ちょっと忙しくしているうちに10月が終わろうとしています。。。火曜日から台湾のサイクルショーに出かける予定。。。こんな調子だと「あっ」という間に年末年始となりそうで、ちょっと焦るよぉ。
今日は取り急ぎ再入荷のお知らせを。
グランボアの23Cスタンダードタイヤ、コルデマドレーヌ
ビットリアのチューブラータイヤ、ラリー23
ヴィンテージブレーキケーブルも今なら各種在庫ございます。
アベイユ700Cのリムは年内にはご用意できるかと思います。もうしばらくお待ちください。。
もうね、トレーニングとか無理なんです。
少し前(??)、30代のころまではスイスイと越えていた峠も「はあはあ」言いながら休み休みでしか越えられなくなってしまいました。。。そりゃ、ちゃんと練習すれば少しは走れるようになるかもしれませんが、今や自転車に乗るのは日頃のストレス解消や気分転換が一番の目的で、誰かと競ったり、自分と競ったりなんてさらさらしたくない。それに自転車に乗れるのは月に一回あるかないか。膝も痛いし、腰も痛い。だけど、行きたい峠や場所は険しく遠い。そして何より楽しく一日を自転車と過ごしたい。
そう、グランボア的には電動アシストは全然「アリ」なのです。
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世界初の電動アシスト付き自転車は1993年発売のヤマハPASだそうで、それから四半世紀、今や街乗り車だけでなくマウンテンバイクやロードバイクなど、世界中でスポーツバイクにも使われるようになりました。グランボアでも数年前から台湾のサイクルショーでは注目していましたが、ツーリングに使うには走行距離が一番の問題です。それに、その走行感も大切ですし、アシストユニットに合わせて自転車の形を変えてしまうのも嫌でした。重さはさほど問題ではありません。だってアシストがしっかりしていれば苦にはならないはずですから。
先日の万座温泉ツーリングで私が使ったこの自転車。

ボトルケージ(バッテリー)と左クランク(モーター)を利用して後付けの電動アシストシステムが搭載されています。(他にも葉っぱリングのダブルも!)
大介店長送別ツーリングの2週間前に実は全身麻酔で手術を受け、一週間ほど入院していた私。万座温泉に抜ける林道湯沢線は16kmに及ぶダート、おまけに渋峠も超えるとなると万全の体調でもかなりハードなコースとなります。車で伴走する話にもなっていたのですが、せっかくのスタッフツーリングなのにひとりだけ車だなんてつまらない。。。だからといって無理して迷惑をかける事になるのはもっと避けたい。そこでこの秘密兵器を導入することにしたのです。
結果は大成功。ダートでのアシストやバッテリー切れなど少々不安もありましたが、トラブルは全くなくメンバーからも遅れることなくツーリングを楽しむことができました。何より、アシスト付きと言えどちゃんと「走った感」があるのがこのシステムの良いところ。踏み込まないとアシスト機能は作動しませんし、そのトルクに応じてアシストするのでギアチェンジも必要です。だから上り坂はちゃんとそれなりにしんどい。
ただ、ちょっと調子の良い自分、あるいは〇十年前の自分の走りで走り切るので爽快感が違って余裕があるのです。
舗装路はもちろん。


ダートも。
ただ、タイヤが沈むほど深いダートは自転車をコントロールするための上半身の力も必要で結局押さなければなりません。そんな時はちょっと不利。だってユニットの重さは約6.5kg。自転車本体とバッグの荷物で20kgオーバーですから。そんな時はチョコや大介が軽い自転車と交換してくれました。
何より今まで使っていた愛車がそのまま使えるのが良いと思いませんか?

そりゃ、ボトルケージが使えなくなるとか、左側のモータークランクが黒くて大きくてダサいだとか、細かく見れば不満もありますが、機能面では文句なしです。スイッチ部は乗りながらオンオフできて「エコモード」「スマートモード」「スポーツモード」と3段階に出力調整が可能なうえ、バッテリーの残量もおおよその目安が一目でわかるようにライトの色で教えてくれます。ユニットは重いですが、車体の中心底部にセットされますので走行中はむしろ安定します。
実際にこのバッテリーがどれだけの距離使えるのか。。。
公式には100kmとなっていますが、コースやライダーによって当然それは変化します。今回の万座ツーリングでは1日目は概上りのコース、それもかなりハード。走行後の残バッテリーは20-30%でした。2日目は40km以上ありましたが登りのパートは1日目ほどではありません。半分以上を残して走破できました。今回はお宿で充電できるように充電器はパニアに入れて運んでいましたが、途中で充電できそうもなければ受電済みのバッテリーの予備を運んでも良いかと思います。あと、もうひとつ大きな容量(160km)のものも製品でありますのでそちらを選択しても良いですね。
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他にもこんな使い方もしてますよ。
ミキストにセットしてなっちゃんにタンデムラリーで使ってもらいました。2016年春のタンデムラリーです。

