アイズの独り言

2019.01.21

ブルべレポート BRM114淡路200㎞

こんにちは、スタッフのチョコです。

オダックス近畿主催のブルべ、BRM114淡路200㎞に参加しました。

 

 

 

 

と、その前に今年のグランボアカタログをご覧になった方はお正月の600㎞ブルべはどうなったの?と気にかけてくださる方もいるかもしれませんのでご説明を…
今年は8月にフランスで4年に1度開催される、1200㎞ブルべ、パリブレストパリの完走を大きな目標として挙げていて、正月のBRM102神戸600㎞から2019年のブルべを走る計画を立てていました。本来なら、PBPに出走するためには7月ごろまでに200、300、400、600㎞の認定をとれば良かったのですが、今年は足慣らしもかねて5月上旬に京都スタートの1000㎞ブルべに出走することを計画していて、5月までにSR取得の必要が生じていたのです。
BRM102神戸600㎞には出走しましたが、行程の半分300㎞を走ったところで眼の調子が悪くなり、夜間走行を続けるのが困難になったのでDNFに終わりました。後日、眼科で検診を受けたところ、原因は使っていたサングラスの度が合わなくなっていたのと、300㎞走った疲労が重なって夜間に視界が霞む症状を引き起こしていたようです。神戸をスタートして瀬戸内海沿いに山口の周南市まで西進する平坦基調のコースなので1月でも600㎞を完走できると踏んでエントリーしていたのですが、思わぬトラブルで認定を落としてしまいました。

 

 

 

 

 

そういうことで正月早々つまずいていたのですが眼の不調の原因もわかって眼鏡も新調し、気を取り直して淡路島へ行ってきました!
コースは淡路島北端に位置する岩屋をスタートしてR28で福良→南あわじ水仙ラインで由良→洲本城→湊→弁天島→道の駅うずしお→福良→湊→最後にサンセットラインで岩屋に帰る201kmです。標高の高い峠はなく全体の獲得標高も少ないですが、淡路島南部はパンチの効いた坂が多く海沿いの平坦路も風向き次第で消耗するので200kmとはいえ油断はできません。

 

 

スタート地点で青いグランボアを発見!
昨年末にブルベも走ることを視野に入れてオーダーいただいたO様のTypeER650B です。同じ8:30スタートだったのでスタート地点でお会いできました。

 

 

スタートから約50km地点まで追い風で平坦基調、他の参加者とパックになって走行し快調なペースで進みます。南淡路市の市街地を抜けたところから単独になり、予定よりも早く60km地点のフォトチェック1南淡路展望広場に到着しました。

 

 

第1フォトチェックの後は海沿いを北上していくのですが、pc1までの海岸平坦区間は向かい風に晒され踏んでもスピードが乗らない我慢の時間が続きました。向かい風区間が終わると立川水仙峡へ一気に標高を上げていきます。今回のコースに長い登りはありませんが、パンチの効いた坂が多かった…

 

 

PC1は由良のローカルなコンビニ。ここで補給を済ませ後半戦に備えます。今回のブルべはいつもと違ってPCに設定されているコンビニは1か所のみ。ブルべによってはPCが全てコンビニの場合もあるので今回のフォトチェックがメインの形式は新鮮でした。淡路島で補給に困る場所はほとんどありませんが、なるべく補給で止まる回数を減らしたかったのでここでは補給を多めにフロントバッグに入れて出発しました。PC1からすぐにフォトチェック2洲本城に到着。洲本城は高台にあるのですが例にもれず勾配のきつい登りでした。しかし、淡路島にもお城があったんですね。

 

 

前半に通過した洲本と南あわじ市の市街地を再び通過し、フォトチェック3弁天島とPC2道の駅うずしおへ向かいます。
フォトチェック3弁天島の渡しは事前の説明では”朱色”と言われていましたがこれは…?

 

 

pc2の道の駅うずしおからゴールのファミリーマート岩屋店までは60km。一気に走れそうな距離ですが疲労と空腹を感じて途中で休憩を取りました。
サンセットラインを北上していくのですが予想していた向かい風は無く、30〜35kmhで快調に飛ばせました。南部のアップダウンで序盤に稼いだ平均速度は22㎞h台前半まで下がっていましたがこの区間で23㎞h台まで復活しました。夕陽を見ながら追い風に乗ってゴールに向かえるなんて最高です。何せ道路の名前がサンセットラインですから。

 

 

 

 

ゴールのファミリーマート岩屋店には日没直前に到着。8時間38分で認定となりました。

こちらは毎年楽しみにしているオダックス近畿オリジナルのピンバッジ。今年のデザインモチーフはジャージです!

 

 

 

 

 

さて、今回のブルベではルイゾンボベのウインターグローブ”トレーニング”を導入しました。初めてこのグローブを触ったとき、少し薄手で1月2月の気温では頼りないかな?というのが正直な感想でした。厳冬期用グローブは多層構造、裏起毛で嵩張るものと思っていたからです。グローブを嵌めて実際に走るとその不安は稀有に終わりました。ソフトシェル生地で構成された手袋の中はスエードのような生地で肌触りがよく風雨をシャットアウトし保温性に優れて快適です。

手のひらにはカンガルーレザーを使用しクッションは薄めです。カンガルーレザーはバーテープ に吸い付くようにフィットし透湿性に優れています。気温が10度近くに上がった淡路島でのヒルクライム中もオーバーヒートすることなく手袋内は快適でした。寒い日にブルベを走るときは真冬用グローブと少し薄手の長指グローブを両方持って行って時間帯によって使い分けたりもしたのですが、今後はこのグローブ1つで大丈夫。適応温度が広いので晩秋から春先まで出番は多そうです。
この手袋、機能はもちろんいいのですが外観は落ち着いているので、その名の通りジャージを着た”トレーニング”から普段着での街乗りにも使える汎用性があると思います。そうそう、親指と人差し指はタッチスクリーンに対応してるので手袋をしたままスマホなどを操作できますよ。そんなこんなでべた褒めですが、使い勝手がよさ過ぎてサイクリングの時だけではなく通勤時も使用しているお気に入りです。

 

 

 

今後の予定ですが、正月の600kmで認定を取れなかったのでパリブレストパリまでのスケジュールを組みなおしました。2月以降のブルべとイベントの予定は以下のとおりです。(BRMの後に続く数字の並びがブルベの開催月日を表します)

BRM216小倉300㎞
2月23,24日ハンドメイドバイシクル展2019
BRM309近江八幡200㎞
BRM323高松600㎞
BRM420近江八幡400㎞
BRM503京都1000㎞
BRM518米原600㎞
6月15,16日第一回ジャパンバイクテクニーク
BRM727守山300km

8月18日パリブレストパリ1200㎞
 


そういうことで、2月は九州でブルべを走ることになりました。九州は学生時代にツーリングで走って以来なので今からワクワクしています。目指すところはパリブレストパリ完走!6月のジャパンバイクテクニークに使用するフレームの製作も始まり、今年の2大イベントに向けて気を引き締めて一つ一積み重ねていきたいです。

次回のレポートはBRM216小倉300kmの予定です。お楽しみに!

まえの

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