アイズの独り言>

いつもは来客も少なくて静かなはずの2月。

ですが、ここ数年は年明けからなんだか落ち着かない仕事に追われています。そう、このハンドメイドバイシクル展に展示する自転車やパンフレットの製作があるのです。毎年、作ったものを発表する場があるのは嬉しいことで、しかも、来場者だけでなく、出展も無料なのですからありがたい。関西から少し遠いですが、今年は過去最高の出展社数を記録しているそうですし、何より日本で始めてのバイクビルダーたちのイベント、ジャパンバイクテクニークのプレ展示も兼ねているので少々遠くても行く価値アリ。是非、多くの方にお越しいただければと思います。

 

 

 

グランボアは今年は2台のランドナーを用意しました。

1台はもちろんJBT用で、チョコのサイズで製作した試作車です。

2017年にフランスで開催されたコンクールマシンに参加した軽量ランドナーを、更にフレーム設計から考え直して製作しました。それに、パーツ構成も見直していますし、新しい試作パーツもいくつかセットアップしています。

 

まだまだ試作の段階で細部の軽量化は手付かずの状態ですが、なんと、車両重量がコンクールモデルの9.07kgをすでに抜いていて9.03kg!鉄ベースのイデアルのサドルを付けてですので本戦用は8kg代は確実に狙えそうです。是非、じかに持ち上げてその軽さを感じてもらえたらと思っています。

 

 

 

 

 

そして、もう一台は極普通の部品で組上げたこちらの700Cランドナー。

 

 

 

だけど、フレームはちょっと凝った作りになっています。

ラグレスの仕上げ、2枚肩のフォーククラウンに23mm径の丸フォーク。

 

クロスドシートステー。

 

25mm径のシートピラー用のシートチューブ。

 

 

28Cと30Cタイヤを使い分けできる設計。

上の完成車画像は28C装着時、こちらは30C装着時です。

 

 

いずれの仕様も、今いただいているそれぞれ別々のお客様からの課題なんです。イロイロ盛り込んで設計と出来上がりの確認をした一台ですが、とても素敵に仕上がりました。こちらも是非じかにご覧いただければと思っています。

 

また、この白い一台はハンドメイドバイシクル展が終わりましたら販売可能です。フレームサイズは芯芯で555mm。サイズの合う方、グランボアが丹精込めた展示会モデルはいかがですか?興味のある方は是非、展示会でお声をおかけください!残念ながら展示会にお越し頂けない方は、ハンドメイドバイシクル展終了後にお問合せいただければと思います。

 

 

 

そして、本日刷り上ったパンフレット。

いつものように、少しだけ内容変わりました。

通販のご利用で無料でお送りします。

つちやはるみ

たくさんの参加申し込みをいただいてました明日のタンデム学会ですが、残念ながら中止とさせていただきます。ご遠方から参加してくださる方々もいたのでなんとか開催したかったのですが、雨では仕方がありません。また、次回は春に予定を組みたいと思います。

 

と、いうわけで明日からの3連休はアイズバイシクル休まず営業しています。どうぞお立ち寄りくださいませ。(^^)/

つちやはるみ

先日、またも長野県の高山村に行ってまいりました。

紅葉も終盤ながらまだ素晴らしく、さまざまな種類のリンゴがたわわに実った風景は京都では見られないもので、ただただ見惚れれるばかり。

ですが、これはいつものツーリング旅行ではありません。

大介店長の追い出しツーリングから数えて今回で4回目の訪村です。そんなに頻繁に、しかもコッソリ(?)通ってるのには実は訳がありました。先日ホームページフェイスブックなども公開され、サイスポウェブでも紹介されましたからお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが。。。

 

 

そう、「ジャパンバイクテクニーク」と名付けた自転車ビルダーのイベントを開催する準備を進めておりました。(以下、JBTと略す)