タンデムって結構スピードが出るのでソロでついていくのは大変なんです。しかも先回りして写真撮影や道案内などのサポートが必要なアイズのスタッフは健脚である必要があります。そんな時なっちゃんにはこのシステムでパワーアップしてもらっていました。
あるいはある月の朝サイで。

健脚ぞろいのロングコースを企画した時もパワーアップしたミキストでサポートしていたのです。
そうそう、先日の朝サイではしばらくサイクリングはしていないなぁ、というTサンにレンタサイクルしたのもこのスペシャルアシストモデルでした。

結果、予定通りにみんなと一緒に走り切ることができましたよ。
グランボアではツーリングは楽しいものだと伝えたいと思っています。無理をしたってつまらない。
2016年春からいくつかの自転車にセットしてスタッフそれぞれがテストしてきました。2年以上テストを繰り返し、ほとんどトラブルも無く良い製品だと確認できました。今では親方が私の自転車についているのを見ては「俺のにもほしい」と言い出していますから。
アイズのお客様は多くの方が自転車を数台所有し、コースや気分や走るメンバーに応じて使い分けていらっしゃいます。その中の一台にこのアシストシステムが加わればきっともっとツーリングの幅が広がるように思います。少なくとも「もう、走れないから」とか、「もう、坂は無理」とか言わずにスイスイとまだまだ楽しく自転車と遊べますよ。
いくつか小さな問題が解決できれば取り扱いが開始できると思います。
興味のある方はまずは直接メールもしくはお電話(075-461-0835)でご連絡ください。
昨日の朝サイクリング、京都や大阪だけでなく、東京や愛知、奈良からも参加者があり、なんと14名、スタッフを含めると17名で走ってまいりました。直前まで降水確率が40%で「雨かなぁ。。」なんて思っていたら、結局全く降られず、そしてものすごく蒸し暑い。。。むしろ降ってもらったほうが気持ちがいいくらいの湿度で、走っている最中よりも走った後のほうが辛かったです。
でも、やっぱり楽しかった。
暑いけど、みんなで走ると更に楽しいですね。ご参加くださった皆様、ありがとうございました。


東京からのスペシャルゲストさんたちはグランボアの試乗車で特別参加。
特にTサンが跨るこちらの自転車は私の秘密兵器!

走りなれていない方や、上り坂が苦手な方、体調が今一つ整っていない方にはピッタリ。記事を書く書くと言いつつそのままになっていますが、この自転車については近日中にまとめますね。(^^)//
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今月のコースは京都の「鴨川源流を訪ねる」と銘打ち、雲ケ畑奥の志明院山門前まで往復38kmほどのコースです。
私のカメラでは走行中の写真がないのでチョコがアップしたインスタから拝借。グランボアのインスタはブログとはまた違う情報がちょいちょいアップされていますよ。是非、ブログやフェイスブックと合わせてチェックしてくださいね。

行きはずっと上り。しかもゴール(志明院)手前2kmほどは激坂が続きます。

山門から先、拝観料を払って中に進むと源流を祀ってある場所まで行けるようですが、今回は時間の関係もあり中には進まず戻ってまいりました。どこかに写真でもないかな、と探してみたのですが、中は撮影が禁止されているようでほとんど見当たらりません。唯一こちらのページで紹介されていましたので興味のある方はご覧ください。

