アイズの独り言

2019.04.10

ブルベレポート  BRM323高松600km

こんにちは、スタッフのチョコです。3月23~24日に四国で開催されたオダックス近畿主催のブルベBRM323高松600kmに参加してきました。

 

 

コースは高松をスタートして四国を斜めに往復(!)する600kmです。こんぴらさん、大歩危小歩危、高知の太平洋岸沿い、折り返し地点の大月町千本桜など見所に尽きないコースを二度楽しめます。

 

スタート地点は高松駅。京都から高松へ行くには全区間輪行か三宮まで輪行して神戸港‐高松港をフェリーで行くどちらかで考えていましたが、今回は家を出る時間を遅くしたので全区間輪行で行きました。

 

夕方に高松駅に着いて輪行解除。スタート地点とゴールを確認した後、名物のうどんを夕飯に食べて宿へ向かいました。宿に着いてからは持ち物の最終確認。写真はフロントバッグに入れている装備のほぼすべてです。写真を撮った後、より吟味してレインパンツと輪行用のフレームプロテクターを装備から外しました。写真に写っていない財布、スマホ、カメラは基本的にジャージのバックポケットに入れて携行します。前回の小倉300㎞と同様、今回もハブダイナモを使用しないので予備のバッテリー関連が普段より多めです。

 

朝6時のスタートに向けてブリーフィング、車検といつもの流れです。前日はよく眠れて身体、自転車共にコンディション万全で臨めました。

 

スタートからしばらくは平坦区間が続くのでパックになって走行。30km地点にある琴平の町を通過していきます。この後、50km地点のPC1で補給を行い、峠越えが始まります。

 

三好市から小歩危、大歩危と谷沿いの道を走っていくと四国の山間部らしい風景が広がります。

 

途中、景色のいいところがあると自転車を停めて撮影会。そのまま通り過ぎるのはもったいないし今回の道のりは600km。急いだところで大勢に影響はありません。

 

高知の市街地に設定された148.6㎞地点のPC2に12:09に到着。PC2のコンビニは焼きたてパンにおいしそうな弁当、広々としたイートインがあったのでサンドイッチを買って少しのんびりと昼食をとりました。

 

高知の市街地を抜けて須崎まで行くと太平洋が左手に見えてきます。朝は瀬戸内海側にいたのに7時間ちょっとで太平洋を眺めているのは自分で走ってきたのに不思議な感覚です。

 

しばらく海岸線を走った後、内陸側に逸れて七子峠へ。標高289mと決して高い峠ではありませんが、遠くに太平洋を望むダイナミックな景色が現れます。

一人で走っているときもあれば数人でパックになって走行することもあるのが普段のツーリングと違うブルベの醍醐味。ひとりだったらペースが落ちてしまうような状況でも、同じ目的地を目指すほかのライダーがいれば走り続けられる。ひとりだったらほとんど寝ないで600kmを走るなんて相当な意志や目的がないと出来ません。

 

19:41、折り返し299.1㎞地点のPC4に到着。ここではPCでレシートを取得するほかに、月光桜という大きな桜の木と自転車を一緒に収めた通過証明を撮ります。桜のライトアップは始まっていたものの、残念ながら開花はしていませんでした・・・

 

昼間は15度以上あった気温も日没と共に下がり始め、日付が変わる頃には0度近くまで低下。幸い今回のコースはルート沿いに宿泊施設やコンビニなどが多数存在するので、眠気や疲労を感じたらその都度停車して屋内で休むことが出来ました。0時から日の出までの間にPCのコンビニを含めて4回近く休憩。眠気を感じなければ先に進んで早くゴールにたどり着きたいのですが安全には代えられません。夜間休憩の二回は1時間ずつ仮眠をとったので眠気で苦しむ時間はかなり抑えることが出来ました。

 

