例年よりずっと暖かい1月2月を過ごして、今年の桜はきっと早めに咲くだろう、そう予想していました。なのに、3月に入ってなかなか気温が上がらない。。。ああ、またしても桜の時期を逃してしまいました。今年の春のタンデム学会は関西の桜の開花宣言があった直後の3月31日に京都は亀岡盆地を走ってまいりました。
親方からの簡単なコース説明。
今回の集合地は河川敷の大きな駐車場でした。建設中の亀岡スタジアムの為の駐車場でしょうが、まだ使用率は低く、それぞれが気兼ねなく準備をすることができました。タンデムが16台も集まると集合場所もよく考えないといけません。
今回のコース。
最初の休憩場所は南郷公園。
ここは地元では桜で有名な場所で、この日は桜まつりが開催されていました。ですが、あいにく桜はようやく咲き始めたばかりの状態。プランニングの時にすでにここの桜祭りとバッティングすることが分かっていたので混雑を心配していましたが、良かったのか悪かったのかタンデムは全く邪魔にされることはなくゆっくり歓談できました。
そして、次のお花見スポットへ向かいます。
ですが、ここもまだ桜はつぼみの状態。それに下見の時にはたくさんの水鳥が羽を休めていた池にはもうほとんどその姿はありません。あらら、、鳥も桜も無いなんて。。。ま、でも男たちは自転車を飽かず眺めているんですけどね。
お天気も少し日は指すものの、時々パラパラと冷たい雨が降ったりしています。さあて、次の場所へと移動しますか。
タンデム走行可といっても車のドライバーの認知度はまだまだです。ですのでなるべくトラブルを避けるべく車通りの少ないコースをプランするようにしています。これははなかなか大変なんですよ。こういったイベントのプランニングは必ず親方自ら行います。
大阪から初参加のSさん親子。この日はバイクフライデーの小径タンデムが3台も集まりました。
毎回参加してくださるYさん親子。
関東からはるばるご参加くださったメンズペア。2人の愛車は昨年手に入れたばかりのサンジェ。
メンズコンビの愛車とは思えない、かわいらしい工夫が随所に施されています。
大阪で金属加工業をされているKさんはいつもの自作タンデムで今回は奥様とペア。息子さんは大きくなったのでソロでご参加くださいました。
先を行く息子さんを追いかけます。
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昼食は大堰川の畔の公園でそれぞれお弁当を広げます。
それにしてもタンデムでのイベントには女性や子供さんの参加者がいつもより多いのが良いところです。自転車をコントロールするキャプテンにベテランライダーがいれば、後ろに乗るパートナーは日頃自転車に乗り慣れていない方でも遅れることなく楽しめます。逆に前後とも力のあるライダーが乗ればソロでは実現できないスピードが出せます。お互いの力を分けたり、足したり、誰が乗っても楽しめる、オモシロイ乗り物なんですね。
男性ペア、同僚ペア、夫婦、親子、友人。いろんなペアの形があります。
Yさん、良い笑顔。こちらも嬉しくなります。
皆さま、お疲れさま。また、桜が咲いたころ、走ってみてね。
ありがとうございました。
ブルベレポート BRM309近江八幡200km
こんにちは、スタッフのチョコです。先週末、ラリーグランボアの前日に開催されたオダックス近畿主催のブルベBRM309近江八幡200kmに参加してきました。

コースはJR近江八幡駅をスタートして日野 → 伊賀上野 → 斑鳩 → 信楽 → 近江八幡に戻ってくる200kmです。そういえば今回のブルベカードはPBPデザインになっています!!
今回のブルベは6:30から30分刻みで全4ウェーブからスタート時刻が選択できるのですが、一番遅い8:00スタートを選びました。近江八幡駅までの移動時間を考えると京都から始発で輪行すれば6:30スタートでもギリギリ間に合いますが、時間に余裕を持ってスタート地点に行きたかったのが理由その一。そしてその二は気温です。3月に入って昼間こそ暖かくなってきましたが、朝夕の冷え込みはまだ厳しいものがあります。実際、当日の近江八幡の天気予報は最高気温16度、最低気温0度でした。なるべく暖かい時間で完結させたかったので日が昇って気温が上がり始める8:00スタートを選んだのです。
いつものようにスタート前にブリーフィングと車検を受けてスタートです。

スタートしてしばらくは平坦な道が続くので他の参加者と共に進んでいきます。今回の参加者はなんと100名以上!いつものように単独走になることがほとんどありませんでした。

