グランボアのチェンリング「サンクフィーユ」に新しい歯数のリングが追加されました。
10速以上のフロントシングルにご使用いただけるナローワイド版の36Tです。可能な限りフロントシングルのメリットをいかせる歯数の選択が可能になるようひと廻り小さな歯数を用意しました。
実際弊社専務の自転車にはこのナローワイドの36tに10速の11-36を組み合わせて使っています。これをマイクロシフトのR47のメカでカバーしてしまっています。変速機のメーカースペックには随分と糊代があるものですね。
もうひとつは好評だった「サンクフィーユダブル」を新たにオリジナルのインナーリングを製作して定番化しました。
アウターの43Tに対してインナーは27Tと奇数歯の組み合わせになりました。5visタイプのクランクの直接留めによるダブル化という荒業ですが8速までであれば十二分に使用できます。噂では10速化された方もいらしゃるとか。
是非活用してみてください。
こんにちは前野です。
気が付けば近畿は梅雨入り。今年の梅雨入りは1951年以降最も早いそうです。
雨で休日も自宅にいることが増えるこの季節ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私は京都市北部、鞍馬の奥に位置する旧花背峠へ行ってまいりました。
このぐずついた雨の中?
いえいえ、今日の記事はまだ山の中へ行けば桜が咲いていた時期の話になります。
4月のお休みにいつもの北山へランドナーでサイクリングに行ってきました。
この日は市内の自宅を出発して貴船口-鞍馬寺-花背峠の順に北上し、花背峠北側の分岐から旧花背峠へ向かいました。
旧花背峠というのは国道477号線の花背峠の西側にある未舗装の峠で、峠の三叉路には杉の大木と地蔵堂があります。
この地蔵堂が程よくヤレていい味を出していたのですが、今回訪れてみるとその地蔵堂が建て替えられていたのです。
京都在住のサイクリストにとって花背周辺は庭のような場所かもしれませんが、旧花背峠のシンボルでもある地蔵堂が建て替えられていたのはなかなかインパクトがありましたので今回記事にしてみました。
まずは鞍馬寺の前を通って花背峠の登りに入っていきます。
ちなみに鞍馬経由で北上する場合、市内から最後のコンビニはローソン静一市原店になります。鞍馬を過ぎると京都バスのバス停に自販機があるだけで補給は殆どできないので注意してください。
2018年秋の台風で沢山の木が倒れて景色が変わった花背峠南側。
台風以前の花背はもっと鬱蒼としていて展望も殆どありませんでした。
写真は峠の少し下にあるヘアピンコーナーの湧き水。暑い日はボトルに水を補給して一息つきます。
峠前ラストのヘアピンコーナーは市内まで見渡せる展望が広がっています。
花背を市内に向かって下る時もここだけは止まって写真を撮りたくなるポイントです。
花背峠(759m)を登り切り、北側へ下ってしばらくすると右コーナーに京都バスの「旧道入口」バス停と最近建てられた京都丹波高原国定公園のオブジェがあります。ここが旧花背峠への入り口です。
花背の北側は気持ちの良いワインディングが続くので下りすぎないように注意してください。
旧道入り口バス停からしばらく急勾配のコンクリート舗装。
峠の大杉と地蔵堂が見えてくる頃にダートとなります。
距離は短いので勢いでぐいぐい登ってしまうのもいいですが、静かな花背の森の雰囲気を味わいながら押し歩くのもいいものです。
旧花背峠(750m)に到着。
峠は広場のような三叉路になっています。1枚目の写真が今年2月、そして2枚目が4月中旬に撮った写真です。ひなびた地蔵堂が綺麗に建て替えられています。
2021年2月
2021年4月
以前と比べると新しい地蔵堂の方が少し骨太でしょうか。まだピカピカで木材の香りがしてきそうな地蔵堂ですが、峠で年月を重ねていくうち景色に馴染んでいくのでしょう。
2021年2月
2021年4月
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峠から芹生の里までは下り基調のダートです。この区間を京見坂と呼んでいたと親方に聞きました。
調べてみると京見坂というのは旧花背から芹生に繋がる林道の支線に位置する峠のを指すようです。
ダート区間は700×30Cでも走れないことは無いですが楽しく走るなら650×36Bは欲しいところ。
写真は走りやすい区間で、もっとガレた下りもあります。ちなみに僕は650×42Bで走っています。
峠から芹生の里までダートの距離は3㎞程度と長くないので歩いてもそんなに時間はかかりません。
万が一パンクしても慌てずに。
程よい距離と路面、市内から比較的行きやすいので何度も訪れているお気に入りの道です。
今年は桜の開花が早く市内では葉桜になっていましたが芹生の里ではこのとおり。
芹生の里から先ですが、芹生峠(680m)を下れば貴船神社経由で市内へ帰れますし、走り足りない方は北へ向かい477号線に合流して京北、日吉ダム、保津峡経由で市内へ戻るのもおすすめです。
参考にローソン静一市原店を起点に花背-旧花背-芹生峠を回るコースを引いてみました。
距離は短いですがほぼ登りか下りなので走りごたえがあります。
未舗装路を含みますし野生動物も多いエリアです。市街地から近いとはいえ走りに行く際はくれぐれも慎重に。
今回のサイクリングで使った自転車はグランボア650Bランドナー。
フロントシングル11速に650×42Bタイヤを備え長距離ブルべから林道サイクリングまでこれ1台で楽しめます。
アイズバイシクルのある京都市は少し北へ行くだけで楽しく走れる場所がたくさんあります。
皆さんもランドナーでサイクリングしてみませんか?
