好評のシプレ650Bに引続きシプレ700Cが間も無く出来上がる予定です。昨日は工場で試作品のテストをしてまいりました。見た目や幅は先行モデルの650Bとほぼ同じ。最新のコンパウンドを使い、折りたたみ可能タイヤになる予定です。
今回も社長さんをはじめ、工場の方々には良くして頂きました。聞くと比較的サイクリング部出身の方が社員にたくさんいらっしゃるそうな。好きな方々が一生懸命作り上げるものが粗悪なはずが無いですよね。今回は私のサンジェを持ち込み試着させて見ましたが、若い担当者のSさんが「あー、スーチャンってスーパーチャンピオンのことだったんですね。」と呟いたところ「そんなことも知らんのかっ!」と三方から突っ込まれてました。
「The golden age of handbuilt bicycles」のグラフィックデザインを担当したChristophe COURBOU氏です。シプレのグリーンバージョンを使ってくれています。コメントもジャンピェールを通して送ってくれましたよ。やっぱり初めての乗り心地に少々戸惑いつつも素直にその性能に驚いている感じが伺えます。新しいシプレはコーナーとスピードに乗ったとき、その良さは際立ちます。皆さんも是非試してみてくださいね。
Dear Ikuo
I send you mail from Christophe with is first impressions with Grand Bois tyres
Regards , J.P.
PS: Christophe join photo with is Martinez 1950 restaured by Singer in 1974.
First impression : Bicycle Martinez/singer 1950, 80 km, pressure 5 Bar.
Assembly : small difficulty centered the tire on the rim, it is necessary to
inflate to 6 Bar, and to deflate then.
Design : Very Nice (coppy identical of Wolber Randonneur)
Test : Very flexible even at 5 Bar !!! Very travelling, no noise of rolling,
very hooker. But it is necessary to see in time.
6月に納車したばかりの自転車が不幸にも走行中の段差の衝撃でダウンチューブに皺がよってしまい交換することとなってしまいました。夜の雨天走行で段差に気がつかなかったんですって。でもIさんはしょげたりしませんよ。「黄色い方がええわ」とむしろ嬉しそうです。しかも近々アメリカ大陸横断を計画中!今日は息子さんと組み付け作業の見学もしていかれました。
Vintage Bicycle Quarterly(VBQ) 改めBicycle Quarterly(BQ) の最新版が届いています。今回は最新のタイヤのパフォーマンステストのレポートが巻頭記事です。もちろんグランボアオリジナル650Bタイヤ「シプレ」も比較対照品のひとつとしてテストを受けてますよ。他には「ルネエルス」の工房を最後まで支えたジャンドゥボア氏によるエルスオリジナルステムの製作過程の説明記事があります。
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「Vintage Bicycle Quarterly」 編集者であるJan HEINE氏が英語だけでなく仏語、独語を操り、自ら取材し記事を書いています。年間購読受付中です。年4回発行 年間購読料4,000円 送料960円(4回分)