暑い日のツーリングの後はやっぱりこれでしょ!
皆様も残り少ない今年の夏を存分楽しんでくださいね~。
例の変則台風以来少し暑さが和らいでいる京都です。
今日からお盆休みの方も多いでしょうね。皆様どこに行かれるのでしょうか?
私たちは先日、昨年の12月に80歳を迎えた父と一緒に大台ケ原ツーリングに出かけてきましたよ。もちろん、麓から上り始めたわけではありません。伯母峰峠の駐車場まで車で上がり、そこから自転車で走り始めました。目指す大台ケ原ビジターセンター(1570m)まではおおよそ16km。勾配もところどころ10%を超えるところもありましたが、ずっと2車線で舗装路です。何より標高おおよそ1000mからスタートですので気温も比較的低く、ヒートアップすることなく楽しめました。大台ケ原から1695m日出ヶ岳山頂までは森の中をハイキング。週末ともなれば行列が出来るほど人気のスポットですが、盛夏の平日は人気も少なく、絶景を存分に楽しめました。

標高990m地点、伯母峰峠駐車場からスタート。


SRAM eTapを搭載したIRIBIグランボアのロードレーサーが愛車。年齢を重ねるにつれ少しづつ乗車ポジションが変わってきましたが急勾配も自転車から降りることなく走破しました。何といっても大台ケ原のヒルクライムレースに過去10回近く出場していますので私たちよりコースには馴染みがあります。

途中、きれいな声で鳴いていたのは「ホオジロ」。
大台ケ原山頂着。

観光バスもやってくる人気の観光地も平日は人気もまばらで食堂もお休み。カップヌードルやレトルトカレーなどでお腹を満たしました。
そして、日出ヶ岳まで森の中をハイキング。

ずっと木陰で気持ち良い。
そして、頂上付近の展望台では周りの山々の向こうに海が広がっています!

空が澄んでいれば富士山まで見えるんですって。。この日もとっても良いお天気でしたが、中部から東日本にかかる雨雲で富士山までは見えませんでした。中々条件が揃わないと難しいですね。でも、すばらしい景色でした。

そして、山頂付近にはゴジュウカラ。他にもヒガラにも出会えました。新米バードウォッチャーには嬉しい出会いでした。
毎日毎日信じられない暑い日が続きましたが、昨日今日は台風の影響か少しましな京都です。
皆様、お元気にお過ごしでしょうか。。
私たちは先日のお休みの日にこの暑さをなんとか凌ごうとツーリングに出かけてまいりました。
1962年に北陸トンネルが開通するとともに廃線となった北陸本線旧線、敦賀-今庄間です。
「杉津(すいづ)越え」は当時「日本一の鉄道難所」といわれていたそうで、大小さまざまなサイズの隧道が当時のまま国の有形文化財として残されています。


街灯も素敵。出口が見えていると少々暗くても大丈夫。
ですが、先が見えないとちょっと怖いのは私だけでしょうか。。。


親方は嬉々として行ってしまいます。
特にこちらのトンネルは中央あたりに冷気の溜りが白い靄となって見えてます。実際、中は冷蔵庫のようにヒンヤリ。。。

上からは水滴が絶えずポタポタ。
ヒャーーー。
不気味~~。。
暗いところ苦手な方には肝試しでもありますよ!
ホント、夏のツーリングにピッタリですね。
全ての隋道を走破した峠では上りと下りの汽車がそれぞれをやり過ごすための行き止まりの隋道も残されています。



更には少し先では北陸新幹線のトンネル工事も始まっていました。いよいよ次の時代が来ているのですね。
山間部では珍しい真直ぐな道が続いています。

1000ぶんの25の勾配は2.5パーセント。鉄道にとっては大変な勾配だったようですが、自転車にとっては程よい傾斜。ご機嫌に走れました。
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今庄駅。
帰りは日本海沿いを帰るか、輪行するか決めてなかったのですが、シッカリ満足したので輪行して帰ることにしました。ですが、次の電車まで1時間半もあります。。。

駅前の北国街道は平日だからかひっそりしていましたが、唯一1軒開いていたお蕎麦屋さんでおろし蕎麦をいただきました。そのお蕎麦の美味しかったこと。普通なら食べる前の写真なのでしょうが、あえて食後の写真です。実物は是非現地で味わってくださいね。


まだ時間があったので親方が検索で見つけたカフェにもお邪魔してきました。なかなか斬新なメニューですがこちらもとても美味しかったです。
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さあ、そろそろ時間も頃合です。


この後車をデポした敦賀まで戻り、今度は車で敦賀温泉リラポートで温泉に浸り、帰宅。
短いツーリングコースですが、リフレッシュできてかなり満足度の高いプランでしたよ。
おススメです。





