先週末の3月第2日曜日、3年ぶりにラリーグランボアを開催することができました。
今回は1週間ほど前にブログでひっそりと開催を告知したのみでしたが、20名以上の方々にお集まりいただきました。
ご参加いただきました皆様ありがとうございました。
今年のラリーグランボアはコロナ禍を考慮して従来のラリーグランボアのようにアイズバイシクルに集合して走り出すのではなく、持越峠のカフェに自転車で集まるというコンセントレーション方式。
峠で久しぶりにお会いした方々と青空の下お話しするのは楽しい時間でした。
ここからは時系列順に写真を紹介していきます。
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目指すは持越峠。午前中は気持ちよく走れる良い天気に恵まれました。
多くの方が登った持越峠の雲ヶ畑側は、短い距離ながら勾配が急で登り応えがあります。
10時のカフェオープン前、写真を撮ろうと峠を下っていくと、早速本日1番乗りの方に出会いました。
持越峠への分岐は峠の看板が沢山あるので初めてでも迷わずに行けるはずです
持越峠で一番厳しいヘアピンをパワフルに上るベテランのOさん。
奥様手作りの美味しいお菓子ごちそうさまでした!
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10時半ごろから皆さん続々と峠に到着!
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峠では自転車談義に花が咲きます。
カフェでは参加記念品のステッカーをプレゼント。コーヒーとウクライナ、ロシアのお菓子で一息ついていただけたでしょうか。
昨今のニュースを見ていると、こうしてみんなでサイクリングに出かけられることが如何に幸せなことかと考えさせられます。
大半の方が峠に到着されたので集合写真を撮ろうと準備をしていると、部品構成に色までそっくりな2台のカンビオコルサで峠に現れたのはS夫妻。
峠では押し歩いた場所もあったようですが流石です!
11時に峠にいる皆さんで記念撮影
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峠で集合写真を撮った後、自分と伊藤は一足先に店へ戻ります。
持越峠真弓側を登ってきた方々と会話をして記念撮影。
皆さんいい笑顔です!
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午後はお店でくじ引きとショート歓談タイム。
”ラリー裏ンボア”と称して持越峠の後に遠回りして神明峠、保津峡を経由して戻ってこられたグループもありました。
久々の開催でスタッフ一同楽しい1日を過ごさせていただきました。
改めてラリーグランボアにご参加いただきました皆様ありがとうございました!
そして今回は参加できなかった方もまた一緒に走れる日を楽しみにしています。
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コロナ禍とウクライナ戦争、そして今週は東北での地震と落ち着かない状況が続いています。
こうして何事もなく自転車を楽しめる事に感謝し、平穏な世の中になることを願います。
梅の花が満開になりようやく春の兆しが見え始めました。2年に渡って続いている新型コロナ感染症のトンネルもようやく出口が見えてきています。未来への扉が開け始めているそんなときにはるか西の国では理不尽な惨事が起きてしまいました。愚かな独裁者の妄想がそのわずかな曙光を閉ざそうとしています。でも私たちが望んでいること出来ることは自由に動き廻り、自由に語り合える場を持つことではないかと思います。そうした場を最初は小さなスペースでよいから起こそうと思います。
大仰な物言いになってしまいましたが、コロナ禍の次にやってくる時代のあり方に沿った多くの自転車乗りが集まれる場を作ることの第一歩としてラリーグランボアを再開したいと思います。
今回はいままでの日程をちょっとだけ形式を変更しました。スタートの受付はありません。朝アイズバイシクルは閉まっています。直接コントロールポイントへお越し下さい。その後アイズバイシクルまで走っていただいてのお楽しみとしたいと思います。
2017 Rally GrandBoisの風景
◇日時 2022年3月13日 日曜日
◇コントロールポイント “cafe de GrandBois” 10:00~11:30@持越峠
コントロールポイントの開設時間は10時から11時30分を予定しています。ここで必ず記念のシールをもらってください。ゴールのあとの抽選会の参加証となります。
また、ここではではアイズバイシクルスタッフが暖かいお飲み物とお菓子をご用意してお待ちしています。必ずマイカップをお持ちください。今回から紙カップの提供はございません。暖かい日ですと、持越峠でお弁当も気持ちいいですよ。
◇ゴール・抽選会 13:00~17:00@アイズバイシクル
