アイズの独り言>

2023.12.18

お詫びの続き

寒い朝。

今朝は美山でもついに雪がうっすら積もりました。今はもう山に残るくらいですが、キリッとした冬の空気に包まれています。

昨日のセールでも寒い一日でしたが、たくさんの方にご来店いただきましてありがとうございました。お久しぶりの方も、初めての方も、いろいろ間断なくお越しいただき本当にうれしい一日でした。ただ、昨日親方がブログでお伝えした通り、サイスポの掲載誌が違っていたことが判明して、急遽夕方から本屋に確認に出かけておりました。

なので閉店間際にやってくるお馴染みさんのサンダリストさんに会えず残念。。Kサン、差し入れありがとうございました!

 

にゃんくるスポーツカレンダーが付録で付いてくる新春号には掲載されておらず、「あーあ、またやっちゃった。。」と反省しきりだったのですが、さきほど真相が判明しました。。にゃんくるスポーツカレンダーが付録で付いてくる新春号は11月20日発売、12月20日発売は2月号だそうです!!

ああ、そうでした。。。

サイクルフィールドで広告を掲載していたころも、号数としては遅れて新年のご挨拶を載せたりしてひっそりと恥ずかしい思いをしていました。。。

ということで、今月20日発売の2月号に掲載されるそうです。

見本誌もまだ届かないのに書店に並んでいるっておかしいな、と思ったんですよね。

お騒がせして大変申し訳ありませんでした。

 

 

***

今日の親方。

ジャズを聴きながら作業を進めています。

明日はお店に行くそうです。

 

つちやはるみ

こんにちは、伊藤です。
2週間以上も前の事なんですが、4年ぶりの開催となりましたポリージャポンに行ってきました。10月の第3土日に毎年開催されます自転車エンスーによるこのイベント、コロナの影響で中止を余儀なくされ続け、ようやく今年開催されることとなりました。そして今年はなんと私より若い人がスタッフの方含め、4人も参加していたとか。内2人は9月に行きました四国ツーリングのT君とI君なので、身内みたいなものなんですが(笑) いずれにしても同世代の仲間が増えることは大変嬉しい限りです。

 

 

ポリージャポンのメインイベントとしては、テーマに沿って作られた自転車を競うテーマ部門と車種問わずレストアの技術と知識を競うレストア部門でコンクールデレガンスが行われます。
4年ぶりということでコンクールデレガンスのテーマも忘れかけていましたが、「色を語る自転車」に今回初めて自身で製作した32Bランドナーをエントリーさせることができました!

 

 

恐れ多くも今井・新田賞を賜りました。

 

テーマ部門「色を語る自転車」はとても抽象的で、特殊な色で塗られた自転車について語る方、あるいはその塗られた色に対しての思いを語る方、皆さん各々「色」に対して様々な角度からアプローチをされていて、私自身も後者・塗られた色に対しての思い、この小豆色のフレームと水色の差し色について平たく言えばこじつけでプレゼンをさせていただきました。プレゼンを終えて、次回はこうしようなど反省点ばかり思い浮かぶ始末でしたが、なによりも自身で製作した自転車を出展できたことが大変うれしかったです。
1993年にポリージャポンは始まり、私の生まれた年でもあります。歴史あるポリージャポンの中でこのような賞をいただけたことはこれからより精進する励みになりました。

 

 

 

 

テーマ部門 一位

Kさんご夫妻のTOEIプロムナードペア

 

 

レストア部門 一位

Yさんの片倉シルク 東京64年オリンピックモデル

 

 

自転車のことしか話していないのですが、本当に飽きることはありません。とても刺激になりますし、日々精進しなければとそう強く感じます。

 

 

いつもなら記念写真を撮った後は自転車の写真を撮ったり自転車談義が始まるのですが、この日ばかりは早々に退散することとなりました。

そのわけは、せっかく信州まで行くので4人で少しランをしようという話になりました。行先は蝶ヶ原林道です。車で行きますので周回コースを組もうとすると信州の山々はかなり上りますので軽く1000mアップは覚悟しなければなりません。その日のうちに帰るので今回は良い所取りだけしようということで、保福寺峠まで車で上り蝶ヶ原林道(約7km)のダート道をピストンして走ることにしました。

