アイズの独り言

関西が大雪に見舞われた先週末、東京で開催されましたハンドメイドバイシクル展に出展してまいりました。

自転車文化センター主催で競輪の補助事業として運営されるこの展示会は、今年の出展者数47社、2日間の来場者数3,172人とこれまで出展してきたサイクルモードなどに比べると規模はとても小さいものでした。ですが、出展社数、来場者数ともに年々アップしているこれからが楽しみな展示会です。特に大きな展示会にはまず出展されないベテランのビルダーさんだけでなく、若手のビルダーさんもブースを出していて間近にその勢いを感じる事ができます。私たちもたくさん刺激をもらって帰ってきましたよ。

 

遠くから我がブースを目当てにご来場いただいた方も何人もいらっしゃってありがたい事です。「親方のフレームはどっち?」なんて本当にたくさんの方にお尋ねいただきました。

会場はとてもアットホームで、日頃お話しする機会の無いベテランのビルダーさんや若手のビルダーさんともご挨拶できてとても有意義でした。また備品やパネルなども主催者で用意してくださって、お弁当まで出してくださって、出展無料、入場無料は嬉しいことばかり。競輪ありがとう。自転車文化センターの皆様、大変お世話になりました。初めての出展でしたが何の不安も無く終える事ができました。ありがとうございました。また、来年もよろしくお願いします!

 

*****

あと最後に、グランボアの製品をふんだんに使った素敵なランドナーを展示してくださったエム、マキノサイクルファクトリー様。スタンドまで使っていただいてありがとうございました!

生地フレームでの展示が流石です。

 

グランボアの出展車の詳細はまたボチボチとご紹介しますね。

つちやはるみ


2017.01.27

続々入荷!

欠品していた650Bのリムと、アルミステムが入荷しました!どちらも全サイズ揃っています!
650Bのリムがやっと入ってきたので、ホィール組もどんどん承ります!グランボアではハブやリムを持込みいただいてのホィール組も承っていますよ。在庫しているスポークで組めるものであれば、納期およそ1週間ほどでお届けしています。ご質問等どうぞお気軽にお問い合わせください。

1月のビックイベントが終わりほっと一息のアイズバイシクル。
工房をのぞいてみると春に発売予定の「あのフェンダー」のためのステーをタクミ君が製作中でした。

あのフェンダーに似合うステーにするために、ちょっとした加工が必要なのです。お楽しみに!!

なっぱ (2021年退職)


いよいよ今週末は東京で開催される「ハンドメイドバイシクル展」、ただいま休日返上して急ピッチでその準備にかかっています。

 

まずはこちら。

ようやく試作までこぎつけた新作の泥除けを搭載したデモンターブル。他にも見所満載なんですよ。

 

 

 

長年、フレームビルダーさんたちの展示会かと思っていたハンドメイドバイシクル展ですが、最近ではパーツメーカーさんなどもちらほら出展社リストに上がってきていて、どうもその限りではなさそうな様子です。完成車のためのパーツづくりを重ねてきたグランボアも出展しても良いかな。。さらに、数え切れないほど古今東西の良いフレームも悪いフレームも”生地の状態”でその目で見てきた親方は、いつかはフレームも自分の手で作りたいと思い続けていました。その夢の実現の為に自宅の工房でキャリアの製作やフレームの修理、後付け加工など少しづつ自ら行い、旋盤やフライス盤を手始めに、フレームづくりにつながる必要な冶具や道具を集めたり作ったりしてきたのです。

 

「自転車屋は完成車を作るのが仕事。グランボアはタイヤメーカーでもハンドルメーカーでもない。グランボアの完成車に必要だから部品を作る。無いものは作るしかない。」

これは親方がたびたびいう言葉。

 

サイクルグランボアはツーリング用完成車メーカーとして完成車のプロデュースやオリジナルパーツの製作だけでなく、フレームの製作もこなせるバイクビルダーへとまたひとつ進化しました。まだお客様にお渡し出来るほどのものではありませんが、今回の展示会ではその記念すべき1号車を展示する予定です。

たくさんの方にご覧いただければ嬉しいです。

 

大晦日もお正月も返上して作り上げたフレーム。いつもお世話になっているビルダーのIRIBEさんには要所要所ご指導いただきました。ありがとうございました。

つちやはるみ


今朝から美山は深深と雪が降り出しました。

年々積雪量は少なくなって入るものの、今も年に数回はこんな日があります。

暖かい部屋で雪景色を眺めるのは一番の贅沢だと思うわけですが、そんな暢気な事は許してもらえるわけも無く、今日も雪道を店までやってきましたよ!

 

 

こんな日はこれが活躍します。

先日届いたルイゾンボベのウールのインナー。BEDEE43 (べデ)

パリ-ブレスト間のフランス北西に位置する小さな村の名前がつけられたメリノウール100%のインナーです。内側のMADE in FRANCEの文字が誇らしげです。

もちろん、自転車用なので冬のサイクリングのときにウェアの下にベースレイヤーとして着用していただくものなのですが、私の場合はこの季節フルで活躍しそうです。

薄くて、軽くて、暖かい。

蒸れない、乾燥しない、チクチクしない。

自転車用なので後はお尻までしっかり長さもあります。

とてもいいです。

 

そして、この他、冬用のグローブも入荷しました。こちらもすばらしいです。寒さだけでない、雨風からも守ってくれる全天候型グローブなんて、荒れがちな冬のライドには必須です。是非見に来てください。

 

 

いずれも在庫は極わずかです。在庫が無い場合は今月20日までにご注文いただいた分は来月初めごろまでに入荷する便で手配させていただきます。

つちやはるみ


グランボアで取り扱っているジルベルトゥのバックは、すべてリペア出来ます。

先日リペアが終わって、お渡ししたO様のフロントバック。すっかりきれいになって戻ってきましたが、長年愛用されていろんなところを旅した跡はきちんと残っています。

少し細部をご覧に入れますと・・・

傷んでしまった縁の部分のレザーは交換されていました。ですが使うほどに深い色に変化していくのもレザーの味わい。いい風合いになっている部分はそのまま残されています。もちろんまだまだ使える帆布の部分もそのままです。嬉しいですね。これでまたしばらくは旅のお供をしてくれます。

 

リペアのご依頼は、アイズバイシクルにて承ります。アイズでバックをお預かりして、フランスのジルベルトゥへ送って修理をしてもらうので、納期はひと月ほどかかります。費用は、修理の度合いによりますが、今回のように傷んだレザー部分の交換では、送料込みで2万円でお釣りが出るくらいでした。
春のサイクリングシーズンまでに直したい方、どうぞお持込ください!

そして、ジルベルトゥのホームページ、かっこよくなっています。こちらもチェックしてみてください。昨日もお客さまがジルベルトゥのバックは使いやすいもんなぁと話しておられました。ジルベルトゥは鞄屋さんではなくて自転車屋さんです。使い勝手の良さは、自転車屋さんが作る鞄だからかもしれませんね。

なっぱ (2021年退職)


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