アイズの独り言>

ハンドメイドバイシクル展までいよいよあと10日です。

着々と準備を進めてはいますが、いつものようにギリギリ間に合うのか!?って感じです。

昨日今日とでカタログの前段の準備でギャラリーページを一気に更新しました。まだまだアップできていないものあるのですが、コメントや自転車の説明などはメカニックたちに助けてもらわないといけないところもあって進まないのですよ。(ボヤキ)

 

 

 

まずはハンドメイドバイシクル展初のプレミアム試乗会のお知らせです。

もちろんグランボアも試乗車を出させていただきますが、準備が到底間に合わないので親方と専務の愛車を乗っていただくことにしました。😃👍

実施概要を見ると、一台の自転車に乗っていただける方はそれほど多くはないようですが、路上走行で6-9kmもお試し走行できるので正に「プレミアム」。エントリーするには保険代として1,000円かかりますが、ハンドメイド自転車を経験していただくいい機会ですので是非ご利用いただければと思います。

 

 

親方号は2022年JBT出走車そのものでステンレスフレームにスラムのeTAPをスペックしたランドナー。

 

 

専務号は去年のハンドメイド展に展示したクロモリフレームにスラムのダブルタップをスペックしたクロウブルー(Crow Blue)のランドナーです。

どちらも昨年の春にフランスツーリングに使用した自転車そのもので、使用感はありますがキチンと整備してお持ちする予定です。是非、グランボアが考える現代のランドナーを体感してみてくださいね!

 

これはイデアルのアトリエの前でイデアルのフレッドに撮影してもらったもの。あれからそろそろ一年です。

 

 

 

 

*****

一年前と言えば、実は今日は我が家で飼っていた最後の猫、アンディが天に召された日。

朝から彼の可愛い写真を見返したりしてしょんぼりしていて時間を使ってしまいました。でも、仕方ないよね。一年たって、やっと、ブログやSNSでお伝え出来ました。でも、まだ淋しいです。

 

 

つちやはるみ

今日の京都は寒かったけどいいお天気。

店頭セールでもあって一日中誰かしらがいらして楽しい一日でした。ご来店下さった皆様、ありがとうございました。なんだかこの日が過ぎるとホント年末感が増すんですよね。でも、明日からまだ通販セール期間が控えています。ちょうどタイミングよくいくつか欠品中の商品が入荷していますよ。

700Cの定番泥除けのフロントが短い方のPJ700や、サンプレ用のシフトケーブルなどもセールに間に合いましたよ。ただ、長らくお待ちいただいてます32Bはまだ入荷がありません。まだかまだかと待ってはいるんですけどね。。スミマセン。

 

実は今夜はお店の2階で過ごしていて、このブログを書いています。

いつもなら美山に帰るところですが、最近ではこっちで過ごすことも多くなりました。いろいろ理由はあるのですが、少しづつ体も労りつつ作業に集中できる時間も確保しないとね。というのも、元気だった私の両親もいよいよ定期的な見守りが必要になってきていて、親方も私もたいしたことではないのですが、自分たちの事以外の用事が増えてきました。きっと同年代のお客様は同じ境遇の方も多いのかもしれませんね。うまくリフレッシュしながら両立していきたいと思っています。

 

SNSをされていない方のために最近の納車のご紹介

まずは親方フレームでは2台目のオールメッキ。

 

1970年代の定番パーツでまとめられたすっきりとしたヴィンテージモデル。素敵ですね。

 

 

 

 

そして昨日の納車はお客様が持ち込まれた新型ニベックスで組み上げたキャンピング車。

色は光の当たり具合で黒にも青にも紫にも見えるカラスの羽の色を模したクロウブルーです。

輪行で日本を旅したいというオーナーのために輪行のための工夫がいろいろ盛り込まれていますよ。

また来年のカタログやギャラリーページで詳しく解説しますね。

 

 

それでは先ほど通販セールも開始しました。

是非、ご利用ください。

私はそろそろ寝ます。おやすみなさい~。

 

つちやはるみ

10月に入りようやく一息つける気候になってきましたね。金木犀が一斉に香りだし、朝夕の散歩やサイクリングがとても気持ちがいい季節です。自分たちではどうしようもないさまざまな不安事項は相変わらずありますが、それらはひとまず棚に上げてサイクリングに出かけましょう!

