アイズの独り言

こんにちは、皆さまいかがお過ごしでしょうか。ハンドメイドバイシクル展と合同パーツ展示会が終わり、アイズバイシクルはようやく普段のリズムに戻り始めています。

 
長らく欠品していましたパピヨン700C 32穴が入荷しています。ダブルアイレット仕様でキャンピングや未舗装路など、ハードなシーンでも安心してお使いいただけるポリッシュ仕上げのリムです。こちらを使ったホイール組も承りますので迷われている方はお気軽にご相談ください。
欠品しているエキストラレジェタイヤ各サイズも現在生産を行っています。2月中旬ごろから準備が整う予定ですのでもう少々お待ちください。
 
 
さて、本日は新商品のご案内です。ベテランツーリストの方にも愛用者が多い東京下町で手作りされているオーストリッチのフロントバッグF104Nに新色が追加されました。

新色はこちらのキャメル。そう、ラクダ色です! こちらの新色は従来通り裏側をPVC加工された雨にも強い帆布を使用し、クラシカルでもあり、かわいらしさも感じさせる雰囲気に仕上がっています。

もう一つはこちらのブラック。縁取りまで真っ黒なモノトーンです。色だけでなく帆布の種類も異なりPVC加工されていない定番の生地で構成されています。新発売ではないですがショッピングサイトからご購入いただけるようになりました。

F104Nは前後幅が短めなので大容量ではありませんが8.9Lの容量は日帰りツーリングにぴったりのサイズ感ではないでしょうか。ご覧のようにグランボアTypeERのキャリアにもフィットします。店頭ではバッグの実物をご覧いただけるほか、自転車へあてがっての試着も可能です。また、バッグの着脱が簡単になるグランボアバッグサポーターとEB金具を装着することもできます。もちろんF104Nへの加工作業も承りますのでご相談ください。1枚目の写真に写っている桜色のピンクは継続色で、淡いサックスブルーは在庫限りとなります。SSには掲載していませんが店頭には白(生成)もあります。

 

 
グランボアでは梱包資材の削減に取り組んでいます。その一環として、タイヤ等の一部グランボア商品をプラスチック包装無しでご購入いただけるようになりました。購入後すぐに使用される場合にお選びください。包装無しは税抜き価格より50円引きになります。

尚、グランボアのタイヤ、チューブ、ヴィンテージブレーキアウターに使用している緑色のプラスチック袋はUVカット素材なっており紫外線から商品を守る役割があります。購入後しばらく使われない場合は包装有りをご選択ください。

タイヤ、チューブ、ヴィンテージブレーキアウターの商品ページに選択肢が追加されております。ご注文いただく際はUVカット袋が必要か否かご検討ください。
アイズバイシクル店頭でも袋が不要な場合はお知らせください。同様に50円引き致します!

 

 
【サイクリング】

この前のお休みに北山の方へサイクリングに出かけました。出発前に見事な虹がかかっていました。

暖冬の影響で北山の峠へ行っても殆ど雪を見ることがありません。雲ヶ畑方面はこのとおり。

さっきまでの青空は何処へやら、あっという間に灰色の雲に覆われ持越峠で降られました。暖冬と言えど変わりやすい天気はいつもの北山でした。

京北の方まで70㎞程走りました。京北町細野から日吉ダム方面に抜ける道は通行止めが続いています。京都市内→持越峠→細野→神吉→越畑→保津峡→六丁峠で周回するコースが大好きなので復旧が待ち遠しいです。

 

 
【定休日】
2月3,13日は3のつく平日なのでアイズバイシクルはお休みです。暖冬と言えど寒い日もあるので皆様もお身体に気を付けてお過ごしください!

まえの


やっと帰ってきました。

先週の月曜日に出発して、東京での展示会2つに出展し、ようやく昨日お店に戻ることができました。2つの展示会の間に次のJBTに向けての打ち合わせなんかが入ってきてホント盛りだくさんな一週間でした。

 

さて、ハンドメイドバイシクル展にこれなかった方のために展示車両について紹介しますね。

一台は昨年のフランスでのコンクール出展車です。こちらは何度もすでにあちこちで説明させていただいてますので簡単にご紹介。

伝統的なフランス車のトップモデルのようにオールメッキのフレームに最新のパーツを組み合わせたグランボアならではのランドナーです。これでパリブレストパリを完走した前野のゼッケンプレートもそのまま展示しました。

 

 

 

 

 

IDEALE Ti/Al スペシャルモデル

 

 

LEDライトのユニットに入れ替えたシビエの砲弾型ライト、1950年代の製品です。

 

 

親方フレームの特徴的なシートステー部分 + KIMURA TL06A

 

 

ステムトップのライトのスイッチ + 軽量穴開きベル

 

 

 

グランボアのカンチブレーキ「ミラン」も軽量加工してあります。

 

 

 

そして、もう一台はお客様からのご注文のスペシャルな一台。

コンクールモデルとはとても対照的なヴィンテージモデルです。

フレームは持ち込まれたレイノルズ531のパイプを使い、一週間程度のツーリングを想定して製作しています。

 

 

