いろいろお知らせ
9月に入り、朝晩グッと過ごしやすくなりましたね。局所的な激しい雨は心配ですが、サイクリングにはとても良い季節です。アイズバイシクルにも旅の準備でメンテナンスに持ち込まれる方も増えています。
我が家の愛猫、アンディ君。
ほぼ3年前に生死の境をさまよう大病をしましたが、なんとか生還し今も元気でいてくれています。真夏だとこんな風にコンクリートの上で横になったりできませんでしたが、今日はとても気持ちよさそうです。いい季節ですね~。
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それでは、まずは入荷のお知らせです。
しばらく欠品していましたクランクのフィキシングボルト「SL50」がようやく準備ができました。よりヴィンテージに忠実な16mmサイズの「SL50V」もあと少し在庫ございます。
あと、完成車でもTOEIのアニバーサリーモデルが入荷しています。記念モデルに相応しい豪華な内容です。現物はアイズバイシクル店頭でご覧いただけます。
そして、しばらく切らしていましたグランボアのカタログもようやく用意できました。
今回はフルオーダーの見本車を4台、レストアを3台、セミオーダーやERベーシックの見本、400kmブルべに北海道ツーリングのレポートなど盛りだくさんの内容です。いつものように店頭と通信販売をご利用の方には無料でお渡しできます。カタログのみの送付をご希望の方は送料のみご負担ください。
あと、ギャラリーページも更新中です。
パンフレットもひと段落しましたので次はギャラリーをアップしていきますね。
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そうそう、明日は3の付く平日ですのでアイズバイシクルは定休日をいただきます。
9月は13日のみが定休日。
10月は3日、13日、23日が定休日。
11月は13日のみが定休日ですが、11月23日は秋のアイズラリーを予定していますので23日もお休みをいただく予定です。久しぶりに以前のようにお客様と走る機会を持ちたいと思っています。初めての方もお久しぶりの方も是非予定に入れておいてくださいネ。
詳細が決まりましたらまたブログでお知らせします。
23C,42B ELタイヤ入荷
こんにちは、前野です。
赤いラベルが目印のエキストラレジェタイヤが2種類入荷しました。
6月のブログでお伝えした通り、グランボアのタイヤはラインナップの整理を行っています。
スタンダード(標準)、エキストラレジェ(超軽量)、ルートフォレスティエール(耐久性強化)のケージングバリエーションを全てのタイヤで作るのではなく、太さなどに応じて適材適所のケージングでそれぞれラインナップしていきます。
今回入荷したエキストラレジェ(超軽量モデル)タイヤはご要望をいただくことが多かった700×23Cコルデマドレーヌと650×42Bエートルの2種類。グランボアで最も細いタイヤと最も太いタイヤになります。
700×23Cコルデマドレーヌ(写真手前、紺色のラベル)は石畳で有名なパリルーベのアマチュアレースでグランボアの26Cタイヤを使用して絶賛いただいたフランスの老舗アレックスサンジェの当主オリビエ・シューカ氏から「もっと細いタイヤを!」というリクエストをきっかけにラインナップしたタイヤになります。
23Cタイヤは少数派になりましたが、お客様から根強くリクエストをいただきますのでエキストラレジェのみ生産を行いました。
フレームやマッドガードとの関係で23Cが良いという場合や、ソリッドな走り心地の細タイヤが好みの方もいらっしゃるかと思います。
1本約190gと超軽量、しなやかなケーシングのおかげで太さの割りに快適です。
650×42Bエートルはグランボアタイヤの中でもっとも太いモデルです。
最近製作したグランボアランドナーの多くはこのエートルを履いています。グランボア以外の自転車でも使用されることが多い人気のタイヤです。
エートルエキストラレジェは豊富なエアボリュームにエキストラレジェの柔軟で軽量なケーシングが組み合わさることで最高の乗り心地と軽やかな走りを実現します。
エキストラレジェケージングのマイナーチェンジに伴い、今回生産分から重量は1本約385gと従来の約360gから微増しました。ケージングにコーティングされるゴムの量が増えたことによる重量増ですが、ケージングの長期的な耐久性は向上しているはずです。
それに、最も大切な快適な乗り心地に変わりが無いのは実走で確認済みです。
エートルの適度な厚みのあるトレッドは舗装路での軽快さを意識したラインパターンですが、豊富なエアボリュームのおかげで空気圧を調整すれば未舗装路でもよくグリップします。未舗装路での本格的な使用を想定する場合はエキストラレジェではなくスタンダードまたは林道の為に強化されたケージングを備えたエートルルートフォレスティエールをお勧めします。
自分の一番好きなタイヤはこのエートルエキストラレジェです。
重量だけみれば650×38Bエキュルイユが圧倒的に軽い(僅か260g!)のですが、より豊富なエアボリュームと走行感が気に入っているのでエートルをここ数年使い続けています。
年始から乗り始めたブルべ用650Bランドナーのタイヤも入荷したばかりのエートルエキストラレジェに交換しました。この日は50kmほど走っただけですが、ケージングのマイナーチェンジに伴うネガティブな感触はありませんでした。
エキストラレジェタイヤの転がりの軽さと乗り心地の良さは最高です(下り坂での伸びの違いが顕著です)。ランドナーや650Bグラベルロード等でブルべを走られる方にはこのエートルエキストラレジェかさらに軽量なエキュルイユと軽量チューブL’aileまたはラテックスチューブPLUMEの組み合わせをお勧めします。
9月に参加を予定している600kmブルべもこの自転車とタイヤで走る予定です。
それでは新しく入荷したエキストラレジェタイヤをよろしくお願いします!