 

先日、ブログ上でお尋ねした秋のアイズラリーの日程ですが、11月3日に決まりました。23日を希望された方、ごめんなさい、でも、23日は服部緑地でのシクロジャンブルが開催の予定です。アイズバイシクルも出展予定ですので是非そちらでお会いできれば嬉しいです。

10月・11月の予定です。

イレギュラーにものとしては10月11日、来週の金曜日はアイズバイシクルは臨時休業となりますのでご注意ください。翌12日は例年通り「京王閣フリーマーケット」に出店します!グランボアのタイヤと親方の秘蔵品、それと博物館級名車も一台持って行きます!是非ご来場くださいね〜。

 

【秋のアイズラリー】

今回は奈良県宇陀あたりを走ろうか、と先日下見に行ってまいりました。地元の方とも相談しながらコースを練っていますのでお楽しみに。昨年のような上級者向けの林道コースではなく、初めての方やタンデムでもご参加いただけるような優しいコースになる予定です。参加をご希望の方はメールにてお申し込みください。ラリーの詳細をお伝えいたします。一応、申込締切は10月中としておきますね。

 

【入荷のお知らせ】

久しぶりに日東のボトルケージのタイプTが入荷しました。こちらはコロナの時期に発注した特別生産品です。ある程度まとまった数が入荷しましたが日東さんの製品としては継続されないことが決まっています。

 

【アトリエ最前線】

2週間後に控えたポリージャポンに出展予定のエルスのポーターを集中的に仕上げている最中ではありますが、メッキの行程で停滞していたオーダー車もいよいよ一斉に出来上がる見込みです。

楽しみいっぱいですが、大忙しの秋になりそうです。

つちやはるみ

今日はくもり。

晴れるととんでもなく暑いから気温的にはこれくらいが良い。

でも、梅雨、長いですよね。

皆様、お元気でお過ごしでしょうか。

 

私はというと、もう2か月になりますが、いわゆる四十肩(60が近いというのに!)に苦しめられていて、痛みと闘いながらカタログを仕上げていました。原因もよくわからない老化現象の一つと思っていましたが、こんなに辛いとは。。。針治療に行ったり、リハビリに行ったり、湿布貼りながら四苦八苦。ツーリングにはいい季節でしたのに、そんなことでこの初夏は自転車に乗れずじまいです。

とほほ。。。

 

それでもなんとか七夕セールに間に合わせるべく夏のカタログを用意しましたよ。今回は去年の船旅北海道ツーリングのレポートの他に、今年のフランスでの写真を数枚使っていてなかなか豪華な感じです。完成車も一新できていますが、レストアのみ前回のデローザをそのまま使用しています。というのも、寝ぼけ眼で納期ギリギリにプリント原稿をアップロードしていると26ページで終わってしまう。「あれ?」って気が付いたのが、もうタイムリミット30分という時間。「うわー、2ページ足りない!!」ってなって、急遽、前回の原稿を足したのでした。あはは、よくわかんないかも知れませんが、つまり、夜中に一人でアタフタしてたの。カタログって4進法でページを作らないといけないので。

でも、これも最初の100部だけの話です。データーを更新した最初の印刷は少量のみで、しっかり内容をチェックして本刷りします。

本刷りはレストアのページもちゃんと差し替えますね。たぶん、一週間くらい先になると思います。

あと、輪行の手順のページも以前掲載したものと同じではありますが、再掲載しています。

アイズバイシクル店頭、もしくは通販のご利用で無料でお渡ししています。

只今、通販セール真っ最中です。7月14日までオンラインストアのほとんどの商品が1割引きですので是非ご利用ください。

 

 

 

それと、大切なお知らせを一つ。

これまでセミオーダーモデルにつきましてはできるだけランドナーの垣根を低くしたいという思いで価格的にも抑える努力をしてまいりましたが、円安による輸入品の高騰、人件費・材料費などの高騰で、それもあまり意味をなさないところまで価格が上がってしまいました。また、発売当初はフレームのデザインは親方がして、製造は外注できていましたが、年々状況が変わり、コロナ禍では受けてくれるところさえ無くなり、ついにセミオーダーフレームも内製し始めました。ちょうどアトリエ長の技術も十分それに応え得るところにあったのでちょうど良かったのですが、結局、今やセミオーダーも、フルオーダーもグランボアの工房で一台づつフレームから製作しているのが現状です。

