Ecureuil-栗鼠という名のタイヤ
「くりねずみ」じゃないですよ。「リス」です。
仏蘭西語でEcureuil-エキュルイユ、新しいグランボアのタイヤの名前です。
スミマセンねぇ。いつもいつも憶えにくい名前で。。。特に今回は私たちスタッフもエキュ、、何だったっけ。。という具合に実はまだまだ混乱しています。それでも、あえてその名前にしたのは、リスはその体に見合わない大きな尻尾を持つにもかかわらず、身のこなしはとても軽く、すばしっこい森の生き物。このタイヤも38Bという太目のタイヤにもかかわらず「超軽量」という、今回のタイヤのコンセプトににピッタリだったからです。それに、3月にフランスに出かけたときに相談したサンジェのオリビエのお墨付きもありました。「森には必ずいるし、フランスではとても良いイメージだよ」と。
そうなんです。グランボアのパンフレットにも必ずリスは登場しますから!
とにかく、これまでのグランボアのタイヤも軽い仕上がりなのですが、エキュルイユはダントツ。なんと、1本240g (+-5%) !!! この重さはグランボアのタイヤで言うと23C-26Cクラス。
ということは。。。
650Bでは最軽量となりました!!
さすがにトレッド部も薄くてダートには不向きですが、4月の初めに出来上がってきてスタッフ皆で使っていますが、誰もパンクは一度もなし。なっぱは通勤で使っていて、エキュルイユ以前と比べると通勤時間は確実に5分は短縮されたと大喜び!
確かに緩い上り坂はスピードが落ちず、その軽さを実感します。皆様も是非体感してみて!
このタイヤとダブルアイレット化したパピヨンの28HとグランボアのSFQRのハブで組上げたホィールは軽くて剛性のある良いホィールになるでしょうね。早く誰かオーダーくれないかな。ただし、ショッピングサイトはすでにアップしてありますが、ホィール組の見積もりフォームはまだエキュルイユは選択肢としてラインナップされていませんのでご注意ください。
それと、エキュルイユはそのタイヤの特性からエキストラレジェが標準仕様となります。他のラインナップにあるスタンダードモデルは製作しませんのでご注意ください。という事は年に1度きりの生産で、その年の分が完売しましたら次の春までお待ちいただくこととなります。
そうそう、今年のエキストラレジェ、すべて入荷してまいりました。ご要望の多かった黒の32Bや36Bもご用意できています。
お待たせしました!
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