今朝の通勤途中の気温は7℃でした。
暖かいとは言えないけど、例年に比べて寒くない京都。美山でも年末に少し積もった雪はすっかり融けてしまいました。これから寒くなるのかな。
さて、年末から諸々入荷しています。
ずーっと欠品状態だったグランボアの革バーテープの黒、ようやく再入荷してまいりました。大変お待たせしました。こちらのバーテープのこだわりはしなやかな上質の革はもちろんですが、何より継ぎ目の無いワンピースレザーを使用しているところです。しかも、アルミの美しいバーエンド付き。
そして、細身のポリッシュリム、アベイユも昨日入荷してまいりました。こちらも随分お待たせしてしまいました。ホィール組も喜んで承りますのでお気軽にご用命ください。
あと、太めでスキンサイド、しかもシームレス製法のチューブラータイヤ、モンテアミアータ。こちらは今週中にはご用意できる手筈となっています!そして、今回入荷分から更に1ミリ太くなる予定です。
入荷予定といえば、シュエット2632とシュエットモダン2632! タイヤ幅26-32ミリ用のセンタープルブレーキですが、こちらもアームが出来上がってくれば再販できる予定です。もう間も無くです!
そして、
先日、昨年の10月に修理に出したサドルたちが戻ってまいりました。
どれも丁寧に作業されており、新品のような状態で戻ってまいりました。幾つかご紹介しますね。
まずはこちら、内曲げの軽合ベース。
革の破断、パーツの欠損、さび、イデアルでなければ捨てられてしまっていてもおかしくない状態でしたが。。。
基本の革の張替え作業のほかに、ベースの清掃研磨、ノーズと呼ばれる先端パーツ、ボルトを新品と交換し、クランプ部のTパーツを新たに製作、クランプ部の調整を行いました。
これで追加の作業費用は12,000円です。
こちらは大鋲のチタンベース。
ベースの清掃研磨と、錆びが出てしまっていたチタン製のUパーツ(テンショナー)の交換、オリジナル通り大鋲での仕上げを行いました。
こちらで追加の作業費用は10,000円でした。
一見きれいに見えても30年以上経過したアルミのベースは、古い革を取り除くとテンショナー部分の錆びや劣化で再使用が難しい事がほとんどでした。また、オリジナルのTB製品はクランプ部のTパーツ(ベースのねじれ予防)が含まれていないものが多く、修理の際にはTパーツを製作し、クランプ部の調整をする必要がありました。往復の送料を含む基本費用は40,000円ですが、アルミベースの場合は10,000円前後の追加費用が必要となるようです。
また、チタンベースはクランプ部を持たないため、アルミベースと比べると追加費用は5,000円前後、清掃研磨のみでしたら2,000円の追加で済みそうです。ただし、大鋲は別注扱いのため、費用が発生します。
しばらくショッピングサイトではイデアルの修理をお受けするのを止めていましたが、また、そろそろ修理のご注文を再開しようと思います。今回の期日は2月末までとさせていただきます。ただし、6個程度集まりましたら〆させて頂きますのでご希望の方はお早めにお申し込みください。
でもこうなると、修理するより新品のほうが安く感じちゃいますかね。。
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2019年のパンフレットも出来上がっています。
ご来店いただいた方、通信販売をご利用いただいた方には無料でお渡ししています。パンフレットのみご希望の場合は送料の200円をご負担いただければお送りさせていただきますね。
グランボアのヴィンテージ専用ページがオープンしました!
お客様からの預かり品や、これまで資料として集まってきた完成車やパーツなど、到底あの小さな京都のお店には収納しきれずに別の場所で保管しています。いずれ、展示/即売ができるギャラリーとして公開できますようにと考えておりますが、まずはネット上で先行しましてその一部をご覧いただけますようにいたしました。
少しずつですがアップしてまいりますので、ご興味があれば直接お問い合わせ下さい。
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あけましておめでとうございます。
今年も元気に過ごせますように。
良い仕事がたくさんできますように。
皆さまも良いお正月を!
アイズバイシクルは1月4日の午後から営業します。