そこで、これまでセミオーダーでは完成車にスペックする部品・用品のすべてを2割引きとしていましたが、この7月受注分から1割引きとさせていただいてます。その代わりと言っては何ですが、これまで割引の無かったフルオーダーにも同様にオーダーの際の仕様パーツと同時にご注文いただけるバッグや工具などの用品も1割引きといたします。

セミオーダーはフレームデザインが完成していて、ラグを使ったラグレスフレームで手間を削減し、コストを抑えています。ですが、工房内で一台づつの受注生産ですので、ブレーキ台座の変更や、テールライトの台座の追加、などなどこれまでお断りしていたスペック変更は可能となっています。

最近のご注文ではセミオーダーでも豪華なパーツをスペックされる方も多く、せっかく作った見積もりサイトもちょっと機能しなくなってしまいました。。。近々何か手立てを考えると思います。

というわけで、グランボアの自転車づくりも少しづつグレードアップしてきています。

それに見合う製品づくりとサービスに精進してまいります。

今後ともどうぞよろしくお願いします。

 

 

 

*****

今日の親方。

美山の工房でタスマニアからのお客様のご注文の一台を製作中です。

ホント、オーダーも国際色豊かになりました。

 

つちやはるみ

梅雨を目前に控えて美山はとても気持ちのいいお天気です。

「あー、去年の今頃は北海道ツーリングの真っ最中だったよな。」と仕事をしながら思い返し、今すぐにでもチケットを取って出かけたい衝動に駆られそうです。でも、そこはグッとこらえてこのブログを書いています。今年は既に春に2週間もフランスに出かけたしね。しかも、まだツーリングレポートも完結していない。今はまだロングツーリング自粛期間中です。。。

 

さて、今日は新しいバッグシリーズのご紹介です。

その名も「ランブイエ  2019」。

2019年に参戦したフランスのコンクールマシンが開発の元になったので、アンベール2017に続きコンクールの開催場所を製品名としました。

5年前のちょうど今頃、このバッグの元になるバッグを試作してたんですよね~。なんだかついこの間のような気もしますが、5年もたってしまいました。コロナの時代が無ければもう少し早く形になったかもしれませんが、それはもう、言いっこなし。やはり、その期間は作ってくださるところを見つけるのも難しかったし、細かな打ち合わせだけでなくテストに出かけるのも難しい時代でした。おかげでゆっくり時間をかけてしっかりテストできましたし、納得のいくものになりましたよ。

 

コンクールで試作したバッグ

中々豪快な使われ方です。

 

 

北海道でも。

 

与論島ツーリングでも。

 

 

フランスでもしっかり使い込みました。

 

 

 

で、出来上がったランヴイエシリーズ

全てのバッグとサポーターを合わせても1キロもありません。

走行中は全ての荷物は自転車に持ってもらえますが、輪行時には逆に自転車を含めたすべての荷物を私たちが持たなければなりません。ですので、「軽くて丈夫」がこのシリーズの大きなテーマです。

 

 

 

【フロントバッグ ランブイエ2019】

中身がない状態だとご覧の通りぺったんこです。これは使わない時の収納場所が助かりますね。

 

 

 

「えー、フロントバッグに見えない!」

そんな声が聞こえてきそうですが、自転車に着けるとこのとおり。

 

コーデュラスペクトラナイロン×リップストップナイロン

軍用品やアウトドア用品ではもう、当たり前のように使われている軽くてとても丈夫な生地を採用しています。軽くて丈夫、そう、軽くて丈夫がキーワードです。なので、バッグの形を整えるようなケースはあえて用意しませんでした。その代わり、専用のサポーターでステムに固定し、バッグは荷物を詰めることによって形が整うようになっています。

 

