アイズの独り言

大変残念ではありますが、毎年5月の第3日曜日に開催していましたアレックスサンジェのオーナーズミーティング「Rendez-Vous Alex SiNGER」は中止が決まりました。

 

昨日、会長(クリちゃん)と事務局長(親方)が電話で話し合い、昨今のコロナウイルスの流行をふまえ、日本各地から集まるメンバーの健康を第一に考えて中止せざるを得ないとの判断に至りました。自転車でのサイクリングのほかに夜の宴会もこの集まりの欠くことのできない楽しみとなっていますからね。。それに重症化しやすい年代も多いですし。。

また、来年。

みんな、元気でいてくださいね。

 

あぁ、それにしても中止の案内ばかりで滅入るわぁ。

 

 

 

こちらのモディファイは順調に進んでますよ!

つちやはるみ


今日は曇り、時々雨。

まるでお天気までもが今の日本を憂いているかのように雨が続きます。でも気温は暖かく、美山でも一斉に春の花が咲き始めました。

 

「素」のままの自然が妙に生き生きと見えます。。。

 

 

 

ただ、この雨もどうやら今日が最後のようで、明日以降、しばらくはまた晴れ間が戻るようです。嬉しいような、心配なような。。。お天気が良いとどうしても外に出たくなりますものね。

私たちの身近には今回の感染症に罹患された方はまだいませんが、世界の状況や、大都市の感染者の推移をみていると、これから日本が迎える事態にただならぬ怖さを感じています。重症患者を受け入れるICUや危篤状態の患者を救うためのレスピレーター(人工呼吸器)がケタ違いに必要だとのこと。ホントですか??テレビのコメンテーターなんかは「もっと必要です。」「早く作って準備しないと間に合わない。」なんて言ってる。

えー。。機械だけ作って管理する人はどうするの??

人工呼吸器をつけるって大変なことだよ。

生死の境をさまようってことだよ。

たとえ何とか生還できたとしてもその重篤な肺炎の後遺症を考えるとゾッとします。絶対に軽症の内に対処するべきです。でも、すごい勢いで感染者が増えているのです。ワクチンも特効薬も無い感染症で最終的に力になるのは自分自身の免疫力と体力です。そして、人は必ず誰かとつながっています。自分は運よく軽症で済んでも、その先にいる誰かが生死の境をさまようことになるかもしれません。なので、いずれ罹るとしてもどのタイミングで罹るかはとても重要で、今はどんな人もかかってはダメなのです。

絶対にこの最初の大きな感染の波に乗るべきではありません。(いろんな意味で)

 

 

 

まずはこの1か月は我慢。

買出しで店内にいるのは20分以内。できるだけ「ほしい物」にだけ触れるようにします。店頭に手指消毒剤がおかれいる場合は店内に「入る時」だけでなく、「出る時」にも使わせていただきます。入るときはお店/他の人のため、出るときは自分のため。なので入るとき忘れても、出るときは忘れないで。ただ、手指消毒剤は今なかなか手に入らなくて困っています。アイズではバーテープのニス塗にエタノールを使っていたので大変です。でも、しばらくは仕方ない、ニス塗の方は溶剤を代替品で何とかこなしていきます。

手洗い、うがい、マスク。

手洗いは薬用せっけんがあれば使いますが、無いときは流水でしっかり洗います。ここは神経質にならずこまめに洗うほうが大切かと思います。そして、水けを拭くときには自分専用のハンカチか、ペーパータオルがあれば使います。送風式の水分を飛ばす機械は多くはキチンと掃除がされておらず、「跳ね返り」が必ずあるので使いません。

人と面するときは飛沫を抑えるためにマスクをします。そして、一日の終わりや外出から戻った時には必ずうがいをするようにします。あと、バッグにはのどに直接噴霧するポピドンヨード製剤を携行しているのと、車には一粒づつ包装された梅干を常備しています。梅干しはある種のおまじない。「よし、これでコロナにかからないぞ!」と思って、人混みに出た後に一粒頬張るようにしています。

飲酒は解毒の役割を担っている肝臓を休ませるためにも控えるようにします。まちがっても「アルコール消毒だぁ」なんて言って飲みすぎていたのではいけません。万が一感染した際は体の総力が大切になるのです。

あとはしっかり食べてしっかり寝る。

 

来年の春、みんなでお花見できるよう、頑張りましょう!