日時や開催趣旨、その具体的な内容や走行会のコースなど、すべてホームページに掲載されていますので、是非じっくりとご覧いただければと思います。主催はイベント会社ではなく、参加表明をいち早くしてくれたビルダーたちからなる実行委員会で行います。発起人である私たちは大会要項の他に、走行会の開催地となる役場や、使用予定道路の管轄警察や道路事務所などとの折衝を行うため、毎月のように開催地である高山村まで出かけていたのです。

 

昨年、グランボアが参加したフランスで開催されたコンクールマシンは、国内のプロの間でも反響があり、「ぜひ、日本でもやろうよ!」と言って下さる方が何人もいたのです。私なんかは「無理だよぉ。。」と思っていたのですが、親方が去年の経験を生かして日本でのコースや要綱を考えていくうちに協力者も増えてきました。おまけに、時間がかかるかと思われていたいくつかの問題も割とスムーズにクリアすることができ、ここまであっという間に話が進んでまいりました。

うーん、、これはやり遂げるしかない。。

 

ホームページをご覧いただくと、参加チームもすでに面白い方々が集まっているのがお分かりいただけると思います。そのほか、サポートしてくださる企業の方もあり、今後は若手のビルダー、アッセンブラーなども参加チームとして増えていく予定です。プロが真剣に考え抜いた一台をエントリーさせ、2日間にわたり、その性能やアイデアを競います。しかも、自ら安くはないエントリーフィを支払い参加するのです。そして、そのエントリーフィは一律ではありません。獲得ポイントに応じて払う額が変わります。ようするに一番たくさんポイントを得て、優勝したチームが最高額のエントリーフィを払うことになるのです。メディアも注目していますし、勝ったチームは大きく取り上げられることになりますしね。若いビルダーは是非ここを登竜門として、自身のブランドを知ってもらう機会にしてほしい。でも、簡単ではありません。要綱を読み解いた参加候補者が口を揃えて言うことは「俺、そんなに払えるかな。。」みーんな、勝つ気ですヨ。

 

サポーター企業様も募集しています。たくさん集まれば集まるほどポイント単価は下がり、参加者たちの負担が軽減されます。サポートいただける企業様はホームページにリンクを張らせていただくことはもちろん、今年中に表明いただければ大会ポスターにもお名前を入れさせていただきます。

 

観戦希望の皆様は入場料などは無料です。高山村までお越しいただき、是非2日間のプロの真剣勝負を観に来てください。1日目は午後から各チームの公開プレゼンがあります。それぞれのチームがどこに力を入れ、どんな工夫を凝らしたのか間近で見れて、話しが聞けるチャンスです。2日目は明け方4時から走行会が行われます。まだ暗いうちからスタートするのはライトの性能のテストでもあります。標高600mから1906m地点までの上りのタイムトライアル、その後のリエゾン区間では、渋峠を超えて、毛無峠では「お土産」を受け取り、14kmに及ぶダートの林道湯沢線を下って戻ってきます。距離は74kmほどですが、その内容はとてもハード。各チームが選び抜いたライダーの走りにも注目です。

 

そして、高山村は「日本で最も美しい村」連合にも名を連ねる素敵なところ。温泉も豊富で地元のお宿もとても協力的です。第1次参加締め切り後にお宿情報もホームページに掲載できると思います。

 

そうそう、その前にプレ会として予定してますハンドメイドバイシクル展にもご来場ください。参加予定車両のうちいくつかは展示される予定ですし、気に入った車両には投票もしていただけますよ!

 

優勝チームだけが素晴らしいわけではありません。ツーリング車をお探しでしたら、この大会できっと、あなたに合った自転車を作る「プロフェッショナル」が見つかるはずです。

 

 

 

 

シンボルマークの製作やホームページの作成は山音製輪所の尾坂君が作ってくれました。

今後も本番に向け少しづつJBTの骨格を作っていきますよ。今はそれぞれのネットワークを使って周知を図っているところです。

皆さま、どうぞ応援よろしく! そして、ワクワクしながらその時をお待ちください。

つちやはるみ

先日の土曜日、秋のアイズラリーで一日サイクリングに出かけてました。

いつもでしたら京都の里山をコースに選ぶのですが、今年は台風の影響で予定していた広域基幹林道大布施側が倒木で通行不可。。。仕方が無いので今回は趣向を変えてちょっと遠出をしてまいりました。

 

コースはコウノトリの郷、豊岡!!

