春のタンデム学会2024
こんにちは!伊藤です。
通勤経路にある仁和寺。遅咲きな御室桜のピークはもう少し先ですが、お店の前にもたくさんの観光客の方々が歩いていらっしゃる今日この頃です。
桜舞う季節の中、タンデム学会は大きなトラブルもなく無事開催することができました。ご参加いただきました皆様ありがとうございました!
タンデムは12台、ソロの方も9名(前野と私を含めて11名)ご参加いただき、とても楽しいひと時でした。
集合地は三重県伊賀市 余野公園。関西本線JR柘植駅より北に1kmほどの場所になります。
朝7時半前に京都を発ち、高速道路を使用して1時間ちょっとで余野公園に着きました。
到着したときにはすでに沢山の人が!?
テントやシートを広げて花見をされている方もいらっしゃいました。
出発の光景。私はしんがりを務めましたのでひとまず出発を見送ります。
ですが油断大敵。少し遅れるとタンデムはピューと先に行ってしまうので追いかけるのに大変です。
スタートから約4km程、油日神社で休憩です。
タンデムがこんなに沢山並ぶ光景はなかなか見られません。私自身、タンデム学会での走行そして修理でタンデムに触れる機会があるので麻痺してしまっているようですが、「タンデム自体を見ること、ましてやタンデムが走る様をこんなにまじかで見たことはないです。」と嬉しそうに話される方もいらっしゃり、私も嬉しくなりました。
ソロの方の自転車もエルスにイリベ、カーボンロードにと多種多様です。
油日神社から3km程進み、鹿深夢の森で再度休憩。昼食ポイントの成田牧場まで10kmちょっとですが、それまでの最後のトイレ地点になります。
休憩の時はもちろん自転車の話なのですが、タンデム学会の時は少し雰囲気が違います。
タンデムですからご夫婦で参加されている方が多いので話す内容も少し変わり、あまりコアな話ではなく自転車の置いている部屋の話ですとか、家族の話をしたりすごく新鮮で楽しい時間でした。
走る上ですごく大事なことですが距離はもちろん、登り下りと風向きまで気にされる様子は私にとってすごく刺激的でした。
約40km程の行程のちょうど中間地点にあります成田牧場にて昼食です。
皆さん各々お弁当を広げ休憩です。
牧場ならでは、アイスにジェラート、最高の昼食ポイントです。
遅れましたが初参加の方のご紹介です。
おそろいのプジョーのジャージで初参加のIさんDさんペア。ペガサスのタンデムでタイヤはなんとチューブラー。すごくパワフルで早かったです。
おそろいのシャツがステキなSさんご夫婦はエルスのタンデムで初参加。その後ろにはRSAサンバッグのAさんご夫婦もペガサスのタンデムで初参加いただきました。
昼食後、後半からはリーダーを務めました。前半とはうってかわってゆっくり走ることができましたが遅すぎました?後ろからタンデムが迫ってくる様が迫力ありました・・・
親方の予想通り、コース上のあちこちに点在する桜はベストタイミングでした。
天気に恵まれすぎて少し暑かったですが、大変楽しいひと時でした。ご参加いただきました皆様本当にありがとうございました!