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今回は花背峠を取り上げましたが今後も「ランドナーで峠へ」シリーズとして私前野がランドナーで走った峠を紹介していければと思っております。
皆さんの地元でおすすめの峠などありましたら舗装路、未舗装路問わず教えていただけると嬉しいです!
いよいよ全国各地で待望のワクチン接種が始まりましたね~。私たちの順番はまだまだ先ですが、心配していた家族や友人たちがさっそく接種できそうなので嬉しいです。どんどん進めて、だけど油断せずに、できればオリンピックも見たいなぁ。
水泳も、陸上も、体操も、テニスも、自転車も。見たい、見たい。絶対元気もらえる。
これまでは毎日どことなく不安が付きまとっていましたが、なんだか最近は楽しいことも心に浮かぶようになりましたよ。皆様はいかがですか?
今年の秋かな?
来年の春かな?
そろそろ計画練らなくっちゃですね!
オンラインストアにいろいろお買い得完成車をアップしています。
サイズが合う方は是非!
欠品していた革のグローブやシマノ本、ハンドルツールなんかも入荷していまーす!
コロナウイルスが猛威を振るっていますが皆様お元気でしょうか?
良い季節なので毎年5月第2土日で開催していたランデヴーだけでもなんとかできないかと画策していましたが、変異種の拡がりとワクチン接種の進み具合からやはりこの春は見送ることとなりました。あともう少し待てばワクチンが受けられる方もたくさんいらっしゃるかと思います。ワクチン接種が進み、状況が好転すれば秋の開催も可能です。あと少し我慢、我慢。
年末にオープンした完成車の見積もりページですが、先日ようやく少し見やすくなって変えられるイラストも少し増えました。まだまだ足りないところはあるのですが、ご自宅で「自転車をオーダーする」というイメージを楽しんでいただければと思っています。もっと詳しく知りたいな、と思われた方はぜひお気軽にご相談くださいね。
只今親方フレームは3本同時進行中です。1本はオールメッキ。仕上を担当した前野店長が2か月がかりで磨き上げ、いよいよ鍍金の工程に進みます。もう一本はアメリカからのご注文でまさしく丈盤の上で親方が製作中。もう一本は下ごしらえが始まったところ。昨日はアトリエ長が美山の工房でラグを一日がかりで削っていました。そして空いた時間で親方はその次のフレームの設計図製作。そんな感じでスタッフ総出で製作を進めていますが、さまざまな工程を経て一台完成させるのに1-3か月かかります。レストアのお仕事もありますので今ですと新しく受けるフルオーダーは来春頃の納車となるかと。。。オーダーをご検討中の方は何卒その点もご承知おきくださいませ。
ようやく磨きあがったメッキ前のフレーム。メッキがかかったかのように磨き上げないと鍍金は美しく仕上がらないのです。
ギャラリーページも少しですがアップしました。
そして、私もようやく少し落ち着いてきたので今年のカタログ製作を7月配布を目標に開始しました。みんな忙しくってほぼ一人でコツコツ作るので時間かかるんです。スミマセン。。。
あともう少し、あともう少し。
いつもそう思って頑張ってます!
昨日お伝えしてましたハブが本日入荷したのですが、誠に残念ながらスモールフランジモデルは問題が発覚しベンディング状態となってしまいました。。。再生産となると更に数か月が必要となりそうです。また状況がはっきりしましたらお伝えさせていただきます。
ラージフランジの方は問題なく検品も完了しましたのでオンラインストアでもお買い上げいただけるようになりました。また、今回からラージにも28穴モデルがラインナップされましたよ。
大変お待たせしました!