アイズの独り言

毎月第二日曜日はアイズの朝サイ。ご参加いただいた皆様ありがとうございました!

暑い夏は水辺のあるところで涼もうということで、今回はアイズバイシクルからとっても近い清滝へ行くことにしました。

アイズバイシクルから試峠(こころみとうげ)という峠を越えると清滝です。峠のすぐ横にトンネルがあるので好きな方を選んで通ります。


試峠を越えると清滝川へ合流します。ここから清滝川に沿って道が続きます。今回のコースはハイカーさんが多く歩く道。道を荒らすことのないように自転車を降りて歩きます。

道中はところどころ「担ぎ」をして歩く場面もありましたが、初めての方でも大丈夫です。ベテランの方々と走ると、目の前の道をどんなふうにして走れば(あるいは歩けば)良いのかよく分かります。自転車で担ぎをするのが初めての方もいらっしゃいましたが、ベテランサイクリストのお客様やアイズスタッフと一緒なのでそういった人の担ぎ方を見て同じようにやってみることで、体で覚えることができます。ビギナーさんもベテランさんも一緒に走ることができるのが、アイズの朝サイの良いところなんです。


親方が来ているポロシャツはCCPさんのサイクルポロなのですが、なんでも着心地がすごくよかったそうです。肌にまとわりつかないところがいいのだとか。「表面の生地がでこぼこしているから、体にひっついてこなくて麻素材を着ているみたい」だったそうです。実は色違いを着ていた店長も、「襟付きって基本的に暑いけど、これは涼しかった!」と絶賛。シンプルでとても洗練されたウエアを作っているCCPさんは、素材の選び方がいつもとっても適格だと感じます。このサイクルポロも、湿度が高くて蒸し暑い日本の夏を快適に過ごすために適した素材で作られているんですね。9月いっぱいまでこの暑さは続きますが、これを着て自転車遊びができそうです。

広場で休憩。

常連Fさまがミカンゼリーを凍らせたものを持ってきてくださって、みんなに振る舞ってくださいました!クーラーをかけた家で食べるゼリーの数倍おいしかったです・・・!Fさま本当にありがとうございます、ごちろうさまでした!

峠越え、ダート、担ぎといろんなツーリング自転車の楽しみ方を一度に楽しめるこのコース、なんと走行距離はたった18キロ!にもかかわらず、どこかへショートトリップしたような気持ちになった8月の朝サイでした。
いい夏休みの一日をありがとうございます!

アイズの朝サイ、次回は9月も第二日曜日に開催します!シルバーウィークや体育の日など、連休の多い秋のシーズン。遠出をしてみたいけれど輪行に自信がなくて、という方のために、久しぶりに「輪行コース」にしようかなと計画中です。輪行を習得されたい方、ぜひご参加くださいね!

なっぱ (2021年退職)


明日8月13日(日)はアイズの朝サイです!お天気も問題なさそうですので、予定通り開催します!
 
 
【8月の朝サイ 涼しいサイクリング】
8月13日(日)朝9時 アイズバイシクルへ集合 
※集合されましたら参加名簿にチェックをいたしますのでスタッフまでお声かけください。
 
◆ご注意
明日のコースは舗装路の走行がメインですが、川沿いを自転車を押して歩く箇所がございます(この区間は自転車にお乗りいただくことができません)。ゆっくりペースで45分~1時間ほど歩きます。階段や湿った石の上を歩く箇所もございますので、歩きやすい靴でご参加ください。


このような川沿いの道を、自転車を押しながら歩く区間がございます。ご不安な点がございましたら事前にご相談くださいね。
 
 
お盆休みだからでしょうか、たくさんご参加のお申し込みをいただいています。楽しい夏休みにしましょう。明日お待ちしています!

なっぱ (2021年退職)


今週末の日曜日は朝サイクリングです!
8月は「涼しいサイクリング」と題して、水のきれいなところへ行こうと考えています。アイズバイシクルからびっくりするほど近いので、今まで街乗りのようにしか自転車に乗ったことがないという方にもおすすめです!初めてご参加の方で、なにか不安なことがある場合は遠慮せずに事前にご相談くださいね。もちろん常連様もお待ちしております!

