秋の連休が始まりましたが京都はあいにくの雨。残念ながら3日に予定していましたアイズラリーも延期することにしました。紅葉がちょうど盛りなので残念ではありますが雨では仕方ありません。どうぞ、皆様の予定を以下の日程にご変更お願いします。そして11月3日は通常営業しますのでどうぞお店まで遊びに来てくださいね。
【秋のアイズラリー開催日】
- 11月24日(月曜日/勤労感謝振替休日)
*****
そして次はグランボアヘッドセットのバージョンアップのお知らせです。
ほぼ2年前に販売を開始しましたクラシックスタイルのヘッドセットですが、ベースとなったストロングライトP3に現行品ヘッドリーテーナを組み合わせていたため若干のサイズ違いがあり、回転不足とラジアス方向への負荷に対する対策が必要とされていました。しかしながら、それを解決するためには万単位での新たな形状のリテーナの製作が不可欠とされており、現実的ではありませんでした。また、ヘッド部はBBのように全回転により 大きなトルクがかかるパーツではなく、普通の使用には十分耐え得ります。しかし、交渉と試行錯誤を重ねる中である日親方がひらめいたのです。
ご覧のとおりこのたび現状のリテーナに少し加工を施すことによって回転不足の問題は解決することが出来ました。 お値段はそのままです。また、今までご購入いただいた方の中で不具合をお感じの方は交換にも応じますのでどうぞお申し出ください。
親方と私は10月18日-19日に開催されたポリージャポンに行ってまいりました。今回はレポートが少し遅くなってしまいましたので出展させていただきました自転車を中心に紹介致します。
ポリージャポンとは年に1度開催される自転車エンスーによる集会イベントです。そのメインイベントにコンクールがあります。コンクールではテーマ部門、レストア部門の2つの部門が設けられ、参加者によって各3台の優秀車が選定されます。今年のテーマは長距離旅行車でした。グランボアは1935年製グロリアと1950年製ルネエルスのタンデムの2台をコンクールレストア部門に出展致しました。
グロリアは戦前から存在するイタリアのメーカーであり、エルネストコルナゴが弟子入りした工房であるといわれています。特筆すべきはフレームの表面処理であり、全体はニッケル鍍金ですがラグとエンドはクローム鍍金になっています。つまり1本のフレームに2種類の鍍金が使い分けられており、常識では考えられない鍍金処理が施されています。またヘッド周辺はラグ部分とヘッドチューブが一体構造になっており、当時としては非常に高い工作技術を得ていたと考えられます。グランボアでは不可能とされた鍍金処理を独自の手法により再現し、グロリアのレストアに成功しました。
今回のグロリアはイタリアで塗装によって修復された車体を輸入し、レストアした車です。変速機はビットリアマルゲリータにモデファイしました。逆転式のマルゲリータはテンショナーレバーでチェーンのテンションを緩め、ペダリングを逆回転させている間にレバー上部のノブを左右に動かすことで、チェーンステーに装着した羽根を振って変速します。そして再度レバーでチェーンのテンションをとります。
非常に味わい深いグロリアは他にカンビオコルサ仕様などバリエーションがあり、グランボアでも数台のレストアを手掛けました。仕様によって一味違う雰囲気に仕上っていますので、是非ギャラリーページもご覧ください。
エルスタンデムはフレーム状態でフランスから輸入されました。フレームは塗装されていましたが、当店で2ヶ月の歳月を掛けてフレームの下地処理を行い鍍金を施しました。オール鍍金の状態の事をフランス語でトゥークロメと呼びます。入手困難なオリジナル部品やボルト類、キャリアは車体に合うようにレプリカを作成しました。ボルト1本までオリジナルを使用しているルネエルスは「パリの宝石」と呼ばれるにふさわしい調和の取れた自転車です。それ故にレストアの際は特に注意を払う必要があります。
「レストア技術のご紹介」にこのエルスのレストアにまつわる記事が途中までですが紹介されています。こちらも是非ご覧ください。