そして、その形は伝統的なバッグとさほど変わりません。

マップケースがあって、マップケースの下にもポケットがあって、バッグの前後左右にもポケットがある。でもね、それぞれの使い勝手に工夫を凝らし、グランボアならではのアイデアをたくさん盛り込みました。

マップケースはちゃんと5万図が収まるサイズで、開閉はベロクロ式です。これは変わらない。でも、マップケース下のポケットは厚さが30mmもあるので、これまでとは比べ物にならない収納力です。ツーリング中に使う頻度の高い携帯や財布の他に、タブレット端末や小型カメラ、エナジーバーなどたっぷり入り、開閉しやすいファスナーで出し入れもスムーズです。PBPなどの長距離ブルべでは走行中にも食事をしようって人もいるそうで、コンクールの課題に盛り込まれていたのです。それで思いついたのがこの形だったわけですが、使ってみると普通のツーリングでもすごく便利! ちょっとしたことでいちいちバッグ本体を開けずに済むので、もう、これがないと困るくらいです。

 

 

 

 

バッグ本体は巾着式にしました。

軽くて丈夫な生地は柔らかくもあり、大き目のスタッフバッグのようにしなやかに開閉できます。本体内部にもハンドル側にスリット式のポケットがあり、大きな袋の中で迷子になりがちな小物の整理に役立ちます。また、本体と前ポケットとの間には、半円形のバッグの底まで拡がるスリットスペースがあり、A4サイズのパンフレットなどを折ることなく収納可能です。実は、これはどうしても欲しかったスペースでした。これだけのことで旅先でのハガキやパンフレットを綺麗に持ち帰ることができるようになるんです。しかも、ここにグランボアのパンフレットくらいの物を入れておくとちょうどバッグの形がスッキリ決まります☆

 

 

 

バッグ前面のポケットはよくある形。

でも、蓋の開閉には強力マグネットを採用しました。薄い生地だから可能なわけですが、使ってみると片手で開閉できてとても便利です。

その蓋の内側には更に薄いパラシュート生地でファスナー式のポケットを作ってもらっています。チケットやパスポートなど、取り出しやすい貴重品スペースとして重宝します。サイドのポケットはスリットタイプですが、薄いパラシュート生地で下の方だけタックを取っています。中身が無いときはぺったんこだけど、物を入れることによってポケットが下の方だけ膨らみ、中のものが飛び出しにくくなる仕組みです。走行中に出たちょっとしたゴミを入れることを想定しています。

 

 

 

 

バッグの後ろ側のポケットは通常の位置に2つあります。ですが、外からでも中身が分かるようにメッシュ生地を使い、開閉はこれまた巾着式です。

 

専用のサポーターは軽くて錆に強いステンレス製です。バッグ本体に縫い付けてあるパラコードとサポーターのダボでしっかり固定します。

 

 

 

サポーターはコの字型でサイドの先端には返しが付いていて走行中にバッグがじわじわずれてしまう事もありません。

 

 

フロントバッグ寸法

バッグ本体 W250×H220×D150
バッグ上蓋 W250×H30×D150

重さ

バッグ本体 193g
ショルダーベルト付   238g
ショルダーベルトとバッグサポーター付  313g

価格

バッグ+ショルダーベルト1本 44,000円
ステンレス製専用サポーター 11,000円

※当分はバッグのみの販売しない予定です。

 

 

 

 

製品は国内製造で一点一点ハンドメイドしていただいてます。少人数でとても丁寧に作ってくださる工房ですが、たくさん入荷することはまずありません。それに専用サポーターもアイズバイシクルの工房でこれまた一点一点製作することになっています。お待たせすることもあるかもしれませんが、どうぞご了承のうえ、余裕をもってご注文下さいますようお願いいたします。

 

まずはフロントバッグから発売開始しますが、次の入荷は8月頃の予定です。

ご希望の方はオンラインストアよりご注文下さい。ご予約で承ります。

また、ランブイエシリーズに使用する生地には撥水性がありますが、縫い目には止水処理をしていません。完全防水ではないことをご理解の上ご使用ください。

 

店頭でサンプルはご覧いただけます。

皆様のご来店お待ち申し上げます。(^^)/

 

つちやはるみ

1 2 3 4 5 6 51

grandbois

最新記事

Archives

Back Pagetop