シートステーの集合部分は親方らしくプックリ仕上。伝統的な線引きが更にその特徴と美しさを引き立てます。

 

 

もちろん、フロントフォークの曲げにはこだわりがあります。

 

 

 

キャリア製作は主に伊藤が担当し、すべて工房内で製作しています。

 

 

 

ボリュームのあるヘッドライトはフレームと同色に塗り、専用台座ですっきりとセットしました。

 

 

 

1920年代発売のシクロ変速機。コンクールモデルと比較すると概ね100年の開きがあることに驚きます。自転車のシルエットはほとんど変わらないのですからとても興味深いですよね。前3段、後4段の12段変速、チェーレスト付きで右側はウィングボルトになっていてホィールの脱着も簡便になっています。

 

親方フレーム + 親方謹製スペシャルロット式フロントメカ

 

 

エキセントリックレバーもアイズの工房内で製作したものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

もう一台、こちらはセミオーダー用のフレームを展示するために製作したER650ランドナー。

グランボアのカンチブレーキ「ミラン」、チェーンリング「サンクフィーユ」、イデアルサドル、エアロレバー用に溝を入れたフランス型ランドナーバーなどグランボアの製品でまとめています。個人的にはこのアッセンブルが一番使いやすそう。

 

 

 

グランボアではお客様のご要望に合わせてあなただけの一台をお作りしています。

完成車のご相談にはどうぞお気軽に、ただし、あらかじめご予約の上ご来店ください。

よろしくお願いします。

 

つちやはるみ


いよいよ今週末です。

今年は親方と専務で皆様のお越しをお待ちしています。

展示させていただく自転車の他、新しいパンフレットも出来上がっています。今回はツーリングの記事はありませんが、去年の大きのイベントのために製作したJBT号とCdM/PBP号の他、親方フレーム2台と大きなレストア仕事3台ご紹介できました。ハンドメイドバイシクル展ではもちろん、京都のアイズバイシクルでもご来店の方には無料でお渡ししていますので是非ご来店ください。ただし、3の付く平日が定休日のアイズバイシクル、今月は23日がお休みとなりますのでご注意ください。よろしくお願いします。

また、通販のご利用でもカタログがある限り、ご注文の品と一緒にお送りしていますのでどうぞご利用ください。パンフレットのみご希望の方は送料分の200円をご負担いただければお送りさせていただきます。

 

つちやはるみ


2020.01.02

謹賀新年

新年あけましておめでとうございます。

 

 

もう少し荒れた天気になるのかと思っていたのですが、雨もさほど降らず、青空も見えています。なので親方は今日から作業場で仕事を始めましたが、キリの良いところで2時間ほど散歩に出てきました。自宅で仕事をするとこうやって息抜きをしながら作業が進むのでとても良い。わたしもそのペースに合わせていろいろ家事や事務仕事をこなすことができるのです。

 

今年はいったいどんな一年になるかな。今年は大きなイベントは入れずに製作に励むとのことですが、どうなることやら。どんな人と出会い、どんな仕事をさせていただけるのでしょう。そして、どんな旅ができるのかな。最近はカメラを背負って野鳥の撮影が楽しみの一つになっていて、少しの時間でも外を出歩く機会が増えました。

 

 

撮りためたものの中から少し紹介してみますと。。

 

 

身近な鳥の代表、スズメ。

外縁に来ていたのを物陰から撮影したので影が入っていますが、警戒している親鳥と無防備な小雀が撮影できました。

 

 

 

 

ホオジロのメス。

 

ホオジロのオス。

いつもは高いところで声を張り上げていますが、この日は番いで地べたにいました。

 

 

 

 

こちらは葉を落とした桜とカシラダカ

これらの鳥は写真に収めるまでは近くにいてもずっと雀だと思っていたはず。

 

 

 

 

ジョウビタキ。

毎年寒くなると、隣の畑のこの杭で見かけます。

 

 

 

3頭身のチビッ子猛禽、モズ。

可愛い姿に似合わず結構残酷で、いろんな鳥の鳴きまねが得意。

 

 

 

こちらはイソヒヨドリのメス。

カマキリを仕留めたところです。

 

巣立ったばかりの子供。

まだ産毛がふわふわしていて好奇心いっぱいにこちらを覗いていました。親鳥はこの時数メートル離れたところで見守っていました。

 

そして、イソヒヨドリの雄。

一対の番いが我が家の近辺を縄張りにしていて、昨年はメスの雛を巣立ちさせていました。繁殖期になるととても複雑で美しい鳴き声を聞かせてくれます。彼らのその鳴き声が私に身近な鳥の存在に気づかせてくれて、観察する楽しさを教えてくれました。

 

 

 

 

今までもずっと近くにいたはずの彼らに気づいたのは、こうやってカメラで撮影するようになってからです。見ようとしなければ見えていないものの多さにかなり驚きました。まだまだ身近に大切なことや面白いことがひっそりと身を潜めてるんじゃないのかな。

 

いやいや、それ以上に見て見ぬふりしていることも結構ある。

 

今年は何か少しでもできることをしないとあかんなぁ。

 

 

つちやはるみ


blog

最新記事

Archives

Back Pagetop