アイズの独り言

2017.06.24

ライト~5 DAYS before Concours de Machines~

いよいよ明日の早朝にフランスに向けての出発日です。チームグランボアは日本から親方、はるみさん、店長、チョコ君、そしてアイズの常連様で今回チョコ君のチームメイトとなって走ってくださるU様がフランスへ向かいます。フランスでは、長年渡仏の際の通訳をしてくださっているKさま、そしてグランボアの商品を扱ってくださっている現地フランスのショップの方々も応援に駆けつけてくださいます。いよいよ、チームグランボア始動です!

 

 

さて、今日は電装についてです。
コンクールに出場する自転車は、電装が付いていないといけないというルールがあります。また、レース中にライトを点灯させた状態で走るシーンもあり、初日のレースも朝4時スタートとまだ夜が完全に明ける前に走りだすことになります。

ライトについてもいろいろと検討を重ねた結果、最終的にはこのようになりました。
ヘッドライトはグランボアの完成車の定番砲弾型ライトです。これがプラスチックで軽い、さらに取り付けステーも切り取って軽量化をしています。これに組み合わせるダイナモはドイツのメーカー、べロジカルで現代の技術で作られた最新のダイナモです。ライトと比べるといかにコンパクトに作られているかお分かりと思います。昔からあるシステムを現代の技術でもう一度作るなんて、グランボアと少し似ていますね!

さて、こちらのライトとダイナモは取付方に軽量化の工夫があります。

前にライト・後ろにダイナモというのが一般的な装着の仕方ですが、今回はライトとダイナモをフロントキャリアに一本のボルトで直かに固定し、コードも取り付けボルトを中空化して通しています。これも軽量化のアイデアですね。

 

 

チョコ君試走中。

電柱の灯りと同じくらい明るい!

 

 

 

テールライトについてはかなり悩みました。カーボンブラシを使うことなども検討しましたが、配線が必要なぶん重たくなってしまいます。そんなときに親方が出会ったライトがこちらでした。

グランボアの自転車を作るために必要なパーツや道具を探すため、親方は毎年3月に台北ショーを訪問しています。今年台北ショーで、台湾のライトメーカー・Kileyさんからこれを紹介してもらったそうです。なんでも、グランボアのギャラリーページを見て、グランボアではこんなライトきっと使えるんじゃない?とわざわざ作って、親方がブースに来るのを待ってくれていたとのこと!

 

さて、新作ライトの重さは・・・

19g!!!

 
軽いのは、電池式じゃないことにも由来します。このライト、簡単に取り外しが出来てUSBケーブルで充電ができるんですよ。デザインもすっきりしていて品が良いです。それに、テールランプの取付ステーをクルクル廻すとネジが現れ、シートチューブのテール台座に直付できるようになっているのですよ。

この夏にはちょっと形を変えてグランボアで販売の予定です。お楽しみに!

 

国内はもちろん、現地フランスのショップさんや、台湾のメーカーさん、グランボアは海を越えたチームになっているんだなと思うと本当に嬉しくなります^^
コンクールの期間中、グランボアのfacebookInstagramではリアルタイムに様子がアップされていくと思いますので、ときどき覗いてみてくださいね。そして、皆さんのエールがとても励みになるので応援引き続きよろしくお願いします!

なっぱ (2021年退職)

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