アイズバイシクルの投稿記事一覧

2020.11.23

SR600紀伊山地

こんにちは、スタッフの前野です。
オダックス近畿主催のパーマネントブルべSR600紀伊山地を走ってきました。
SR600のコースは600㎞獲得標高10,000m以上の挑戦的な山岳コース。3年前に初めてSR600に挑戦したSR600四国山脈では天候や道路事情、見通しの甘さからコースの半分も走らないうちにDNFとなりました。→ SR600四国山脈

今回選んだのは泉佐野発着のSR600紀伊山地。600㎞で獲得標高は約11000mとSR600としては優しめのコースです。
葛城山、吉野山、玉置山、護摩壇山、高野山等々コースに含まれる山道は名の知れたところばかり。関西の屋根大台ケ原が幸いにも(?)コースには含まれていませんが、いずれにしても登りと下りをいかにスムーズにこなして計画通りに走るかが今回の完走のカギでした。


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1日目
PC1りんくうタウン駅 0km 11/10 5:00

初日は5:00~20:00を走行時間、20:00~翌朝4:00までを宿での休憩に充てる計画です。まずはりんくうタウン駅で時刻証明となる入場券をゲットして走り始めます。

 

夜明け前の市街地を抜けて葛城山へ。

 

 

葛城山の登りは序盤は優しめ、後半がかなり厳しい勾配です。京都だと花背峠に近い印象でしょうか。葛城山の登坂中に夜明けを迎えました。

 

PC2 和泉葛城山 23.6㎞ 11/10 6:47

ほぼ予定通りの時刻に葛城山頂上に到着。

葛城山から紀ノ川方面へ下るのですがこの区間が激坂。果樹園の中を通る20%以上はあろうかという急坂をソロソロと下りました。晴天だからよかったものの雨が降っていたら大変。

 

 

PC3 丹⽣都⽐売神社 48.4㎞ 11/10 8:10

神社まで一登りしてPC3到着。坂は多めだけれど順調です。ちなみにこの神社の名前読めますか?
正解は「にうつひめ神社」です。

 

PC4モンベル五條店 78.7km 11/10 9:29

紀ノ川沿いを吉野方面へ。平坦区間なので登りで失った時間を稼ぎます。でも風向きは味方してくれてるとは言い難いです。

 

道なりにそのまま川上村方面へ向かいたいところですがコースは吉野山へ。

 

99.4km PC5 コウヤマキの群落 11/10 10:44

吉野山の下りでPCに設定されている看板を発見。このあたりも紅葉が綺麗でした。

 

 

吉野山を下った後は169号線で大台ケ原方面へ。今年の夏に走った道なのでこのあたりは勝手知ったる場所。雄大な景色が紅葉に彩られてフォトタイムの連続。写真を撮るのに忙しくなかなか進めません。

ちょうど昼時だったので道の駅杉の湯川上でカレーライス大盛を注文。30分ほど休憩しました。今回は3日に分けて600㎞を走る計画。ファーストランでタイムを狙うわけではないので計画に対して遅れていないか気を付ければ大丈夫。お昼の時点で時間に余裕があることが分かってきたので焦らず急がずサイクリングを楽しみます。

 

大台ケ原分岐手前のループ橋。道が紅葉に吸い込まれていくよう。

 

大台ケ原への分岐通過後、和佐又トンネルを抜けると長い下り基調に。上北山村も絶景ポイントの連続。下りの途中で止まるのが惜しいですが、素通りしてしまうのはそれ以上に惜しいので自転車を停めて写真を撮ります。
まとまった登りは丸山千枚田へ向かう登りくらいでそれ以外は細かいアップダウンを含んだ下り坂。予定より3時間近く早く新宮の宿に到着できそうです。

 

下北山村の集落でおやつ休憩。ピーナッツチョコを食べました。ちなみに今回の補給食はほとんどクリーム玄米ブラン。カロリーメイトよりもしっとりしていて味の種類も豊富でおいしいです。朝昼夕の3食を普通に食べて、走行中におなかがすいてきたらクリーム玄米ブランを食べていました。