途中、事前には知らされない抜き打ちのチェックポイント”シークレット”がありました。ここではスタッフの方にサインをもらって通過証明ゲットです。

天理ダムから一気に奈良盆地へ下り、交通量の多い市街地を進んでいきます。法隆寺近くのコンビニがPC2に設定されていたのですが、注意して進んでいたにもかかわらず見落として4km以上進んでから引き返す失敗がありました。ブルベを走るときはキューシート(写真手前の表)をフロントバッグのマップケースに入れ、ハンドルに取り付けたGPSの情報と照らし合わせることで設定されたコースを辿っていくのですが、キューシートに表記されているチェックポイントの距離とGPSに表示されている走行距離に誤差が生じてくることがあります。走行距離に比例してその誤差は拡大していくのですが、今回の場合はPC2のコンビニがあるはずの113kmに達しているにも関わらず走れど走れど目的のコンビニは見えてきません。コンビニの住所は法隆寺近辺のはずなのに、自分がいる場所が全く関係ない場所まで来たところでようやく通り過ぎたことに気がついて引き返しました。

PC2見落とし事件の後、頭を冷やすためにコンビニで補給と休憩を長めにとって再出発。コース沿いに朱雀門があったので思わず脚を止めてパシャリ。

コース中盤の平坦区間が終わると、和束の茶畑を見ながら標高を上げていきます。予報どおり気温が高く、場所によっては15度を超えていました。汗をかなりかいていたので脚を攣らないか心配でしたが、塩分の摂取を忘れなかったのとブルベ前1週間の間にある程度乗れていたので杞憂に終わりました。

正真正銘、本日最後の峠です。この日登った中で一番パンチの効いた峠でした。押し歩きで登っている人もいたほどです。

ブルベ中、何度か聞かれたのですがリアのカセットスプロケットは10-42Tを使っています。フロントチェーンリングの42Tと組み合わせると最大ギア比4.2、最小ギア比1となります。これは下りでは50-12より重たいギアが使え、急勾配の峠では脚に負担をかけない登り方が可能です。11Tトップだと下りで回しきってしまう感覚がありましたが10Tがあるとフロントシングルでも不満のない使用感です。

日没を迎える前にゴールの近江八幡駅付近が見えてきました。当初の予定通り、暖かい日中で200kmの走行を完結させることが出来ました。

認定時間は9時間39分。ミスコースで8km余分に走るアクシデントがありましたが、それ以外のメカトラや身体の不調はなく1日を終えることが出来たのが今回の収穫です。そうそう、ゴールしてから滋賀の名物サラダパンをいただきました。刻んだタクアンのマヨネーズ和えをコッペパンで挟んだもので素朴な味がゴール後のからだに染み渡りました…

近江八幡駅から京都の自宅まで50km程なので自走も考えましたが、翌日はラリーグランボアが控えていたので行きと同じく輪行で帰りました。輪行袋は今回もオーストリッチのウルトラSL-100を使用しています。超軽量且つもの凄く小さくなるのでフロントバッグ常備品に仲間入りです。