【8月の朝サイクリング】

開催日時:8月13日(日) 9時~12時
集合:アイズバイシクル 9時
ご参加の方は必ずお申し込みをお願いいたします。


アイズバイシクルを朝9時に出発して、お昼ごろにまたアイズバイシクルに帰ってこられるコースです。
ランドナーの世界へ一歩を踏み出せないでいる方、まずはアイズの朝サイクリングに参加してみませんか?走りなれているご自身の自転車でもいいですし、サイズとタイミングが合えばグランボアの試乗車でご参加いただく事もできます。(台数に限りがありますのでご希望の方はお早目にご予約ください。)
※お昼ごはんや保険等の準備はございません。
※コースに不安のない方は途中合流・途中離脱していただいても構いません。

なっぱ (2021年退職)


まずは、グランボア スペシャルジャージご予約いただいたお客様へ

コンクールが終わって早一月、大変長らくお待たせしてしまい本当にに申し訳ありません。ヨーロッパの夏のバカンスと重なってしまったこともあり、想像以上に遅れてしまいました。ルイゾンボベの担当者からもやきもきしている感じは伝わってきているのですが、彼らにとってもなかなか思うようにならない状況のようです。ただ、もう間も無く入荷する予定ではあります。恐れ入りますが、今しばらくお待ち下さいますようお願い申し上げます。入荷次第、順次発送させていただきます。

 

そして、今日は別のものが入荷してまいりました。

長らく欠品していましたテクトロのオポジットレバーやコンクール用にスケルトン加工のベースとなったリアメカ、マイクロシフトのR47、ヨシガイのブレーキレバー202Qなど。お待たせしました。

あと、AサイズからBサイズに組みなおしたデモンターブルもお値打ち価格でただ今アップされました。オーバーホール済ですのですぐ乗っていただけます。サイズが合う方、お買い得です!

 

 

 

 

雨の週末となっています京都、不快指数200%+。。。

ですが、アイズバイシクルは元気に営業していますよ! それに、店舗前の自転車置き場付近の庇部に、今年はツバメが巣造りに成功しています。(去年はカラスに落とされてしまいました。。) 今まさしく子育て真っ最中で、チーチーと賑やかです。ただし、彼らからの「落し物」が時々ありますのでご来店の折には、是非、頭の上も気をつけてくださいね。。

つちやはるみ


コンクールに出場した自転車についてはconcours de machinesのHPやFacebookを通じて発信されているので、すでに多くをご覧になっていると思います。ここでは期間中に私が気になった自転車・モノを紹介させていただきます。

 

コンクールの初日、プレゼンのためにコンクール本部建物の前で待っていると審査員のひとりRaymond Henry氏がやってきました。まず彼の乗ってきたアルミフレームのランドナーに釘付けにされました。

シクロランドナーのついたアルミフレームのランドナーといえばBarraです。でもよくよく見るとフレームにはPitardのマークが残っています。

このアルミのランドナーは1949年のコンクール「Les 24 Heures d’Auvergne」に出場したPitardのコンクールマシンとのことでした。シートチューブを貫通する形のLe Chatのフロントメカやブレーキレバーへの変わった加工など特殊工作が満載です。

LE CHATの直付フロントメカ

MAFACのレバーは太鼓が抜けることのないように改造してある

帰国後に古いLE CYCLISTEを調べるとみるとこのオーベルニュのコンクールについての記事があり、まさしくこのPitard-Barraの写真とイラストが出ていました。

LE CYCLISTE 1949年10号より 8,9,10,11のイラストがそのまま

右の写真に写っているマシンそのものです。

 

もう一台ビンテージのすごい自転車がLe Chemineau

Le Chemineauはべロシオの弟子のひとりJoanny Panelの作ったブランドでスライド式外装変速機の原型となる変速機を装着しています。かのシクロランドナーがライバルとした画期的な変速機でした。

持ち主の方はこれをフリマで見つけたとのこと、フランスの田舎ではフリマがあちこちで開催されていて、80年前の自転車もこんな素晴らしいコンディションで出てくることがあるのですね。

 

 

もう一台、こちらもジャッジの一人であるDavid Agrechさんが乗って来ていた通勤用自転車とのこと、台湾でつくらせたというフレームにフロントシングルで気負いのない造りになっています。泥除けとフロントバッグがついていますがこのフロントバッグが独創的で仕事用のノートパソコンを運ぶために縦長にして、フロントキャリアは使わずフック式のホルダーでバッグ全体をホールドして路面振動を抑えて精密機器を保護しています。ジル・ベルトゥーでの特注品です。

 

 

