アイズの独り言

2025.03.30

台湾+あれこれ

台湾のサイクルショー、行ってきました。

親方と専務は去年はこの時期はフランスに行ってましたので2年ぶり、拓未君はコロナの時期を挟んで7年ぶりです。毎度のことながら月日の経つのは早いですね~。2年前の台湾はまだ少しコロナの余韻が残る感じでインスタで少しご紹介する程度でしたが、今回はいろいろ手ごたえを感じるミーティングができました。概ねアシストユニットに関する事なので詳しくはまだ書けないのですが、うちみたいな小さなところが何年もコツコツと取り組んでいる事実と、その結果として内蔵用のユニットを外付け用にするべく知恵を絞り3Dプリンターを駆使して組付けたサンプルを目にしたのとで、台湾メーカーの技術者たちも一気に興味を持ってくれたようです。とても協力的で「この分だと年内に何とかなるんじゃないの!?」と期待してしまうほどでした。

お馴染みの日本メーカーも大忙しのご様子でした。

 

 

*****

今回は北投温泉に宿をとりました。

台北からMRTで1時間もかからない温泉街です。

仕事と温泉旅行が同時にできちゃうなんてなんて合理的!?

しかも、日本の有名温泉地を一挙に集めた街の作りになっています。

これはオモシロい!

 

町を流れる川から湯気が立つほど熱く、湯量もあり、とっても良いお湯でした。

町中に温泉ミストが満ちていてまるで町全体が低温サウナ状態。

 

それに、街には殺菌効果の高いフトモモ科の植物のティートリーやカユプテの古い木が何本もあり一気に浄化されます。実際に花粉症で鼻やのどの調子が今一つだったのですが、滞在期間中はすっきりしていました。

 

鳥もたくさんいましたよ。

日本にもよく似た鳥はいるのですが、戻ってじっくり見てみると台湾固有のものも何羽も居ました。

これは、ちょっと写りが悪いのですが、タイワンゴシキチョウ。

鮮やかな色がわかりますか?

ひと際きれいな声で鳴いていました。

 

これはタイワンオナガドリ。

マンションのベランダの柵に止まっています。

 

 

 

こちらは日本でもおなじみのメジロ。

でも、台湾あたりにいるのはミナミメジロと呼ばれて区別されています。

どこが違うのかな。

 

 

こちらはクロヒヨドリ。

黒と赤のコーディネイト、かわいいですね。

日本にやってくるヒヨドリと姿もよく似ていて同じ飛び方をしますが、鳴き方はちがいました。

 

自転車じゃない話ばかり。

すみませんねー、でも、ときどき「鳥の話もまた書いてね。」なんて言われることもあるのです。

 

 

*****

ここからは自転車道の話。

北投から南港の会場までは台湾のレンタサイクル「You Bike ユーバイク」で約25kmでした。

利用する方法はクレジットカードで借りる方法と、台湾の交通系カードで借りる方法がありますが、私たちは毎年のように台湾に行くのですでに持っていた台湾の交通系電子マネーの悠遊カードで利用しました。レンタサイクルで利用するには台湾での電話番号が必要なのですが、登録してしまえばとても便利です。

 

北投駅前でYouBikeを借りて出発。

自転車は3段変速でサドルの高さの調整もとても簡単にできます。

前には小さいながらも籠が付いていて鍵もついています。

台湾では自転車は右側通行です。

 

すぐに淡水河沿いのサイクリングロードに入れます。

完全に車両進入禁止ですので安心して走れますが、日中日差しを遮る場所や自販機などはありません。帽子や飲用水など暑さ対策は必要です。それに乗車姿勢はいわゆるママチャリポジションですし、タイヤもパンクの心配はありませんが、めっちゃ硬いので25kmも走り続けるとハンドルを持つ手がしびれてきました。ゆっくり走行だとしても路面の振動をダイレクトに体が受け止めていると結構疲れるもんです。やっぱりしなやかでエアーボリュームのあるグランボアのタイヤや、適度にしなるハンドルは良いなぁ、と改めて実感したのでした。

 

 

 

この日はあまりサイクリストは見かけませんでしたが、自転車に乗り始めたばかりの子供たちのグループに出会いました。

 

 

台湾の食事情も少しご紹介。

イベント会場やレストランはたいてい英語、もしくは日本語のメニューがあったりしますが、街の小さな屋台ではそうもいきません。でもそういうところの方が安くて美味しいのよね。メニューも多くはないし、オーダーのやり方はすぐに慣れちゃいます。

下の写真はSNSのストーリーズに流したクイズの画像ですが、小さな屋台で注文しているところです。

テーブルに着くと注文用紙を渡されるので数量を入れていくだけなんですが、最初はメニューがちんぷんかんぷんだったりします。そんな時はグーグルの画像翻訳でメニューを日本語に変換してもらいましょう。もう、一目瞭然で安心して注文できますよ。

ここは会場近くの山東餃子店さん。早めに行かないとすぐに地元の方で一杯になってしまいます。

 

こちらは古い付き合いになるBambino Villageの李さんが連れて行ってくれた牛肉麺のお店。

なんと24時間営業だそうで、いつも満席なんですって。

確かに美味しかったです。

 

 

こちらはすごい行列。左端の角を曲がってまだ延々と列は続いていました。

こちらも小さな屋台式の豚の角煮で有名なお店だそう。

70年続く老舗なんですって。

 

 

台湾、身近でいて、とても面白い異文化の国。

またゆっくり旅してみたいです。

 

 

***

最後に業務連絡をひとつ。

間もなくパセンティのブルべリムも入荷する予定となりました。

値段はまた大きく上がりますが、半分あきらめていてだけに嬉しいです。

検品でき次第、ショッピングサイトにアップしますね。

 

もうすぐハブとリムのラインナップが久しぶりにそろいますよ!

 

つちやはるみ

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