次のブルベは3月23日高松駅スタートの600kmです。600kmは年始にDNFしているので、苦い思い出を教訓に確実に走りきりたいです。
【今後のスケジュール】
BRM323高松600㎞
BRM420近江八幡400㎞
BRM503京都1000㎞
6月15,16日第一回ジャパンバイクテクニーク
BRM727守山300km
8月18日パリブレストパリ1200㎞
これまで、あまり「雨」の記憶が無いラリーグランボアでしたが、今年は1週間前から天気予報は雨マーク。。。どうしようかとギリギリまで開催を悩んでいましたが、まぁ、午前中は降っても小雨程度かな、と親方と話して開催することにしました。だって、過去に参加したフランスのサンンジェラリーは3回のうち2回は雨でしたから。それに、雨が降ればそこで引き返せばいいし、雨宿りしても良い。何より、雨が嫌な方はキャンセルされるだろう、と。。
ところが、嬉々として参加された方は27名。多くは地元京都の方でしたが、大阪や愛知、遠くは福島からお越しいただいた方もいらっしゃいました。
スタート時、受付時間の間は雨は降りませんでしたが。。。
第一陣が峠に到着したころにはポツポツ降り出しました。
でも、さすがのベテラン揃い。マイカップだけでなく、ちゃんと雨具の用意も完璧でした。それにしてもポンチョっていいですよね。これくらいの小雨にはピッタリです。色とりどりのポンチョ姿はまるでテルテル坊主のよう。グランボアでも作りたくなりました。
こちらは少し遅れてスタートされた最終組。お父さんと一緒にロードバイクで参加されたYちゃんはなんとこの日が初めてのスポーツ車デビューだったそうです。さすがに最後の激坂は押したそうですが、この雨の中良く頑張りました。赤い雨具のOサンも雨にもかかわらずとても楽しそうでこちらも嬉しくなりました。ありがとうございました。
そして、ゴール後の店内ではお茶やお菓子をつまみながらのおしゃべりは尽きません。
今年の参加賞。
パンフレットと年間通していつでも5パーセント引きのアミカルカード、そして最新のグランボア製品「チェーンステー用の保護シール」です。プレゼンターは産休間近のなっちゃんに努めてもらいました。妊婦独特の「良い気」もお渡しできますように。
他にも完走された方には抽選会が待っています。
こんなのもありますが。。。。
雨にもかかわらずドタ参して下さったNサンは葉っぱリングを引き当てられました!
数少ない女性参加のMさんが引き当てたのはなんと「親方と腕相撲」!
Tさんがビデオに撮ってくださっていましたので是非皆さまもその白熱した臨場感をお楽しみください。
みごと親方を制したMさんは再抽選の権利をゲット。結果、エキュルイユとレールの一台分セットを当てられました!さすがです。
そして、午後3時からは少し時間をいただいて親方から今年のアイズの取り組みと、新しいイベント「ジャパンバイクテクニーク」について説明させていただきました。
JBT試作車を前に、細かな点も聞いていただく良い機会となりました。
皆さま、ご参加ありがとうございました。
風邪などひかないでくださいね~。
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今月は31日にもう一つアイズ主催のイベント、「タンデム学会」が控えています。
今日はその下見に行ってきましたよ。コースは概ね平坦で30キロ弱。チョー初心者コースです。ですのでタンデムメインのイベントですが、ソロでランドナーやタンデム自転車に興味のある方、ランドナーを手に入れたけどまだまだ慣れていない方もどうぞご参加ください。ただし、京都郊外が集合場所となりますので、輪行、もしくはお車で参加できる方に限ります。参加希望、興味のある方はメールにてお問い合わせくださいませ。
今度はお天気だといいですね。
ラリーグランボアは開催いたします。
ただし、午後からはお天気が崩れる可能性大ですので、なるべく早めに峠まで来れるよう、ご準備いただいたほうがいいかもしれません。
受付は9時からです。
峠のカフェドグランボアは9時30分オープンの予定です。
気温も低くなりそうですのでマイカップとともに寒さ対策もお忘れなく。
キャンセルご希望の方はどうぞご遠慮なくお知らせください。
いよいよ今週の日曜日はラリーグランボア!
ですが、お天気がちょっと心配。。。今のところ日本気象協会の「夕方から雨」との予報を信じて準備を進めています。寄り道される方は別として、普通にコースを走られれば走行距離は概ね30キロほどですから、雨が降り出す前にゴールしていただけるだろうと考えています。
午後から雨の場合も踏まえての大体のスケジュールをお知らせします。
・9:00-10:00 受付(アイズバイシクル)
・9:30-11:30 持越峠にてカフェドグランボアオープン(峠印)
・13:00-17:00 随時ゴール受付/抽選会(アイズバイシクル)
・15:00- 親方によるプチレクチャー(アイズバイシクル)
今年の6月に控えているジャパンバイクテクニークと、夏に控えているフランスで開催されるコンクールマシンとパリブレストパリについて、JBT試作車やハンドメイド出展車の詳細に触れながら解説します。そのほか、お客様の貴重な自転車の品評会的なことをしても良いかな、と考えています。
お天気が悪いと、遠くからご参加くださる方はどうしたものかと思案されているかもしれませんが、今のところは開催予定です。大きく今の天気予報が修正されて、朝から雨となってしまって、カフェドグランボアもオープンできなくなってしまったら、やむなく中止となりますが。。。開催についての最終決断は明日のブログでお伝えさせていただきます。
ただし、雨具とマイカップはお忘れなく!特にマイカップはぜひお持ちください。今年から紙カップは有料とさせていただく予定です。(しかも高額!!)
親方のプチレクチャーのみのご参加も大歓迎です。
今年の一大イベントに興味のある方は是非お越しください。

















































