イデアルからサドルなどが入荷しましたのでお知らせします。
そして、悲しいお知らせ。
今回の入荷分から円安の影響が大きくこれらも近日価格を上げざるを得ない状況です。今月いっぱいは「おすすめコーナー」に掲載する予定ですが、それ以降は価格が変わります。ご購入を悩まれている方はこの機会に是非。4月中は旧価格の5%引きです。
国内メーカーも材料費の高騰、海外で生産している取引先からも連日値上げのメールやファックスが届いていて思わずため息が出てしまいます。
5月から6月にかけていろいろ値段が変わりそうです。
それにしても1ドル140円から150円になるとの話もあり、ぞっとしています。ドルだけでなく、ユーロに対しても円は安くなっていますのでベルトゥ製品やSONなども次回入荷分は影響を受けてしまいそうです。。。
***
あと、ヴィンテージバイクではロッシンやデローザ、軽量TOEIデモンタなどもオンラインに掲載できました。いずれも素晴らしい逸品ばかりです。
サイズが合うようでしたら是非ご検討ください。
それと、キムラ製作所からも待望の製品が入荷しています。
グランボアオリジナルの給電式直付テールランプ・キャパシタ(コンデンサー)内蔵モデル!
走行停止後約5分程度はそのままの明るさで点灯しています。
製品の特長や使用感は後日前野店長がレポートしてくれる予定です。
お楽しみに!
アイズラリーを開催します。日時は4月29日金曜日の昭和の日です。
最近ではCoppa del Cambio Bacchettaというロッド式のリアメカだけの自転車のレースを開催しておりましたが、いつも使用していましたコースは全舗装のキレイな道になってしまいましてちょっと面白みに欠ける状態です。また一昨年からのコロナ禍でイベントもほとんどできずに過ごしてきましたが、久しぶりに皆様と走れる機会を持とうと思っています。
集合は日吉ダム管理事務所前テニスコート駐車場に午前9時半です。出発を10時とします。
場所は日吉ダムに集合しまして、ダムの湖岸を走って、桂川上流の山国神社まで走る周回コースで距離は50km弱となります。今までも何度か走っているおなじみの道になります。
可能な限り平坦なコースを選びまして、ランドナーはもちろんタンデムやカンビオコルサなどのビンテージロードでも走れるコースとなっています。
昼食は山国神社あたりでお弁当を広げるつもりです。お弁当は周山の道の駅「ウッディ京北」かスーパー「サンダイコー」で調達できます。
雨天予報の場合は中止しますので、前日の午後6時にこのブログでお知らせさせていただきます。コロナ対策のマスクはお忘れなく、走行中は外されても良いと思いますが、休憩時にはマスクを着用していただけますようお願いいたします。また必ず自転車保険にはご加入の上ご参加ください。京都は条例で保険加入が義務となっております。
途中参加、途中離脱、OKです。
皆様のご参加をお待ちしております。
4月13日に試走した時の写真です。29日はきっと新緑がきれいです。
先週末、東京のビッグサイトで開催されたサイクルモード、今回はグランボアのビンテージ部門の「ギャラリーグランボア」が出展させていただきました。ご来場いただいた方々、お手伝いいただいた方々、本当にありがとうございました。久しぶりの大きなイベントでワクワクドキドキでしたが、無事に終えることができてホッとしています。今年はこれからいろいろイベントが再開できそうですね!