飲み物は750mlボトルを2本差してきましたが序盤の吉野山までは中身を入れず、その後は1本だけお茶を入れて使っていました。お茶をメインにしておくとボトル周りがべとつかず、たまに飲むスポーツドリンクやコーラがとてもおいしく感じられます。

 

 

188.4km PC6 七色ダム 11/10 15:30

七色ダムに到着したのは15:10頃。時間帯通行止めで15:00~15:30の間が通れなかったので日向で靴を脱いで休憩できました。じつはダムに着いたとき、写真の看板の位置を勘違いしていて素通りしそうになったのですが、時間帯通行止めのおかげで行き過ぎる前に気が付くことができました。

 

207.4km PC7丸山千枚田 11/10 16:37

夕暮れの綺麗な時間に丸山千枚田に到着。ここに来る間も棚田は何か所かありましたがここ丸山千枚田は圧巻です。大小1300枚以上の棚田と中央に鎮座する巨岩。巨岩の存在がこの景色をより特別なものにしているように感じました。ちなみにこの中央の巨岩は御神体とかでは無いようです。見事な岩だったのでてっきり祭られていると思いました。

 

日没を迎えて新宮市街に到着。丸山千枚田付近では1台も車に会わなかったので交通量の多さに驚きます。今日は平日、お仕事帰りの車ですね。

 

PC8 熊野速玉大社 231.5km 11/10 17:57

初日最後のPCをクリア。宿はここから1㎞程のところにあるビジネスホテルを予約したのでさっさとチェックイン。計画では20時までを走行時間に充てたので2時間余分に休むことができます。食事して風呂に入って荷物を整えてあれこれやっていると夜の時間はあっという間。21時ごろ眠りにつきました。

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2日目

新宮のビジネスホテルで約10時間の休憩後、午前4時にスタート。

2日目は4:00~20:00を走行、20:00~翌4:00を宿での休憩に充てます。初日よりも厳しく長い登りが多いので時間が余ることはなさそうです。

夜の間、自転車はフロント前で預かっていただけました。暖かい屋内で支度ができるのでありがたいです。

 

PC9 熊野那智大社 253.4㎞ 11/11 5:00

少し寒いけど着込んでいれば大丈夫。そんな気温の中走り出して約1時間で熊野那智大社に到着。那智大滝の音も聞こえてきますが全く見えませんでした。明るい時間に登ったら紅葉と那智大社、大滝のコラボが見られたはず。

 

那智大社通過後も海沿いの市街地の明かりと朝焼けの空を眺めながら登り続けます。

 

初日の丸山千枚田は圧巻でしたが、普通の景色の中にも見事な棚田や山村風景を見ることができるのも紀伊半島の魅力です。

 

色川の集落で自動販売機を発見。このコース、コンビニは少ないのですが自動販売機は頻繁に見かけたので真夏を除けば1ボトルで十分走れます。

 

色川から熊野川までの区間は所々路面が荒れています。でもSR600を走る前に未舗装林道を沢山走ったのでこの程度じゃまだまだ。とは言え落石、落ち枝などのトラブルにつながる要素はたくさんあるので慎重に。車通りも少なく携帯も圏外の場所が多いので安全第一。
酷道区間を抜けて集落に出る直前にイノシシと鉢合わせたときは焦りました。
向こうが逃げてくれてよかった…

 

熊野川沿いに出ると気温が上がって暑くなってきたので夜間装備から昼間装備に切り替え。レインジャケット、ビーニー、ニッカー、ネックウォーマー、冬用グローブを外してスッキリ。停車した橋の上は日光が良く当たって気持ちがいいです。
ああ、この熊野川沿いに平地を流せば熊野本宮大社に着くのですがコースは北進して玉置山を登れと言っています。

 

玉置山はふもとの分岐から約800mアップ。こちらも中腹あたりの紅葉が綺麗でした。

天気も良く、登っている間は汗が吹き出してきます。登りに時間を喰われて昨日に比べると進捗が良くありません。早く登り切って距離を稼ぎたい!