これからもグランボアをよろしくお願いいたします。
退職のご挨拶
こんにちは、前野です。
先日、ブログで親方にご紹介いただきましたように、一身上の都合により5月20日をもってサイクルグランボアを退職することになりました。
アイズバイシクルの店頭に立つ最終日は4月22日(月)を予定しております。
店頭でお会いしたお客様にはお話しさせていただきましたが、突然の報告となってしまいました事、お詫び申し上げます。
今までお世話になりました皆様、本当にありがとうございました。
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2012年の秋、大学1回生だった自分はアイズバイシクルにアルバイトとして通い始めました。
当時はまだランドナーに乗っていませんでしたが、親方や大介店長に教わりながら友人のランドナーのホイール組みを一緒に作業している内に、自転車を触ることが楽しくなってこの道に入りました。
翌年に自分にとって初めてのグランボアの自転車となる700Cランドナー”コンコルド”を作りました。
コンコルドは当時の無鉄砲な走りの犠牲となり短命となりましたが、2013年の夏に鹿児島の佐多岬から北海道の宗谷岬まで約2900㎞を20日ほどで駆け抜けた思い出深い1台でした。
ブルべにはちょうどこの頃から参加し始め、2014年に初めて600kmまで完走してSRを取りました。
九州一周、日本縦断、四国一周、北海道一周など、大学時代の長期休みはそのほとんどを自転車に捧げていました。
琵琶湖一周は何回走ったのかわからないほどです。
大学3回生の秋に自分の20代の方向を決めたと言える出来事があります。
ブルべに熱中し、新しいものが好きな自分を見た親方から、当時まだ新しかったグランボアのセミオーダーランドナー”TypeER650B”の貸与を提案していただいたのです。
確かその時は大学卒業までの間という条件付きでしたが、黒いフレームにメッキ出しされた特徴的な2枚肩フォーク、650×42Bタイヤ、SONのダイナモ電装、貴重なシルバー仕上げのSRAMライバル10sなどをアッセンブルされた1台は本当に特別でした。
学生身分の自分には不相応な1台でしたが、この新しい自転車に乗ってブルべに参加したりするのが楽しく、北海道一周をはじめとして各地を走り回りました。
コンコルド、TypeERと乗り継ぎ、アイズバイシクルで出会うお客様や自転車を通して様々な経験を積む中で、ランドナーの持つ道具としての機能美に惚れ込み、2016年春からサイクルグランボアに入社して今に至ります。
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色々な思い出がありますが、印象深いのは2017年と2019年にフランスで開催されたハンドメイド自転車の競技会”Concours De Machines”への参加です。
アンベールで開催された2017年は初めてのフランスで、走行会では気持ちが昂ぶって空回りした感は否めませんが、軽量自転車の製作を含めて濃密な経験となりました。
親方のフルオーダーフレームの製作が始まったのもこの頃で、自分はフレームの仕上げ研磨作業を中心に今日まで担当させていただきました。
4年に1度開催されるブルべの最高峰”パリ―ブレスト―パリ 1200km”をテスト走行の場として開催されたコンクールマシン2019年大会は3日目の深夜に迷走してサポートの親方たちに大変な心配をおかけしましたが、69時間16分で無事に完走。
グランボアはコンクール総合3位を獲得しました。
自分が理想とするランドナーに抱くイメージは、ツーリングバイクと言うよりも、PBPのような長距離を走る為の機能が統合されたレーシングバイクです。PBPは正にレーシングバイクとしてのランドナーを輝かせられる最高の舞台でした。
夢の舞台を特別な自転車のライダーとして走ったという貴重な経験は一生忘れることが無いでしょう。
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2021年春の店頭リニューアルオープンから3年間、恐れ多くもアイズバイシクルの店長として勤めさせていただきました。
この間に私生活では子供が生まれ、大きな変化がありました。
ヴィンテージ分野に疎い自分でしたので、お客様によっては満足のいく対応が出来なかったこともあり心苦しい時もありました。そんな自分ですが親方、専務、そして大学時代から同じ道を歩んできた伊藤をはじめ、グランボア/アイズバイシクルに関わる全ての皆様の支えがあったからこそ今日まで務めることが出来ました。
この約10年、家族よりも長い時間を共に過ごしてきた親方、専務、同期の伊藤、そして退職された福岡プラットホームの大介店長、なっぱさんには公私ともに本当にお世話になりました。
会社としても育休の取得や子育てへの配慮、少しでもツーリングに行けるようにと休み制度を整えていただいたことなど、本当に感謝しています。
新しい仕事は自転車業界ではありませんが日々勉強、吸収し、サイクルグランボアでの経験も活かして社会に貢献していければと思っております。
私の退職に伴い、アイズバイシクルの店長は親方の土屋が務めます。
アトリエ長は引き続き伊藤が務め、セミオーダーフレームTypeERの製作をはじめとした加工作業全般を行います。
また、WEBページに設けておりました”ホイール組みオーダーフォーム”は閉鎖となります。
今後ホイール組みをご希望の方はお手数ですが、アイズバイシクルまで直接ご相談いただきますようお願いいたします。
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余談ではありますが、ホイール組みはアイズバイシクルで担当する中でも特に好きな作業でした。
どんなにフレーム、フォークが良くてもホイールがイマイチなら走りに反映されます。同じ部品の組み合わせでも、組み立て方次第で走りの質が変わってくるという部分が面白くも難しくもありました。リム、ハブ、スポーク、ニップルの持つ性能を邪魔せず、限りなく引き出すことを最優先に組み立てを行ってきました。
ホイール組みは毎日何本も組み立てが続いても苦にならず、1本1本のホイールが実際に使われる姿を想像しながらニップルレンチとスポーク掴みを操作するのは瞑想のような、どこか心が落ち着く時間でもありました。
今後もグランボアのランドナー2台(フロントシングルの親方4号車、アトリエ長の伊藤が製作したフルオーダーフレームの1号車)は引き続き乗り続けます。
グランボアを退職してもランドナーが好きなことは変わりませんし、ブルべやロングライド、そして林道探索などは生涯続けていくつもりです。
PBPやLELなどの海外長距離ブルべも子育てが落ち着いたら参加したいと思っています。
そのためにも走力を落とすわけにはいきません!
