アイズの独り言>

先週の日曜日、京都サイクルフェスタin宝が池で試乗ブースを出して出店していました。寒いなかご来場くださりありがとうございました!
途中、雨もぱらつき、突風も・・・。なかなか厳しいお天気でしたが、おかげでこんなシーンも!

サイクルフェスタの良いところは試乗をするのに並んで待つ必要がないところ。試乗コースのオープン時間が4回に区切られていて、それぞれ一度に入場できる人数が決まっているので試乗コースも渋滞することなく、のんびりした雰囲気のなかでみなさん試乗を楽しんでおられました。これも実行委員さんの目に見えない様々なご配慮のおかげだと思います。楽しいイベントをありがとうございます!
 
 
運営委員Iさんによるインタビューも。

じつは以前、Iさんはグランボアのランドナーを試乗してくださったことがあり、「グランボアのランドナーは、古い重いという昔のランドナーのイメージとは全然違うので、ロード乗りの方ほど乗ってみてほしい。見た目の重さと乗ったときの軽さのギャップに驚くと思いますよ!」とおっしゃってくださいました!
 
 
 
サイクルフェスタは地元京都でのイベントですが、ブースに来てくださるお客様ははじめましての方がほとんどです。改めましてもう一度、ご挨拶を。
 
 
こんにちは。サイクルグランボアはランドナーの専門店です。ランドナーは自転車旅、ツーリングが得意。風景を楽しみながら、一緒に走る人とおしゃべりができるくらいのスピードで、舗装路でも舗装路でも、日帰りでも輪行でもキャンプでも、いろんな楽しみ方ができるんです。サイクルフェスタで皆様にお乗りいただたのは、自転車ツーリングを楽しんでいただくためのランドナーとしてグランボアが考えるスタンダードモデル、TypeERランドナーです。ERとはEasyRinkoの略。泥除けの着脱がとってもEasyで、ロードバイクと同じように輪行できるランドナーなんです。
 
 
自転車に乗っていて楽しいと思うポイントは人それぞれ違うと思いますが、私が一番好きなのはランドナーでこんなところを走るときです。

私なっぱが乗っているのは試乗車としてサイクルフェスタでもお乗りいただいたピスタチオ色の650Bランドナー、グランボアTypeERです。いつもとちょっと違う遊び方がしてみたいかも・・・と思われたときは、グランボアのランドナーのことを思い出してくださいね。
 
 
 
そしてもう一つ、とても楽しみな時間がサイクルフェスタにはあります。出店者によるクリテリウム!15周・全6キロの行程を出走者15名ほどで走ります。もちろんグランボアからはチョコが出場。前年はコーナリングで失速したというチョコ。グランボアグリーンのスペシャルジャージに着替えてレースへの思いも高まります。
 
 
グランボア、前野選手、粘ります!

 
 
ラスト1周、グランボア、前野選手、逃げきるか!?

 
 
結果は・・・

なんとチョコ君はチャンピオンとなりブースへと凱旋・・・!

 
 
なんでも23Cタイヤ、コルデマドレーヌが良かったそうです。しなやかな走り心地を追求して製作されたグランボアのタイヤ。レースのシーンではそのしなやかさによってタイヤが路面に対して柔軟に反応して、結果コーナリングで失速せずに安定して走り続けられたそうです。

詳しくはインスタでチョコ君が書いていますのでご覧ください!グランボアのタイヤ、ラインナップも豊富です。ぜひ一度試してみてくださいね。
 
 
 
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さて、次は11月23日(祝・木)に開催されるフリーマーケット、シクロジャンブル
グランボア名物(!?)100均、500均、1000円均一があるそうです。こちらにも是非遊びにいらしてください。もちろん京都の店舗アイズバイシクルも通常営業しています。ご来店お待ちしております!

なっぱ (2021年退職)

11月はイベントが二つ。まずは11月12日の第二日曜日!
いつもなら第二日曜日はアイズの朝サイですが、この日は朝サイはお休み、京都のお店アイズバイシクルもお休みとさせていただきます。
代わりに・・・
 
 
 
【秋のアイズラリー&京都タンデム学会】
 
11月12日(日)はアイズラリー&京都タンデム学会の合同開催!
※ご参加の方は11月10日(金)までにお申し込みください。(昼食会場を予約します)
※雨天中止。中止の場合は11月11日(土)にこちらのブログにてお知らせいたします。
 
 

アイズの秋の恒例行事、関西から日帰りできる1日ツーリングを企画しています。輪行して集合場所まで行くことができ、舗装路を走行するコースを予定しています。加えて、いつもは別々の日程で開催しているアイズ主催のタンデム一日ツーリングのイベント「京都タンデム学会」と合同開催とすることにしました。複数台のタンデムが集まって走るシーンは圧巻なんですよ。
集合場所・時間などの詳細は、ご参加の申し込みをいただいた方へ折り返しのお返事でお知らせしております。
 
