つちやはるみの投稿記事一覧

2014.11.29

1グラムのこだわり。

新商品のご案内です。

 

グランボア ダルマ GrandBois Daruma

ささやかな部品ではありますがそんなささやかなところにも気を配るグランボアならではの商品です。

泥除けとフレームを固定するためのダルマネジですが、形状を軽量化を追及していた50年代エルスのダルマに倣いました。ガード用の7mmとフレームエンド部用の11mmの2種をご用意。4組1セットで販売いたします。グランボアの製品ですから美しい仕上がりなのはもちろんですが、その重さは実際に量ってみると従来品よりもそれぞれ1グラムほど軽くなっています。たった1グラム。ですが比率にすると20%前後のダイエットです。すごいですよね。だって、50キロの人が40キロになるみたいなものなのですよ!

 

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写真の組み合わせでダルマ1組。4組1セットで1,500円(税別)です。

 

 

ウェルゴー クイックリリースビンディングペダル グランボアスペシャル

輪行に便利なクイックレリーズ機構を備えた両面ビンディグペダルです。
左右取り違え防止のために、ペダルキャップとクイック機構のつまみの色をそろえたグランボアスペシャルです。(右:シルバー、左:赤)

台湾製のペダルですが2年ほど前からいろいろ使い比べた結果、親方も私もこれが一番使いやすく気に入りました。ペダルの脱着が工具なしで行えるので輪行はとても簡単です。あまりに簡単なので最近では自転車から離れるときに鍵代わりにペダルを外したりしています。それに両面ビンディングも便利です。トークリップ派の方もこれを機会にぜひ試していただきたい商品です!

 

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写真のセットで8,200円(税別)。フラットペダルに早変わりするアダプターもちょっとそこまで程度なら意外と使えますよ。

つちやはるみ


2014.11.16

Go Slow!

今回のイタリアツーリングに際して親方が事前に用意したものは5万分の1の地図だけでなく、ある一冊の書籍でした。

  •  「スローシティ」世界の均質化と闘うイタリアの小さな町 (光文社新書)

スローフードという言葉は知っていてもスローシティって言葉はこの本ではじめて知りました。少しかいつまむと1950-70年代にかけて過疎に悩んでいたイタリアの小さな村々がどうやって誰もが魅力を感じる村々の集まりに変わったのか。。。生活の質を守るために何を大事にしたのか。町の景観を守るために何を大切にしたのか。なんてことが書かれているのです。

エロイカの会場となっているキャンティ地方のガイオーレという町も人口3000人ほどの小さな町で地域としてはそのスローシティと呼ばれる地域の代表格、トスカーナに位置しています。スローライド、スロービジネス(???)をモットーとするアイズにピッタリ!

というわけで折角だからトスカーナを満喫しようと親方が選んだ宿泊先はガイオーレから80キロほど離れたピエンツァのアグリツーリズモと呼ばれる農家民宿でした。こういった宿も先日ご紹介したブッキングドットコムで予約ができるので助かります。

 

 

 

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オーナーが生活する母屋と隣接するゲストルームは貸し別荘といってもいいほどプライベートが確保されていました。しかも4泊しましたが室内清掃やアメニティの補充などもきちんとしてくださり、とても気持ちよくすごす事ができました。おまけにちゃんとWiFiもとてもスムーズに使えたのですよ。

 

しかも、目の前はこの風景です。

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写真には納まりきらない広大な風景が広がっています。朝に夕にここに佇んでは何枚も写真を撮りました。

 

 

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お世話になった奥様。触らせてもらえませんでしたがここにも猫が3匹もいて和みました。そして贅沢なことに帰りにお土産に自家製オリーブオイルを分けていただきましたよ!また、ぜひ泊まりたい宿です。

 

*****

さて、そんな宿を拠点に我々が走ったコースのひとつがこれ。

午後は再びエロイカの市を見物をする予定でしたのでガイオーレの北西5キロほどに位置するラッダまで車で移動して 30キロほどの周回を取りました。

Radda in Chanti


ただし、走行距離30キロに対して標高差600メートル以上。プロフィールマップでも勾配のきついところが結構あるのがお分かりいただけると思います。

 

 

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イタリアの村々はご覧のとおりほとんどが丘の上。自転車でめぐるのはなかなか大変なのですよ。

 

そして、憧れていたこの白い道。

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狙ったとおりの道の展開に親方は大喜び。往時に思いをはせながら走り抜けるのはとても楽しかった。エロイカというヴィンテージバイクのお祭りが何年も続いていることに納得です。でも、私は「30Cで来てよかった。」とつくづく思いましたけどね。パンクもせずよく振動を吸収してくれました。

 

 

昼食をとったPanzano in Chanti

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お昼を食べたらまた下ってまた上らなくては。。平らなところがほとんど無いのです。

 

 

 

 

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オリーブとシプレ(糸杉)の並木。どれもが印象深い風景です。

 

イタリアツーリングの話はあとひとつ。気長にもう少しお付き合いくださいませ。

つちやはるみ


2014.11.13

入荷のお知らせ

長らく欠品してましたキムラ製作所のバッテリーライトLH11Aが再入荷してまいりました。いつものとおりグランボアの完成車用を最優先に確保しますのでショッピングサイトでお分けできる数はわずかです。ご入用の方はお早めに。

あと、今回のヨーロッパ出張で550Aのタイヤを入手しました。たまーにお問い合わせいただくサイズです。探してた方は是非!