厚かましいかもしれませんが、アイズバイシクルには時々お邪魔させていただくつもりです。
引き続き京都におりますので、どこかの峠道やアイズバイシクル店頭で皆様とお会いしたときはお話しできたら嬉しいです。
アイズラリーやラリーグランボアのお手伝いもさせていただきます。
最後になりますが改めて、今までお世話になりました皆様に感謝申し上げます。
そして、退職までにやるべき事が残っておりますので、最後の日まで精一杯仕事に励みたいと思います。
皆様には今後ともグランボア/アイズバイシクルをご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
前野太志
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さて、今週末14日(日)に迫りましたタンデム学会への参加申し込みはお済みでしょうか?
”タンデム学会”と題しておりますが難しいことは無くて、タンデム自転車愛好家の方が集まってみんなでサイクリングをするイベントです。
概要は2月にブログでお知らせしたとおりになります。スタート地点は京都から離れた三重県伊賀市柘植町の余野公園です。
試走をした親方によれば、コースには桜並木が点在しているようですので、きれいな桜が見られるのではないでしょうか。
14日の伊賀市柘植の天気予報は最高気温23℃、曇り時々晴れ。雨の心配はなさそうですので気持ちの良いサイクリングができそうです。
【タンデム学会】
◇日時 2024年4月14日 日曜日
◇集合 余野公園駐車場に午前9時30分です。 関西本線JR柘植駅から北に1kmほどのところです。
◇昼食 コース途中の成田牧場でお弁当を広げたいと思います。各自ご持参下さい。
※参加費などはありません。自転車保険のご用意は皆様各自でお願いいたします。
タンデム学会参加ご希望の方は問い合わせフォームより「お名前、当日連絡のつく電話番号、緊急時連絡先」をお知らせください。タンデムで参加される方は同乗者のお名前もお知らせください。
タンデム自転車をお持ちでない方の参加もお待ちしておりますので、ご都合のよろしい方は是非ご参加ください。
私がグランボアのスタッフとして参加するイベントはこれが最後になりますので、皆様にお会いできることをとても楽しみにしております。
ちなみに京都から柘植まで自走で行くと70kmほど。京都駅からJR柘植駅まで輪行すれば1時間10分ほどです。
自分はもちろん早起きして走っていこうと思いますが、ここ最近しっかりと乗れていなかったので体力が持つのかちょっと心配です。
それでは皆様のご参加お待ちしております!
