フランス紀行つづき
サンジェ、ゴエラン、エルス、バラ。。。彼の別荘はまるで自転車の博物館。その上、そのほとんどがちゃんと整備を受けていて乗れる状態なのですから驚きます。そして、その彼が「今はグランボアが一番だ。」と言ってくれるのですからありがたいことです。
フランス紀行つづき
相手がジャンピェールだと自転車を囲んでなかなか話がつきません。この日はグランボアのオーダーをいただいたインバックさんも一緒です。中心にあるのは1950年代のプロムナード。古くても一目でモノの良さが伝わってくる雰囲気を持っています。実はこの自転車、今はアイズでレストア中です。当時の雰囲気を残した最小限のレストアで素晴らしい一台になりそうですよ。
フランス紀行つづき
というわけで、ジャンピェールは相変わらずでお元気でした。あれ!? ツーリングレポートになってないですね。だってこの日は彼の別荘の近郊を40kmほど走っただけなのです。パンを買いにちょっと遠回りしたみたいなルートでした。でも、我々には充分。自転車を愛でて、ちょっと腹ごなしにプロムナード。最高です。
デモンターブルの輪行_1
デモンターブルの輪行_2
グランボアのデモンターブルはアメリカのS&S社のカップリング方式を採用しています。専用工具ひとつで分解組立できます。
トップチューブとダウンチューブのジョイントはステンレス製で合わせてもわずか240グラム。ジョイントを付けることでフレームの強度が損なわれるのではないかと心配される方もいらっしゃいますが、メーカーの説明ではむしろ逆で、ジョイントを付けた方が強度が増すといっています。確かにグランボアではこの方式のデモンターブルを扱うようになって10年以上になりますが一度もトラブルはありません。





