9月朝サイはお休みです。
台風21号が去ったかと思えば、北海道で大きな地震。。
被害に遭われた方々はいまも不安な時間を過ごされていることと思います。一刻も早く復旧しますよう願っております。
台風21号は京都にも被害をもたらしました。通勤途中に通る御所や鴨川でも大きな木が根っこからめりめりと倒れています。幸いお店は無事でしたが、いつも朝サイで行く京見峠や持越峠も倒木が多く、車は通ることができません。(というのは、台風の翌日に早速パトロールをしに行ったチョコ君からの報告です。同じように様子を見に来られた自転車乗りの方はちらほらいらっしゃったようですね。)

予定していた夜泣峠はさらに道の状態が悪いことが予想されます。残念ですが、明日の朝サイクリングはお休みにします。また来月を楽しみに!
グランボア eバイク
もうね、トレーニングとか無理なんです。
少し前(??)、30代のころまではスイスイと越えていた峠も「はあはあ」言いながら休み休みでしか越えられなくなってしまいました。。。そりゃ、ちゃんと練習すれば少しは走れるようになるかもしれませんが、今や自転車に乗るのは日頃のストレス解消や気分転換が一番の目的で、誰かと競ったり、自分と競ったりなんてさらさらしたくない。それに自転車に乗れるのは月に一回あるかないか。膝も痛いし、腰も痛い。だけど、行きたい峠や場所は険しく遠い。そして何より楽しく一日を自転車と過ごしたい。
そう、グランボア的には電動アシストは全然「アリ」なのです。
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世界初の電動アシスト付き自転車は1993年発売のヤマハPASだそうで、それから四半世紀、今や街乗り車だけでなくマウンテンバイクやロードバイクなど、世界中でスポーツバイクにも使われるようになりました。グランボアでも数年前から台湾のサイクルショーでは注目していましたが、ツーリングに使うには走行距離が一番の問題です。それに、その走行感も大切ですし、アシストユニットに合わせて自転車の形を変えてしまうのも嫌でした。重さはさほど問題ではありません。だってアシストがしっかりしていれば苦にはならないはずですから。
先日の万座温泉ツーリングで私が使ったこの自転車。

ボトルケージ(バッテリー)と左クランク(モーター)を利用して後付けの電動アシストシステムが搭載されています。(他にも葉っぱリングのダブルも!)
大介店長送別ツーリングの2週間前に実は全身麻酔で手術を受け、一週間ほど入院していた私。万座温泉に抜ける林道湯沢線は16kmに及ぶダート、おまけに渋峠も超えるとなると万全の体調でもかなりハードなコースとなります。車で伴走する話にもなっていたのですが、せっかくのスタッフツーリングなのにひとりだけ車だなんてつまらない。。。だからといって無理して迷惑をかける事になるのはもっと避けたい。そこでこの秘密兵器を導入することにしたのです。
結果は大成功。ダートでのアシストやバッテリー切れなど少々不安もありましたが、トラブルは全くなくメンバーからも遅れることなくツーリングを楽しむことができました。何より、アシスト付きと言えどちゃんと「走った感」があるのがこのシステムの良いところ。踏み込まないとアシスト機能は作動しませんし、そのトルクに応じてアシストするのでギアチェンジも必要です。だから上り坂はちゃんとそれなりにしんどい。
ただ、ちょっと調子の良い自分、あるいは〇十年前の自分の走りで走り切るので爽快感が違って余裕があるのです。
舗装路はもちろん。


ダートも。
ただ、タイヤが沈むほど深いダートは自転車をコントロールするための上半身の力も必要で結局押さなければなりません。そんな時はちょっと不利。だってユニットの重さは約6.5kg。自転車本体とバッグの荷物で20kgオーバーですから。そんな時はチョコや大介が軽い自転車と交換してくれました。
何より今まで使っていた愛車がそのまま使えるのが良いと思いませんか?