 

玉置山のラスト2㎞、この玉置神社分岐から先がなかなかパンチのある坂でした。今回のブルべで一番きつかったのは玉置山でしょうか。

 

PC10 大峰奥駈道 石碑 334km 11/11 10:51

玉置神社駐車場への分岐を通り過ぎて少し下ったところに石碑はありました。石碑で写真を撮った後は玉置神社約2㎞の看板まで折り返します。

 

PC10の石碑から引き返す途中、行きでスルーした玉置神社駐車場への分岐を500mほど進んで玉置神社に寄り道しました。

神社の入り口まで登ると開けた駐車場になっているのですが周囲の山々を見渡せて写真のようにいい景色!駐車場には管理小屋と自動販売機、軽食を出す売店がありました。玉置神社も参拝しようと思ったのですが境内の広さに驚き。折角でしたが宿になるべく早く着きたいので本殿に行くのは諦めてコーラを飲んで出発しました。

しかし、こんなに景色がいいのだからPC10は石碑じゃなくて玉置神社でもよかったのでは…

 

これから下っていく十津川村が見えます。狭くてコーナーの多い山岳路なのですが大型の観光バスが器用に上っていきました。玉置神社参拝ツアーでしょうか。

 

PC11 熊野本宮大社 362㎞ 11/12 12:12

玉置山から1時間少々で熊野本宮大社に到着。十津川村から熊野本宮大社まではカーブの少ないバイパス道路を通るので楽に距離を稼げます。普段なら無機質な高規格道路は自転車で走って楽しいとは思えないのですが、この日走ってきたのは山間部の狭路ばかり。久々のスムーズな路面を殆ど漕がずに、滑空するように下り基調の道を楽しみました。

 

ちょうどお昼時なので熊野本宮大社すぐそばの定食屋さんで昼食。唐揚げ定食大盛!

御飯が運ばれてくるまでの間に次のPCの位置を確認したり、キューシート、コマ図の整理をします。一応計画通り20時までには宿につけそうですが、できることなら護摩壇山で日没を迎えたいもの。
この時点で宿まで約100㎞。最後に龍神スカイラインを登るので昨日のように余裕を持って宿に着くのは難しそうです。
定食を食べ終えて12:50頃再スタート。お腹いっぱい、眠くなりそう。

 

PC12 近露王子跡 384.7km 11/11 14:04

一山超えてPC12に到着。ログを見ると玉置山と高野龍神スカイラインに挟まれて目立ちませんが500mくらいまで登ってます。登りは頑張っても見返りが少ないので淡々とペダルを回し、平坦と下りで時間を取り返します。

 

16:20頃、龍神温泉を通過。ちょうど2日目の200㎞地点なのでここに宿を取ってもよかったのですが本日の宿はまだ40㎞先の野迫川村。「龍神温泉にしとけばよかったな~」とぼやきながら先へ進みます。陽も傾いて日没は目前。

走って実感しましたがSR600紀伊山地を60時間のランドヌール部門で宿泊しながら完走するなら初日は新宮、二日目は龍神温泉に宿泊するのがバランスがよさそうです。初日230㎞、2日目200㎞、3日目170㎞になるので疲労がたまってくる2日目3日目の距離が短くなります。それと2日目に玉置山と護摩壇山をまとめて登らなくて済みます。
陽の長い季節なら4:00~19:00くらいを走行時間に充てて、殆どライトを使うことなくSR600を完走することも可能でしょう。来年は陽の長い季節の明るい時間帯だけでSR600 完走なんてのもやってみたいです。夜間走行が無くて2泊も宿で過ごすと普通のツーリングみたいですね。でも夏は気温が高いので考えているほど実際は甘くなさそう。

 

高野龍神スカイラインのピーク、ごまさんスカイタワーまであと10㎞。だいぶ暗くなってきました。ひたすら登ります。

 

登り勾配が厳しくなっていたところで綺麗な空が見えました。
この昼から夜に切り替わる数分の間だけ見える青い空が好きです。山の中で日没を迎えると心細さを感じますが、このグラデーション掛かったブルーを見ると一日中走っていてよかったと思えます。