コンクールの出場車は特別な工作が施されていたり、希少な部品が装着されるなど目をみはる自転車ばかりでした。特に各部門の優勝車は磨きも素晴らしかったですが、それぞれに素敵なエピソードがありオーナーの方々の自転車に対する情熱がうかがえました。ポリージャポンでは日常の店内とは異なる雰囲気の中で先輩方から学ぶことが多く、充実した2日間を過ごしました。お世話してくださいました皆様ありがとうございました。
このイベントのことを初めて知ったのはバイシクルクオータリー2006年冬の号でした。日本ではほとんど未だ紹介されておらず英文を半信半疑で読んでアイズのブログで紹介したのを覚えています。
あれから8年。何度か「行って見る?」なんて計画はあったのですがなかなか実現には至らず、今回ようやく念願かなって本場のエロイカを体感して来ることができました。
*****
久しぶりにイタリアを旅するに当たり長年のヴィンテージ系取引先に相談して見ると、もう既に開催場所であるガイオーレでは宿泊は難しいだろうとの事。実際にWebで調べてもどこも一杯です。でも、よくよく聞くと開催当日だけでなくフリーマーケットは数日前から立ち始める様子。取引先も10月5日の開催日に対して10月1日から現地入りするとのことで、「それなら」と、我々も同行することにしました。親方曰く、「マニアの行動パターンは世界中一緒だぜ。」
それでもガイオーレで宿泊できたのは初日のみ。2日から5日まで我々は会場から概ね80キロ離れたピエンツアに宿を移すことにしました。ツーリングと合わせてこ地域を存分に楽しもうと、念入りにプランを練りましたよ。でもまあ、ツーリングの話はまた後日。
別の場所で取引先と会い、会場まで同行しました。前のトラックに従いて行くだけなので楽チンです。親方は割と海外でも平気で運転します。今回「私も!」と思い、国際運転免許を取得して行きましたが、結局活用しませんでした。なんだか無意識に左に入ってしまいそうで。。。
会場では確かに店がで始めていました。でも、まだまだ数は少なく人も疎らです。
でも、ほら。
ここも!
そして、日が経つに連れ出店は増えて行き。。。
そして、当日。
オーディナリー(ダルマ自転車)で会場をウロウロする人や、
こんなチームや、
子供達に大人気のサンタクロース。トナカイでなく自転車に跨っていますよ!
ゴール!
なんと、人口3000人ほどの小さな村にその日は6000人以上の人が集まるとか。凄いですねー。
今では日本国内でも数年前から同様のイベントが開催されるようになり、世界中でとても有名なヴィンテージバイクのイベントになりました。何より走るイベントでありながらタイムを競うわけではない、ツーリングイベントなのがいいですね。
それに、自転車だけでなく蜂蜜やワイン、ハムやチーズなど物産品のお店もたくさん出て立派な地域興しになっている様子。会場を廻るだけで充分お土産ができました!
*****
イタリアで大変お世話になったのはこのお二方。
Grazie!
いろいろドンドン入荷しています。
まずは先日のイタリア出張でたまたまエロイカの会場に出店していたGHISALLOから木リムが入荷しています。もうすでにご存知の方も多いかと思いますが、ギザロとはイタリアのタイヤ・リムメーカーだったD’Alessandro社の流れをくむ木製リムのメーカーです。サンプルで入れた3種が1ペアづつあったのですがブログでお知らせするまでに2種は売れてしまいました。あとは22mm幅のストラーダのみの在庫となっています。ただし、今回から直接取引ができるようになりましたので完売したものやカタログ掲載品はご予約にてご注文お受けできます。メールにてお問い合わせください。
あと、欠品してましたビンダのストラップが再入荷しています。いろいろなパターンがございますのでご不明な点はご遠慮なくお問い合わせください。
それと、カンパのブレーキレバーフードも再入荷しましたが、今回は色むらがあるB級品ですが価格は断然お得ですよ?
32Aのタイヤも入荷し、タイヤは只今全て在庫がある状態です。
*****
ハッチがまた体調を崩し、只今在宅にて付き添い中です。もともと野良猫で喧嘩の傷が酷く、我が家に来た時には既に猫エイズの検査も陽性だったはっちゃん。チョットした怪我でも自分で治すことができず事あるごとにお医者に通っていました。でも、今回は特に厳しい戦いになっています。。。
あー、なんて爽やかな秋晴れ。。。今年はホントに小豆が上出来だ。






















