アイズの独り言>

いつもご来店ありがとうございます。
10月16日(火)のアイズバイシクルの営業は、メカニックが終日不在となります。修理ご希望のお客様は、自転車やパーツをお預かりさせていただきますが、即日の修理は出来かねますのでご了承ください。また、オーダーやレストアのご相談も後日改めてお願いいたします。
修理やご相談のためご来店を予定してくださっていた方、申し訳ありません。

アイズバイシクル店舗は通常営業でオープンしておりますので、お買い物はいつもどおりしていただけます。ご来店お待ちしております!

なっぱ (2021年退職)

本日のアイズの朝サイ、無事に終了しました。ご参加いただきました皆様ありがとうございます。
当初、10月の朝サイは夜泣峠を越えるプチパスハンティングを予定していたのですが台風による被害でコースは使えず、ラリーグランボアでおなじみの京見峠と持越峠の定番コースを走りました。ちなみにラリーグランボアでは持越→京見と走る方が多いので今日はそのルートを逆に走りました。
 
 

朝9時、アイズバイシクル前から走り始めます。今日の参加者はベテラン揃い!
 
 

京見峠入口手前にある激坂、最大勾配は21%!サドルから降りずに登り切れますか?
 
 

でも無理は禁物。まだコース序盤なので押して上がるのが吉です。
 
 

京見峠は旧道区間を交えて登っていきます。倒木が残っていたり落ち枝が多いですが新道より少し静かで趣があります。
 
 

もう少しで京見峠茶屋です。このあと短い距離ですが勾配がきつくなります。もうひと踏ん張り!
 
 
 


峠手前の京見峠茶屋で休憩です。遠方から参加してくださったM様とはここでお別れ。何でも、朝サイの二日前から京都入りして走り回っていたそうです。おつかれさまでした!
 
 
 

京見峠を北へ下ると、持越峠のある真弓に向けて緩やかに登り返します。
 
 


北山杉と青空のコントラストが綺麗でした。そういえば半袖一枚で走るには肌寒い気温になりましたね。今、そしてこれからの季節にお勧めの長袖ジャージありますよ!
 
 

談笑しながらペダルを回すうちに持越峠に到着。京見峠に比べると交通量の少ない静かな峠です。
 
 

雲ヶ畑を見渡せる場所で休憩した後、京都市街地まで下りました。帰り道に今宮神社名物のあぶり餅を食べて行かれた方もいらっしゃいました。サイクリングした後の食事は格別ですね。
 
 
12時過ぎにアイズバイシクルに到着。33㎞の手軽に走れるコースですが、短い距離に北山サイクリングの魅力が詰まっています。
このようにアイズの朝サイクリングは山へ行くことが多いですが、初めての方でも走り切れる距離とペースになっています。まだ自転車を持っていないという方や、グランボアのランドナーに乗ってみたいという方のご参加もお待ちしていますのでお気軽にお問い合わせください。グランボアの試乗車に乗っていただけます。
来月も朝サイは第二日曜日の11月11日を予定しています。どなたさまのご参加もお待ちしています!

まえの

お知らせがぎりぎりになってしまいましたが、今週日曜日はアイズの朝サイ!もちろん今月もやります!

コースのお知らせがぎりぎりになってしまったのには理由があってですね、、
大きな台風がいくつもやってきた今年の9月。アイズバイシクルおなじみの京都北山も被害がまだ残っています。秋はダートを楽しもうということで今月も夜泣峠へ行くプランを考えていましたが、はたして台風のあと道の状態はどうだろうか。。という心配があり、朝サイ直前で試走にいってみようということに。

今朝チョコ君に試走にいってもらいましたが、やはり。。

車の入らないシングルトラックは、やっぱりまだ手付かずのようです。残念ですが、自然が相手なので仕方がないですね。

代わりに、春のラリーグランボアでもお馴染みの、アイズバイシクル定番「京見峠・持越峠」へ朝サイクリングに出かけます。この秋の天候不良で週末なかなか自転車に乗れなかったという方には、ちょうど良い肩慣らしにぴったり。天気予報は今のところ晴れ模様、ご参加お待ちしています!
 