 

標高900mを通過。1230mまで登るのでまだ先は長いですが、暗闇で景色に変化がないのでこういう看板があるだけでうれしいです。龍神スカイライン入り口までは数台の車とすれ違ったのですが暗くなってから車の往来はゼロ。

 

PC13 護摩壇山 450.4km 11/11 18:36

龍神温泉通過から約2時間、ごまさんスカイタワーに到着。さすがに標高が高いので、登りで温まった体が冷えないうちに夜間装備に着替えました。夏に走りに来たときはこんな暗闇の中登ることになるなんて思いもしませんでした。

ちなみに、明るい時間のごまさんスカイタワー駐車場からは周囲の尾根を見渡すことができます。
こちらは夏の写真ですが絶景でした!

龍神スカイラインを北上して林道の分岐を曲がれば野迫川村への下りに入ります。尾根を走る龍神スカイラインは風が強く、気温も低かったので長居したい場所ではありませんでした。
野迫川村へは曲がりくねった山道を降りていくのですが鹿、タヌキ、ウサギ等の野生動物が横切るのはもちろん、落石が散らばっていたりしてこの日一番緊張しながら走りました。龍神スカイラインですら日没後に車と出会うのは稀なのでここでトラブルを起こしたくありません。

19:25この日の宿、ホテルのせがわに到着。手前のキャンプ場、そしてホテルの灯りが見えたときはホッとしました。

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3日目

19:30~6:00の約10時間半ホテルに滞在した後、薄明かりの中再スタート。

当初の計画は3日目も4:00スタートをだったのですが、紅葉が綺麗な時期なのに暗闇の中通過してしまうには勿体ない。それにホテルのせがわの居心地がよかったのも朝の出発を2時間遅らせた理由です。昨晩、寒空の下走った後に入ったホテルの暖かいロビーと大浴場の湯舟は天国のようでした。

 

PC14 熊野参詣道小辺路 470.5㎞ 11/12 6:05

ホテルのせがわから走り出して数分でPC14に到着。

 

谷間にある野迫川村から出るにはどの道を通っても坂道を登らなくてはなりません。朝からがっつり登らされますが、目に飛び込んでくるのは綺麗に色づいた紅葉に覆われた山々。そしてカモシカに出合いました!



 

PC15 高野山金剛峰寺 495.2㎞ 11/12 7:42

登り坂を終えて野迫川村脱出後、高野龍神スカイラインで高野町へ。

金剛峰寺チェック後、少し進んだところにあるファミリーマートで朝食。食事をしながらこの後のタイムスケジュールを考えます。今日は出発時刻を2時間遅らせましたが「この後、海南までは下り基調。和歌山、泉佐野間は大きな登り(最後のPC17は激坂の上にあります!)は無いから信号と風向き次第では12時台のゴールも出来そう…」と、ちょっとだけ甘い計算をしていました。
この時の頭の中のイメージは、高野山から海南までジェットコースターみたいに一気に下って後は平坦を踏んでゴールまで行ける。実際は細かい起伏や風向き、信号などがあるのでそんな簡単に走れるわけがないのですが。

大門前で記念撮影。ここからしばらく楽しいワインディングの下りです。

かつらぎ町、紀美野町を抜けて海南市へ。地図だとあまり目立たない場所かもしれませんが、走りやすい道でした。このあたりまで来るとサイクリストもちらほら。

 

海南市から和歌山市へ。今朝、山奥の野迫川村にいたのが嘘のような景色の変わり振りです。
交通量が多くなるので無理せず安全に。

 

PC16 和歌山マリーナシティホテル 549.3㎞ 11/12 10:10

ここからゴールまで約55㎞、これならりんくうタウン12時台着の認定時間55時間代でゴールが出来そうです。いや、この時は余裕で12時台にりんくうタウンゴールだと思っていました。

 

さあさあ、PC17が見えてきました。どこかって?あの向こうに見える丘の上のホテルがPC17です!
いやぁ、えげつない場所をPCにしたものです。

 