つちやはるみ


2014.11.09

旅の準備

皆様、旅に出る時の準備ってどんな風にされてますか?

準備期間って実際に旅に出る時と同じぐらい楽しい作業です。今回のフランス、イタリア旅行も親方が主にスケジュールや段取りを率先してやってくれていました。ネットの急激な進歩で数年前に比べて格段に海外旅行でも自分たちでコーディネートしやすくなり、楽しさ倍増です。少しは皆様の参考になりそうなこともあるので紹介しますね。

 

【プランニング】

まずは現地の地図。ツーリングするなら是非事前に手に入れたいところです。今回、親方はイタリアの5万分の1の地図をネットで取り寄せました。検索を上手くするとなんでも大抵のものは家に居ながら手に入れられる時代ですね。

 

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親方や大介店長は地図を見るだけでそのコースの難易度や見えるであろう景色が大体想像できると言います。方向音痴の私なんかはサッパリ解りませんが、今回も何日も飽かず地図を眺めツーリングコースを組み立てていました。

 

 

【予約】

大体のスケジュールが決まれば宿取りですね。昔はパリの宿をFAXで予約したりしていた頃もありましたが、今はとても便利なホームページがあります。世界中の宿の予約が簡単に取れる上に変更やキャンセルも簡単です。数年前から使ってますが一度もトラブルにあったことはありません。

Booking.com

 

宿が決まれば今度は移動手段。鉄道やレンタカーなども押さえておかないといけません。でも、今やそれらもオンラインでできてしまいます。

フランスの新幹線、TGVもちゃんと日本語のサイトが存在します。予約をして発券までオンラインで行うのと現地で発券するのとでは値段に差があります。我々はお得な現地で発券するタイプでチケットを購入しました。

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リヨン駅で発券しているところ。ただ、英語のナビゲートもあるのですが少し解り難かったのでKさんに助けてもらいました。

 

 

レンタカー会社はいろいろありますがそれぞれの営業所で、価格だけでなく扱いのある車種が微妙に違います。今回、我々は自転車2台とリュックが2つ、それに人が2-3人乗れることが必須条件になります。というわけで今回はHERTZで中型ワゴンを借りることにしました。営業所の場所も必ずチェックしておく事が大事です。今回ミラノ駅で車を借りましたが駅から営業所まで2キロもあり、タクシーを使わざるを得ませんでした。それらも事前に承知していれば慌てずにすみます。そして、返却は帰りの飛行場のフィレンツェ国際空港。こちらの営業所も空港まで少し距離がありましたがレンタカー会社のリムジンバスで定期的に空港まで送迎してくれます。

輪行できる自転車を持って、鉄道や車を駆使すればバリエーションに富んだ旅の組立てが可能です。

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海外での運転で心配なのはちゃんと目的地に行けるかどうかですよね。ナビが付いた車も海外で使った事がありますが案内は現地語かもしくは英語です。それにセッティングが慣れるまで大変だったりします。一度なんかはナビ付きの車の予約を入れていたにもかかわらず用意されていたのはナビの付いていない車。このときも交渉するのに余分な時間を使うことになってうんざりしたのを覚えています。もちろん以前は紙地図でヨーロッパ各地を旅していましたが、最近は細かい字が見づらくなり、使いやすいカーナビは旅のストレス軽減に大いに役に立ちます。

で、今回親方が準備したのは大きな画面のシムフリーのアンドロイド端末とそのホルダー。「こんなものまで持っていくの?」と少々呆れていたのですが、これらがとっても役に立ちました。グーグルマップでカーナビゲーションって不安でしたがイタリアの田舎道でも十分役に立ち、データーはフレッシュだし、案内も日本語でしてくれます。今後はナビ無の車でオーケーです!

 

 

 

そうそう、忘れてました。

airport

航空券も今やネットで購入できます。座席の指定やチェックインなどもオンラインでできて便利です。ただ、自転車を運ぶ場合は事前に連絡を入れておく必要があります。価格競争が激しい航空業界、料金も細分化され持ち込み荷物も細かく課金される仕組みになっています。今回エールフランスを利用しましたが、自転車の割増料金は1台に付き往路が100ドル、復路が100ユーロ。それぞれ搭乗日当日のチェックインカウンターで支払いました。

 

 

 

【おまけ】

たくさんの荷物。。。2人でどうやって運ぶ?

IMG_1346

 

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今回、親方が私のリアエンド金具をキャスター付にしてくれました!駅の構内などの移動は転がして行けたので大変助かりました。ただし、急ぐときは担いだほうが早いですけどね。

 

まとめるのに時間がかかっていますが、旅の報告はもう少し続きます。次はいよいよイタリアツーリングです。

つちやはるみ


2014.11.09

シクロジャンブル

今すでに店にいます。

美山も雨、京都も雨、関西の日中の降水確率も80パーセントということで残念ながら今日のシクロジャンブルの出店は諦めました。。。その代わりといっては何ですが本日はアイズの店内でシクロジャンブルでお披露目しようと思っていた物をシクロジャンブル価格にて販売しようと思います。直前に買取などもあり各種手ごろな価格でいろいろありますよ。ぜひ覗きに来てくださいね。

本日の営業時間は9時-5時を予定しています。

つちやはるみ


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