そりゃ、ボトルケージが使えなくなるとか、左側のモータークランクが黒くて大きくてダサいだとか、細かく見れば不満もありますが、機能面では文句なしです。スイッチ部は乗りながらオンオフできて「エコモード」「スマートモード」「スポーツモード」と3段階に出力調整が可能なうえ、バッテリーの残量もおおよその目安が一目でわかるようにライトの色で教えてくれます。ユニットは重いですが、車体の中心底部にセットされますので走行中はむしろ安定します。
実際にこのバッテリーがどれだけの距離使えるのか。。。
公式には100kmとなっていますが、コースやライダーによって当然それは変化します。今回の万座ツーリングでは1日目は概上りのコース、それもかなりハード。走行後の残バッテリーは20-30%でした。2日目は40km以上ありましたが登りのパートは1日目ほどではありません。半分以上を残して走破できました。今回はお宿で充電できるように充電器はパニアに入れて運んでいましたが、途中で充電できそうもなければ受電済みのバッテリーの予備を運んでも良いかと思います。あと、もうひとつ大きな容量(160km)のものも製品でありますのでそちらを選択しても良いですね。
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他にもこんな使い方もしてますよ。
ミキストにセットしてなっちゃんにタンデムラリーで使ってもらいました。2016年春のタンデムラリーです。

タンデムって結構スピードが出るのでソロでついていくのは大変なんです。しかも先回りして写真撮影や道案内などのサポートが必要なアイズのスタッフは健脚である必要があります。そんな時なっちゃんにはこのシステムでパワーアップしてもらっていました。
あるいはある月の朝サイで。

健脚ぞろいのロングコースを企画した時もパワーアップしたミキストでサポートしていたのです。
そうそう、先日の朝サイではしばらくサイクリングはしていないなぁ、というTサンにレンタサイクルしたのもこのスペシャルアシストモデルでした。

結果、予定通りにみんなと一緒に走り切ることができましたよ。
グランボアではツーリングは楽しいものだと伝えたいと思っています。無理をしたってつまらない。
2016年春からいくつかの自転車にセットしてスタッフそれぞれがテストしてきました。2年以上テストを繰り返し、ほとんどトラブルも無く良い製品だと確認できました。今では親方が私の自転車についているのを見ては「俺のにもほしい」と言い出していますから。
アイズのお客様は多くの方が自転車を数台所有し、コースや気分や走るメンバーに応じて使い分けていらっしゃいます。その中の一台にこのアシストシステムが加わればきっともっとツーリングの幅が広がるように思います。少なくとも「もう、走れないから」とか、「もう、坂は無理」とか言わずにスイスイとまだまだ楽しく自転車と遊べますよ。
いくつか小さな問題が解決できれば取り扱いが開始できると思います。
興味のある方はまずは直接メールもしくはお電話(075-461-0835)でご連絡ください。
完成車ファイナルセール!
親方「サマーセール第二段っていうのが流行ってるらしいぞ」
私「デパートでは酷暑セールっていうのがやってるそうですよ」
親方「うちもやろうか」
ということでやります、セール第二段!
酷暑厳しい今年の夏を、気分を上げて乗りきってほしい!ということで、前回とは趣向を変えて、セールの対象となるのはオンラインストア掲載中の完成車すべて!それもなんと10%~最大40%OFF!
ランドナーはもちろんロードから街乗り車まで、稀少なヴィンテージ自転車や今すぐ乗って走りに行ける自転車までいろいろな性格の自転車をオンラインストアで紹介しています。今回ご紹介している完成車は、このセール期間が終わると同時にオンラインストアでのご紹介は最後となる物もあります。わたしたちがご紹介する自転車は世界でたった一台のものばかり。一つとして同じ自転車はありませんので、ご自身の感性が反応する自転車があれば、それはもしかしたら運命の出会いかもしれません。
ファイナルセール開始は今から!サイズや細かいスペックについてのお問い合わせもお気軽に!