 

 

保福寺頂上付近、なにもない広々したスペースで走る準備に勤しみます。

 

なんでも親方は20代後半の時に蝶ヶ原林道に走りに来たことがあるようで、
「ここにドライブインがあったんや」と教えてくれました。

 

後日店でこんな写真を見せてくれました。

 

写真に写るもの全てに時代を感じていたのですが、自転車だけはおなじスタイルのまま・・・

 

 

私はポリー用にもってきた32Bランドナーで走りました。(タイヤが細くて大変でした・・・・)

 

4人全員の自転車はグランボア。

親方は最近もっぱらステンレス号。T君とI君のグランボアもせっかくなので紹介したいと思います。

 

 

社会人になって間もない頃にオーダーしてくれたT君のTypeERです。ごく普通のスペックなんですが、サドルは旧イデアル90に革のバーテープと体に馴染みやすい乗りやすいランドナーになっています。ちなみにこのフレームは私が作ったものです。

 

 

I君のグランボアはなんとアルビー仕様の渋いスペックです。泥除けの先端にはピン球がマウントされていて、チェーンステー前方にひっそり佇むダイナパワーから給電されています。

 

 

 

 

 

 

 

約9割近くが未舗装路で、かなり走りごたえのある林道でした。

 

 

 

 

 

 

すこぶる天気は快晴で、山々がキレイに見渡せました。

 

 

7㎞ちょっとの林道を往復で15km弱しか走っていないのですが、本当に走りごたえのある林道で天気の良さも相まって素晴らしい1日でした。

信州まで行くのはちょっとばかり大変ですが、京都の北山とはまた違った雰囲気でまだまだ行きたいところはたくさんあります!

 

おしまい。

takumi

こんにちは、前野です。

赤いラベルが目印のエキストラレジェタイヤが2種類入荷しました。

 

6月のブログでお伝えした通り、グランボアのタイヤはラインナップの整理を行っています。

スタンダード(標準)、エキストラレジェ(超軽量)、ルートフォレスティエール(耐久性強化)のケージングバリエーションを全てのタイヤで作るのではなく、太さなどに応じて適材適所のケージングでそれぞれラインナップしていきます。

今回入荷したエキストラレジェ(超軽量モデル)タイヤはご要望をいただくことが多かった700×23Cコルデマドレーヌと650×42Bエートルの2種類。グランボアで最も細いタイヤと最も太いタイヤになります。

 

 

700×23Cコルデマドレーヌ(写真手前、紺色のラベル)は石畳で有名なパリルーベのアマチュアレースでグランボアの26Cタイヤを使用して絶賛いただいたフランスの老舗アレックスサンジェの当主オリビエ・シューカ氏から「もっと細いタイヤを!」というリクエストをきっかけにラインナップしたタイヤになります。

23Cタイヤは少数派になりましたが、お客様から根強くリクエストをいただきますのでエキストラレジェのみ生産を行いました。
フレームやマッドガードとの関係で23Cが良いという場合や、ソリッドな走り心地の細タイヤが好みの方もいらっしゃるかと思います。
1本約190gと超軽量、しなやかなケーシングのおかげで太さの割りに快適です。

 

 

 

 

650×42Bエートルはグランボアタイヤの中でもっとも太いモデルです。

最近製作したグランボアランドナーの多くはこのエートルを履いています。グランボア以外の自転車でも使用されることが多い人気のタイヤです。

エートルエキストラレジェは豊富なエアボリュームにエキストラレジェの柔軟で軽量なケーシングが組み合わさることで最高の乗り心地と軽やかな走りを実現します。

エキストラレジェケージングのマイナーチェンジに伴い、今回生産分から重量は1本約385gと従来の約360gから微増しました。ケージングにコーティングされるゴムの量が増えたことによる重量増ですが、ケージングの長期的な耐久性は向上しているはずです。
それに、最も大切な快適な乗り心地に変わりが無いのは実走で確認済みです。

 