さて、サイクルモードでは選りすぐりの10台を展示しましたが、そのうちの9台が京都のお店に戻ってきています。
なかなかお目にかかれない素晴らしいものばかりでご来場いただいてご覧いただけた方は楽しんでいただけたんではないでしょうか。アイズバイシクルでもここのところビンテージの自転車は違う場所で保管していましたので、こんなたくさん貴重な自転車が店内に並んでいるのは久しぶりです。
・1967年製ルネエルス/530mm/オールメッキ
・1977年製ルネエルス/525mm/エルスブルー
・1973年製デローザ/500mm
・1962年製プジョー/550mm
・クリスタルカラーのロッシン/530mm
・超軽量デモンターブルTOEI/530mm
・JUY543仕様のグランボア/540mm
・その他いろいろ
興味のある方はぜひ見に来てくださいネ。
それと、久しぶりにオンラインストアでの「おすすめコーナー」にも商品をピックアップしています。良い機会ですのでビンテージパーツをメインにセレクトしていますよ。おすすめコーナーは5%引きですので是非ご利用ください。
ようやく京都の山奥の里にも梅の花が咲き、フレームを製作するアトリエも寒々とした冬を抜けて気持ち良く作業できる季節になりました。今年の桜はどこで見ようかと思案しています。丹波篠山のお城と宮田川沿いの桜並木か、はたまた福井のおおい町・佐分利川沿いも素晴らしい桜並木が続いています。
そんなツーリングに便利なバッグサポータがようやく再入荷しました。
作っていただいてる日東さんは世界的なツーリング車ブームで大忙し、そんな中何とかやり繰りしいただいての再入荷です。でもこれまた世界的な自転車部品の値上げの例にもれず、材料原価の値上がり等があり価格が上がってしまいました。それでも日本で生産してこの価格で出していただけますので、日東さんには感謝感謝です。
合わせて一般のカンチブレーキのランドナー用のフロントキャリアも入荷しました。
関東のビンテージファンの皆様へ。
4月2・3日に東京ビッグサイトで開催のCYCLEMODETOKYO2022のビンテージバイクマーケットに出店します。今回はエルスをはじめとした10台を展示販売します。ご覧いただくだけでも充分値打ちがあると思います。ご来場をお待ちしております。
【DAY3】
天草イルカウォッチングツーリング
8時30分スタート。
2日目のお宿は下田温泉のくれよんさんにお世話になりました。全室離れで部屋風呂の有るちょっと贅沢なお宿ですが、感染のリスクを減らす意味もあって奮発しました。でも結果的に設備やサービスの割にとてもリーズナブルだと感じましたよ。
お湯は源泉かけ流し。食事は朝夕とも完全個室。しかもそのお料理!
ホームページに出ているお刺身の盛り合わせ、あれ、見えてる部分で1人分なんです。だから、エビの後ろにも同じだけギッチリ盛られています。どう見ても6人分くらいあります。
*
私 「わ、私たち、2人しかいないんですけど。。」
女将 「天草ですから!」
私 「えー。でも、とても食べきれません。。」
女将 「大丈夫です。残った分は明日かき揚げにして差し上げます。」
*
そうなんです。
伊勢海老の頭は夕食〆のお味噌汁にしていただいて、食べきれなかったお刺身はチェックアウトの時にかき揚げにしておにぎりと一緒に持たせてくださいました。これはとっても助かりました。その日の昼食の心配をしなくていいんですから。それに、いろんなお魚のかき揚げって美味しいですね。家で再現したくなりました。
これは朝ごはん。パンはとても食べれないのでこれもお弁当に持たせてくださいましたよ。
でも、やっぱり、多すぎますよね。
日本の旅館の良いところでもあり、悪いところでもあり。今回のように食べきれなかったものを再利用してくださるところって少ないですから。
と、お宿の話が長くなってしまいました。
***
で、この日のメインイベントはイルカウォッチングでした。
天草の海岸線をずーと走って、途中イルカウォッチングのツアーで野生のイルカを見て、それから天草の上島の先、前島まで行こうというプランです。
ですが、残念なことにこの日の天気は曇りのち雨。夜半から風が出ていました。
何かと思ったら、大根でした。
これぞ天日干し、おまけに潮風にさらされて塩まで効きそう。
美味しく漬かりそうですね。
で、結局、ツアーは欠航。
この日のメインイベントは無くなってしまい、ただただ海沿いを走ることに。しかも、天草市内に向かうこの道は車の量が多く、私たちにとってはちょっと辛い道でした。途中、本渡海水浴場でお弁当を食べた後、この日のメインイベントの穴を埋めるべく、本渡港公園、歴史民俗資料館、とれたて市場、有明タコ街道の道の駅 (リップルランド) など、寄れるところは片っ端から立ち寄りました。
