8月の北海道ツーリングの記録です。
【4日目】
摩周から輪行をして、目指すは美瑛の町 美馬牛。
18切符を使っての輪行。
乗り換えの時間が5時間はザラなのですが、私はこの時間がとても好きなのです。
汽車の乗り換え待ちの間に、釧路湿原を見たり、帯広名物豚丼を食べたり、銭湯にいったり、洗濯をしたりしていました。
【5日目・6日目】
ツーリング後半は美瑛・富良野を自転車でぶらぶら。
5年前と変わらないのは、波のうねりのような丘、変わったことは、電動自転車でサイクリングを楽しむ人が多かったこと、道しるべの看板がたくさんできていたこと、畑の前に鉄線が張られていたこと。思い出のライダーハウスに泊まったり、メロンにじゃがいもにとうもろこし・・・これらを大量摂取。ちいさな池のほとりのかわいいレストランにも行ったのですよ。(お洒落して行きたかった・・・)
哲学の木
首をかたげて考えている様子から、そう呼ばれるそうです。
昔はなかった有刺鉄線。あの木の下で当時一緒にいったツーリングの仲間たちと写真を撮ったのを覚えています。
青い池
美瑛川から流れるため池です。
ここ最近で一気に知名度があがったそう。マップル2006には載っていませんでした。駐車場に入るまで、車は大渋滞でした。渋滞しないのが自転車のいいところです。
ライダーサイン。
ふつうライダーサインはライダー同士の挨拶ですが、北海道には、独特の旅人文化があるように思います。ライダーだけでなくチャリダー、トホダー(徒歩で旅する人のことです!)にも、道ですれ違うときにライダーサインを出して、エールを送り合います。
はじめて北海道に来たときから、すごく印象的でした。
【7日目】
旭川の神楽岡公園にある無料のキャンプサイトにテントを張っていました。朝起きるとテントのそばの木の上にリスが!旭川市街地のこの公園にはエゾリスがたくさん住んでいます。
北海道最後の一日は念願の旭岳でゴール!と考えていたのですが、朝からしとしと雨が降り、山のほうを見るとガスっていて山影すら見えませんでした。旭岳はきっと、また来いよと言いたくて雨を降らせたのだと言い聞かせ、京都に帰ってきました。
また行きます!
【5年ぶりのランドナー】
就職記念になるような旅がしたいなぁと、夏休みをもらって大学のころから大好きだった北海道をツーリングしました。
ランドナーに乗って鼻歌をうたうのも、写真を撮るのも、道端でアイスを食べるのも、旅先の人と話すのも、テントで眠るのも、どれもみんな変わらず好きなことでした。5年間の自転車空白期間は長いかなぁ、ツーリングなんてできるんだろうかと考えていたりもしましたが、そんなことはなく、自分の好きなように走ったり休んだりできる気ままなツーリングは、本当に気持ちよかったです。
今回の旅の目的は、知床を自転車で走ること、そして旭岳に登ることでした。
本来ならばキャンピーにサイドバックをつけてツーリングするのですが、登山するときのことを考えて、サイドバックは使わずに愛用ザックをキャリアに積んでいきました。
テント、シュラフ、シュラフのマット、コッヘル、バーナー、レインウェア、着替え、洗面道具などが詰まっています。
せっかく登山もできるようにと荷造りをしたのに、旭岳に登れなかったのは無念でなりません・・・。
一緒に走ったランドナーは、大学生のころにグランボアで作ったものです。
グランボアのエトワールとほぼ同じクラスのランドナーです。
グランボアに就職を決めた今年の春に、店長やアルバイトの学生たちに教わりながらオーバーホールしたランドナー。アセロラのような赤色から、青みがかった深緑に色も塗りなおしてもらいました。
「緑の自転車には、このタイヤが似合うんじゃないですか」と店長がエートルルージュのタイヤを出してくれました。
やっとできあがったときはほっとしました。「いい自転車になりましたねぇ」という店長の言葉がすごく嬉しかったのを覚えています。
まったく違う自転車に乗っているようだけれど、今年で9年目のお付き合い。これからも長く付き合っていきたいです。そして次は、まだ行ったことのないところへ遠出してみたいなぁ。
みなさま最後までご覧いただきありがとうございます!
