シプレはよく考えると日本初の650Bタイヤなんですよね。皆さんもぜひ使ってみてください。オープンサイドはあのアクシャルレイドよりも軽いとのレポートも届いています。アイズのほか世田谷の「長谷川自転車商会」さんと名古屋の「カトーサイクル」さんでもお買い求めいただけます。よろしくお願します。
実測すると「グランボアシプレ オープンサイド 330g」「グランボアシプレ アメクロ 550g」「アクシャルレイド 360g」でした。

サンジェのお店で偶然会うことが出来た「Golden Age of Handbuilt Bicycle」のフォトグラファー、Jean-Pierre PRADERES氏(写真右)から「GRANDBOIS CYPRES」についてのコメントが届きましたのでご紹介します。サンジェに見本で持ち込んだシプレを早速手に入れ300kmほどのツーリングに出かけたようです。
dear Ikuo
i was very happy to met you in Singer shop this summer. Ernest Csuka given to me Grands Bois tyres for to trie on my bicycle. I used this tyres on my 1964 Ren・Herse for a 300 Km treap in small montains. My opinion it’s like late Wolber Randonneur, confortable with good hanling and good looking. I was send my opinion to Jan heine for published in VBQ. I join some pictures for you and I hope this tyres will be soon in France.
Best wishes, J.P.P.
早速Tさんから情報をいただきました。1950年のTdFの優勝者「Ferdinand KUBLER」が使っていたのがFREJUSだったようです。その情報を元にアイズにある資料をあたってみると確かにクブレのレーシングパンツにFREJUSの文字があるのがわかります。ちなみにこの年の3位にルイゾンボベ、4位にジェミニアーニの名前がありました。
「フレユス」と発音するのでしょうか。1960年代のイタリア車です。
以前入荷したモデルはあまりにボロボロであまり気にも留めなかったのですが今回入荷したものはすこぶる美品です。少しネットで調べてみるとこのモデルがアメリカのホームページに紹介されていました。これによるとこのフレユスはレ二アーノのブランドの一つだった頃の物のようですね。製造番号「100182」ですのでぜひシリアルナンバーのチャートに進んでご覧下さい。タグや説明書のようなものはもう付属してませんが完成車の状態はそのままです。
あまりに美しいので一緒に入荷したFREJUSのピストはトップチューブに小さなヘコミがあるのを口実に店長がさっさとしまいこんでしまいました。
たいへんお待たせしました。7月にご紹介しましたグランボアのオリジナルタイヤ「GRANDBOIS CYPRES」(グランボア シプレ)が出来上がってまいりました。サイズは650×32B アメクロ(サイドの丈夫なタイプ)とオープンサイド(軽量タイプ)の2種類をご用意しました。価格は何れもチューブ別で1ペア6,300円です。通信販売の場合は別途送料が必要ですのでお問合せ下さい。