最近のアイズラリーでは珍しい獲得標高も少なめなショートコースです。

 

 

10時集合、10時半スタート。輪行組もバッチリ予定通り集まってくださいました。

 

まずは出石川沿いを行きます。お天気も文句なし。

 

走り始めて間も無く、お目当てのコウノトリ発見。

普通に鷺などの野鳥に紛れてコウノトリが見られるなんで貴重ですよね。

なので、いきなりコウノトリ撮影会となりました。

 

 

川沿いを離れて田んぼの間もコースに選びました。すると、こんなダートや、

 

こんなダートが。

往路はほぼ平坦路でしたが、路面のこんな変化が面白いコースでした。だけど、ロードで参加された方、ゴメンナサイ。ダートがあることお伝えしていませんでしたね。(笑)

 

 

そして、目的のコウノトリ郷公園に着いたのは丁度お昼前。

下見の時に聞いたお話によると、日本で最後の野生のコウノトリが確認されたのが豊岡で、昭和46年に完全に絶滅する数年前の昭和40年からコウノトリの人工飼育を始めているとのこと。それが今では野外の生息羽数は100羽に到達し、全国47都道府県でコウノトリの飛来が確認され、さらに韓国と日本を往復しているコウノトリもいるのだそう。公園には飼育施設だけではなく、完全肉食のコウノトリが野外で生活できる用、研究施設のほかビオトープの整備にも力を入れられています。

 

施設のまん前の田んぼの中には人口巣塔の上で寛ぐコウノトリ。

 

上を見ると、

羽を広げると2メートルにもなるので、近くで見ると迫力があります。それに、この日は7羽ほどが飛んだり、電柱の先に止まったりしていました。

 

 

おそばを食べるのも良し、但馬牛のハンバーグなんかも下見の時に頂いておいしかったです。私たちはコンビニで事前に買っておいたお弁当をコウノトリを見ながら頂きました。

 

そして、これ。

地元の高校生が振舞っていたお茶会でお茶を頂きましたよ。お茶菓子かわいいですよね。この日だけの特別なんですって。

 

 

 

さて、復路。

1つ目の上り坂は長くはありませんがちょっときつい勾配、皆、蛇行して上っています。

 

2つ目は短いので楽楽!

 

 

 

3時前には解散場所の一宮出石神社前に到着。距離が短いので余裕でした。

この後、おそばを食べに行った方や、出石の町を散策しに行った方など自由に過ごしていただきました。

 

 

私たちはというと、

城下町出石を象徴する「出石お城まつり」の開催日でもあったので、お城跡まで歩いて上がってきました。すると、お祭り最後の出し物の大人大名行列を少し見物できました。(写真ではちょっと分かり難いですね。)

 

そして、更に上に上がるとたくさんの鳥居、諸杉神社の境内へと誘われ。。

大きな杉が何本も立ち並ぶ素敵な空間でした。眺めも最高でしたよ。

 

皆様はあの後いかがでしたか?

 

そうそう、Tさんが早速にビデオにまとめて下さいましたよ。是非ご覧ください。Tさん、ありがとうございました。

 

また、遊びましょうね〜。

 

つちやはるみ

2018.11.02

明日

お天気も良さそうですので予定通りアイズラリー開催します。

という事は京都のお店はお休み。ラリーに参加される方、集合場所はいつもより遠いですのでどうぞ気をつけてお越しください。また、お店に来る予定にしてた方、スミマセン。。因みに今度のタンデムラリーの日もお休みになりますので、予定を組まれる場合はどうぞ11月23日は外してくださいね。よろしくお願いします。ただし、雨で無ければですけどね。

つちやはるみ

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