ラリーグランボアとタンデム学会
早いもので2月になって近所の公園の梅の花がほころび始めました。まだまだ雪の降る日もありそうですがそろそろ春のイベントのご案内です。
まずはラリーグランボアです。いつもは第2日曜日に開催していましたが、今年は諸般の都合により第3日曜日の3月17日の開催とさせていただきます。開催要項は昨年同様各々自由な場所から走り始めて持越峠の特設のカフェドグランボアにお立ち寄りいただくコンセントレーション形式のサイクリングになります。
◇日時 2024年3月17日 日曜日
◇コントロールポイント “Cafe de GrandBois” 10:30~11:30@持越峠
コントロールポイントの開設時間は10時30分から11時30分を予定しています。
また、ここでは暖かいお飲み物とお菓子をご用意してお待ちしています。
必ずマイカップをお持ちください。紙カップの提供はございません。
※真弓と雲ヶ畑の間にある持越峠です。南丹市と京都市の境にある持越峠ではないのでご注意ください。
さてすでに幾人かのタンデム愛好家の方からお問い合わせいただいておりますタンデム愛好家の集まり「タンデム学会」ですが、先日コースの下見に行ってきました。場所は三重県と滋賀県、伊賀と甲賀の国境を走る里山のんびりコースです。
新型コロナ流行前の2019年の年末に一度走って翌2020年の春のタンデム学会にと考えていたコースだつたのですが、ようやくの開催となります。当時は三重県のタンデム走行が解禁されるとのお話があり伊賀と甲賀にまたがる丘陵地帯が使えることになりプランニングしました。
試走してみるとコース上のあちこちに桜並木が点在し開花の時期とあえば素敵な景色となるでしょう。たとえ桜がなくてもこの季節の里山はのどかな景色で良いものです。
◇日時 2024年4月14日 日曜日
◇集合 余野公園駐車場に午前9時30分です。 関西本線JR柘植駅から北に1kmほどのところです。
◇昼食 コース途中の成田牧場でお弁当を広げたいと思います。各自ご持参下さい。
ラリーグランボア・タンデム学会とも参加のお申込みをお待ちしております。
タンデム学会 2022
こんにちは、前野です。
12月4日(日)のタンデム学会は天候に恵まれ無事に開催することが出来ました。
ご参加いただきました皆様、寒い中ありがとうございました。
今回のタンデム学会は淀川、木津川、桂川の三川合流地点背割り堤をスタートして木津川沿いを走り、流れ橋で折り返してくるコースです。
アイズバイシクル組は9時集合で背割り堤を目指します。
フィリピンからのお客様、Juneさん(右)とKanelさん。グランボアのセミオーダーランドナー、TypeERをオーダーしていただきその受け取りの為に来日されました。
タンデム学会の2日前に納車して早速京都から大阪方面へ走ったそうです。あとで聞けば、今回タンデム学会で走ったルートもお二人で走っていたとか。でも、サイクリングロードの分岐が複雑で道に迷ってしまうこともあったそうです。確かに看板があるとは言え、初見では迷いそうな箇所がありますね。
自分も初めて桂川サイクリングロードを走った時は何度か道を間違えたのを思い出します。
アイズスタートのタンデムは3台。渡月橋をバックに。
集合場所の背割り堤では偶然居合わせたカメラマンさんによる撮影会が急遽開催。
ポーズの指導もあったりして本格的です。
皆さん揃ってひと段落したところで走り始めます。
この日初お披露目となったS様夫妻のエルスのタンデム。いつも息の合ったお二人のタンデム姿はとてもお似合いです。
流れ橋を渡って対岸のサイクリングロードで背割り堤に折り返します。
日程が変更にも関わらず多くの方にご参加いただきました。
タンデム学会はコロナ禍に入ってしばらく開催できなかったので2019年以来実に3年ぶり。
新車のJuneさんを真ん中にもう1枚!(上の写真と間違い探しじゃないですよ?)
フィリピンに帰ってもランドナーでサイクリングを楽しんでくれたら嬉しいです。
背割り堤までの帰り道はあっという間でした。当初の日程が雨天延期になって天気予報を毎日気にしながら過ごしていたのですが、数日前までは雨予報。今年は無理かなと思いかけていたのですが、予報は好転して当日も良い天気とは言わないまでも無事に走ることが出来ました。
また来年もタンデム学会は継続して開催していく方向ですので今回残念ながらご都合が合わず参加できなかった方、そして参加してみたいなと思っていただけた方、次回は是非ご参加ください。
タンデムで走りやすいコースをご存知の方いらっしゃいましたら教えていただけると嬉しいです。
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クリスマスセールのお知らせ
今年も店頭と通販でクリスマスセールを開催します。
昨今の情勢で未だに在庫状況が安定しない物が多いのですが、グランボアタイヤなど大変お買い得になりますのでこの機会に是非ご利用ください!
【店頭セール】
12月18日(日)10時~18時頃
アイズバイシクルの店頭商品すべて店頭価格から1割引
グランボアタイヤは定価より1割引きの店頭価格からさらに1割引き致します。
【通販セール】
12月19日(月)~12月25日(日)
オンラインストア掲載中の商品すべて表示価格から1割引きとします。
★ただし、ご予約品やお取り寄せ品、修理などの作業工賃は対象外です。
12月のアイズバイシクルは4、13、23、25日が定休/臨時休業になります。
年末年始は12月29~1月3日の間がお休みです。
タンデム学会開催します
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