 
 
また、ラリーの翌週には地元京都の自転車イベントに出店することになりました。
 
 
 
【京都サイクルフェスタin宝が池】
 
11月19日(日)9時~16時 宝が池自動車教習所
入場無料(試乗は予約制)
詳細はサイクルフェスタのオームページをご覧ください。
 
こちらは試乗メインのイベントです。去年初めて出店させていただきましたが、このイベントの良いところは試乗が事前の予約制になっているので、並ぶことなくいろいろなメーカーの自転車をじっくり試乗できるということ。お昼の時間帯にはクリテリウム(レース)も開催されます。もちろんグランボアからも出走しますよ!なごやかな会場ですがレースとなるとみんな本気で、応援にも熱が入りました。ぜひ遊びに来てくださいね!
※ご試乗には事前予約が必要です。サイクルフェスタのホームページよりご予約のうえご来場ください。
※この日は京都のアイズバイシクルも通常営業しています。
 
 
雨の多い10月でしたので、11月はお天気に恵まれるといいなと思います。皆様にお会いできるのをスタッフ一同楽しみにしています!

なっぱ (2021年退職)

2017.09.19

TOM

何年かぶりでトーエイオーナーズミーティングに参加しました。このイベントも早20年を迎え、主催の小泉氏からは一つの区切として次年からは休止させていただくとのアナウンスをされていました。

 

そう、私が事務局を務めるランデヴー・アレックスサンジェとともに中堀剛氏の主宰するポリージャポンから始まったビンテージ&ランドナー系の集まりはすでに一世代分の時を過ごしてきました。私たちが初めて高山のポリージャポンに集合したときはまだ30代半ばの元気の盛りのころでした。あれから早20年を超える時を経たわけで、当然幾人かの先輩方はすでに鬼籍にはいられ、私たちの世代もサラリーマンであれは定年を迎える年となっています。

 

今回の第20回のTOMに集まられた方たちのほとんどが50代から60代の方たちでした。この集まりを始めたころの参加者と同世代の30代40代の愛好家というひとがそこには見られませんでした。このことが意味するのは、このランドナー・ビンテージ系の自転車を愛好する人はこれから歳とともに減少していくということです。今回小泉氏が休止宣言をされて誰か若手でこの集まりを継いで仕切ってくれる方がいれば是非にお願いしたいと呼びかけていました。でもそこにはそれに該当する若手の人がいないのです。もはやこうしたイベントは私たちの世代で消えてしまう運命なのでしょうか。

 

いまこうしてこの場に集う人たちの多くは、高校・大学のころ自転車を好きになり、その青春時代のほとんどの時間を自転車に費やした人たちです。ランドナーを駆って全国の峠道や林道を攻め、キャンピングの荷物を満載した自転車で北海道をはじめとする各地をツーリングしていた仲間なのです。もちろん大学のサイクリングクラブに所属してそうしたツーリングを楽しんでいても、ほとんどの人は大学を卒業したとたんに自転車を降りてしまい、過去の思い出として大切にとっておくということになります。その中でも造形美を持った乗り物として自転車を楽しみにしていた人が中堀氏の呼びかけに応じて集まり、さまざまに活動を広げてきたのです。

 

今ここに過去30年を振り返り、自転車屋として付き合ってきたトーエイの方々はわれわれの好むランドナーを製作するうえで欠かせない存在です。ツーリングに特化した自転車としてランドナーを製作するにはさまざまなノウハウが必要です。それを維持しさらに高度で特別な仕様をかなえてくれるメーカーとしてその存在は大きいのです。今回のTOMにもそうしたトーエイの技術を体現した自転車が多数展示されていました。それはトーエイ社の洗練された技術力とそれを発注したオーナーの自転車への愛着心が生み出した発想力のたまものなのです。これはおそらく世界的に見ても稀有なことであると思います。

 

現在自転車を愛好する若者の多くはカーボンバイクを使用します。そして一部の若者はクロモリスチールパイプを使った自転車を好んで使用しています。しかしそれはランドナーではなくアメリカ由来のスタイルの自転車に荷物を括り付けてツーリングを楽しんでいるのです。手直にある自転車で目的をこなせるための装備をなるべく簡易に積載することを目的として作られています。それは近年の消費動向を反映してなるべくお金をかけずにやりたいことを楽しみたいということなのかもしれません。

 