PC17 休暇村紀州加太 574.1km 11/12 11:33

国道沿いにある休暇村紀州加太の看板から距離約800mで標高100mアップします。これで坂道は泉佐野近くの橋を除けば正真正銘の最後。3日間良く登りました。

 

加太出発後、阪南と泉南は信号の多さに悩まされました。もう信号インターバルトレーニング状態。青になったら加速してスピードにのせたところで次の信号が黄色になって減速。赤信号に捕まると1分以上喰われて更にゼロ発進なので時間もエネルギーも効率の悪いことこの上なし。500mおきくらいでそれが続いたので気が付けば時刻は12時を回り、ゴールは13時過ぎもあり得る状態に。
和泉チェンの本社がルート沿いにあったので余裕があれば記念撮影でもしたかったのですが、写真を撮る時間も惜しかったので漕ぎ続けました。


ようやく関空連絡橋とりんくうタウンのビル群が見えてゴールを確信。ギリギリ13時前ゴールで55時間代のタイムで申請できそうです。

 

PC1/ゴール セブンイレブンりんくう松原店 602.7㎞ 11/12 12:59

ゴール到着後、自転車を立てかけてヘルメットを外し、マスクを着けてセブンイレブンの店内へ。
平静を装いながら急いでレジのすぐ近くにあったミンティアを持って会計へ!
貰ったレシートの時刻は12:59!ギリギリ13時前にゴールすることができました。
今回のSR600紀伊山地のタイムは55時間59分。

もし13時を回っても制限時間内の完走に違いはないのですが、今回は55時間計画ということでプランを立てていたので最後で辻褄を合わせたかったのです。

 

ちなみ今回のブルべカードはこんな感じです。それぞれのPCの記入欄に日付、時刻を記入していきます。

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今回のSR600チャレンジの事の発端は、最近よく一緒に走りに行っていたバイトの井越君にツーリングコースとしてこのコースを勧めたことにあります。学生生活の残りの時間を有効に使ったらどうかと、このSR600紀伊山地を走ってみることを勧めたのです。
実は昨年、PBPへ行く前に走り込みを目的でSR600紀伊山地にエントリーしていたのですが、都合がつかずに出走を延期。延期状態のまま1年以上ほったらかしにしていました。
今年はコロナ禍ということもあって前半はブルべ自体が中止となり、9月ごろからようやく開催を再開。個人的な休みの関係などもあって今年のブルべ出走はもういいかなと半ば諦めムードだったのですが、どうにも我慢できませんでした。ブルべの代わりに未舗装林道を走りに行ったり、サイクリング自体は割と頻繁にしていたのですが何かが足りなかったのです。日帰りの150㎞じゃ何かが足りない。そんな時にSR600の話を井越君にして、改めてコースを確認しているとこれは面白そうだ。それに11月なら紅葉も綺麗だろう。そういえばエントリーして出走権はあるから日程だけクリアできれば走りに行ける!そこから主催者に再出走日時を連絡して会社から休みも頂き、今回の出走にこぎつけました。
そうです、人に勧めていたはずが自分に火をつけてしまいました。

これが決まったのが出走の約1か月前。エントリーしたブルべと同じ距離を出走までの1か月の間に走っておけば体力的に余裕を持って臨めるというのが自分の経験の中であったので、出走を決めた10月から約1か月間走りに行く機会と距離を増やして準備を進めました。
走行計画では3年前のSR600四国山脈での失敗があるので今回は時間を削る走りはせず、あらかじめ立てた計画をこなす方向で完走を目指しました。タイムスケジュールはスマホのカレンダーで管理し休憩の度に確認。計画があるので走行中に時間に関する余計な心配をすることが無くなるので精神的に安定します。
それと今回は宿を2泊予約してから出走したのも大きかったです。二泊で20時間半休憩できたので睡魔に襲われることもなく、安定して走り続けることができました。約56時間のうち20時間半ホテルに滞在したので屋外での活動時間は35時間ほど。これは普通の600㎞ブルべをややゆっくり完走する時と同じくらいの時間です。SR600の制限時間は2017年に現在の60時間制限に改められ、このようなゆとりのある走行プランが立てられるようになりました。以前は50時間にコースの獲得標高に応じた制限時間が追加されていたので、従来のルールだと紀伊山地のコースは52時間くらいが制限時間になるでしょうか。ともあれ、今回は完走することが出来たので次回は旧制限時間内での完走、ゆくゆくは宿を取らないファーストランスタイルでの完走も目指していこうかと思います。