 
 

■10月の朝サイクリング
10月14日(日)9時 アイズバイシクル集合/12時ごろ アイズバイシクル帰店
参加ご希望の方は、必ず前日までにお申し込みをお願いします。
雨天中止。中止の場合は前日13日(土)にこちらのブログにてご案内します。

京都市街地から最も近い峠、京見峠・持越峠へ行きます。全舗装路のコースですので、峠道を普段なかなか走りに行かないという方や、はじめての方もぜひご参加ください!持越峠、こうやって見るとけっこう高いところまで登っているんですね。
※保険、昼食のご用意はございません。ご自身でご準備ください。
※装備や自転車にご不安のある方は、必ず事前にご相談ください。
※グランボアのランドナーにご関心のある方には試乗車の貸出もしています。ご希望の方はお気軽にお尋ねください(要予約)。
 
 
 

***

 
 
 

さて、イデアルからサドルとともに嬉しい商品が届きましたよ~!まずは商品のご紹介前にこちらをご覧ください!

 
 
Amazing!!!
 
 
先日、雨の600kmブルべを耐えたチョコ君のイデアルで、今回新しく入荷したサドルグリスとウォータープルーフスプレーを使ってフルメンテナンスをしてみました。以前、7月に一度同じメンテナンスを行い、今回で2回目です。あまりにも撥水効果がバツグンで、面白いように水をはじくので「もう一回見たい!」と累計マグカップ5杯分の水をサドルにかけてしまいました・・・。(もちろん効果は失われず!)

イデアル90とともに、グリスウォータープルーフスプレーもただ今から店頭、オンラインストアでお買い求めいただけます。革サドル以外にも、革バーテープやルノンの靴のような革シューズにもいいかもしれませんね。
 
 
この商品を紹介するにあたって、オイル、グリス、ワックスという言葉の意味の違いを今回初めて知りました。オイルはさらさらしたもの、グリスは柔らかいもの、ワックスは固形のものと、それぞれ形状の違いによって使い分けされているのだとか。より商品の特性が分かるように、イデアルのものは「サドルグリス」とし、今までサドルオイルという名前でご紹介していたジルベルトゥのものは「サドルワックス」と名前を変えました。通販は実物を手にとっていただくことが出来ないので、こういう小さいところから商品をお客様にお伝えすることが大事ですね。

なっぱ (2021年退職)

台風24号の接近に伴い、京都も朝から雨が降り続いています。

明日30日(日)、アイズバイシクルは臨時休業をとらせていただきます。ご来店予定だった方々には申し訳ありませんが、なるべく外出は控え十分にお気をつけてお過ごしください。

 

 

と、書きつつ、

実は先だっての台風21号が関西に上陸する直前、私は1週間ほど休みをもらってツーリングに行っておりました。最初は1人旅で考えておりましたが、大学の後輩になるT君が同行してくれるというので、2人でキャンプツーリングを計画。今回の旅の目的地は、学生のときから気になっていたあるものから決まりました。

 

新日本海フェリーの敦賀~秋田間の便に乗りたかったのです!

 

なんで学生のときに乗らなかったの?と疑問に思う方もいると思います。なぜかというと、この便は一週間に一便しか運航していないんです。タイミングが合わず、今まで乗る機会がありませんでした。私自身個人的にフェリーに乗っている間の時間が好きなのもあるのですが、週に一便しか運航していないこのフェリーに乗る機会なんて滅多にありません。今年はどこに行こう?と考えた時、このフェリーのことがすぐに頭に浮かびました。なので、このフェリーの運航日に合わせて、お休みをいただき、ツーリングを企画したのです。

 

旅のはじまりは花園駅。

敦賀駅まで輪行し、そこから自転車を組み立て、港まで行きます。台風接近により、フェリーの運航状態が気になりましたが、問題なく運航するようなので敦賀まで急ぎます。フェリーの受付の時間までに間に合うように行くには、鈍行であれば京都駅発の始発に乗らないといけません。朝早く起きるのは構わないのですが、京都駅まで自走するとなると7㎞弱走らなければなりません。京都駅まで走って輪行するのは帰りならまだしも、行きのときに早朝の薄暗い中走ってから輪行はやりたくない・・・。

 

 

そんな時は特急列車サンダーバード!

サンダーバードに乗れば1時間近く短縮できるので、自宅から最寄りの花園駅で輪行することができます。サンダーバードの特急券は京都~敦賀間自由席で1180円。まさに時間をお金で買うとはこのことですね。学生の頃なら京都駅まで走っているでしょうね(笑い)

 

 

そして今回の自転車はこちら。

学生の頃より乗り続けているグランボアのランドナー。

フロントのサイドには寝袋、テントなどが括りつけられています。フロントのサイド枠は最近追加したものです。なぜこの形かというと、サイドバッグをつけるのを想定していないからです。私個人的な考えですが、大きなサイドバッグ2つでは輪行の時に大変なので、荷物はフロントバッグと後ろに取り付けるサドルバッグになるべく収める。寝袋、テントなどはフロントサイドに括り付けて、輪行時は輪行袋の中に自転車と一緒に収める! これであればフロントバッグとサドルバッグ、そして輪行した自転車と3点を持ち運べば大丈夫です。

