ランドナーでブルべ BRM709大津200㎞
こんにちは、前野です。
6月に続いて今月もブルべを走ってきました。
参加したのはオダックス近畿主催のBRM709大津200㎞
コースは大津の近江大橋北側をスタートして琵琶湖大橋のある堅田から山へ向かい鯖街道を北上します。花折トンネル、朽木、檜峠を経てマキノで琵琶湖の湖岸へ。
海津大崎、奥琵琶湖パークウェイ、旧賤ケ岳トンネルなど奥琵琶湖を満喫し、湖東は湖岸道路をひたすら走って大津の近江大橋近くに帰ってきます。
鯖街道以外はほぼビワイチの時計回り版。
琵琶湖一周をするときは基本的に反時計回りで走るので、見慣れた琵琶湖の景色も少しは新鮮に感じられるかもしれません。それに奥琵琶湖パークウェイを自転車で登るのも初めてです。
6:00 近江大橋北側からスタート
自宅から自走で20㎞程走って大津のスタート地点に到着。4時に家を出た直後はライトが必要でしたがすぐに明るくなって到着した頃にはこの通り。
今日の天気予報は昼頃から時々雨。気温が高すぎるよりは多少の雨で涼しくなった方が走りやすいはずです。
車検を済ませ、ブルべカードを貰って全体ブリーフィング。時間制限のあるコントロールポイントは一か所のみで写真を撮って通過証明にするフォトコントロールが三か所。注意するべきは奥琵琶湖でトンネルを通過する際に歩道を進むくらいでしょうか。
今回のブルべもスタートは名前を呼ばれた順。なんと2番目に呼ばれてすぐにスタートしました。
7:50 50.1㎞ フォトコントロール1道の駅朽木新本陣
堅田までの国道は信号が多く、加速して巡航体制に入った途端に次の信号で停車。風向きはよく、30㎞/h台半ばで走れるので信号に阻まれなければどんどん進みました。
堅田から途中集落、花折トンネルへの登りはスタートからの勢いに任せてガシガシ踏んで登っていきます。何度も走っている道で曇っていたのでフォトコントロールの朽木まで写真は無し。
道の駅に着くと通過証明の写真だけ撮ってすぐに出発です。
9:08 海津大崎を通って奥琵琶湖パークウェイへ
朽木から檜峠を越えると琵琶湖の湖岸へ向かいます。今津、マキノを通って奥琵琶湖へ。4月は花見客でにぎわう海津大崎を通って奥琵琶湖パークウェイへ向かいます。
自転車で奥琵琶湖パークウェイに行くのは初めて。
標高は花折トンネルの方が高いので大したことないだろうと思いながら登り始めました。暑さでボトルの水が残り僅かなので展望台の自販機で冷たい飲み物を補給したいところです。
9:43 95.3㎞ フォトコントロール2奥琵琶湖パークウェイ
奥琵琶湖パークウェイは九十九折が続き、今回のコース中では最もしんどい登りでした。気温が高く汗が噴き出し、水を飲もうにも90㎞以上走ってきたのでボトルは空に…
「先月の米原600㎞に比べれば大したことは…」と思いながら淡々と回し、ようやく展望台に着いたのでした。通過証明の写真を撮ったらすぐに自販機で飲み物を購入。
サイクリング中に一気飲みは良くないとわかっているのですが、500mlをあっという間に飲み干してしまいました。一息ついて展望台を出発します。
10:04 雨が降るようには思えない
展望台から先は湖岸道路まで下りかと思いきや、アップダウンが続きます。
GPSに表示された平均速度がどんどん低下していくのが気になりますが、暑くてペースは上げられません。2つ目のピークを越えると今度こそ下り。
ビワイチで何度も寄った塩津のローソンで水2Lと軽い補給食を買って旧賤ケ岳トンネルへ。
旧賤ケ岳トンネルへの登りは奥琵琶湖パークウェイの直後なのであっさりとクリア。竹生島が見える定番の撮影ポイントがあるのですが、雲が多く景色がいまいちだったので今回は素通りして先を急ぎます。
この先は本当に平地だけ。風との勝負になります。
10:53 119.9㎞ PC1道の駅湖北水鳥ステーション
旧賤ケ岳トンネルから20㎞ほどでPC1に到着。ここではアクエリアス1本とINゼリーを購入。もう少しで昼時なので座って食事をしてもいい気はしますが午後から雨予報。のんびりしていると雨の中走る時間が長くなりそうなので足早に出発しようとすると背後から名前を呼ぶ声が。
振り返るとそこにいたのはシクロツーリスト誌やランドヌール誌でおなじみの田村さんでした。まさか奥琵琶湖で会うと思っていなかったのでこれにはびっくり!