わたしの旅はここでおしまいですが、今日から店長が「北海道の北のほう」に自転車を持って旅立ちました。
帰ってくるのは1週間後。どんな旅をしてくるのか見当がつかない店長のツーリングレポート、ぜひお楽しみにお待ちください!
8月の北海道ツーリングの記録です。
【三日目 北十九号】
中標津の朝はゆっくり過ごしました。
今夜の目的地は摩周。翌日に輪行して道央に向かうため、汽車の駅がある町まで走ります。
そんなに遠くないので、モーニングをゆっくり楽しみました!
食パン焼いて、ぶどうを洗って、珈琲を淹れて・・・
今日はここ!
北海道を旅するライダー、チャリダーにおなじみの北十九号です!
ツーリングマップルの表紙に何度も登場している道で、マップルの表紙のように撮影をしていくライダーさんを見上げながら、私は蛇行運転で自転車を漕いでいました。
開陽台から摩周までは、ミルクロードとよばれる道を走ります。
牧場の中をまっすぐ走っていく、道東のこんな景色が北海道で一番好きだったりします。
このあたりは牧場以外になにもありません。
摩周まで、自販機もないし商店もないし、トイレもないのです。
夕方、摩周に着きました。
翌日は朝6時台の汽車に乗るため、駅前のペンションのライダーハウスに泊まります。
一泊素泊まりお風呂付き1,500円です。
確実にお風呂に入れることが分かるとほっとする毎日でした。
北海道にはライダーハウスと呼ばれる宿泊施設が多くあります。
おもに、寝袋持参・素泊まりの旅人宿です。1000円前後で宿泊できます。
キャンプ場でしずかに夜を過ごすのも、旅人宿でほかのお客さんとあれこれ話しながらにぎやかな夜を過ごすのも、
どちらも同じくらい心地よい旅の思い出です。
大変好評を得ていますグランボアの超軽量 タイヤ「エキストラレジェ」シリーズ。
実は今回のロットの大半がいつもより10%ほど重く仕上がってしまいました。。。タイヤの重量には個体差は必ずあるものですが、今回はその振り幅が大きく従来より重めのタイヤが沢山ありました。そして時を同じくして作られたスタンダードのタイヤが軽く仕上がってきていたのです。スタンダードタイヤが軽くなることはそれはそれで結構なのですが、結果、両モデルの重量差がほとんどない状況が発生してしまったのです。。。気が付いてすぐにショッピングサイトでの販売を停止しパナソニックさんと協議を重ね、すべての在庫品を再検品してもらいました。重量増の原因は製造ラインでのケージングに補強塗布するゴムの目付け量の加減により起きたモノと判明しました。
「いつもより重いエキスラレジェ」と「いつもより軽いスタンダードモデル」いずれも製品の耐久テストを改めて行い、その結果ほとんどのタイヤがメーカーのお墨付きを持って戻ってまいりました。ようするにメーカーとしては公差内の重量変動で、製品として使用上の問題はないとのことなのです。
今回再び販売を開始させて頂きますが、超軽量と謳っておきながら実はスタンダードと重量差のほとんどないタイヤですので、今回のエキストラレジェシリーズは在庫限りではありますが3割引にて販売させていただきます。もう、何度かツーリングで使用していますが、走りの面では今までのエクストラレジェと違いは感じることはありません。いつもより丈夫で軽量しなやかタイヤとなっている塩梅なのです。この機会にぜひお試しいただければと思っています。次の生産時には再び元の軽量タイヤになる予定です。
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