アイズの独り言>

2010.01.21

新入荷

74e40080.jpgダイアコンペより待望のバーレストが入荷しました。こちらからどうぞ。

つちやはるみ

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ストーブの前のジャジャとハッチ。意外と仲良しでよく写真のように寄り添って、しかも同じポーズで寝ています。でもね、並ぶと良く判るんだよ、ハッチ君。ダイエットしないとね!


明日、17日日曜日は店は開いてますが店長は所用にて午後3時ごろから店に出る予定です。勝手をしますがよろしくお願いします。

つちやはるみ

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The Golden Age of Handbuilt Bicycles」や「The Competition Bicycle」のカメラマン、ジャンピェール氏所有のエルスのタンデムが「売り」に出ました。1940年代の小さなサイズのタンデム。オリジナル部品満載のうえ、母国でコツコツと丁寧にレストアされた逸品です。


ようやくレストアも完成したのですが乗ってみると残念ながらサイズが微妙に合わないそうです。乗れない自転車は所有しないのが氏のいわば「ポリシー」。タンデムはパートナーのサイズも合わないと乗れないので難しいですよね。でも、サイズが合えば超ラッキー。


ただし、現車はフランスにあります。お買上いただく場合は商品代金とは別にフランスからの送料が掛かりますのでご注意下さい。

つちやはるみ

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さあ、年が明けてしまいました。アイズも今日から店を開けていますよ。


怒涛の年末を何とかやり過ごした後は2人とも少々呆けていたのですが、今年は喪中を盾にほとんど正月らしいことをせず、猫たちとコタツの取り合いをしながら一日中「食っちゃあ寝」を楽しみました。


それでも、昨日は愛知県は豊田市の「昭和の森」で15年に渡り続いている「新春ラン」に初参加してまいりましたよ。「泥除け付の自転車で参加する」というのが唯一の参加条件というからオモシロイ。しかも今年集まった方は開催以来最多の65名というからすごいでしょ。コースは30km弱だそうですが手ごろな坂から激坂までいくつか用意されており、しかも田んぼのあぜ道から廃線後を巡るなど盛りだくさん。京都の美山からは少々遠かったですがとても楽しかったです。主催者の皆様、ありがとうございました。また、通販でご利用いただいてる方もいらっしゃったでしょうがお顔と名前が一致せず失礼いたしました。今年もどうぞよろしくお願いします。


良い一年になりそう!

つちやはるみ

2009.12.31

追悼

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エルネストは私にとって偉大なる師でした。

最後まで自転車人として生き、そして死んだ最後のアルティザンといえると思います。彼は私との約束を果たし、自転車人としての最後の仕事を終えて旅立って行きました。「自転車屋は死ぬまで自転車屋だ」と云っていたその言葉どおり、自転車屋であることを止めたときその人生を終えたのでした。

18年という短いような長いような年月、毎年のようにパーツとオーダーシートを携えてエルネストのもとを訪問することは楽しみでもありました。いまでも空港からタクシーで直行した私たちを店の前で待っていてくれたエルネストの笑顔が思い出されます。そして2年前のラリーサンジェールでは一緒に走り、今夏はアルプスの別荘でともに過ごすことも出来ました。私はエルネストとの関係を全うすることが出来たと思います。

今回の現地滞在24時間。本当にお葬式に参列するためだけの滞在でしたが、家族同様に扱ってくれて納棺式や埋葬にも立ち会って参りました。納棺の前の最後のお別れで拝見したエルネストの表情はかすかに微笑んでいて、その一生に満足しているかのようでした。葬儀には200名以上と思われる自転車仲間が参列しており、最後の別れを惜しんでいました。その後遺体はルバロア市内の市立墓地にあるスューカ家のお墓に埋葬されました。別れは寂しいものではありますが、私はその場に立ち会えたことが幸せです。

これからアレックスサンジェのブランドは3代目たるオリビエによって引き継がれて行きます。それは決して楽な道ではないはずですが、彼は彼の父親やその兄と同じ様に自転車を作り続けることを生業としました。既に大分以前から彼は自らの手で自転車作りを始めています。サンジェのホームページのトップ右側にFR3(フランスのテレビ局)のニュースレポート番組の動画のリンクがあります。この中でオリビエがビルダーとして紹介され、フレーム作っている画がでてきます。このフレームはうちからオーダーしました大阪の方のシクロ仕様のポーターです。現在メッキ・塗装を終え組立に入っています。おそらく来年早々には出来上がってくると思います。

おそらく今後も注文があれば古いパーツで作ることも出来ますでしょう。ただ本人は現在志向の人間ですから、やはり現行パーツをスペックしてということを前面に出すと思います。それは現在ホームページに紹介されている最近のサンジェのモデルでもわかると思います。でもそれは今まで彼の父が作ってきたサンジェと、彼が自分の自転車体験とを重ね合わせて作り出しているものです。これからもオリビエ氏の作り出す新たなるアレックス・サンジェが日本の方々にも受け入れられることを強く望みます。それは間違いなくサンジェの歴史を継ぐものなのですから。

2009.12.31

土屋郁夫

親方

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