(今回は元看護師としての独り言でした。)

つちやはるみ


今日も京都は雨。

アイズバイシクルはいつもと変わらずお仕事に励んでいます。

今日もいろいろ組みあがってますよ~。完成車の写真はインスタやフェイスブックにアップして済ましてしまうことが多くなって、ギャラリーページほったらかしですね。。。気にはなってるですよ。。。スミマセン。。

 

 

で、今日は久しぶりにブログでご紹介。

こちらはフレームオリジナルのままクリーンナップで仕上げたエルス。

 

そして、フレーム持ち込みで組み立てを仰せつかったシアトル系ロードバイク。

いろんなお仕事ありがとうございます。

 

 

 

そして、きょう再入荷したのはキムラ製作所のバッテリーライト!アイズでもずーと扱っていますが、未だに希望が絶えない人気の定番商品です。お待たせしました!

 

 

 

あと、外出自粛のこの期間、おうちでも自転車を楽しんでいただくように、こんなのいかがでしょう。

自転車の絵柄が入ったお湯のみ。きっとご存じの方も多いですよね。

 

 

昔から京都のお店で使っているもので、私たちの自宅の近所の陶芸家さんに焼いてもらっています。これまでは非売品で何かのお礼や記念に使っていましたが、わずかながら未使用のものがございます。

 

 

錆色っぽいのと、 (完売しました)

 

 

クリーム色っぽいの。

 

タンデムの絵柄は2客のみで、あとはソロの自転車です。(タンデム柄は完売です。)

一客 1,500円(税別)

 

お湯呑みご希望の方はメール、もしくはオンラインストアご利用時にカート内ご要望欄にてご希望をお知らせください。

 

楽しい週末を!

 

つちやはるみ


今日は久しぶりに朝から雨。

天気予報を見ると、わりと全国的に雨模様ですね。自宅にこもるにはやはりこんなお天気の方が良い気がします。春爛漫な天気だとどうしても外出したいし、誰かと会っておしゃべりや食事なんかしたいですものね。

 

さて、全世界が今や大変な状況を迎えていて、日本でもオリンピックは延期が決まり、少しづつ様子が変わってきているのは皆様ご存じの通り。しかも、直ぐに収まることではなさそうです。。。

そこでアイズではできるだけスタッフやお客様の健康を知らないうちに損ねることのないように、自分たちでできる対策を始めています。

 

やはり、一番厄介なのが自分自身が自覚しないうちに感染源になっているかもしれないという事だと思います。それと、金属やプラスティックの上だと2-3日間程度ウイルスが生存するという事。

なので、親方をはじめスタッフは皆マスクを着用してお話させていただきますし、修理の自転車などはまずはお店の外でお預かりさせていただきます。手洗い、拭き掃除などもこまめに行います。時々ドアを開けたままにしてしっかり換気をしてお客様とスタッフを守る努力を始めています。

 

それにしても、これは数週間や、数ヶ月の辛抱で終わる話ではなさそう。。私たちはそれに合わせて工夫したり、生活の仕方を変える必要があるのでしょう。電車やバスでの通勤を自転車に変える方も増えるのかな。外出自粛のこの時期は、長年ほったらかしてる自転車のレストアや、新しい夢の自転車の構想を練ったりするには良いタイミングかもしれませんよ!

次の自転車はグランボアで、と思ってくださっている方、是非「今」ご検討ください。今のタイミングですと、親方フレームで納期はおそらく今年の10月以降、東叡社さんのフレームですと5月以降になる予定です。

 

それと、完成車のご注文はこれまで一度はご来店いただくことが一つの条件でしたが、このご時世ですのでメールでもご相談お受けします。また、これはまだ初めてなのでうまくいくかわからないのですが、スカイプ(テレビ電話)でのご相談もありかな、と準備を進めています。ただし、いずれの場合も初心者の方はきちんとサイズを決めるためにもご来店いただくことをお勧めします。

 