エートルの適度な厚みのあるトレッドは舗装路での軽快さを意識したラインパターンですが、豊富なエアボリュームのおかげで空気圧を調整すれば未舗装路でもよくグリップします。未舗装路での本格的な使用を想定する場合はエキストラレジェではなくスタンダードまたは林道の為に強化されたケージングを備えたエートルルートフォレスティエールをお勧めします。

 

 

 

自分の一番好きなタイヤはこのエートルエキストラレジェです。

重量だけみれば650×38Bエキュルイユが圧倒的に軽い(僅か260g!)のですが、より豊富なエアボリュームと走行感が気に入っているのでエートルをここ数年使い続けています。

年始から乗り始めたブルべ用650Bランドナーのタイヤも入荷したばかりのエートルエキストラレジェに交換しました。この日は50kmほど走っただけですが、ケージングのマイナーチェンジに伴うネガティブな感触はありませんでした。

 

エキストラレジェタイヤの転がりの軽さと乗り心地の良さは最高です(下り坂での伸びの違いが顕著です)。ランドナーや650Bグラベルロード等でブルべを走られる方にはこのエートルエキストラレジェかさらに軽量なエキュルイユと軽量チューブL’aileまたはラテックスチューブPLUMEの組み合わせをお勧めします。

9月に参加を予定している600kmブルべもこの自転車とタイヤで走る予定です。

 

それでは新しく入荷したエキストラレジェタイヤをよろしくお願いします!

まえの

中部・関西を直撃した台風のあと、各方面からご心配頂きましたが、今回は幸運にも陸の孤島化することもなく平常でした。ありがとうございます。

でも、蒸し暑い。。。

もう、一気にバテる。。

京都のお盆の恒例行事、五山送り火も久しぶりに開催されて、全身で京都の夏を感じていますよ。いつもなら「早く涼しくなれ」と願う夏の折り返し地点ですが、今年は「久しぶりの元気な夏ももう後半か」と少し寂しい気もしています。

皆さま、たくさん遊びましたか?

 

*

親方フレームはいよいよ60番台に突入です。

59歳でビルダーデヴューして、6年。単純に計算すると年間10台。最初のころの試行錯誤を考慮しても未だ1月に1台のペースです。順調といえば順調なのかもしれませんが、日頃「俺は100台しか作らへん。」と親方が自ら言っているのが、なんだか現実味が帯びてきます。。

 

****

先日組みあがったステンレスフレームの完成車。

まだ納車前なので部分写真でスミマセン。

 

こちらは組みあがったばかりのルネエルス。

Yさん、大変お待たせしました。

 

新作の他にも希少なヴィンテージ自転車のレストアから、酷使されているツーリング車のオーバーホール、はたまたオリジナルパーツの製作も業務に織り込みながら進めています。

NCミランはただいま製作中で間もなくご用意できます。

Uさんの完成車もあともう少しで完成です。

 

 

あと、久しぶりにアンベールグランデが入荷しています。先日入荷したオオマエジムショモデルの白いフロントバッグと共にバッグ類が充実しています。

と、入荷の案内の後であれなんですが、来月は決算セールを企画中!!! 入門モデルとして好評なアラヤのツーリストをもっと親しみやすい価格で提供させていただこうかなと思っています。

良いのかな、書いちゃって。

 

 

 

 

あと、新しいカタログも只今製作中です。

なんとか来月には配布したい。

だって去年の9月に行った北海道のツーリングレポートですから。

それにいろいろ紹介したい自転車もありますし。

てか、もう、ホント、ブログ書いている場合じゃないのよ。。。

 

 

つちやはるみ

こんにちは、まずは以前よりお知らせしていたタイヤの価格変更についてご案内します。

 

グランボアのタイヤですが、新商品のルートフォレスティエール発売をお知らせした際に告知したとおり、6月21日水曜日から新価格での販売を開始します。

 

【グランボアタイヤ新価格(2023年6月21日から)】

スタンダード ¥5,060(税込)
エキストラレジェ ¥5,940(税込)
ルートフォレスティエール ¥6,380(税込)

 

※アイズバイシクル店頭タイヤ10%引き、通信販売タイヤ国内送料無料サービスは変わりません

 

 

【タイヤラインナップについて】

ルートフォレスティエールの登場に伴い、グランボアタイヤのラインナップの整理を行っています。全てのタイヤサイズで3種類のケーシングを用意するのではなく、適材適所のバリエーションになります。

