サハリンツーリング その1
先日、友人とサハリンへツーリングに出かけました。サハリンへは稚内港からフェリーが季間運航されており、その情報を知ってから関心を持っていました。現在サハリンへ渡航するにはビザが必要となります。今回は旅行会社に委託しましたが、ビザ取得の為に宿泊先の予約や旅行計画書が必須です。
出国の日、稚内のライダーハウスを出発し国際旅客ターミナルへ向かいます。自転車は輪行袋に収納し、受託手荷物として預けることにしました。
宗谷海峡を越えて159km先のコルサコフ港まで5時間半、名物の免税ビール(100円)を飲み、サハリンの情報を整理して過ごしました。コルサコフ港で入国審査を完了し、サハリンの中心都市、ユジノサハリンスクへ向かいます。ユジノサハリンスクの街並みはヨーロッパ風で路上のゴミもなく清潔な印象を受けました。経度は北海道と変わりませんが時差は2時間あります。日没は8時頃でした。
9月9日
ユジノサハリンスク⇒コルサコフ(P495→P493→P496)
ホテルの前で自転車を組み立て出発します。幸い雨には降られませんでしたが肌寒く、日中もセーターを着て走りました。市街地は交通量が多いですが郊外に抜けると減少します。ドライバーのマナーも良く道路も広いので走りやすいです。
P493の大半はダート道ですがしっかりと固められ問題なく走行できました。エートルのおかげで快適です。
峠からの眺望は素晴らしいです。西海岸まで尾根伝いに緩やかに下ります。
西海岸の町ネベリスクのモニュメントで記念撮影。海岸にはトドがやって来るそうですが今回は会えませんでした。
P496でサハリン第二の都市、ホルムスクへ向かいます。左手に間宮海峡、右手は高山植物が生える小高い丘となっており、今回の旅で最も楽しみにしていた道でした。晴れ間も見えてきました。
現地の方とも交流しました。自転車旅行者は皆無なので驚かれます。多くの方に温かく応援してくださいました。
7時頃にホルムスクへ到着しました。部屋のお湯シャワーを浴びた後、ホテル付近の商店でトマトやリンゴ等を購入し宿で夕食にしました。スライスした黒パンにオイルサーデン、トマト、チーズを載せて食べるとさっぱりとして大変おいしいです。中央のペットボトルはクワスというライ麦と麦芽を発酵させた飲み物。日本人には賛否あるようですが私は好きです。レポートはその2に続きます。
トークリップカバー
グランボアトークリップカバー“Deux feuilles”は60年以上前のクリストフの製品のレプリカです。
資料によると1950年2月に発表されたことが分かります。
Deux feuilles(ドゥフィーユ)とは2枚の葉っぱという意味です。
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