特の「良い気」もお渡しできますように。
他にも完走された方には抽選会が待っています。
こんなのもありますが。。。。
雨にもかかわらずドタ参して下さったNサンは葉っぱリングを引き当てられました!
数少ない女性参加のMさんが引き当てたのはなんと「親方と腕相撲」!
Tさんがビデオに撮ってくださっていましたので是非皆さまもその白熱した臨場感をお楽しみください。
みごと親方を制したMさんは再抽選の権利をゲット。結果、エキュルイユとレールの一台分セットを当てられました!さすがです。
そして、午後3時からは少し時間をいただいて親方から今年のアイズの取り組みと、新しいイベント「ジャパンバイクテクニーク」について説明させていただきました。
JBT試作車を前に、細かな点も聞いていただく良い機会となりました。
皆さま、ご参加ありがとうございました。
風邪などひかないでくださいね~。
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今月は31日にもう一つアイズ主催のイベント、「タンデム学会」が控えています。
今日はその下見に行ってきましたよ。コースは概ね平坦で30キロ弱。チョー初心者コースです。ですのでタンデムメインのイベントですが、ソロでランドナーやタンデム自転車に興味のある方、ランドナーを手に入れたけどまだまだ慣れていない方もどうぞご参加ください。ただし、京都郊外が集合場所となりますので、輪行、もしくはお車で参加できる方に限ります。参加希望、興味のある方はメールにてお問い合わせくださいませ。
今度はお天気だといいですね。
降水確率70パーセント。。。
たくさんの参加申し込みをいただいてました明日のタンデム学会ですが、残念ながら中止とさせていただきます。ご遠方から参加してくださる方々もいたのでなんとか開催したかったのですが、雨では仕方がありません。また、次回は春に予定を組みたいと思います。
と、いうわけで明日からの3連休はアイズバイシクル休まず営業しています。どうぞお立ち寄りくださいませ。(^^)/
タンデム記念日
日曜日は第5回タンデム学会でした。こんなにたくさんの方にお集りいただきました!ご参加いただきありがとうございました!今回、過去最大の15台ものタンデムが集まりました。ソロの方もあわせて総勢45名(ぐらい)!
開催場所は滋賀県。4月にタンデム走行が解禁されたばかりということで、タンデム解禁記念ラリーとなりました。どこまでもまっすぐな道や広い空というのは開放感があって良いですね。
大所帯につき、こんなシーンも。
渋滞中~~~~!
・・・?宙を舞うタンデム???
車止めを乗り越えていたのでした。
今回、はじめてタンデムでご参加いただいたペアが4組もいらっしゃいました!
和歌山県から来てくださったKさまご夫妻。2018年のハンドメイドバイシクル展でショーモデルとなったTOEI製のタンデムです。お揃いのグランボアジャージでご参加、とっても嬉しかったです!
素敵な笑顔をありがとうございます!
大阪からお越しのKさま親子。お父様手作りのBSワンタッチピクニカ改造のタンデムで参加いただきました。もちろん折りたたみもワンタッチでできるように作られていました!
小さな車輪ですが、走ってるスピードとても速かったです!
大阪からお越しのOさまご夫妻も組み上がったばかりのタンデムでご参加くださいました。奥様は今までタンデムどころかツーリング自転車の経験もなかったというお話をお聞きしてびっくりしました。
祝解禁!
同じく大阪から来てくださったHさまご夫妻。なんとタンデムを作るきっかけになったのが、1年前のタンデムラリーだったとか・・・!?
今までもソロでツーリングを楽しまれているお二人ですので、はじめてのタンデムでもとてもリラックスされて楽しまれている様子が伝わりました!
そして、毎度お馴染みのようにタンデム学会では男性ペアが1組いらっしゃるのですが、今回のペアは常連NさんKさん。
参加申し込みのときには「こわ~~~い」とメールをくださっていましたが、、、息の合ったタンデムペアでした!
お昼ごはんは河川敷でお弁当。
最年少Yくん。分岐係をしてくれています。
Yくんありがとうね!
Yさん親子ペアは、前回の淡路島でのタンデムラリーに続き2回目のご参加です。ストーカのAちゃんが、お父さんと乗るタンデムが楽しい、と話してくれました。
滋賀のベテランサイクリストの方にご紹介いただいたこのコースは、勾配もなくフラットで舗装された川沿いの道を進んでいきますので、タンデムやツーリングがはじめての方にとてもおすすめのコースです。残念ながら今年はタイミングが合いませんでしたが、桜並木が続く川沿いの道はお花見サイクリングにぴったりですよ。もちろん桜がなくても気持ち良いところでした。
行程図はこちら。ご紹介いただいたMさん、ありがとうございました!
2016年に京都府でのタンデム走行を記念して始まった京都タンデム学会。第1回目の開催に集まったタンデムは6台でした。タンデムでご参加してくださる方が、まさか2年でこんなにもたくさんになるなんて。そしてソロの方もタンデムの方も、一緒にサイクリングを楽しめるようなイベントになるなんて。きっとこれからもタンデムで走ることのできる都道府県は増えていくでしょうし、このタンデム学会が誰かのタンデム記念日になるようなきっかけになれば嬉しいなと思います。
次のタンデム学会まで待ち遠しいですね。みなさま、また秋もよろしくお願いします!