思いがけず今回のレポートは長くなってしまいましたが最後までお付き合い頂きありがとうございました。
ランドナーでのブルべ出走を計画されている方、ブルべを見据えた自転車の製作を計画されている方、どうぞお気軽にご相談ください。自転車のことだけでなく装備や走り方等、お力になれれば嬉しいです。

まえの


2020.11.13

休日のアイズバイシクルから。

毎月3のつく平日はアイズの定休日。
今日はお店の定休日ですが、平日だけお仕事に来させてもらっている私は事務所で仕事をしていました。今日はひとり静かに仕事をする予定だったのですが、朝からアイズの作業場が賑やかです。
午前中はSR600を走り終えたばかりのはずの前野が、午後からは伊藤とバイトの井越くんがお店に来て作業場でなにやら楽しそうにやっています。伊藤と井越くんも、朝からひとっ走りしてきてたのだそう。アイズのスタッフは仕事も休日も自転車三昧。プラットホームの野田店長からも電話がかかってきて、賑やかに仕事をしています。

さて、ここのところ輸出がたくさんあって、そちらの仕事に時間をかけていたのでなかなかお知らせできていませんでしたが、入荷がたくさんありました。
フランス、GillesBERTHOUDからは、しばらく売り切れだったラックバックツールバックバックミラーが入荷しました。

意外かもしれませんが、これらの商品はグランボアの通販で人気商品。さすがはグランボアのお客様、みなさんご自身の自転車に合う道具を上手に選んでいらっしゃるんだなぁと思います。サドルは品薄になってしまいましたが、バック類は今なら種類豊富に在庫しています。
また、TAのチェンリングも今なら歯数が揃っていますよ。

グランボアのアルミステムクロモリステムも入荷しています。とくに突き出し60mmや70mmはグランボアの完成車を組むのによく使うので、通販でお分けする数が限られてきますが、こちらも今ならサイズがあります。

そして、グランボアのエキストラレジェタイヤ
年に一度の生産しかしない本数限定のタイヤなのですが、今年は再生産しました。やっぱり今年は、いつもと違う特別な年。そんな中で自転車を楽しむ方が増えてきて、有り難いことに日本にも世界にもグランボアのタイヤを待っていてくださる方がいらっしゃって、それにお応えしたくて再生産しました。自転車は、不思議なもので少しの時間乗るだけでも気分が変わって良いもんです。もちろん、ポタリング、サイクリング、ツーリングと行動範囲をひろげていくなかで、グランボアのタイヤがお供できたらとても嬉しいな。

エキストラレジェタイヤは、売り切れになっていた36B、42B、30Cが入荷して、すべてのサイズで在庫があります。(32Aはもうすぐ売り切れそうです!)

なっぱ


2020.11.05

コンセントレーションひよし お礼

こんにちは、スタッフの前野です。
コンセントレーションひよしに集まっていただきました皆様楽しい時間をありがとうございました。
前日の雨が嘘のように天気も良く、最高のサイクリング日和でした。

コンセントレーションひよしは参加申し込みや参加表明不要のイベント。

スタッフの自分も一体どのくらいのサイクリストが集まるのか会場に着くまでわかりませんでした。
僕は集合時刻より少し早く12時半頃に府民の森日吉に到着したのですが、13~14時をピークにたくさんの方にお越しいただきました。
集合地点までの道中で他の参加者の方と同じ場所で休憩したり、峠道ですれ違ったりとみんな同じコースを走るイベントとは違った楽しい瞬間がありました。

