CycleMode 2012
まずは2013モデル エトワールとコンコルド。
後ろの泥除けの脱着部が隠しねじ止めとなったのに加え、後ろのブレーキワイヤーが内蔵になりました。フレーム単体価格は131,250円となり、従来より5250円高くなりましたが、より美しく機能的になりましたよ。各地のショップの方からも高い関心を集めていて、身近なお店で購入できるかも知れません。
そして、フルオーダーモデルの中でも今年の一押しモデル、輪行簡単モデル(Type ER)です。ERはEasy Rinkoから決めました。
ランドナーの輪行ではドロヨケとキャリアの存在がちょっと面倒でした。いままではデモンタプルによるフレーム分割で簡便化を図っていましたが、ロードバイクになれた人がわかりやすい方法で輪行出来ます。
前後の泥除けが丸ごと簡単に脱着でき、フロントキャリアも専用に前後の短いタイプを製作しました。輪行袋はオーストリッチのロード320等でロードバイクと同じ形で輪行出来ます。
そして、新旧混在モデルです。フレームは2年前から展示車として活躍しているTOEI製。今回は全面的に組み替えて新しいモデルとして出展しています。
リアエンド120mm幅のフレームですので、グランボアの120幅ラージハブに6速カセット、リアメカはサンプレSLJ、新型エルスのクランクでフロントメカにカンパのレコードのヘコミプレートモデルが使えます。組み合わせの妙もさることながら、ご注目いただきたいのはサイクルモード1週間前に出来上がってきた試作品のブレーキアーチ。36-42Bのタイヤに使えるセンタープルブレーキを開発中です。マハック・ライド互換でシューの固定部にはトーイン調整機構を組み込む予定です。来春には何とか製品化する予定です。
さて、こちらはこのサイクルモードのために一から作り上げたヴィンテージモデル。フレームはIRIBE製ながらカーボンブラシ式の電送コード完全内蔵モデルで、幕張では初めてご覧になった方が驚いていました。
主要パーツは基本的にビンテージパーツだけで組みました。そこに現在グランボアのプロデュースする現行品パーツを組み込んでます。今回発表しましたヘッド小物はこのコンセプトにぴったりです。JIS規格の良質なヘッド小物は本当に枯渇してしまっていましたから。こちらにもサイクルモード直前まで組み込んでいたマハックレーサーを外して試作のセンタープルを磨いて組み込みました。なんと、こちらのプロトは出発する日の朝6時半に届いたんですよ。日本の加工屋さん、恐るべし。3日で納品してくれました。
そうそう、今年の街乗り車はこんな感じです。こちらはアイズの店用車としてこれから活躍する予定です。
エトアール560mmとコンコルド530mmの試乗車は浅草のオオマエジムショさんに展示していただき特別価格にて販売させていただきます。
フルオーダーの展示車も1週間限定でショッピングサイトにて販売予定です。興味のある方は一足先のメールでもお受けしますのでお気軽にどうぞ。
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