台風+残暑お見舞+告知
中部・関西を直撃した台風のあと、各方面からご心配頂きましたが、今回は幸運にも陸の孤島化することもなく平常でした。ありがとうございます。
でも、蒸し暑い。。。
もう、一気にバテる。。
京都のお盆の恒例行事、五山送り火も久しぶりに開催されて、全身で京都の夏を感じていますよ。いつもなら「早く涼しくなれ」と願う夏の折り返し地点ですが、今年は「久しぶりの元気な夏ももう後半か」と少し寂しい気もしています。
皆さま、たくさん遊びましたか?
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親方フレームはいよいよ60番台に突入です。
59歳でビルダーデヴューして、6年。単純に計算すると年間10台。最初のころの試行錯誤を考慮しても未だ1月に1台のペースです。順調といえば順調なのかもしれませんが、日頃「俺は100台しか作らへん。」と親方が自ら言っているのが、なんだか現実味が帯びてきます。。
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先日組みあがったステンレスフレームの完成車。
まだ納車前なので部分写真でスミマセン。
こちらは組みあがったばかりのルネエルス。
Yさん、大変お待たせしました。
新作の他にも希少なヴィンテージ自転車のレストアから、酷使されているツーリング車のオーバーホール、はたまたオリジナルパーツの製作も業務に織り込みながら進めています。
NCミランはただいま製作中で間もなくご用意できます。
Uさんの完成車もあともう少しで完成です。
あと、久しぶりにアンベールグランデが入荷しています。先日入荷したオオマエジムショモデルの白いフロントバッグと共にバッグ類が充実しています。
と、入荷の案内の後であれなんですが、来月は決算セールを企画中!!! 入門モデルとして好評なアラヤのツーリストをもっと親しみやすい価格で提供させていただこうかなと思っています。
良いのかな、書いちゃって。
あと、新しいカタログも只今製作中です。
なんとか来月には配布したい。
だって去年の9月に行った北海道のツーリングレポートですから。
それにいろいろ紹介したい自転車もありますし。
てか、もう、ホント、ブログ書いている場合じゃないのよ。。。
Sunxcdクランク入荷のご案内
長いこと欠品しておりましたSunxcdのクランクがようやく入荷しました。価格もその他多くの自転車パーツ同様に値上がりしてしまいました。でも今回は日本の職人が磨いたピカピカのポリッシュ仕上げとなっております。最初は165mmと170mmの2種の長さからとなります。秋以降には167.5mmと172.5mmも入荷の予定です。今回の入荷も少量ずつではございますが暫時入荷の予定です。「在庫なし」となってしまいました時にはメールにてお問合せください。
またわずかに旧のアルマイト仕上げの167.5mmの在庫がありましたので数量限定ではございますがご購入いただくことが出来ます。ご注文いただますように別ページをご用意させていただきました。どうぞご利用ください。
グランボアタイヤについてお知らせ
こんにちは、まずは以前よりお知らせしていたタイヤの価格変更についてご案内します。
グランボアのタイヤですが、新商品のルートフォレスティエール発売をお知らせした際に告知したとおり、6月21日水曜日から新価格での販売を開始します。
【グランボアタイヤ新価格(2023年6月21日から)】
スタンダード ¥5,060(税込)
エキストラレジェ ¥5,940(税込)
ルートフォレスティエール ¥6,380(税込)
※アイズバイシクル店頭タイヤ10%引き、通信販売タイヤ国内送料無料サービスは変わりません
【タイヤラインナップについて】
ルートフォレスティエールの登場に伴い、グランボアタイヤのラインナップの整理を行っています。全てのタイヤサイズで3種類のケーシングを用意するのではなく、適材適所のバリエーションになります。
