2026年Japan Bike Technique試走レポート
こんにちは、伊藤です。
先だって専務が2026年JBTの走行会について触れていますが、本コースの試走レポートをする前に、まずJapan Bike Technique(JBT)について触れておきたいと思います。
はじまりは2019年グランボア親方の土屋により立案された大会で、この背景にはフランスで開催されているConcours de Machinesにグランボアがエントリーしたことが大きく影響されています。Concours de Machinesは一般的な自転車レースとは異なり、自転車製作における技術・アイディアを競うことを主旨としています。はじまりは20世紀初頭、途中に中断はあるものの100年以上の歴史をもつコンクールです。
ジュラルミンと呼ばれるアルミニウム合金の開発により自転車は大いに発展を遂げ、なかでも1946年大会で最軽量車として優勝を飾ったアレックス・サンジェの自転車はタイヤとインナーチューブを除いて驚異の6.875キロという重さ。(当時タイヤは闇市場以外では入手困難であったため、公平性を保つためにタイヤの重さは含まれなかった。)現代においてもスチールフレームの自転車でこの重量の自転車を製作することは極めて困難といえます。
Japan Bike Technique(JBT)は自転車製作に携わる者に切嵯琢磨する場を提供し、自転車に関わる技術の発展を促進させることを目的としているのです。
理想の旅自転車を作る
大会主旨はいたってシンプルですが、趣向を凝らした自転車作りが求められます。
それでは試走レポートに入りたいと思います。
昼過ぎからのスタートということもあり、途中ショートカットした部分や冬季閉鎖の影響で本コースを迂回するなど完全に試走しきれたわけではないのですが、とても走り応えがあり、そして本番に向けて考えさせられたコースでした。
まず率直にめちゃめちゃしんどかったです(笑)。 標高グラフを見ればわかりますが、上っては下り上っては…を繰り返します。冬はもともと苦手で、家族が増えたことも相まって走る時間を全然確保できない運動不足の身体にはかなり堪えました…。
本コースはスタートして県道498号を荒砥城跡を横目に上っていくのですが、ここが冬季閉鎖で4月の中旬頃まで冬季閉鎖。県道55号で本コースの南から迂回するかたちで本コースと合流します。四十八曲峠の坂上トンネルを抜けだいたい500mアップ。道中凄まじい勢いで上っていく専務。すぐにも姿が見えなくなる一方、親方はマイペースに上っています。「あれ?おなじスマチャリだよな?」と皆で首をかしげていたのは内緒です。ペダルの回し方にもアシスト力に違いがあるようで?まだまだ試走が必要のようです。
山音製輪所のお客様である風虎(ふうと)くん。ツーリングする際は決まってジーパンを履くのだそう。
筑北村まで下ってきたところで専務はショートコースで宿まで。この時点でコースの約5分の一程。まだまだ道のりは長いです。
この先は修那羅峠を目指し、そして青木峠へそこから林道四阿屋山線に入ります。それほど荒れておらず走りやすい林道でした。ただ時期が悪く、山影のところはアイスバーン状態で、すってんコロリン予想以上に体力を奪われました。
バッテリー交換の風景。 山音製輪所の尾坂さん。JBT2022の出走車で軽々上られていました…
学生のときにも訪れた青木峠の明通トンネル。あの時はサイドバッグ装備で普通に上っていたよな…と歳月の流れを感じました。
青柳宿の外れ、大切通しまでたどり着いたところで18時前。残すは猿ヶ馬場峠を越えて20km程。最後の力を振り絞ります。体力を最後まで温存…最後まで温存…と呪文のように頭の中で言い聞かせ、ちんたら後方を走ります。皆様ご迷惑をおかけしました。
日が暮れてからはとにかく寒さとの闘いでした。夜道でコース確認はできないのでショートカットしつつ、とにかく必死にゴールを目指します。
宿に到着したのが20:00前。本当にお疲れさまでした。
Japan Bike Technique2026のエントリーは今月末までですが、開催日まであっという間に過ぎてしまいます。私自身も自分で自転車を誂え、自らライダーとしてコースを走り、大会に挑む所存です。よろしくお願いいたします。
伊藤/サイクルグランボア
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