【内容】
セール期間:8月1日(水)正午~8月12日(日)正午まで
セール内容:店頭展示中の完成車すべて10~40%OFF
【ご注意】
自転車のオーダーは対象外です。
お支払方法は現金・銀行振込み・郵便振替のいずれかとなりますのでご了承ください。(クレジットカード、Paypal、代金引換はお使いいただけません。)
この夏、良いご縁がありますように!
暑中お見舞い申し上げます。
連日連夜暑い日が続いています。
この暑さは自然災害との宣言もあったとか。。。
最近の私たちのお仕事パターンはというと、朝は5時起床。そして、涼しいうちに親方はフレーム仕事を1-3時間程度行います。それから10時前までには店に出かけてお客様との応対や塗装やメッキの段取り、諸々。一区切りして、ご予約がなければ16時-17時ごろ退社。21時就寝(目標)!
この、「チョイ時差生活」が割と健康的で、仕事も捗るし、夏バテ知らずで過ごせてます。
フレーム製作用のアトリエ。今はお店の作業場はスタッフたちがメインで使いますが、ここは親方だけのスペース。ブログでは初公開かも。


この時はデモンターブルのフレーム製作の真っ最中。
ただ今塗装に行っていますのでもう間もなく出来上がります。
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そんな合間を縫って、今日は久しぶりにお休みを頂いて親方と2人でツーリングに出かけました。
ちょっと自宅から最寄りのお気に入りのパン屋まで。と言っても、片道25キロ、往復で50キロ。もちろん暑かったのでたくさん休憩しながら寄り道しながら走ってきました。
涼を求めて山へ向かうと、


先日の雨の傷跡が生々しい。。。でも、道はなんとか通れるように応急処置が施されていました。


Too hot to ride….
でも、親方の今日のウェアはCCPのポロと夏用ニッカー。あえてニッカーと書かせていただきましたがCCP的にはクロップドシュミッツという素敵な名前ででいます。涼しげな伸縮性のある最新素材と絶妙なカッティングでペダリングを邪魔しません。サイドの大きめポケットも便利そうですよ。親方も「これはいいわ。」と気に入っています。ポロは去年のものですが、薄いブルーがあと一枚残っているのみです。

写真だけ見ると気持ちよさげな感じですが、暑くって、目的地のパン屋についてからの帰路の辛かったこと。当てにしていた茶店もお休みだし、写真もほとんどとらずダラダラと帰宅。帰ってからのビールの美味しかった!
ちょっと、しっかりサウナに入った後みたいでした。
皆さんも暑すぎる夏に負けないように!
グランボアカタログ 2018夏号
気温はあまり高くないのですが、蒸し暑い京都。残念ながら明日は雨のようです。。。朝サイの日でもあるのですが、気象協会の予報も雨の確立70%と出ていますので中止とさせていただきます。入梅しましたからこの時期は仕方ないですね。。また来月お楽しみに。
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さて、初めての方だけでなく、コアなファンも多いグランボアのカタログ。今年から毎年更新していたカタログのページ数とともに刷り数も少し減らしていました。
何故かというと、そうする事でカタログが無くなるのは早くなってしまいますが、新しい商品や価格変更、あと巻頭のツーリングやイベントの内容をお知らせしているページなどをこまめに更新する事ができることに気がついたのです! (遅い!)

左が春号、右が出来上がったばかりの夏号

朝サイやアイズラリーの他に、春に参加したサンジェラリーも少し紹介しています。

巻末の名車紹介ページ
年間通しての作業は増えてしまいますが、せっかくカタログを自社で製作しているのですから、なるべく新鮮な内容でお届けしたいと思っています。今までどおり、オンラインストアでお買い物された方やご来店いただいた方でカタログをご希望の方には無料で配布いたしますが、カタログのみ送付をご希望の方は恐れ入りますが国内送料込みで200円(税込)ご負担下さいますようお願い申し上げます。メール、お電話などでお知らせいただければお支払方法をご案内いたします。または200円分の切手を同封の上、封書にてお申し込みください。
もちろん、最新版カタログはオンラインでもご覧いただけます。
今後もカタログは無くなり次第、不定期更新です。夏号の次は秋号かというとそうとは限りませんのであしからず。




