お休みだった昨日の晩、店長が縁側の外をフワフワ漂うホタルを見つけました。我が家はホタルが密生する川辺からは少し離れているのですが毎年数匹が迷い込んできます。小さな小さな明かりですが心がパァと明るくなる灯火、今年も出会えてよかった。
ギャラリーページ更新できました。
スピードを競うためだけに自転車はあるわけではありません。
町を散策するために走る方、旅するために走る方、写真を撮るために走る方、体力づくりのために走る方、気分転換のために走る方、日々の景色の変化を感じるために走る方、そして、変速を楽しむために走る方。
自転車の楽しみ方は無限大。
アイズにはそれはそれはいろんなお客様がいらっしゃいますが、Kさんの自転車の楽しみ方はちょっとユニークです。随分とマニアックなことをしているようだけどある意味肩から力が抜けている。。。決して「サンダル」で峠攻めを推奨しているわけではありませんが、なんとも自由に自転車を楽しんでおられるKさんのブログ、楽しいですよ。
今日はAさんの3台目のグランボアの納車がありました。毎回毎回「チョーこってり派」のオーダーをいただき、店長は製作を楽しみながらも四苦八苦。このプロムナードも組みつけに1週間ほど掛かっています。レフォールの貴重な亀甲の泥除けも途中で継いで磨き上げているんですよ。
Aさんのネーミングによると、1台目は昨年の始めに納車した象牙色が「ビアンコ号(Bianco)」。2台目の漆の黒色が「ネロ号(Nero)」。で、今回は再び黒のご指定だったので「名前はどうなるのかなぁ」と思っていたら「黒ちゃん」ですって!次は是非、深紅の「ロッソ号(Rosso)」でお願いします。
そうそう、今日クールストップのマハックそっくりシューが入荷しました。ショッピングサイトからご注文いただけます。
ジャジャである。不愉快である。いつもなら朝から晩まで奴らがトンと帰ってこないこの時間はわしの睡眠時間なのだ。なのになぜわしは店に連れてこられてしまったのだ。わしが通販の手伝いでも出来るとでも思っているのか。それともホィールを組めとでも云うのか。その昔は若い女性なら接客もしないではなかったがそれはもうずいぶん昔の話というもの。この時間に眠っておかないと夜中に騒げないではないか。やつらが寝入った頃を見計らって障子をバリバリするのが最近のお気に入りというのに。むむむ。
先週末に出来上がったデモンターブルの引き取りに来て頂いたYさんからお便りを頂きました。納車日はあいにくの雨でしたがデモンタならこのように輪行袋に入れて連れて帰れますね。それにしても先日のKさんも今回のYさんも50歳記念オーダー。店長の50歳記念は何だったっけ。そうそう、ボロボロのイタリア製中古車でした。ピカピカのグランボアとはちと違いますがやはり人生半世紀はアニバーサリーですよね。
Yさん、永らくお待ちいただきましてありがとうございました。今度は京都ツーリングを楽しみにいらして下さいね。
連れて帰ってきたデモンタ、お店でもすでに感じていましたが、改めてその素晴らしさに感激しています。指定通りのサイズ、デモンタの接合部の精度、ルネエルスブルーの色の良さ、手書きのネームおよび金線のアクセントなどフレーム自体の良さはもちろんのことですが、ハンドル、ブレーキ、シフト、ガードなどの組み上げの丁寧な出来に感心しています。そして、まだ遠出はしていませんが、その乗りやすさは想像以上のものでした。この自転車は飾っておくことが目的ではなく、これからの旅の相棒として作っていただいたものであり、どんどん使っていきたいと思っています。東京から京都までうかがってオーダーした甲斐がほんとうにありました。この自転車は50歳を目前とした自分にとって、ひとつのご褒美という気持ちです。日々の生活、仕事でやや疲れ気味ではありますが、この自転車とともにまた新しい気持ちで仕事にそして余暇に張り切っていきたいと思っています。