ゴールの受付は13時~17時です。コントロールポイントで記念のシールをもらったらアイズバイシクルまで走っていただき抽選会にご参加ください。ささやかではございますが景品をご用意しています。以前のようなアイズバイシクル内での飲食の提供はございません。
◇参加費 500円 グランボアで参加の方は無料です。当然のことながら新型コロナへの感染対策はご自身の責任において行ってご参加下さい。
【注意点】
※ラリーグランボアでは、走行中の事故等の保険の用意はございません。必ず整備された自転車で、任意の自転車保険にご加入のうえ、交通マナーを守り、自らの責任でご参加ください。自転車のメンテナンスにご不安のある方は、必ず事前にご相談ください。アイズバイシクルでも自転車の点検を行っております。
※雨天の場合は中止となります。中止の場合は3月12日(土)にこちらのブログにてご案内いたします。
【申し込み】
ご参加いただく場合は、3月11日(金)までに必ずお電話またはメールにて直接お申し込みください。お連れ様がいらっしゃる場合も、直接ご本人さまより参加申し込みをいただきますようお願い致します。
ラリーグランボアについて、ご不明な点やご不安な事がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
【DAY 2】
長島-下田温泉 天草天主堂巡り
9時前にスタート。
夕暮荘。
夕飯で「伊勢海老コース」というのをお願いしておいたら、もう、新鮮なお魚のお料理が「これでもか!」って言うほど出てきてびっくりしました。大食漢の親方が「もう、無理。」っていうくらい。食べ残すのは本意ではないので全部食べましたが、もうお腹パンパン、しばらく動けずそのまま眠ってしまいました。。しかも個室で配膳していただけましたよ。ただし、感染対策でアルコールの提供は一切ありましぇん。(親方は下戸なので良いんですけどね。。)
見渡す限りジャガイモ畑。
そして、道の駅の名前は「ポテトハウス」。
思わず道の駅からジャガイモとサツマイモ10キロを代引きで送ってもらいました!
この街路樹 (?) はなんだか分かりますか?
なんとポインセチアです。
そう、クリスマス前に市場にバーッと出てきて、クリスマスが終わると儚く枯れてしまう。。(私だけかもしれませんが。)
こんなに大きくなるんですね。しかも野外で冬越ししているようです。
寄り道が過ぎて親方ちょっと焦ってましたが、天草へ向かう10時の船に間に合いました。
くまモン!
電車に乗ったり、船に乗ったり、自転車乗ったり。乗ってないのは車だけ。日頃は車での移動が多いので車に乗らないってだけでもリフレッシュできる気がします。
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さぁ、天草へ上陸です。
梅爛漫。
出水ほど多くはありませんが、天草にも鶴の姿を見ることができます。
目の周りの鮮やかな赤にふっくらした尾羽をもつのが成鳥の証だそう。
そして常に家族単位で行動するようですよ。
海に近い河口には鴨もたくさんいました。
すごい数ですね。
お天気は快晴です。走っていると汗ばむくらい。
穏やかな海では真珠の養殖がおこなわれていました。
昼食は天草コレジョ館の近くでたまたま見つけた「木馬」という喫茶店を利用しました。コース上はもともとレストラン的なものが少ないうえに、営業しているところがほとんどなかったので大変助かりました。しかも、美味しかった。「札幌オリンピックのテーマ曲」や「弟よ」なんかを聞きながらハンバーグ定食とコーヒーをいただき一休みできましたよ。
小さな灯台。
私は走っていて全く気が付いていませんでしたが、先日放送されていた「こころ旅」に出てきていましたね。奇しくもこころ旅チームと同じ道を走ったようです。この灯台を過ぎると一つ目の目的地はすぐのはず。
ほら。
【崎津教会】
小さな漁村の小さな教会。
畳の礼拝堂があるそうですが、今回、中には入りませんでした。その代わりと言っては何ですが、人気のない村の観光施設でビデオの説明を見たのと、天草産のはちみつを手に入れました。小さなフロントバッグに入るサイズです。そこにはきれいなトイレもありましたよ。
教会を過ぎると、
海を臨むマリア像。
なんか、信心なくても拝みたくなりました。
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さて、次の目的地までは上り坂。
海抜0mの教会から丘の上の教会までです。
【大江天主堂】
ここは誰も居なかったので中まで入らせていただきました。
ヨーロッパの教会と比べるとそれは質素なものですが、清潔で、手入れされていて、ほんわか温かい気持ちになりましたよ。
大江教会からはさらに上ります。
点在する民家の間を登り、海沿いの道へ。
良い天気で、車も来ないし、ご機嫌な一日。
ところが、道中、土砂崩れの跡や、道が陥没してしまっている箇所がそのままになっています。
藍の岬キャンプ村が見えました。
あーっ、やっぱり。全面通行止!
