新春東京展示会 出展車
やっと帰ってきました。
先週の月曜日に出発して、東京での展示会2つに出展し、ようやく昨日お店に戻ることができました。2つの展示会の間に次のJBTに向けての打ち合わせなんかが入ってきてホント盛りだくさんな一週間でした。
さて、ハンドメイドバイシクル展にこれなかった方のために展示車両について紹介しますね。
一台は昨年のフランスでのコンクール出展車です。こちらは何度もすでにあちこちで説明させていただいてますので簡単にご紹介。
伝統的なフランス車のトップモデルのようにオールメッキのフレームに最新のパーツを組み合わせたグランボアならではのランドナーです。これでパリブレストパリを完走した前野のゼッケンプレートもそのまま展示しました。

グランボアSFQRハブ28H + 2019 SRAM AXSIS

親方フレームの特徴的なシートステー部分 + KIMURA TL06A

ステムトップのライトのスイッチ + 軽量穴開きベル

グランボアのカンチブレーキ「ミラン」も軽量加工してあります。
そして、もう一台はお客様からのご注文のスペシャルな一台。
コンクールモデルとはとても対照的なヴィンテージモデルです。
フレームは持ち込まれたレイノルズ531のパイプを使い、一週間程度のツーリングを想定して製作しています。
シートステーの集合部分は親方らしくプックリ仕上。伝統的な線引きが更にその特徴と美しさを引き立てます。
もちろん、フロントフォークの曲げにはこだわりがあります。
キャリア製作は主に伊藤が担当し、すべて工房内で製作しています。
ボリュームのあるヘッドライトはフレームと同色に塗り、専用台座ですっきりとセットしました。
1920年代発売のシクロ変速機。コンクールモデルと比較すると概ね100年の開きがあることに驚きます。自転車のシルエットはほとんど変わらないのですからとても興味深いですよね。前3段、後4段の12段変速、チェーレスト付きで右側はウィングボルトになっていてホィールの脱着も簡便になっています。
親方フレーム + 親方謹製スペシャルロット式フロントメカ
エキセントリックレバーもアイズの工房内で製作したものです。
もう一台、こちらはセミオーダー用のフレームを展示するために製作したER650ランドナー。
グランボアのカンチブレーキ「ミラン」、チェーンリング「サンクフィーユ」、イデアルサドル、エアロレバー用に溝を入れたフランス型ランドナーバーなどグランボアの製品でまとめています。個人的にはこのアッセンブルが一番使いやすそう。
グランボアではお客様のご要望に合わせてあなただけの一台をお作りしています。
完成車のご相談にはどうぞお気軽に、ただし、あらかじめご予約の上ご来店ください。
よろしくお願いします。
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