先週末のサイクルモードで試乗車として展示しました車両を特別価格にて販売いたします。すべて通常価格より2割引きのうえ、新品のグランボアのタイヤを2本お付けしますよ。興味のある方はこちらからどうぞ。
いやー。今年はブースを広くしてしまってどうなることかと思っていましたがなんとか無事やり遂げることができました。ブースも一番隅っこのブースでお客さんは来てくれるんだろうかと心配してましたが、なんの、なんの、東京も大阪も結果的に来場者数は減ったようですが接客している感覚としてはむしろ増えているかのようでした。特に土曜日は馴染みのお客様もたくさん来ていただいて時間の経つのがホント早かったです。本当にありがとうございました。デローザやコルナゴといったそびえ立つ超豪華ブースセットの並びに極々シンプルな作りの我がブースは、磨きこまれ、作りこまれた自転車だけが人を引き寄せる唯一のもの。何人かの方に「パリサロン(Salon de Paris)のようだね」と言っていただきホントうれしかったです。。エルネストと一緒に行った自転車のサロンドパリはまさしく私たちが持つ自転車の展示会のイメージそのものでしたから。
グランボアの自転車はフレームビルダーさんや部品メーカーさんだけでなく、鍍金屋さんや塗装屋さんなどの協力もなくてはならないものです。自転車を展示していた展示台もこの時だけの特注品です。今回、そういった方々もわざわざ会場まで陣中見舞いに来て、見守っていただいてました。ありがとうございました。そして、手伝ってもらっていた3人の助っ人たちはホント良く助けてくれました。しかも、休憩時間に新しい700Cのセミオーダーモデルの「コンコルド」にお客さんに交じって試乗しようとしているので「他の乗っておいでよ、ここでしか乗れないよ」というと「いや、これに乗りたいんです。」と。。。もー、ホント、ありがとうね。
ようやくすべての準備が整い店長はスタッフと一緒に会場のセッティングに向かいました。14台もの自転車がなくなった店内はまるで強盗にでも入られたかのようにもぬけの殻です。すっきり。フルオーダーのラインナップを少し紹介しますと。。。
ヴィンテージモデルですが実は新旧混在、グランボアのオリジナルパーツがたくさん使われています。特にハブは先の記事でご紹介した最新のグランボアのハブが使用されており、120mm幅で5段のカセット仕様となっています。

次もコテコテのヴィンテージモデルですがこちらはIRIBEさんでグランボアのフレームを作ってもらいました。IRIBEらしさも残しつつ、しっかりグランボアの自転車になっています。

こちらは大阪の東洋フレームさんでデモンターブルフレームを試作してもらいました。いずれも店長と事細かな打ち合わせの元、素晴らしい出来上がりになってていますよ。

ユニークな提案としてはこちら。これも大阪の東洋さんで試作してもらいました。「輪行簡単モデル」とでも言いましょうか、フォーククラウンに店長の一工夫があって前フォークを抜かないでロード用の輪行袋で輪行できちゃうモデルです。

他にもポーターやプロムナードといった大人のための街乗り車やルネエルスのチェーホィールをセッティングした近代デモンターブル。それに、なんと、1946年製、コンクールデュラルミン優勝車「アレックスサンジェ」も特別展示しますよ。うーん、ゴージャス。部品も「グランボア」や「ジルベルトゥ」だけでなく「サンエクシード」の新製品も展示します。見どころいっぱいですね。
ぜひ、詳しくは会場でじっくりご覧くださいませ。また、一部の自転車はサイクルモードが終わりましたら特価にて販売しますのでご興味のある方はお気軽にご相談ください。
それと、もう、お気づきの方もいらっしゃるかと思いますがアイズバイシクルはサイクルモードが終わりましたら平日の完全ご予約営業を解除します。ただし、営業時間は14時から18時まで。でも、もちろん、午前中も店には来て作業をしていますので事前にご連絡いただければ対応させていただきますよ。いろいろとご不便をおかけしますがよろしくお願いします。
あ、店長からメールが。。

週末、ここでお会いしましょう。
サイクルモードの搬入まであと実質1日を残すのみとなりました。組み上げる予定の自転車もあと一台を残すのみ。いやー、やればできるもんだ。グランボアの新しい700Cサイズのセミオーダーモデル「コンコルド」も試乗車を2台ご用意しましたよ。なかなかカッコイイ仕上がりです!

ヘッドバッチはこんな感じ。

ダウンチューブのロゴはシルバーで。

こちらの車体でフレームサイズは510mm。コンコルドのフレームは2cm刻みで6種類、610mmまでご用意しています。サイクルモードには510mmと550mmを準備していきますね。
こちらもついに試作が出来上がってまいりました!このプロジェクトはもう2年以上前から交渉しながらもなかなか形にならず、今年の5月にはメーカーを変えようかとも思っていましたが、なんとか今作ってもらっているハブメーカーのままここまでたどり着くことができました。
交渉を始めたころはまだどこのメーカーもラージのハブなど手も付けていなかったのに、今となってはいろんなところが製品化し販売をすでに始めています。でもグランボアのハブの大きな特徴は現行のフレームに対応している普通の130mmハブに加えて、120mm幅で5-6段で使用できるカセットボディのハブもラインナップするというところ。これで昔のフレームに今のシマノのカセットの歯を使えば5段で使うことはもちろん、6段で8Sインデックスレバーにも対応できるのです!! もう、フリーを探してお店を転々とすることもありませんよ。このアイデアは先月商品発表があった「サンエクシード」のハブにも採用されています。あと、店長がこだわったのはハブの胴の細さ。繊細なクロモリフレームには胴のすっきり細い、スマートなハブを合わせたいものです。

いかがですか?なかなかでしょ。でもね、店長ったら、

組み込んでみると、ちょっと気に入らないんですって。。。フランジをもう少し大きくして飾り穴のデザインを変更するかもしれません。あーっ、まだまだ、先は長いかも。。。とりあえず、サイクルモードにはこのまま持っていきます。どうぞ、皆様、ご意見をお聞かせくださいませ。




