2011.08.31
風の山
日本を発ってから諸々の仕事をこなし、昨日から南仏のアビニョンという町に滞在しています。パリはもう寒く厚ての上着が欲しい程ですが、こちらはまだ夏の日差しです。今日は一日オフと決めていたので前から行きたかった「モンバント」へ車で行って来ましたよ。標高1912mのこの山はツールのステージに度々登場する超級の山岳ポイントでツール100年の歴史の中でも数々のドラマが繰り広げられた山でもあります。画像はまた帰国してからアップしますがテレビで見て持っていたイメージよりはるかに美しい山でした。2年前のガリビエ峠と同じように世界中からサイクリストたちが自転車で峠を目指していましたよ。 明日はまたパリに戻ります。
登り口の小さな村。
モンバントゥーの頂に通じる道は3本。
この日は一番代表的な南側のルートを辿りました。
一日のうちにその3本のルートすべてから上る人もいるそうで
“Cingles du Mont Ventoux” と言われています。
「モンバントゥーのおばかさん」とでも訳しましょうか。。。
頂上付近
有名なシンプソンの碑
前日にお会いした地元のアンリさんのお話ではモンバントゥーを登り切ったという無数の武勇伝の陰にはあまり表に出ない死亡事故も数多くあるとの事。登っている最中ももちろんですが登り切った後ホテルに戻ってからという話も少なくないそうです。確かに峠を目指すサイクリストは熟年の方が目立ってましたものね。。。
もう8月も最終日ですが頂上はサイクリストとその家族でいっぱい。
この日はお天気も素晴らしく絶好のサイクリング日和でした。
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