さて実走2日目が終了すると各コンクールマシンは広場の展示台に飾られます。ここでゆっくり出走車を見ることができるのです。

今回Gilles Berthoudが持ち込んだのはこれ

中央の長髪の人物がGillesのフレームビルダーのVincent Crétin氏

 

クロスドシートステーにフロントパニアキャリアの一見普通のランドナーですが、実はフロントバッグの底にモバイルバッテリーを収めていてフロントハブダイナモで発電した電気をいったんためてライトやGPSに給電する仕かけになっています。これは実は今回のコンクールではなく、今現在まさに行われているtranscontinentalというベルギーからギリシャまで4000kmもの距離を8日間以上かけて走るレースのために作られた自転車とのことでした。GillesのパイロットVictorはこの自転車でコンクールのダートのコースを走って、いままたギリシャ目指して走り続けています。

 

今年多く目についたのは輪行に対応した仕掛けを取り入れたモデルです。

今年優勝したPechtregon。昨年3位で特徴的なフロントフォークと落ち着いたブルーのカラーリングは昨年同様ですが、大きく変わったのが分割式泥除けがついて、シートステーの上端がアーレンキ留めになっていて後三角がBBを中心にそのまま前へ廻って折りたためる輪行に対応したフレームになっています。

 

こちらは昨年優勝のVictore Cycles。今年は残念ながら結果がでなかったようですが、こちらはダウンチューブがS&Sのカップリグ、シートステーとトップチューブの接続はリッチーのBRAKE-AWAY方式でシートピラーを引き抜くと分解する仕掛けになっています。

 

そのほか目についたところでは

ジャッジ賞のVAGABONDE CYCLES。カンパ・ポテンザのシルバーパーツで纏められていてスッキリ。

 

総合3位でイノベーション賞を贈られたCYFAC。カーボンのオーダーフレームメーカーです。今回はなんとカーボン製のフロントキャリアを作ってきていました。

 

今年からいろいろな国から参加してます。

スェーデンから参加のPatrik Tegnérは日本的なランドナーの作り手。

オフセットの大きなフォークもきれいに曲がっています。

スェーデンでは Tegnérさんを含めて5人ほどで共同の工房で自転車を作っているとのことです。

 

スロバキアから参加のARKO BICI

 

そして今回のコンクールで事前から最大のライバルと考えていたのがアメリカのJPWegleでした。納期が数年待ちというアメリカ随一のランドナービルダーです。

とっても穏やかな職人らしい方で、自身のランドナーを駆って走る姿が今は亡きエルネスト・シューカにそっくりなのには驚きました。

 

申し訳ありません。JPWegleの出走車の写真を撮り忘れていました。今回彼の持ち込んだマシンの重量は9.7kgでグランボアより0.2kg重いだけでした。パーツスペックを考えますとグランボアとの差がたった200gとは信じがたい数字です。フレームチューブをよほど軽いものを使いませんとここまでの数字は出ないのではないでしょうか。フレームチューブのスペックは公表されておらず、フォークとステーはメッキ出しなのですが、赤味を帯びた色でプレス発表ではニッケルメッキとのことでした。ただニッケルメッキでは錆びやすくメッキ出しの意味がないように思います。今現在極薄パイプといえばステンレスチューブのレイノルズ953の0.5/0.3/0.5でしょうか。ステンレスで磨きだしであれば赤味掛かったフォーク&ステーも説明がつくのですが、エンドの差し込みにローの痕が見えません。今回の最大の謎はJPWegleのパイプです。

 

そして今回の収穫はイデアルサドルです。

イデアルのサドルがフランス人の手によって製作されています。かつてのイデアルの職人についてなめし方を習得して、イデアル90をかつての優美な姿そのままに復活させています。サドルトップのダニエル・ルブールのサインまでルブールの縁故者に了解を取り付けてしっかり入れられています。

年間生産が150個たらずだそうでとても供給が追い付きません。会場のブースでいっしょに話しているのはスゥーデンのビルダーで去年の11月にオーダーしたサドルはまだかいなと尋ねていました。

 

番外編

自転車ではないけど変わった車が路駐していました。かのメルセデスの万能自動車ウニモグです。

このウニモグは農業用の車両のようなのですが、線路も走れる仕様になっていました。

コンクール参加者にはこんな車に乗ってくる人も

 

とどめは初めて目にしたスーパーカー「ランボルギーニ」

宿泊した家の隣家のものだったのですが野太いエンジン音をあげていました。

 

FIN

親方


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