コンセントレーション形式の魅力は参加者それぞれがオリジナルのコースで集合地点を目指すこと。
僕のコンセントレーションひよしを紹介します。
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6:30にアイズバイシクル近くをスタート、御経坂峠を越えて高雄から谷山林道で愛宕山を登ります。
今回も同行してくれたのはバイトスタッフの井越君。20代前半ながらニューサイを読み漁り70~80年代の雰囲気漂う青年です。

谷山林道は中盤の勾配が厳しく路面も所々荒れています。登り続けて周りの景色が開けてくるころには優しくなります。

標高が高くなると色づいた木々が目立ち始めます。
黄色い絨毯のような落ち葉が綺麗でした。

谷山林道を登っていると、上からシクロクロスに乗った2人組が走ってきたのには驚きました。
僕らがこの日1番乗りだと思ったのに!上は紅葉が見頃でしたよ。

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首無し地蔵から細野までダートの下り。この時まだ朝の8:30!



愛宕山は年に数回登る程度ですが、登る度に新たな発見や感動があります。
次はうっすら雪化粧した頃に登りたいです。
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京北に下りて朝食休憩後、紅葉峠を目指します。
よく走る道ですが、この日は穏やかな天気と色づき始めた川沿いの紅葉が気持ちの良い景色でした。

宇津から神吉まで477号線ヒルクライム。勾配が緩やかなので景色を見たり会話をしているうちに登り切りました。

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神吉の集落から少し下って紅葉峠展望台に到着!

紅葉峠展望台で初めて参加者の方に会いました。
景色や自転車を眺めながらお互いのここまでの道のり、この後のコースの話などで盛り上がりました。

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紅葉峠を下ってバイパスを紅葉山トンネルまで登り返すと日置林道へ。日当たりのいい南側は紅葉のトンネル。

切通しの峠を越えるとお待ちかね、日吉ダムまで下り基調のダート区間が始まります。


この下り区間が最高です。今回はコースに組み込まなかった方も日吉ダム周辺を走る際は是非足を運んでみてください。
調子よく下っていたらリム打ちパンクしちゃいました… 空気圧が低すぎました。
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ダム沿いの道路を走っていると、同じく府民の森を目指す参加者の方と一緒になりました。集合時刻の13時には少し早いですが、グランボアのテントに到着するとすでに数台の自転車が。
この後、15時過ぎまで続々と到着されて楽しい時間が流れました。










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越畑、保津峡周りで帰ります。

夕日に照らされて黄金に輝く棚田と山々。黄金はちょっと大げさかもしれませんが、陽が沈む直前の越畑、樒原は本当にきれいでした。

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水尾の集落でコーヒー休憩。井越君は朝が早かったので眠気でしんどかったようです。
休憩中に日没を迎え、水尾からナイトラン。真っ暗な曲がりくねった山道をライトを頼りに走り続けます。

六丁峠を無事に越えて、18時ごろ京都市内に到着しました。

走り慣れた地域でしたが集合場所と集合時刻という制約があることで、普段は思いつかないようなコース、タイムスケジュールで走れたのが新鮮でした。

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前回、コンセントレーションおにゅうが雨天中止になったので実質はじめてのコンセントレーション形式のイベントでしたが、参加された感想はいかがでしたか?
従来のようにみんなで決められたコースをサイクリングするのも楽しいですが、事前に下調べをして目的地を目指すコンセントレーション形式は小さな旅の要素があるように思います。

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コロナ禍で何かできないかと親方がフランスのイベントを基に考案したコンセントレーション

次回があるのかはわかりませんが、個人的にはまた別の場所で出来たらいいなあと思いました。

 

アイズにご来店された際などに親方やスタッフに今回の感想をお聞かせください。

次につながるかもしれません!!

 

 

 

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【専務より補足】

コンセントレーションご参加くださった皆様、ありがとうございました。

お天気も良く、京都、大阪、奈良、兵庫、滋賀、遠くは愛知、和歌山、茨城などからたくさんの方がお集まりくださってとても楽しい一日でした。車種もランドナーはもちろん、重装備のキャンピング仕様車がいるかと思えばロードバイクやタンデムでのご参加も。ソロでのご参加はもちろん、ご家族やグループでお集まりいただいた方もいらっしゃいました。結果的に70名近くご参加いただき、初めての試みでしたが、次につながる手ごたえを感じていますよ。ただ、お約束はできません。不定期で申し訳ありませんが、次回の企画もお楽しみに!