翻って私たちの好んで作ってきたランドナーは40年代50年代のフランス流ツーリング自転車であるランドナーが日本のツーリング環境にちょうど当てはまることによって、そのスタイルを継承・発展させてきたものです。それはフランスの人たちによってツーリングに必要なことがなんであるかを本質的に突き詰められて形作られており、それは半世紀以上を隔てた今も変わらない真理です。いやむしろ20代のころの様に若さに任せた走りができなくなった今の私たちにこそあっているのかもしれません。

 

かつてがむしゃらに走った道をのんびりと辿っていくことは、一つの楽しみではないでしょうか。そして行くことのなかった別の道を走ってたのしむことにも余裕があると思います。
私たちが考えなければならないのは、そうした道がどこにあるのかであり、その道を多くの自転車愛好家の人たちに知ってもらうことです。そしてその道を消費するための自転車ではなく、いつまでも維持し、乗り続けることの出来る自転車で楽しんでもらうことだと思います。

 

TOMという集まりはこの20年間において、そうしたランドナーによるツーリングを楽しみしている人たちのひとつのよりどころとなってきました。これはこれからまだまだつづく私達世代にとって必要なことです。そしてそれが本当に魅力あふれる世界であることを今の30代40代の人たちに知ってもらうことができたらならば、きっと大きく発展できるのではと思います。

 

TOMが来年も開催されることを切に希望します。

親方

先週日曜日、京都市岡崎公園で開催された京都ライドサーカスに出展しました。
参加者の皆様おつかれさまでした。そして、ブースに来てくださった方々ありがとうございました。次は是非、仁和寺近くのアイズバイシクルにもお越しください!

 
 
 
ゴール後にグランボアブースを覗いてくださった方も多く、泥よけが付いているにも関わらずロードバイクと同じ手順で輪行ができるランドナー・グランボアのTypeERや、スラムのeTapを搭載したワイヤレスデモンタブルのランドナーに驚かれていましたよ。特に42Bタイヤを履いたランドナーの乗り心地に驚かれている方が多かったです。軽い転がりと浮遊感にも似た乗り心地は他では味わえないはず!

 
 
イベントには親子や友人同士で参加されている方が多く、ゴール地点は和気あいあいとした雰囲気に包まれていました。この日は合唱コンクールや岡崎マルシェという屋台イベントが並行して開催されていて、自転車だけではなく様々な文化に触れあえる岡崎公園でした。

 
 
実は、なっぱさんも学生時代からの愛車でイベントに参加していました。5ヵ所全てをまわることは叶わなかったようですが、快晴の下サイクルリングを堪能して、充実した顔で岡崎公園にゴールしていました。

来年はランドナーで参加する方が増えるといいなと思います!
 
 
 
*****
 
 
実はこっそりライドサーカスに参加させていただきました、なっぱです。ちょっとだけレポートを追記しますね。
 
京都ライドサーカスは今年で開催7回目のサイクリングイベントです。参加者は自宅など任意の場所をスタートし、京都市内に設けられた5カ所のチェックポイントを周ってスタンプと抽選券を貰います。そしてゴール会場の岡崎公園で開催される抽選会にでお宝をゲットしよう!というスタンプラリー形式のイベントです。この5カ所というのが少々曲者で、京都市内の東西南北の端っこにチェックポイントが設けられているのです。というわけで、私も京都市内を東西南北に駆け回ってきました。

各チェックポイントではスタッフの方が冷たいドリンクを用意して待っていてくださいました。どうもありがとうございます!
順路は決まっておらず、参加者の方は各々ご自身で走る道を決めてバラバラに走ります。ですので他の参加者の方とお会いするのはチェックポイントのところでだけでした。チェックポイントでは、「ランドナーが来たぞ!」と話しかけてもらったり、お店行ったことありますよ!と声をかけてもらうことも。でもやっぱり、ランドナーで走っている方をとうとう見かけることはありませんでした。。
 
 
市街地をずっと走ることになるので、自転車に乗ってる時の恰好も気になります。私はお気に入りのCCPさんの八分丈クロップドで走ってきました。

メンズ用の八分丈ですがフロントメカやチェンリングに干渉することもなく、縦横に伸びる生地とさらっと涼しい着心地でストレスフリーにサイクリングできました。こちらは好評につきメーカーさんのほうでも在庫がないそうです。アイズにもグレーのMサイズが1点のみですので、気になった方はお早目に!また、このクロップドと同じ生地で作られたハーフパンツもお勧めです。この夏、サイクリング+αのいろんなシーンで使えそうです!
 