来年の春、新しい自転車でどこに出かけよう、そんな楽しいことを考えながらこの厳しい時代を乗り越えられたら良いですね。

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2日前、私たちも少し春を楽しんできました。

京都の田舎はまだまだ平穏です。たった2時間ほどでしたが、この時期にこんな風に過ごせるなんて幸せなこと。

 

 

 

 

そして、春を楽しむ生き物たち。

もう、ツバメが来ていましたよ。仲良く巣作りに励んでいました。

 

 

こちらは開き始めたばかりの桜とモズ。

 

 

こちらはおなじみヒヨドリ。果物だけでなく、葉物も食べるんですね。

 

 

飛んでる姿より、歩いてる姿をよく目にするセキレイ。

 

 

 

こちらはちょっと珍しいキレンジャク。私も初めて見ました。

 

 

 

 

そして、我が家の猫。

 

 

コロナって何?

美味しいの?

つちやはるみ


こんにちは、スタッフの前野です。
先日開催されたオダックス近畿主催のブルべBRM315近江八幡200㎞に参加してきました。
まず結果から言うとDNF。完走していません(^^;) 何故こうなったのか簡単に紹介していきます。

自分にとって昨夏のPBP以来のブルべ。事前準備のコース確認やキューシートの印刷、参加申込書の記入など去年は淡々と行っていた作業が新鮮に感じました。今回の目的は200㎞の認定獲得と4月に控えているグループで走るブルべ“フレッシュ”にむけて走力を向上させること。徐々に長時間の走行に体を慣らして4月を万全の状態で迎えるためです。この日はブルべ200㎞+自宅から近江八幡駅まで往復約100㎞を自走することにしました。なのでセルフ300㎞ブルべということです。

 

コースはJR近江八幡駅前をスタートして→ 日野 → 御杖 → 曽爾 → 伊賀上野 → 信楽 → 近江八幡に戻る206㎞。獲得標高は3000m越えで高い峠はないものの登りが多いコースです。

当日の天気は午後から崩れる予報。ただ、予報と照らし合わせた自分の計画では8時にスタートして17時ごろゴール、自走で2時間半かけて帰宅しても雨からギリギリ逃げ切れる算段でした。走行時間が短く獲得標高が3000m超の登りが多いコースなので余分な荷物は持つ必要が無いと判断し700Cロードで出走しました。荷物を減らすために今回は輪行袋、レインジャケットも持っていません。コースに含まれる地域に京都まで輪行で帰りやすい駅が少ないこと、200㎞ブルべは基本的に日没までにゴールできるので何かトラブルがあった場合でも対処できる可能性が高いということもロードに決めた理由です。
計画段階の僕は忘れていました。3月中旬と言えど気温は低く、天気は必ずしも予報通りにならないことを。

4時過ぎに起床、5時に自宅を出発し大原→途中越え→琵琶湖大橋経由で近江八幡駅に向かいました。大原では気温計が̠−2℃を指し末端に痛みを感じる寒さ。それでも途中越えを琵琶湖大橋へ向けて下るころには陽が昇り暖かさを感じるようになりました。

近江八幡駅前でいつものようにブリーフィングを経て8時スタート。今回のブルべはPCが2か所、フォトチェックが1か所、通過チェックが1か所の計4か所の通過証明が必要です。まずは18㎞地点のフォトチェックから。

フォトチェック後はアップダウンの多い伊賀コリドールロードをパックになって飛ばします。

67㎞地点のコンビニでパックから外れて以後単独走行に。今回のコースは普通なら気が付かないような林道が数か所組み込まれていて刺激的でした。この写真の後、下り区間もかなり荒れていて泥除けのない自転車はドロドロになりました。

95㎞地点の通過チェックは道の駅に設置されているスタンプをブルべカードに押します。

伊賀上野から信楽に抜ける御斎峠(おとぎとうげ)の登りから天候が怪しくなってきました。

みぞれ混じりの雨がポツポツ・・・まだ想定内です。

御斎峠の峠には句碑があります。ちなみに峠の石碑は伊賀上野側、峠の少し手前にあります。

信楽に下ると路面はウェット。PC2で紅茶を飲んで暖を取ります。朝ドラ効果と思われる交通量の多さに驚きながら湖南市へ抜ける今回最後の登り、アセボ峠にかかります。峠を登り始めてすぐに空が暗くなり雨が降り始めました。標高を上げていくと雨はみぞれ交じりに打ち付け全身を冷やし始めました。