11:51 144㎞ 彦根の市街地付近から暗雲立ち込める
湖北水鳥ステーションで雨雲は見えませんでしたが、南下するにつれて進行方向に黒い雲が見え始めました。今にも雨が降り出しそう。そして信号と交通量が増えてきて思いのほか平均速度が上がりません。今回は停車も含めた平均速度を25㎞/h以上で維持できれば7時間台での完走が狙えます。彦根付近でGPSに表示されていた平均速度は24.4㎞/hほど。峠が無いので自然と平均速度は上がっていきそうですが、交通量増加に伴う徐行と信号待ちの時間が増えて8時間切りは怪しくなってきました。彦根城前の交差点で右折するために5分近く停車したのは参りました。
雨雲レーダーの様子
彦根を抜けたあたりで雨が降り始めました。最初は小粒でぽつぽつと。遠くには時折稲妻が光ります。
暑さに参っていたので多少の雨は涼しくて好都合と思っているとあっという間に土砂降りに変わりました。
雨の降り始めに雨具を着なかったので全身ずぶぬれで、レインウェアを着るタイミングが有りません。目の前が真っ白になるような凄まじい雨の中無心で進んでいきます。泥除けとマッドフラップがあるので路面からのしぶきは抑えられますが、雨の勢いはそれを圧倒していました。
この雨雲レーダーのスクリーンショットはゴール後に撮りました。豪雨の最中は写真を撮る余裕が全くありませんでした。
13:23 182㎞ フォトコントロール3サイクリストの聖地石碑
全身に激しく雨粒が打ち付け、自転車が走る道路の端はほぼ冠水しているような場所もあり経験したことのない状況です。
それでも速度の低下を最小限に留めて最終フォトコントロールに到着しました。この石碑、確か数年前に作られたはずですが何故このポーズ…?
安易に聖地と書いてしまうのもなんだか…
短時間の豪雨で道路は一部冠水
琵琶湖大橋付近で雨の勢いは少しだけ緩まりましたが、ゴールまで残り2㎞位のところで再び滝のような大雨に。車も多く車道を安心して走れないので歩道を徐行しながらゴールまで行きました。
14:16 201㎞ フィニッシュ
奥琵琶湖にいた頃は14時前にフィニッシュすることを目論んでいましたがそう上手くは行きませんでした。結局14:16にフィニッシュ。8時間16分での完走となりました。
コースプロファイルから楽に完走できるだろうと思ってエントリーした今回のブルべでしたが、やはり楽なブルべは無いということを思い知らされました。滝のような雨の中走り続けるなんてブルべ以外じゃ考えられません。
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2022年版オダックス近畿200㎞ピンバッジ
ゴール受付で主催者の方にブルべカードとフォトコントロールの写真を確認してもらい無事認定。オダックス近畿のピンバッジも購入できました。このバッジはオダックス近畿がオリジナルで作っているもので、毎年デザインが変わります。完走したブルべでこれを記念に買うのがちょっとした楽しみです。
京阪電車で京都へ帰る
帰りは浜大津から京都市内まで京阪電車で輪行して帰りました。車内は空いていて、京都駅で乗り換えのために歩かなくていいのでおすすめです。路面電車から地下鉄に変化するのも楽しいですよ。
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今週末の7月24日(日)までグランボアオンラインストアでは夏のセールを開催しています。
掲載商品が表示価格より1割引きとお買い得です。(お取り寄せ品、受注生産品など例外もあります)
今回のブルべでも使用しているグランボアタイヤも勿論対象です。
自分がランドナー使っているタイヤは650×42Bですが、普通のロードバイクでも使える700×26Cやディスクロードにおすすめの700×30Cもラインナップしています。
グランボアタイヤのポイントでもある乗り心地の良さを体感していただけるはずですので、初めての方もこの機会に是非お試しください。
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