本渡港公園の天草四郎さんと記念撮影。
途中、少し小高く見晴らしの効く場所に金網で囲われた場所。
小さな説明板によると天草特攻隊の発進基地だったとのこと。
この場所で命を懸けた若者たち、かたや同じ場所を呑気に自転車で旅する私たち。
過ごす時代が異なるだけでこんなにも違う空間になるんだよね。
しばらく想いを馳せながら青い空を眺めていました。
上島へ渡る橋。
塩田です。
雲仙普賢岳が前に見えたり、横に見えたり、後ろに見えたり、それでもだんだんと大きくなってゆくのが楽しかったです。
上島に渡ってからはさらに交通量が増え、しかもいくつか超えなくてはならない橋は幅が狭くちょっと危険。前島のこの日のホテルまで油断ならない道が続きました。
宿についたのはやはり5時。イルカツアーに行ってたら、ちょっときつかったかな。
走行距離 77.24km
獲得標高 +661 m / -662 m
【DAY 4】
最終日。
この日、京都に19時着でプランを練ると、熊本を15:02発の新幹線に乗る必要があります。
親方の最初のプランでは御輿来海岸や長部田海床路などの海岸線の名所迄足を延ばして住吉駅から輪行する予定だったのですが、「ちょっと無理する必要があるなぁ」、「しかも潮目も悪い」、という事でJR三角線始発駅の三角駅までのツーリングプランとなりました。
「ちょっと無理する必要があるなぁ」というのは13時57分発の住吉駅発に乗ろうと思ったら輪行する時間も考えて13時過ぎには着いておきたい、とすると4時間ほどで40km強走ることになり、のんびりお昼ご飯や観光などしてられないなあという事。
「潮目も悪い」という事は目当ての観光地は夕日が良かったり、引き潮の時が良かったりという風に訪れるタイミングが重要。今回は残念ながらそのタイミングではないという事。
で、三角駅13:31発の熊本行きに乗るというプランだと、昼食は輪行を済ませた後に三角駅周辺でとることとなり、万が一ギリギリになったとしても昼食用の時間で少しは調整が効きます。それに、4時間で20kmほど。これならそこそこ観光も楽しめそうです。
*
悩んだ挙句、プランを短くした親方と私は朝からなんだか余裕です。
「近くに水族館があるからちょっと寄って行こうか。」
昨年末にリニューアルオープンしたばかりの海に浮かぶ小さな水族館。中を見るだけだったら小一時間もあれば十分な規模です。だけど、近くにはおしゃれなカフェやお土産物屋が立ち並ぶゾーンがあって誘惑多めです。
昨日見れなかったイルカ。
朝一番の健康チェックと朝ごはんの時間を貸し切りで見学させていただけました。
しかも、遊覧船があるのを発見した親方は乗りたいと言い出した!
天草の島々をつなぐ5橋を巡る約40分の周遊船ですが、これまた貸し切り状態。
「イルカ、見れますかね?」と尋ねると、「運が良ければ」と笑顔。私が海の美しさを褒めると「僕が子供のころはもっとずっときれいだった。」と。他にお客もいないので、まるで大きなタクシーに乗ったかのように船長さんとたわいない会話を楽しみました。
終盤に「ほら、あそこ」と教えてくれた先に渡り鳥の群れ。
慌てて撮影して見事にピンボケばかりですが、ウミウの大群でした。大きな鳥が一斉に飛び立つシーンは大迫力。一緒に写っているカモメと比較してもその大きさがわかると思います。大食漢の鵜がこんなにたくさんいるのですからやっぱり天草の海はとても豊かなんだなぁ。
案の定、余裕があったのも束の間、この後は時間との競争ですよ。
なのに、駅へ向かう島の真ん中を通る道は交通量が多く急遽迂回して海岸線を行くことに。
そりゃこっちの方が楽しいんですけどね。
そして、駅まであと少しというところでパンク発生。
5分もかからずリカバーしました。(さすがプロ!)
三角駅に着いたのは12時40分くらい。
よし!
お昼食べられる!?
輪行しながら話しかけてくる地元のおばあさんとおしゃべりしているとあっという間に時間は過ぎ、結局ランチはできませんでした。
でもね、楽しいひと時。
「私ね、娘にいつも言ってんの、旅しなさいって。旅は良いよ~。一番良かったのは与論島。行ったことある?」
与論島、行ったことありません。
なので、来年の旅はそこにします。与論島。
親方、即断してました。
*
車窓から見えた御輿来海岸。
夕焼けじゃなくても良かったかも。
走行距離 34.85km (周遊船含む)
獲得標高 +299 m / -299m
*
私の旅の装備についても書こうと思っていましたが、今回ほとんど写真がありませんでした。また、次回。次は5月か6月の富山を計画しています。
さぁ、旅に出よう!