多少の雨なら上半身はメリノウールのウェア、下半身はビブタイツの撥水効果で気にならないのですが今回の雨とみぞれには完敗。持ちこたえていたビブタイツに水が浸透し始めると一気に冬の寒さに。そして下りではフロントのマッドガードとフラップが無いので路面から跳ね上げた冷水でシューズもあっという間に水浸しになりました。

アセボ峠を下りきって湖南市に入るころには雨も上がっていたのですがこの時すでに17時過ぎ。ゴールの近江八幡方面に向かう交差点のコンビニでいったん止まりこの後どうするか考えました。現在地は190㎞地点でゴールまで16㎞。ゴールまで走るのは問題ないのですがその後が大変です。ゴール後近江八幡から自宅まで54㎞を走れば帰宅は確実に21時過ぎ。ここでやめて自宅まで最短コースを走れば約40㎞。まもなく日没を迎えて気温が下がるのに服は濡れていて防寒具もなく、頼みの綱である輪行袋も持っていません。今回のブルべはPBP出場がかかっているわけでもないし、風邪を引いて翌日動けなくなるリスクを取る価値は無し。残り僅かですがブルべはここで中断し、自宅まで最短ルートで帰ることに決めました。
湖南市からは近江大橋、山科を経由して京都市内へ。大津に着いた頃には寒さで指先の感覚が無く、補給食の包装も開けられないほどでしたが牛丼屋で夕食を摂って復活。20時過ぎに帰宅することが出来ました。
ブルべの認定こそ取れませんでしたがこの日は自走で54㎞+ブルべと自宅まで合わせて233㎞の計287㎞を走ったので満足です。DNFした後はしばらく気持ちも沈むのですが今回は清々しい気分です。


使用した自転車です。タイヤは昨年7月のブルべから使用している700×28Cエキストラレジェ。パンク修理、サイドカット対策のタイヤブート、チェーントラブル、各部の調整に対応できる工具に加え、補給食や増えた荷物を携帯するためのグランボア印の軽量サコッシュをシートチューブのツールケースに入れています。サコッシュは朝、自宅から自走する時におにぎりを運ぶのに役立ちました。ブルべ中は必要なかったのでツールケースの中へ折りたたんで収納。今回はしませんでしたが輪行時に身の回りの携行品などをまとめるのに便利です。携帯工具はトピークのラチェットロケットライトDX+。フルセットでは携帯せずラチェットハンドル、エクステンションバー、4~6㎜のビットとチェーンツールビットのみを携行しました。

夏ならこの装備でも問題なくゴールまで走って自走帰宅できたと思いますがこの時期は雨具、輪行袋などの保険を掛けておくべきでした。

ハンドルはリーチが短いアナトミックシャロー形状のグランボアモダンマースバー。日東M106と同様の形状ですがバルジ加工のハンドルです。アルミに焼き入れがされたハンドルに比べるとしなりを感じやすく長時間の走行に適した優しい握り心地です。


変速レバーはダイアコンペのパワーラチェットタイプでカンパニョーロヴェローチェ10速の前後メカを動かしています。こちらのレバーはインデックス式ではなくフリクション式ですが、ラチェット機構のおかげでリアメカのテンションに負けることもなく絶妙な具合です。実際に使うまでは10速をインデックス無しで変速させることに懸念があったのですが調子よく変速が決まります。
Wレバーにするとダンシング中や荒れた下りでの変速が困難になり走行性能の向上という点でメリットはほぼありません。
それでもWレバー特有の「レバーを動かしてシフトケーブルを引いて(緩めて)変速機を移動させ、チェーンが変速した瞬間のショックがWレバーを介して指に伝わる」一連の流れ。これは電動変速やデュアルコントロールレバーでは味わえないものです。これが味わいたいが故にWレバーに変えました。このアナログな操作感はハマりますよ。

 

さて、次に予定しているブルべはBRM328近江八幡300㎞。もちろん次回はフロントバッグに雨具と輪行袋を入れてランドナーで走ります!

まえの


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