福島ツーリング
7時半の飛行機で10時に福島でのミーティングに参加できるのだから凄いですね。
もちろん自転車も持って行きましたよ。3泊4日もしたのに2時間しか走れなかった前回(2年前)のリベンジも兼ねているんです。
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今回訪問したのはフレームパイプメーカーのカイセイさんと日東さん。来日中のヤンたちも東京での取材の案内をお願いしたオオマエジムショの大前さんと一緒に福島で合流しました。総勢6人で相変わらず盛り沢山な2日間を過ごしてまいりましたよ。
福島での彼らの取材の内容はあえて触れませんが、ご案内いただきました日東の吉川社長、ならびにカイセイの皆さま、お忙しい中お時間を頂戴し、誠にありがとうございました。特に日東の吉川社長には結局丸一日お世話になってしまいました。
春爛漫のこの日のことはきっとバイシクルクォータリー夏の号で熱いレポートが届くはず!!
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さて、話はもう次の日へ。現地でのツーリングプランは大前さんに任せてあったのですが、提示されたツーリングコースがこちら。
標高差1100mほど。磐梯吾妻スカイラインをいきなり登って降りるコース。。。正直なところこのプランを聞いた時に真っ先に思ったことは「何故、桜満開のこの季節にまた雪を見に行くんだ??」。
朝6時、朝風呂、散歩を済ませて輪行してきた自転車を組み上げ準備中の店長。
夜間は結構な雨が降っていたんですよ。朝には雨は止んだものの、「安達太良下ろし」と言われる突風は続いている状態。いっそ「里山お花見ツーリング」に変更しようか。。なんて横から囁いたりして。。
豪華な朝食。お世話になったのは喜ら里。お風呂もお食事もとっても良かったですよ。
さて、出発は8時40分ごろだったかな。心配だった風も走り始める頃には治まり、素晴らしいお天気へと変わりました。
ヤンとハーンの荷物を見てください。サイドバックにはダミーの空き箱が入っているわけではありませんよ。10キロ以上もの荷物がしかっり入っています。おまけにヤンの右手は来日前のケガでほとんどまともにハンドルが握れないんですよ。ハンディキャップにしてはすごすぎますよね。
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バイシクルクオータリーの編集者であるヤンはパリブレストパリに出場経験が何度かあるだけでなく、結果を残してきた正真正銘トップクラスのブルべサイクリストです。そしてハーンはそのヤンと同じペースで走れるこれまたトップクラス。少し話がそれますが今回彼らが輪行しながら関東入りに走ったコースを紹介しておきますね。
【2014/04/09 南木曽→飯田】
【2014/04/10 飯田→杖突街道→茅野】
【2014/04/11 茅野→八ヶ岳鉢巻道路→韮崎→石和温泉】
【2014/04/12 石和温泉→御坂峠→道志→ヤビツ峠→大磯】
これらのコースを走った後、この日を迎えているわけです。
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そして、オオマエジムショからは店主の大前さんとなっちゃん。
日頃女性の参加が極めて
少ないこの手のツーリングに女性が参加すると聞いて私はとてもワクワクしていました。
土湯峠旧道への入り口。この日はカメラマンがいっぱいです。
野地温泉の駐車場。
土湯峠。
この辺りは風があり、ひときわ寒く感じられました。ここでお昼。ちょっと予定より押し気味です。1時には浄土平に着きたいな。
国見台からの展望。磐梯山もくっきり!できれば秋にもう一度上りたい。
小柄な彼女がきつい上りでも終始楽しそうに走っている姿には私だけでなくヤンやハーンも癒されたんじゃないかな。ゆっくり寄り道しながら目的地まで楽しく行っちゃう、サイクルツーリングの基本を再認識させてもらったような気がします。また、ぜひ一緒に走りましょうね。
一枚だけ届いた大前さんからの写真。毎年ツールの取材に出かけている大前さんが狙うアングルはやっぱり違いますね。大前ちゃん、ありがとう。
ユニークな形の雲と一緒に。
標高1500mと1600m、そして最高点1622mにはこのような標があります。
左に見えるは煙吐く一切経山。ゴールは近いぞ。
結局ゴールは2時を回ってしまい、帰りの飛行機ギリギリです。少しばかりの休憩の後、我々は先に下山を開始しましたが、ほんの数10分の間に風が吹き始めていました。楽に下れるはずの下りが強烈な向かい風で往生しましたよ。帰りに温泉に入ってから帰ろうと思っていましたが、結局無理でした。また次に持越しです。
ちなみに大前さんたちはヤンたちと一緒に東京へ戻るべく福島駅へ向かいました。あちらも下りは強風だったとか。お互い無事でよかったね。
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仕事の合間を縫っての強行軍で行く前は「しんどいな」と感じてましたが、疲れも吹っ飛ぶ、やる気みなぎる、非常に楽しいツーリングでした。
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