降りてきた道を振り返ると小さな看板がありました。
自転車は通れないことはないですがトラブってたら大変でした。
この後は海沿いを離れ、下田温泉を目指します。
途中バイパスができていてトンネルになっていますが、旧道はまたしても全面通行止。歩道があったのでトンネルを行きました。
走行距離 78.89km
獲得標高 +1,131 m / -1,157 m
船を含んでますが、結構走りました。
前夜、あんなに食べたのにもうお腹ペコペコ。
宿には予定通り5時着。
この日のお宿は「湯の宿くれよん」さんです。
取り急ぎ、
パナレーサーさんの納期もジワジワ延びてきていて早目にオーダーしていても欠品してしまうことが出てきてしまいました。
今回は早めに補充できてよかったです。(38Bは5月の予定です。。)
来週からいよいよ春の陽気だそうですね!
是非、新しいタイヤでサイクリングを楽しんでくださいね~。
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そして、このブログを書いているうちに泥除けも届きました!
H80、H79のほか、GB650MLなど太めのタイヤにピッタリなサイズです。
お待たせしました!!
寒いですね~。
今日はフレーム製作のアトリエがある美山町でこのブログを書いています。
まずは入荷のお知らせ。
ジルベルトゥ製品が入荷しています。いつも何かしら欠品していますが、今回はバ-エンドに取付けられるバックミラーやサイドバッグ、セパレートパニアなど人気の商品が届きました。あと、チタンレールのアラヴィも数個ですが入荷しています。
SONの製品も届いています。コーキシアルアダプターやヘッドライトもが入荷しました。
そして、お待ちかねの本所の泥除け、H31CNとH31Nが入荷しました。
次の入荷予定
長らく欠品しています太めの泥除けたち(GB650ML/H80/H79)や、32Bのタイヤは来週末に入荷の予定です。そして、今年の「エキストラレジェ」タイヤや650Bのリム「パピヨン」、「サンクフィーユ」の43Tも只今生産中で5月頃に出来上がる予定となっています。「シュエット」につきましては2632は間もなく、3642は今年の秋以降。
うーん、こうやって書き出すと欠品中のものが多いですね。。
スミマセン。
ただ、完成車をご注文いただいている方の分は確保してありますのでご安心ください。
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さて、先日、親方と専務は寒い京都を抜け出して、春めく九州は出水から天草を輪行ツーリングをしてきました。
皆がそれぞれ大変なこの時代に「旅なんて、、。」と思われる方もいるかもしれません。でも、心と体のリセットに旅は一番。しかも、自転車で行く旅はいわゆる「観光地」が旅の目的ではありません。旅のプランを立て、ペダルを踏み、上ったり下っりしながら心に残るシーンを探すのが自転車旅の醍醐味です。ですのでオフシーズンにはオフなりに楽しみがあり、混み合う観光地をパスしたとしてもその旅は十分完結するのです。一人でもいいし、夫婦や、親子でも良い。ちょっとした工夫で感染のリスクは減らせます。もちろん近場のツーリングも楽しいけど、是非、ダイナミックに旅する楽しさも忘れないでいてほしい。そんな思いで綴りたいと思います。
今回のツーリングのテーマは「出水の鶴」。
そう、北の「丹頂鶴」の次は南の「真鶴」です。
【出水の鶴】
鹿児島県出水市の開拓地はシベリアから飛来する鶴たちの越冬地となっています。多くは「ナベヅル」「真鶴」「クロヅル」などで、ピークは12月から1月。その数1万羽越えというからすごいですよね。数年前からその情報は聞いていて行きたいなぁと思っていました。
詳しい情報は出水市のホームページをご覧ください。
今回のツーリングプランの鍵は昨年の9月に行った北海道ツーリングの最中にありました。
旅の終盤、厚岸から釧路へ電車で向かう待ち時間での一コマです。