 

今年のカタログでエキストラレジェは650×38B以外は終了とご案内しましたが、検討の結果継続してラインナップすることに決まりました(全モデルではありません)。
今後入荷するエキストラレジェタイヤはケーシングのマイナーチェンジで従来品よりも僅かに重たくなります。それでも最高の乗り心地は変わりません。

650×36Bエキストラレジェのみ前回生産分の在庫がございます。650×36Bエキストラレジェは継続の予定が無いので必要な方はお早めにどうぞ。

 

エキストラレジェの継続を予定しているのは以下のサイズになります。
入荷時期は決まり次第お知らせします。

・650×32B、650×38B、650×42B
・700×26C、700×28C、700×30C

※700×23Cも需要に依りますが生産予定

 

 

【ケーシングの違いについて】

グランボアタイヤはサイズによっては3種類のケーシングから選択いただけるようになります。

どれを選んだらいいかわからないという方もいらっしゃると思うので、改めてケーシング毎の特徴をまとめてみました。

 

スタンダードモデルは文字通り、グランボアタイヤの基準となる性能を備えています。

乗り心地、軽さ、耐久性など全てにおいてバランスの良い性能です。価格は3種の中で最もお手頃です。

 

エキストラレジェモデルはその名の通り、超軽量な高性能タイヤです。

布目にも拘った超軽量でしなやかなケーシングを採用したことでハイエンドレーシングタイヤに匹敵する性能です。少しでも軽やかに、楽に、気持ちよく走りたい方におすすめです。ただ、デリケートなケーシングを使用しているので未舗装路走行はお勧めしません。

 

ルートフォレスティエールモデルはエキストラレジェの超軽量でしなやかなケーシングに耐パンク層を被せた、云わば強化版エキストラレジェです。

乗り心地の悪化を嫌い、グランボアタイヤでは今までアンチパンク材を採用してきませんでした。
未舗装路も安心して走れる耐久性とグランボアが最も大切にしている快適な乗り心地の両立を目指したルートフォレスティエールでは、耐パンク層を最高の乗り心地のエキストラレジェケーシングと組み合わせることで乗り心地の悪化を相殺しています。

重量と乗り心地はスタンダードモデルと同等ながら強化されたケーシングのおかげでサイドカットやパンクに強く、グランボアタイヤの中で最も耐久性に優れています。耐パンク層の関係で、サイドウォールは茶褐色になります。

【ルートフォレスティエールのラインナップ】

650×36B650×42B

林道走行に適している他のタイヤサイズも順次追加予定です。

 

 

【ケーシング3種比較】

耐久性:ルートフォレスティエール > スタンダード > エキストラレジェ
乗り心地:エキストラレジェ > スタンダード ≒ ルートフォレスティエール
軽さ:エキストラレジェ > スタンダード = ルートフォレスティエール

 

インナーチューブはグランボアレールパナレーサーR-airの使用をお勧めします。通常のブチルチューブより軽量で乗り心地が良く、空気圧の管理も殆ど変わりません。

650Bタイヤで最高の走行体験を求めるのであれば、エキストラレジェにラテックスチューブPLUMEを組み合わせてください。4年前のパリブレストパリ1200kmを69時間で完走したグランボアコンクールマシーンも同じ仕様です。ラテックスチューブは素材の特性上、空気圧管理がシビアになるのでご注意ください。

通勤やキャンプツーリングなど耐久性が重視される使い方や、チューブのコスト面を重視する方のためにパナレーサーのブチルチューブも各サイズご用意しています。

 

新品のタイヤを組みつける際は、パナレーサータイヤパウダーをタイヤの内側に塗布することをお勧めします。特に柔らかい素材の高性能チューブはタイヤへの貼り付きが起きやすいのでパウダーを塗布することで予防になります。

 

 

 

6月20日までは発売記念特別価格のルートフォレスティエールも含めて現在の価格で販売します。

値上げということで心苦しいのですが、ご理解いただきますようお願い致します。

まえの

1 2 3 4 5 6 7 50

grandbois

最新記事

Archives

Back Pagetop