 

自転車の重量は12kgほど。荷物がだいたい8kgほどなので、総重量は約20kgあたりでしょうか。なぜ、重さのことにふれたのかといいますと、帰りは飛行機で帰る予定でしたので、重量を超えると超過料金、あるいはこれ運べません!なんてことになりかねないので、少し荷物の重さにも気を配りました。

例えば、今回テント泊でのツーリングでしたが、キャンプ用品はなるべく持ちませんでした。

ですが、雨具は雪山用のシッカリしたものを持ち運んでいます。学生の頃使っていた雨具は、なるべく軽量タイプのものを使用しておりました。使いたての頃はしっかり水をはじいていましたが、生地が薄いので、気付くと性能が愕然に落ちてしまい、転倒した際にはすぐに破れてしまう(破れてしまえば効果云々の話ではありませんが)など、私個人的には満足のいくものではありませんでした。軽量タイプのものに比べて、収納時の大きさは倍ほどの大きさになりますが、丈夫さを優先しています。

 

 

敦賀駅から港までは5kmほど離れています。途中にフェリーの中での食料を買い込み、港を目指します。そして、実際の乗船時間は約20時間。途中新潟港を経由して、朝5:30過ぎに秋田港へ到着します。

 

フェリーの中に並ぶ自転車。この自転車と再び陸に上がるときは東北です。期待に胸を弾ませて、到着まで待ちます。(大半は寝ておりました)

 

天気は快晴。夜には台風の影響で大雨の予報ですが、走りだしは好調です。

まずは、秋田港より北上し、男鹿半島・寒風山を目指します。

 

 

 

写真スポットらしいので巨大なまはげをパシャリ。

 

 

寒風山は標高350mほどの高さしかないので、あっという間に上れてしまったという感じでしょうか。

 

 

 

 

ですがこの見晴らし。周囲に山が見えないので、すごく開放的で、空が広く感じました。

 

 

ササっと降りてきまして、道の駅にて昼食をいただきました。

またかい!と突っ込まれそうですが、そばをいただきました。おいしゅうございました。

 

 

この日は大潟村近辺のキャンプ場に泊まる予定でしたが、台風が心配でしたので、もう少し北の能代市まで進み、宿泊施設を利用することになりました。

 

 

翌朝、朝早くから輪行して、鰺ヶ沢を目指します。

今回の旅は輪行を最大限活用して、短期間で目的地を目指す段取りでしたので、ショートカットできるところは電車に乗っちゃいます。

 

向能代駅。情緒ある佇まいで、待合室もこの通り。

 

 

ですが、問題発生・・・・・

昨日の台風の影響で電車が止まっていたのです。倒木が線路に数カ所あるとのことで、午前中の運航は厳しいとのこと・・・・

 

この日の目的地までいけるのかと肩を落としていたところ、バスによる振替輸送があると駅員の方が教えてくれました。大きな駅目指して一気に行けるわけではなく、私たちのように小さな駅から電車に乗ろうと考えている人がいるかもしれないので、一つ一つバスで駅を回ります。

 

 

 

 

当初の予定より2時間オーバー程で鰺ヶ沢駅に到着。

午後からの行程で鰺ヶ沢より北に40km弱の十三湖付近まで走るのはしんどいと思いながらも、走るしかありません。 走り始めて間もなく、正午もとっくに過ぎてましたので昼食をとりました。

 

店の方にお勧めを聞いたところ、このちゃんぽんが出てきました。

写真ではすごく伝わりづらいですが、この器すごく大きいんです。上にはホタテ、エビ、ズワイガニ、サザエがのっており、上の具だけ食べてもかなりの満足感。T君に大いに手伝ってもらい、なんとか完食。アイズでの昼休憩の時、いつもけっこうな量食べてるはずなんですが、これだけは「あ、ムリだ」と悟ってしまうくらいでしたね。

 

十三湖付近にはお風呂屋さんがないため、途中にある車に力と書いてしゃりき温泉に寄ることに。

 

地元の方々の憩いの場になっているようで、夕方前でもたくさんの人が。サウナに入ったところ、喋っている会話がまったく聞き取れません。ん?おかしいぞ?と思い、必死に聞き取ろうと頑張り、ん?台風の話してるのか?とわかったときには脱落、水風呂へ撃沈でした。おなじ日本語のはずなのに、ここまで聞き取れない言葉は初めてでした。津軽弁、大変興味が湧きました。