 
からりと晴れた週末は、たくさんお客様もアイズに遊びに来てくださったとか。。

常連のAさま。ルイゾンボベのジャージ、ヴァール50とCCPさんのサコッシュがよくお似合いです!このサコッシュもCCPさんらしくこだわりの伸縮性のある生地で、見た目以上に容量があってビックリしますよ。使わないときは小さくまとまりますので軽量化がお好きな方にもちょうどいいかもしれません。
 
 
 
***
 
さて、ライドサーカスで京都の街中を駆け巡りましたので、次はアイズの朝サイで京都の山を駆け巡ります!6月は『3時間で50キロ』を走る健脚向きのコースです・・・!7月のコンクールでライダーとなるチョコ君が、もちろんランドナーで案内役を務めます。参加をご希望の方は必ずメール・電話でお申し込みください。
 
アイズの朝サイは毎月第二日曜日の午前中に開催しています。
コースは、毎回3時間50キロのようなハードなことをやっているわけではなく、その日に集まったメンバーに合わせて、輪行をしてみたり、長い距離を走ってみたり、未舗装路を走ってみたりと様々です。ランドナーで走る楽しみを皆様と分かち合えるような時間にしたいと考えています。7月、8月も第二日曜日に開催しますので、ぜひお楽しみに!
 
 
***
 
今日のおまけ。
 

昨日今日は美山でお仕事をしているはるみさんが送ってきてくださったアイズのにゃんこです~カエルくんと添い寝中(__)。○〇

まえの

朝サイ、そして山梨で開催されるエロイカとイベント盛りだくさんな5月の第2日曜日。私なっぱは親方、チョコ君とともにエロイカに出店しにいってきました。
ヴィンテージ自転車の祭典エロイカ。みなさんの乗っておられる自転車も歴史を刻んだものばかりでした。自転車とマッチしたウェアも素敵で、他の自転車イベントとは一味違うとても華やかな雰囲気が感じられました。ご参加のみなさま、主催スタッフの方々、楽しい時間をありがとうございます。

朝7時に会場に着くとすでにもう出走のみなさんがスタートの準備をされておられました。エロイカはショート・ミドル・ロングと3種類のコースから自分の好きなコースにエントリーして走ります。どのコースにもダートが含まれていて走りごたえは十分だとか。アイズに遊びに来てくださる方もご参加されておられました。少しだけ写真を撮ることができたので、その雰囲気をお伝えします。





ロングコースはなんと100キロも走ります。
先日納車したばかりの自転車で無事ロングコースを完走なさったNさま。ずっと調子よく走ることができたとおっしゃっておられました。

Fachleitnerというイタリア生まれの自転車選手の名前が付いたこの自転車はフランスのプロヴァンスで作られたフレームのようですが、かなり希少なフレームで当時の資料がほとんど残っていませんでした。そんななかで、Nさまが構想を練って集められたパーツをお持ち込みいただき、アイズバイシクルでレストアをさせていただきました。フレームの状態が大変良かったことと、スパスパ変速するサンプレの戦前のディレイラー・ツールドフランスを搭載したことで100キロのライドにも耐えうる自転車へとよみがえったんだと親方が話してくれました。おつかれさまです!

名古屋の老舗カトーサイクルのカトーさんも100キロコースで出走されておられました!


途中フリーのトラブルで走行不能となってしまったそうですが、サポートカーに積んであった代車で完走されておられました。トラブルに備えてサポートカーが出ているので万が一のときも安心です。

せっかくの機会だからとチョコ君も65キロのミドルコースにカンビオコルサでエントリー。午前中で帰ってきて午後から店番しますから!と言ってスタートしましたが、本当にお昼に帰ってきたのでびっくりしました。


お気に入りのルイゾンボベのウェアでキメているチョコ君。手の平が真っ黒なのは、きっと変速するときに何度かチェーンが落ちてしまったのでしょう。道中にはエイドステーションがあり、地元の方の協力で温かいおでんやおにぎりを食べられるそうです。また、道案内の矢印サインが必要なところに配置されていて、それを見ながら走れば道迷いの心配もないようです。自転車で走ることを存分に楽しめるよう、細やかな配慮がなされているんですね。

走り終えてゴールをなさったときの皆様のお顔はなんともいえない良い表情をされておられます。誰かがゴールテープを切ってゴールすると、まわりのショップや観覧の方、先に走り終えた方から自然と拍手が起こりました。富士山は見えなくとも晴れ晴れした気持ちになりました。

グランボアブースではルイゾンボベのジャージ、ビンダのストラップ、そしてレニアーノのロードレーサーと街乗り車が注目されていました。


山音製輪所さんの2wayサコッシュ型バックがこれまた街乗り車によく似合っていますね。

エロイカで実物をご覧いただいたレニアーノのレーサー街乗り車をオンラインストアにもアップしました。こちらもぜひチェックしてくださいね。

なっぱ (2021年退職)

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