まえの


2020.11.02

久しぶりに猫のお話

今、我が家には2匹のオス猫がいます。

20年前くらいから飼い始めて、ノラ出身猫ばかり。多い時で5匹も一緒に飼っていた時期もありました。それが順々に死んでしまって今は2匹。

 

 

今年20歳を迎えたジャジャ君。

10歳を超えるとおじいちゃん猫と言われるので20歳はもう大おじいちゃんですね。

名前は当時ツールなどで活躍していたフランス人選手のローランジャラベールの愛称から付けました。ここ数年毎年寒くなり始めに体調を崩していますが何とか元気にしています。

 

 

 

 

2009年に我が家の軒下に住み着き、無理矢理家猫になったアンディ。彼の名前も当時活躍していたアンディ・シュレックからいただきました。

無理矢理居ついた割に私たちに慣れるのにとても時間のかかった猫でしたが、慣れてしまえばずっと人の後を追うストーカー猫に変貌。

 

その彼が10月半ばから急に体調を崩してしまって今も病院に通っています。

最初の診察からおおむね3週間が経ち、少し良くなっているかのようですが、ベースに猫エイズを持っている彼の免疫力が今も健全か微妙です。

てっきり次に召されるとしたらジャジャ君だと思っていただけにちょっと慌てています。

何とか乗り越えてほしいなぁ。。。

 

 

 

今年はコロナで人間界も大変な年ですが、人間の家族や友人たちが健康でいることに感謝です。猫ですら病気になるとこんなに大変なのですから人だとしたら言わずもがな。明日はそんな元気な皆様にお会いできるのを楽しみにしています。アイズのお客様はもちろんですが、アイズに来たことないって方もぜひぜひ参加して下さい。自転車を楽しむ仲間として歓迎します。集合場所のブースではささやかですがイベント記念のステッカーをお渡しする予定です。

いろんな自転車が集まると面白い、ただし、感染対策はしっかりお願いしますね。

つちやはるみ


2020.10.30

コンセントレーションに行こう!


こんにちは、スタッフの前野です。
11月3日のコンセントレーションひよしが迫ってきましたが当日のコースは決まりましたか?
先日の親方のブログではアイズバイシクルから府民の森へのコースが紹介されていましたが、今日は輪行も交えたサイクリングコースを紹介します。

スタートはJR八木駅。京都市内から輪行すると30分ほどです。
走り始めは田園地帯を抜け、紅葉峠へ。紅葉もそろそろ色づき始めるころでしょうか。

紅葉峠を越えると府道50号に合流します。この道を進めば日吉ダムへ到着するのですが、ここはいったん離れて梅ノ木谷トンネルと紅葉山トンネルを下ります。紅葉山トンネルの出口が林道の入り口です。

林道の序盤は舗装路ですが少し登ると砂利道になります。勾配がきつめなので少しハードな登りかもしれませんが、峠までは長くありません!

峠から日吉ダムまでの下りは極上のフラットダート。飛ばしすぎに注意!

ダム湖畔を少し走れば府民の森に到着です。

上記ルート11.8~15.1㎞区間が該当の林道です。林道区間は短いですが人通りが少なく、野生動物との遭遇も十分あり得ます。走る際はくれぐれもお気を付けください。パンク修理キットとタイヤブートもお忘れなく!

府民の森日吉から帰り道は越畑、保津峡周りで帰るのもいいですし、ダム北側の日吉駅から輪行することもできます。
日が短いので走って帰る際はお気を付けください。
日吉ダム周辺に車を置いてサイクリングを楽しまれる場合も今回紹介した林道は府民の森から近く、未舗装林道としては走りやすいのでコースプランの参考になればと思います。

コンセントレーションは当日を迎えるまでの間コースを考えるのが楽しいですね。
それでは3日に会いましょう!今回のコースを走られた方は林道の感想も楽しみにしています!!

まえの


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