親方の視線の先には「JRフルムーンパス」のポスターが。
「これは使えるかも!」とひらめいた瞬間でした。
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【JRフルムーンパス】
二人の年齢を合わせて88歳以上の夫婦を対象に、JR線のグリーン車が自由に乗り降りできるお得なきっぷ。
自転車等の大型荷物も予約さえきちんとしておけば追加料金なしで持ち込めます。ただし、新幹線「のぞみ」号「みずほ」号などは利用できないのと、「発売期間」「利用期間」「有効期間」などが決められているので旅のプランは入念に立てる必要があります。
詳しくはJRのホームページをご覧くださいね。他にもお得切符の情報も紹介されています。
旅の最中に次の旅の構想と手段が固まり、また時期についても鶴たちが北へ帰る前、ピークは逃したとしても2月中という具合にプランがまとまったのでした。
次の旅の計画が仕事の励みになります。
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【プラン】
2022年2月13日~2月16日 (3泊4日)
入出駅と宿泊地
利用切符 : JRフルムーンパス5日間用
往路
特急「きのさき」 園部-京都
新幹線「ひかり」 京都-新大阪
新幹線「さくら」 新大阪-出水
復路
JR九州天草三角線 三角-熊本
新幹線「さくら」 熊本-新大阪
新幹線「ひかり」 新大阪-京都
特急「きのさき」 京都-園部
【DAY 1】
出水-長島 鶴観察ルート
家を出たのは朝の5時半ごろ。何といっても我が家から最寄り駅まで車で40分ほどかかるのでちょっと早めのスタートです。それでも870kmも先の目的地まで移動時間は5時間ほど。12時前に着けるのですから電車の旅も良いですよ。午後から充分ひとっ走りできます。
フルムーンパスは割安なうえ、グリーン車が使えるのが良いところ。今回の旅程も正規料金の2/3ほどで済みました。自転車も予約しておけば大型荷物のスペースに近いシートを取ることができます。それにしても京都-新大阪間だというのに車内はガラガラ。たぶんGoToキャンペーンなんかが始まるときっともっと混んじゃうんでしょうね。
いつ旅に出るのか、どんな方法で旅をするのか、自分にとっての安全って???
この時代、各々でしっかり考えて旅の計画は練らないといけませんね。
出水駅は屋根の有るスペースが十分あるので自転車を組み上げるのも楽々です。
天気予報は直前まで雨の予報だったのに、着いてみると雨は上がっていました。昼食は駅前のどこか懐かしい洋食屋さん(ライラック)で済ませました。安くて美味しかったです。
走り始めると道端には菜の花、空にはヒバリの声。
少し風はありましたがやんわりと暖かくどこからか漂う梅の香りを感じます。
もう、しっかりと春が始まっています!
そして、あれに見えるは!
海沿いの開拓地から餌を求めて近隣の田畑にも鶴がたくさん飛んできています。
これらはナベヅルでしょうか。。
真鶴やクロヅルも混在しているようです。
しかもそれぞれの幼鳥もいてなかなか見分けるのが難しいです。
いやー、面白いほど居ますよ。
飛んでる姿は更に美しいですね。
翼の先が黒いのでソデグロヅル?
いやいや、喉も黒いので真鶴でしょうか?
こちらが正真正銘の真鶴。丹頂とはまた違う美しさがあります。
すでにピークを過ぎていましたがこの迫力です。
鶴の寝床になっている海辺の開拓地はこの時期は車の侵入は制限されているところもあります。
その点、自転車は自由。
日本にこんなところがあるのが嬉しくなりました。
さて、開拓地を過ぎれば海沿いの小さなアップダウンの始まりです。
この日の目的地は海を渡った長島にあります。
赤い土で育てるジャガイモがこの島の特産品。
段々畑が良い感じです。近づくとほとんどがジャガイモ畑です。
そして、あのオレンヂ色の屋根がこの日のお宿。
夕暮荘と言う名の民宿ですが、夕暮前にたどり着けて良かったです。
走行距離 34km
獲得標高 +489m/-473mm