往路で太平洋をバックに撮影した展望台。来た道を引き返して高松まで戻るので、この先何があるか大体把握して見通しが立てやすいので未知の土地を走るのに比べたら大分楽です。

 

明け方の高知市街を抜けると再び山間部へ入っていきます。往路で豪快な下りがあった場所は復路では大きな壁となって立ちはだかりますが、一回走ってきたことに変わりはないので全く初めての峠を登るよりは気持ち的に楽です。

 

峠を越えて下り基調に入った大豊町のあたりから雨に降られました。事前の天気予報では雨予報はなかったので持っていたのは防寒具を兼ねたレインジャケットのみ。それでも泥除けがあるおかげで脚を冷やさずにすみました。

 

往路でも感動した山村風景。この斜面に家が張り付いている景色を見れるだけでも四国の山岳地帯を走る甲斐があります。

 

三好市に戻ってきたあたりから気温がぐんぐん上がり始め、重ね着していた服を脱いで温度調整。24時間以上外にいるので状況に応じて重ね着をして対応するのが必要です。

レポートの途中ですが、僕が普段使っているフロントバッグについて。写真奥に写っているジルベルトゥ製のグランボアフロントバッグは防水性に関してはバイクパッキング用などに作られたバッグに劣るかもしれません。耐久性の高い帆布は多少の雨ならレインカバー無しでも中身をドライに保ってくれます。しかし、1日中雨の中を走れば防水生地、構造ではないので当然の如く縫い目や蓋の隙間、終いには生地伝いに浸水してしまいます。これは帆布製バッグ共通の弱点です。しかし、この点は濡れたら困るものは小分けの防水バッグに入れることでほぼ解決できるので不便に感じたことはありません。(被視認性を向上させ、メイン荷室にアクセスできる専用のレインカバーも用意があるのでそれを使うのも手です)。
荷室は後ろ開きの蓋とその下にある左右の荷物抑え蓋で封をします。この構造のおかげで乗車中、蓋を閉めた状態でも手を中に入れることが出来るので補給食を引っ張り出したり、暑くなったらグローブを外してしまうことだって簡単です。ゴム紐とフックという単純な構造のおかげで荷物が多少荷室に収まらなくても蓋で抑えをすることだって可能です。ロールトップ式や防水ジッパーのバッグではこうはいかないでしょう。そして、バッグを構成している帆布と革は使用状況に応じて表情を変えていきます。個人的にはこのバッグは新品の時よりも、使い込んで少しヤレたくらいからがかっこよさの旬だと思っています。最新のものに比べると良くも悪くもルーズですが、その点が道具として優れた点ではないでしょうか。

 

 

大歩危、小歩危を通過して最後の峠を越え、550㎞地点大野原町のPC7に到着。軽く補給を済ませ、ゴールまでの残り50㎞を気分良く走ります。明け方の寒さは嘘のようで、少し熱いぐらいに太陽がゴールまでの道のりを照らしていました。残り数キロのところで道を間違えて戻るトラブルもありましたが24日の14時過ぎに32時間9分でゴールしました。

 

ゴール後、同時刻にゴールした方と談笑してから、宿のチェックインまで時間があったので近くのうどん屋さんへ。心地よい疲労感で食べた1杯はトッピングのスダチがさわやかで絶品でした。

 

 

次回のブルベは4月20日近江八幡駅スタートの400kmです。これを完走すれば200~600kmの認定がすべて揃い、SR獲得でPBPへの切符が確実になります。それとゴールデンウィークの京都1000kmもSRの基準を満たしていないと出走できないので確実に走りきれるよう準備を進めたいところです。

【今後のスケジュール】
BRM420近江八幡400㎞
BRM503京都1000㎞
6月15,16日第一回ジャパンバイクテクニーク
BRM622紋別600㎞
BRM727守山300km
8月18日パリブレストパリ1200㎞

まえの

« 前の記事:

次の記事: »

blog

最新記事

Archives

Back Pagetop