2006年から始めた「棒式変速機優勝杯」ですが今年は趣向を変えてそれらを含むちょっと古めな自転車でツーリングしましょうという企画となりました。
コースは以下の通り。走り終えてみれば60kmほどで適度なアップダウンがあるものの概ね平坦。車も少なく、ツーリングを始めたばかりの方にもお奨めなコースですのでご紹介します。常照皇寺は春は桜、秋は紅葉の穴場的場所です。ぜひトライしてみて。(写真は常照皇寺参門前にて。)
南丹市日吉ダム→府道19号→佐々江→府道78号→田貫→船越峠→下中→昼食「レストランけいほく」→筒江→井戸峠→常照皇寺→国道477号→山国→上桂川沿い道→周山→中地→日吉ダム
今回、11台参加のうち3台がカンビオコルサ、2台がパリルーべが装着された自転車でした。その中でも4台は木リムを使用した「超こってり派」。こうやって並ぶと見ごたえありますね。
棒式変速機の自転車はシルエットがとてもすっきりしていて美しく大好きですが、それを手際よく変速している姿もカッコイイ!特に後ろから眺めるのがお気に入りです。
1930年代から約20年間に渡って使われていたカンパの初期の変速機「カンビオコルサ」と呼ばれる2本ロット式と「パリルーべ」と呼ばれる1本ロット。今の変速機と比べるとその機構は比較的単純なのですが操作方法がとても複雑です。どちらも変速させるためには一度走りながら後輪のシャフトを緩めなければなりません。その間に変速レバーを使ってチェンを移動させながらクランクを逆転させ変速します。チェンのテンションは後輪のシャフトがフレームのエンドを移動することによりとることが出来ます。
今回のコースには大きな峠はありませんがそこそこの登り坂はいくつかあります。でもさすが4年に渡ってカンビオコルサでタイムトライアル形式の「練習会」をしただけのことはあります。みんなそれぞれ研鑽を積まれているのでほとんどトラブルなくいつものツーリングよりハイペースなくらいです。
私はというとカンビオコルサでツーリングなんだからちょこちょこトラブルだろう。。。と勝手に推測し迂闊にも42BのグランボアタイプMで参加。油断をするとちょいちょい置いてけぼりになりそうでした。でもね。手前味噌で恐縮ですが「エートルってすごい!」。下りで足を休めている間に前を行くチューブラー軍団に追いついてくれるのですから!
写真はいつも無茶な企画にもご賛同いただき、ご参加くださるYさんから。「今回のベストショットなのでブログに。」と送ってくださいました。確かに、この日の楽しさがあふれるように写し出されています。ありがとうございました。
また、ぜひ、遊びましょうね。
アイズは明日から3連休です。一足お先にお休みさせていただきます。でもね、ツーリングの予定だったのですがお天気が。。。
その代わり4月30日から5月5日まではお休みナシで営業してますので遊びに来てくださいね。ちょっと混雑してるかもしれませんが。。。