 

次の日の行程、竜飛岬に備え、十三湖のキャンプ場に泊まりました。この時、ニュースでちらっと見た関西国際空港の状況、東北でも感じられた台風の影響などもあり、仙台空港から関西国際空港まで飛行機で帰る予定だったのを変更し、行きと同じくフェリーで帰る方法を考えました。フェリーから芽生えた今回の旅、またフェリーで帰るのも良しと思い、帰路を探しました。明日、竜飛岬を攻略、そのまま三厩駅まで行き、青森駅まで輪行、そのまま八戸まで行き、フェリーで苫小牧へ渡り、苫小牧から敦賀までさらにフェリーに乗り、京都まで帰るプランを練りました。次の日の行程も朝早くから竜飛岬を攻略するつもりでしたので、フェリーの予約も朝起きてからにしようと早く就寝しました。

 

その晩、強い揺れに目が覚め、そして長く揺れることに違和感を感じましたが、周囲の様子も特段変化はなかったので、その時はそのまま寝落ちしてしまいました。翌朝、北海道で大きな地震が起きたことを知りました。この時は得ている情報も少なかったので、廻りの状況も変化はなく、竜飛岬まで走り出しました。

 

竜飛岬までの道のり、竜泊ライン。天気もよく快走でした。

 

道端にはススキが!

 

 

 

 

はるみさんに「飛ばされないようにね!」と忠告を受けていた竜飛岬までの道のり。ものすごく風は強かったですが、押すなりしてなんとか見晴らしの良い眺瞰台までたどり着きました。

 

 

雲がかかっていて見えなかったのですが、なんと、雲がなければ北海道が見えるそう。

 

岬までは下りなのであっという間。車で出張郵便局をしている方がいらっしゃったので、「いつもこんなに風は強いんですか?」と伺ったところ、「今日は特別強いよ~」と返答。

 

え~・・・・竜飛岬っていつも風強いんじゃないのぉ~・・・(ガックシ)

もし、穏やかな竜飛岬に行かれた人がいましたら是非教えてください。

 

 

竜飛岬を後にし、帰りのフェリーに備えてテントやシュラフなどを京都まで送ろうと郵便局を訪れた時、北海道の状況を知りました。フェリー会社の苫小牧支店に電話したところ全然つながらず、どうしたものかと考えていた時、父親から電話が。

秋田・青森に旅行に行くとは事前に知らせていたので、北海道の地震のニュースを見て、心配して電話をかけてくれたのです。

父「どこにいるんだ?」

拓「津軽半島におりますが?」

父「バカたれ」

 

父からも地震の話を聞き、とにかく急いで三厩駅まで行くことに。

 

14時過ぎ青森駅に到着したところで、帰路について考えました。空、海の便が絶たれた今残すは陸の便しか選択肢にない状況、あと1つしかない陸の便が絶たれた時、帰れなくなる恐怖、色々なものが頭の中をめぐり、気付いた時には緑の窓口の前に立っていました。

 

 

何よりも恐ろしいのは、午前中に津軽半島の岬にいたはずが、その日の夜には京都駅まで戻ってこれているということです。恐るべし新幹線。

 

 

こうして私の東北ツーリングは予定していた行程の半分ほどしか走ることはできませんでしたが、この先も忘れることのない大変貴重な旅になったと思います。

 

台風21号、そして北海道胆振東部地震と立て続けに起きた災害。私は無事京都まで辿り着くことができましたが、被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。一日も早く日常が取り戻されることを切に願うばかりです。そして、今回の台風でも大きな被害が出ませんように。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

takumi

台風21号が去ったかと思えば、北海道で大きな地震。。
被害に遭われた方々はいまも不安な時間を過ごされていることと思います。一刻も早く復旧しますよう願っております。

台風21号は京都にも被害をもたらしました。通勤途中に通る御所や鴨川でも大きな木が根っこからめりめりと倒れています。幸いお店は無事でしたが、いつも朝サイで行く京見峠や持越峠も倒木が多く、車は通ることができません。(というのは、台風の翌日に早速パトロールをしに行ったチョコ君からの報告です。同じように様子を見に来られた自転車乗りの方はちらほらいらっしゃったようですね。)

予定していた夜泣峠はさらに道の状態が悪いことが予想されます。残念ですが、明日の朝サイクリングはお休みにします。また来月を楽しみに!

なっぱ (2021年退職)

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