アイズの独り言

2023.10.02

ランドナーと共に四国フェリー旅(前編)

こんにちは、伊藤です。

長らく欠品しておりました「カンパニョーロ ブレーキレバーフード」が入荷してきました!

イタリアンレーサーやランドナー、スポルティーフにもよく使用されるカンパニョーロのブレーキレバー。パッドはやはり劣化してしまうのでレプリカパッドはなくてはならないものですね。

 

チェーンリングにクランクといえば自転車の顔といっていいほど目立つ部品。その中心にはメッキが光り輝く「グランボア フィキシングボルト SL50」です。見た目だけでなく、真鍮ワッシャーを使うことで緩みにくくなっており、機能面もしっかりおさえています。

 

 

 

 

・・・・・・と前置きしつつ、実は3連休の日にお休みをいただき、久しぶりに泊まりでツーリングに行ってきました!コロナや家の事情もあり、2018年の東北フェリー旅の時以来になった今回のツーリング、行き先はめちゃめちゃ悩みました。いかに3日分の行程をキレイにまとめるかあらゆるパターンを考え続け、気が付けば数プランが出来上がり、、、と何処に行くか迷ってしまう始末となっていました。もちろん行ったことのない自分が行きたい所を優先的に絞ってプランを練っていたのですが、目的地までの行き方もとっても重要です。学生のときはお金はなくても時間はあったので、18きっぷで!の一択でなんとかなりましたが、お金も時間もない現在はそうも言ってられません。見方を変え移動方法から考えてみると、とあるウェブページに目がとまりました。四国開発フェリー株式会社が運航しているオレンジフェリーです。結局フェリーかい!と突っこまれそうですが、関西航路が大阪南港を22:00に出航して、翌6:00に愛媛の東予港に到着するんです。そこから目指すは瓶ヶ森林道、通称UFOラインです。元々行きたいところではあったのですが、京都からのアクセスは決していいものではなく、車で行けるかな?くらいに思っていました。ですがこのフェリーの存在は盲点でした。フェリーの中で過ごす時間がたまらなく好きで、今か今かと待ち遠しい中眠りにつき目が覚めれば目的地。結局のところ目的地を決めた理由はここにあるのかもしれません。

 

帰りも東予港を22:00に出航し、大阪南港に6:00着というスケジュールなので周回コースでプランを立てました。

2日でコースを分け、初日は東予港から石鎚スカイラインの北側ゲート土小屋までひたすら登り、2日目は石鎚スカイラインを南に向け下り、国道494号とぶつかったところで北上し、黒森峠を越え再び東予港を目指す行程にしました。

 

 

【大阪南港まで】

行きの電車は久々の輪行でしたので写真をとっている暇も当然なく、ささっとフェリーターミナル駅まで。大阪駅あたりまではまったく見なかったのですが、徐々に南港まで近づくにつれてちらほら輪行している人を見かけるようになりました。こちらが「あっ」と思えばあちらも「おっ」と目を丸くしてこちらをみているあたり同じことをかんがえているんでしょうね(笑)

フェリーターミナル駅から乗り場までは連絡通路のようになっているので輪行状態のまま目指します。フェリーにもそのままのせれば追加料金はかかりません。

個室なのでキレイに収まります。

フェリーの予約の時から思っていたのですが、一番リーズナブルな客室でもシングル部屋、大部屋がないんです。学生の時は皆で一部屋、、、なんてことを思い出します。

なんでも数年前に改修されたようであまりのキレイさに驚きました。外を眺めれば瀬戸内海なので夜の街の光が見え、遊覧船にでも乗っているかのような気分でした。日本海を運航するフェリーとはまた一味違い新鮮でした。

すごく快適でおもわず夜更かししてしまいました。オススメです。

 

 

 

【東予港より土小屋まで】

朝6時に到着。7時まで船内休憩ができるので時間調整できます。私たちは先を急ぐことにしました。

 

まずは輪行解除から。


今回のツーリングは私含め3人。私とT君は京都から、I君は四国在住なので車で現地集合で合流。

 

この日は晴れ。石鎚山の天気も良好のようです。T君から過去に何度かUFOラインに行こうとするも雨ばかりで断念してきたことを聞かされていたので、2週間程前から天気予報とにらめっこ状態でした。あるサイトでは雨予報だったり、曇りだったり定まらなかったのですが、近づくにつれ晴れ予報に、、、。ツーリングに向けて一番高揚する瞬間です。

 

 

 

朝の7時過ぎ、車の交通量も少なく走りやすいです。まずは目指すはUFOラインの入り口、旧寒風山トンネルです。

基本は国道194号を上っていくのですが、なるべく大きい道路は走らず、すぐさま細かな道へ避難できるところは避難します。ツーリングに行くとき、あらかじめ走るルートは決めておくのですが、五万図を持っていればその場で道を選びながら走ることができるのでとても便利です。五万図の用意も考えたのですが、スマートフォンのアプリで地形図が見れる便利なものがあるので今回はそれを使ってみることに。GPS機能も兼ね備えていて、今自分がどこにいるのか一目瞭然なので初めての方でも扱いやすいとは思うのですがやはり欠点はバッテリーの持ちで、紙の媒体には敵いません。次はこうしようああしようと考えるのが楽しかったりするので今後の課題です。


上りにさしかかったところですぐさま休憩。話す内容は大半が自転車のこと。頭の中が自転車で埋まっている3人組です。。。。

まだまだ序の口、旧寒風山トンネルまで1000mアップです!

 




漕いでは止まり、自転車を眺めるを繰り返しながら、、、気が付けば寒風山トンネルの手前まで。無論旧道を進みます。

 


旧寒風山トンネルです。灯りもなく真っ暗なトンネルなのでLUNEをすかさず点灯させます。もちろんフロントライトも忘れずに。

 

 


トンネルを抜ければゲートです。いよいよUFOラインまでの道のりです!

 

ですが、その前に13時を過ぎていたので東屋で遅めの昼食。

 

 

 

 


ゲートをぬけようとすると一つの看板が目にとまりました。“四国のてっぺん酸欠マラソン大会”なるものが開催されているようです。ん~~、めちゃめちゃ気になります、参加者に話を聞いてみたいです(笑)

 

ゲートから先はゆるやかな上りだったとそう記憶しています。一時間半ほど上り、、、目の前にそびえる山に向かって「あんなに上るのか・・・・」とため息をもらしていると、左側には写真で見たことがある景色が広がっていました。

自分では気が付かない間に頂上付近まで上りきっていたようです。


雲が少なくなったタイミングでパシャリ。

雄大な景色を見渡していると、自分たちがいかに自転車を漕いだのか実感します。

標高が1500m付近だとだいたい気温が20°ほど。半袖では少し寒かったです。

 

瓶ヶ森登山口駐車場、バイオトイレがある場所までは上ったり少し下ったりを繰り返し、ここから300m程山荘しらさまで一気に下ります。


カフェが併設されているのですが、私たちが到着したのは16時過ぎ。営業時間に間に合わず利用できませんでした。残念。

山荘しらさからはまた上り道・・・と思えば少し下り、また上り・・・

最後の上りだと思い、最後の力を振り絞りました。

 

 

 



とうとう宿泊予定の白石ロッジのある土小屋までたどり着きました。この日は60km,2300mUPに800mDOWNという一日でした。

宿について早々にお風呂に入り、ご飯を食べて8時くらいには就寝。。。健康的です。

 

 

2日目は石鎚スカイラインを下り、黒森峠を越え西条にもどる行程です。

後編に続きます!

 

 

 

 

takumi

« 前の記事:

次の記事: »

blog

最新記事

Archives

Back Pagetop