今年のカタログでエキストラレジェは650×38B以外は終了とご案内しましたが、検討の結果継続してラインナップすることに決まりました(全モデルではありません)。
今後入荷するエキストラレジェタイヤはケーシングのマイナーチェンジで従来品よりも僅かに重たくなります。それでも最高の乗り心地は変わりません。
650×36Bエキストラレジェのみ前回生産分の在庫がございます。650×36Bエキストラレジェは継続の予定が無いので必要な方はお早めにどうぞ。
エキストラレジェの継続を予定しているのは以下のサイズになります。
入荷時期は決まり次第お知らせします。
・650×32B、650×38B、650×42B
・700×26C、700×28C、700×30C
※700×23Cも需要に依りますが生産予定
【ケーシングの違いについて】
グランボアタイヤはサイズによっては3種類のケーシングから選択いただけるようになります。
どれを選んだらいいかわからないという方もいらっしゃると思うので、改めてケーシング毎の特徴をまとめてみました。
スタンダードモデルは文字通り、グランボアタイヤの基準となる性能を備えています。
乗り心地、軽さ、耐久性など全てにおいてバランスの良い性能です。価格は3種の中で最もお手頃です。
エキストラレジェモデルはその名の通り、超軽量な高性能タイヤです。
布目にも拘った超軽量でしなやかなケーシングを採用したことでハイエンドレーシングタイヤに匹敵する性能です。少しでも軽やかに、楽に、気持ちよく走りたい方におすすめです。ただ、デリケートなケーシングを使用しているので未舗装路走行はお勧めしません。
ルートフォレスティエールモデルはエキストラレジェの超軽量でしなやかなケーシングに耐パンク層を被せた、云わば強化版エキストラレジェです。
乗り心地の悪化を嫌い、グランボアタイヤでは今までアンチパンク材を採用してきませんでした。
未舗装路も安心して走れる耐久性とグランボアが最も大切にしている快適な乗り心地の両立を目指したルートフォレスティエールでは、耐パンク層を最高の乗り心地のエキストラレジェケーシングと組み合わせることで乗り心地の悪化を相殺しています。
重量と乗り心地はスタンダードモデルと同等ながら強化されたケーシングのおかげでサイドカットやパンクに強く、グランボアタイヤの中で最も耐久性に優れています。耐パンク層の関係で、サイドウォールは茶褐色になります。
【ルートフォレスティエールのラインナップ】
林道走行に適している他のタイヤサイズも順次追加予定です。
【ケーシング3種比較】
耐久性:ルートフォレスティエール > スタンダード > エキストラレジェ
乗り心地:エキストラレジェ > スタンダード ≒ ルートフォレスティエール
軽さ:エキストラレジェ > スタンダード = ルートフォレスティエール
インナーチューブはグランボアレール、パナレーサーR-airの使用をお勧めします。通常のブチルチューブより軽量で乗り心地が良く、空気圧の管理も殆ど変わりません。
650Bタイヤで最高の走行体験を求めるのであれば、エキストラレジェにラテックスチューブPLUMEを組み合わせてください。4年前のパリブレストパリ1200kmを69時間で完走したグランボアコンクールマシーンも同じ仕様です。ラテックスチューブは素材の特性上、空気圧管理がシビアになるのでご注意ください。
通勤やキャンプツーリングなど耐久性が重視される使い方や、チューブのコスト面を重視する方のためにパナレーサーのブチルチューブも各サイズご用意しています。
新品のタイヤを組みつける際は、パナレーサータイヤパウダーをタイヤの内側に塗布することをお勧めします。特に柔らかい素材の高性能チューブはタイヤへの貼り付きが起きやすいのでパウダーを塗布することで予防になります。
6月20日までは発売記念特別価格のルートフォレスティエールも含めて現在の価格で販売します。
値上げということで心苦しいのですが、ご理解いただきますようお願い致します。